ライティングはいくらが適正価格?単価を引き上げる方法

  • | 公開 2021年05月04日
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ライティングはいくらが適正価格?単価を引き上げる方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。文章書き、コンテンツ制作者の価値、本当はもっと高いはず!

「毎回がんばって書いているけど、もう少し単価上がらないかな…?」

記事・webコンテンツの作成を、会社の仕事として、またはフリーランス(副業含む)として受ける時、もらえるお金が高ければ高いほど嬉しいですよね。

しかし、ライティングのお仕事は業界的にも低価格構造が作られてしまっているため、実際はとても安い。

単価が安いとは、発注者(企業)に使われるのと同じこと。
単価が高いとは、自らの価値を提示して発注者(企業)と対等な関係になること。

単価の安さの秘密や原因、単価の上げ方などを書いたので、本来あなたが受け取るべき価値(金額)を認められて、稼げる仕事になるキッカケとなれれば嬉しいです。

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記事・webコンテンツ業界の現状

私自身、インターネット業界に身を置いて10年以上過ぎていますが、昔と比べてコンテンツの量が爆発的に増えていると感じています。

  • 誰もが手軽にコンテンツを作れるようになった
  • マスではなくデジタルマーケティングが主流になった
  • 時代やニーズの変化によるオンライン行動が活発化した

そして、この世の中は情報があふれて似すぎているものばかりに。

この状況で、新たに作った記事・webコンテンツで検索上位に入ろうと思ったら、生半可なコンテンツでは太刀打ちできません。

しかし、未だにコンテンツを量産して質が伴わない「数」押しの戦略をとっていることも多い。

どの企業さんも潤沢な予算があるわけではなく、競合他社に勝とうとして、どうしても「数」で攻めたくなる気持ちは分かりますが、それがライティングの単価を低くしている原因にも。

自社リソースが足りなければ外注を使う

記事・webコンテンツの作成には当然お金がかかりますが、誰でも作れる範囲から、専門知識がなければ作れないものまで幅広い。

また、全てを自社で対応できればいいですが、既存事業を運営するのに人員のほとんどを割いており、コンテンツ制作に手が回らない方が状況としては多い思います。

そうなると、外部の方にライティングをお願いするのですが、そもそも手が回らない状態は、余分な資金を回せる状態でもないので、切り詰めて依頼をすることに。

単純に言えば、こんな状態がライティングの単価を下げる原因にもなっているんです。

コンテンツ事業を展開している会社も外注している
記事・webコンテンツの制作を受けている会社も、自社だけでは対応できないのと、外部を活用すればもっと案件が受けられるので、ライティングパートナーを多く確保しています。しかし、関わる人が多くなることで、内製だけで作るよりもコストが増えて利益が下がる。そんな状態に陥っている会社もあります。

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ライティングって簡単?難しい?

記事・webコンテンツを作るためのライティング業務、簡単に言えば「文章を書く」ことですが、一般的に価値を低く見られがちです。

それは、誰もが日常的に文章を書いているから、簡単だと思えてしまう錯覚によるもの。

ライティングはスキル職でもあるので、単純に文章を書く事とは段違いで難しく、依頼側とライティングを受ける側の認識違いが発生しています。

依頼側:文章書くのって簡単だし安くていいよね
受け側:専門知識も必要だし検索上位になるのは難しい

依頼側は単純に自分達の代わりに「文章」を書いてくれる人を探していますが、記事・webコンテンツの多くは、検索上位に入れることを前提に依頼されることが99%(体感値的に)なので、実はとっても難しい。

依頼側と受け側の認識違い

検索上位に入ることが前提として、例えばあるテーマで1~3位以内を取りたいコンテンツがあったとします。

A社 :1位 10,000字
B社 :2位 8,000字
自社:安さを基準に3,000字で依頼

文字数が全てではないですが、情報量の多さが網羅性や必要な情報が入っている状態を作りやすくなるため、競合他社よりも文字数が低い依頼は、そもそも検索上位に入らなくていいと言っているようなもの。

厳しい言い方をすれば、競合他社に勝つためのコンテンツなのに、あえて負けるために依頼しているのと一緒。

コンテンツ単体で検索上位を目指すのは難しい

ライティング依頼が発生する状況として、依頼側は自社のオウンドメディア(ブログ・公式サイト・キュレーションメディアなど)を持っていることが多いと思います。

特定のテーマでオンライン集客を目指すのであれば、そのテーマに合わせたキーワードを選び、記事・webコンテンツを作っていく。

しかし、コンテンツを1つ作ったからといって、いきなり検索上位が取れるかと言えば全然違います。

検索上位になる特徴として、

  • 競合他社が少ない
  • 他と比べて品質が圧倒的に高い
  • メディア自体の蓄積されたパワーが強い
  • 特定テーマの情報が蓄積されて専門性が出ている

実は、いくらコンテンツ単体で頑張ったとしても、検索上位になる要素としては1つだけなので、そもそも難しいのです。

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ライティングの単価が低くなる原因は?

ライティング依頼は、業界的な構造によって安くなりがちですが、これは記事・webコンテンツ業界特有のものではなく、他の業界にもある中間マージンによるもの。

階層構造
パターン① 依頼 → 直受け
パターン② 依頼 → 直請け → パートナー

自社で全てライティング業務ができる人材豊富な会社であればいいですが、多くは外部パートナーと連携して記事・webコンテンツを作っているため、依頼単価が抑えられる傾向があります。

その他にも単価が安くなりやすい状況として、

  • 依頼側の予算が少ない
  • 依頼側に決められた予算がある
  • とりあえず安く依頼を出してみる
  • メディアを立ち上げたばかりで評価がゼロ
  • 成果が出てないメディアの立て直し
  • 依頼側が高すぎる目標値をもたされている

などなど、予算が出せない状態でコンテンツ依頼が出される状況が多いことによって、出回っているライティング依頼の単価も低くなる。

その反面、ライティングの単価が高くなるケースもある。

  • 資格、経験などを提示している
  • ポートフォリオを持っている
  • 紹介経由(他人の信用が加わっている)

何かしらで信用を積み重ねている場合、その人のライティング単価は高くなりやすい。

少しまとめると、依頼側の都合で進めると単価が安くなりやすく、受け側の都合が加味されると単価が高くなりやすい。

このバランスをどちらに傾けさせるかによって、ライティングの単価を変えることができます。

内製でオウンドメディアのコンテンツ制作をしている場合

お客さまの記事・webコンテンツを納品する仕事ではなく、自社が保有しているオウンドメディアに対してのライティングの場合、自社だからこそ安く見られてしまうこともあります。

  • 自社だからリソース無限だと思われている
  • 目標設定で数値目標ばかり負わされて数に走りやすい

特に「数」の目標設定がされていると、件数をこなす=評価となり、コンテンツ本来の価値が評価されない状況が作られます。

例えば頑張って作ったコンテンツ、最初は反響がなかったものが、数か月後に月間リード100件も得られるコンテンツに化けたとしても、数による評価なのでコンテンツ制作者に対して評価は一切プラスされない。

会社としてはすでに数で評価をしているため問題ないと判断しますが、コンテンツ制作者としては結果を出しているのに評価が上がらない精神的なストレスが増える一方。

このように「人」ではなく「リソース」でしか見れていない組織は、スタッフは定着せずどんどん離れていきます。

ライティングの単価が安すぎると何が発生する?

ライティングの単価が安すぎると何が起こるのか。

  • 専門性が足りない
  • 情報量が少ない
  • 情熱がない

誰でも書ける、どこにでもあるような記事が量産されてしまい、結果的に成果が出せないから、数で押し切ろうとさらに低い単価で…このように負のスパイラルにもなります。

GoogleからもE-A-Tと呼ばれる、専門性・権威性・信頼性を感じられるコンテンツが作れないと、上位表示できないと言われている状況のため、ライティングの単価については改めて考える必要があります。

ライティングの単価相場は?

ライティングの単価、本当はどのくらいが相場なのか気になりますよね。

厳密に言えば、状況次第で変わるのですが、私の経験による話と業界的なところから見れば、下記のようなイメージ。

依頼方法文字単価
直接(フリーランスなど)専門知識なくても書けるライティング1円前後
企業へ依頼依頼企業を挟んだライティング5~10円前後
直接 or 企業へ依頼専門的な知識が必要なライティング10~15円前後

私が今までに依頼した経験から言えば、専門性が高いコンテンツについては、2500~3000字でも5万円前後の費用がかかりました。

例)専門家への依頼単価
弁護士:1文字15円前後
占い師:1文字15円前後

専門家へ発注する場合は「専門的な情報」を頂くことに対しての費用のため、かなり高くなるのです。

逆に言えば、専門知識がなくてもライティングできる内容は低くなりやすい。

クラウドワークスで仕事の求人を見ると、文字単価が1文字に対して0.1~0.5円など安いものが多くて、内容を見ると専門的な知識がなくても書ける内容。

ライティングの単価には、専門性が大きく関わっている証拠でもあります。

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ライティング単価を高く引き上げるには?

文章を作るだけで単価を上げるには、専門性が必要となりますが、受けたいライティング内容に対して、専門性を持っていない場合もありますよね。

そんな場合は、専門性以外で単価を高くするポイントを抑えれば大丈夫。

領域詳細
① 調査指定されたテーマに対してキーワードの調査を行う
② 設計ライティングをするためのプロットとして文章構成を作る
③ ライティング文章構成や依頼に対するライティングを行う
④ 調整対応あり、なしライティングした内容の調整の有無
⑤ 編集他人がライティングした内容を編集する作業

ライティング業務に主に、この5つの作業があり、どの範囲を対応するかで単価も変わってきます。

安い ③のみ
普通 ②+③
高め ①+②+③
高い ①+②+③+④
高い ⑤(編集者として複合的に動く)

例えば、1記事3,000文字で10,000円と高めで提示されたとしても、蓋をあけてみれば①+②+③+④の全てが入っており、難しい内容で労働時間が長くなる場合も。

これらに加えて、単価には含まれない日々のやりとりや打ち合わせ(対面やZoomなど)も含めると、安すぎることも多いんです。

そのため、どの範囲を行うのか理解することと、単価を上げるのであればライティングだけではなく、対応範囲を広くしていくことが大事。

調整「あり」「なし」で大きく変わる?
調整を柔軟に受け付ける契約でライティングに入った場合、依頼側がどんな仕上がりになるのかイメージできていないと、その後の調整が増える可能性もあるため気を付けましょう(※全変えなども)。

関わる媒体・テーマによっても単価が変わる

受ける案件によっても、単価の上げやすさは変わってきます。

すでに力をもつ媒体でのライティング
媒体のそもそもの評価が力を貸してくれて検索上位になりやすい

公開したばっかりのメディアでのライティング
評価が0に近しいため、どんなに良い記事を作っても検索上位にはあがりずらい

公開して時間が経ってるけど成果がない媒体でのライティング
媒体自体の評価が低いため、どんなに良い記事を作っても検索上位にはあがりずらい

あなた自身がどんなにすごいライティングスキル・専門知識を持っていたとしても、関わる媒体によって得られる評価が変わってきます。

ライティングを仕事にするなら、納品後に得られる評価(信用)を活用して、単価を高めていくのですが、評価があがりにくい媒体でのライティングはそれができない。

関わる媒体も意識して頂くのがオススメです。

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ライティング単価の引き上げ成功・失敗、あなたはどちらのパターン?

頑張ってライティングをしても、ずっと単価が低くて数をこなすだけのパターン、もしくは毎回ライティングしたものを活用して、どんどん信用を高めて単価を引き上げるパターン、あなたはどちらですか?

進め方一つで、稼ぎも変わってくるため、どのような思考で進めていけばいいのか、一度見て頂けるとうれしいです。

自ら単価を安くしている人の特徴

費用と同等、または少し低いくらいの価値が出せる記事ばかり書いている

受けるライティングに対して、価値をどこまで出せているのか。

例えば3,000文字の依頼を受けた場合、3,000文字でピッタリ終わらせるのもプロとしてのお仕事ですが、そのテーマを説明するには、そもそも3,000文字では終わらない場合もありますよね。

クライアントを意識すれば、依頼された文字数内で終わらせるのが正しいかもしれませんが、実際にコンテンツを見てくれるユーザーさんの満足度を考えると3,000文字以上で説明した方がいい。

その意識を持っているか、持っていないか、マインドセットの違いによっても、今後の成果が変わってきます。

常に、依頼された期待以上を目指す意識を持つことが大切です。

ポートフォリオを持っていない

ポートフォリオとは、今まで対応した案件・納品物など、あなた自身の成果を他の人にも分かるようまとめたもの。

ポートフォリオを持っていれば、すぐに自身の実績を相手へ伝えることができ、単価交渉にも使えます。

依頼側も、本当にその単価で依頼して、希望通りのコンテンツに仕上げてもらえるのか不安だからこそ、まずは安い単価で提示してくるため、依頼側の不安を払拭できるかが、単価を引き上げるカギになります。

自分の専門性に気付いていない

専門性とは、ファイナンシャルプランナー・弁護士など、何か難しい試験に合格した人が身に付ける知識だと思われがちですが、専門性は身近なところに転がっています。

例えば、今まで身を置いてきた業界があれば、業界に関する知識を持ち合わせているため、専門性と言ってもいい。

他にも、趣味で他人よりも知識を身に付けている領域があれば、それは立派なあなたの専門性。

自分の専門性に気付いていない人ほど、誰でも書けるようなライティング依頼を受けてしまって単価を低くしているため、どんな専門性を持っているか改めて考えて頂くのがオススメです。

単価を高くしていく人の特徴

初期は安くても期待以上を納品し続ける

最初に受けるライティングは費用が安くてもいいですが、毎回クライアントの期待を上回る、または依頼以上の価値を感じさせる対応を行い、信用を積み重ねていく。

その信用が信頼へと変わり、依頼範囲がライティングだけではなく、調査・構成などにも広がったり、信頼があるからこそ単価交渉にも応じてもらいやすくなります。

常に期待値の前後ばかりを狙ったライティングをしていると、信用が溜まりずらいため、先に進めなくなる。

ライティングで稼ぐ人は、信頼の貯め方が非常にうまいのです。

得られた成果をすぐに活用する

今まで対応したライティングの中で、何か成果が上がったもの、または好評価を得たものがあれば、すぐに次へ活用できる状態にします。

ずっと対応案件を回し続けていると、書くことばかりに集中してしまって、過去案件の評価に気付いていない場合も多い。

単価を高め続けている人は、自分が出した実績をうまく活用して、次の交渉に臨むサイクルを作っています。

信用を高めるPDCAを行っている

ライティングのスキル、または専門性だけが評価されるポイントではありません。

それをしっかり理解している方は、仕事を受ける際のやりとり、またはお礼などの言葉一つ一つに注意しながら、依頼主とコミュニケーションをとっています。

小さいことをコツコツと行い、信用を高めるPDCAを回しており、単価を高める王道を走っている。

自分の可能性・領域を広げている

受託として、依頼されたものを確実にこなす意識だと、どうしても狭い範囲でしかモノゴトが考えられない・判断できないため、その狭さが単価の低さを生み出している場合も。

例えば、案件を受けるだけでなく、こまめに自分が行ったことを対外的にアピール(SNSなど)をしたり、ブログや今ならnoteを使って情報発信を行う。

誰かに見つけてもらうのを「待つ」意識ではなく、見つけてもらう行動を自ら行う意識が、結果的に単価を高めていくことに繋がります。

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やってはいけないライティングの仕方

ライティングの単価をあげて、稼げる状態を作っていきたいですが、やってはいけない稼ぎ方があります。

頑張って書いたのに、結果的にマイナスになる状況は嫌ですよね。

そのため、やってはいけない単価の上げ方など、事前に知っておきたい情報を確認しておきましょう。

依頼内容に対して専門性が0でも引き受ける

単価の高さは、専門性に大きく左右されますが、単価が高いからといって専門性がないテーマのライティングへ無暗に飛び込んではいけません。

もちろん、専門性がなくても、書籍を読んだり情報リサーチを駆使して身に付けることもできますが、納品日が決まっている状態ではなかなか勉強・情報収集ができない場合も。

ユーザーさんやGoogleから評価されるコンテンツとは、ただ専門的な情報を羅列すればいいのではなく、書き手自身がその情報を理解し、相手に分かるようかみ砕いて説明できるレベルの専門性とスキルが必要です。

にわか知識では求められている品質に達しないこともあり、

  • 修正が大量に入ってくる
  • クレームになる
  • 次も依頼してくれない

無駄に対応工数もかかって、チャンスを逃す場合だってあります。

安い案件をずっと受け続ける

稼ぎたいからと、数をこなそうとして案件を受け続ける、さらに単価の安いものばかり。

最初は数をこなして「量」を優先した稼ぎ方もいいですが、ずっとその状態をキープするのは精神的にも肉体的にも難しいものがあります。

例えば文字単価2円で、月間20万字を書いたら40万円と、そこそこライティングで高いお金を得られますが、20万字を書くのは大変ですよね。(1日5~6千文字計算)

いずれは労働ファーストの「量」から、価値ファーストの「質」へ切り替えないと、ライティングで稼いでいくことは難しくなります。

自分は「安い」のが当然だと思ってしまっている

当然、安い単価でライティングしてくれるのであれば、依頼者側はうれしいです。

しかし、その安さがあなたの成果に対して適正ではない場合も多い。

依頼側の都合でしか金額判断がされない状態をずっと続けていると、交渉する判断力も衰えてしまい、言われるがままライティングをし続けることにもなります。

あなたのライティングは、もっと価値あるものなので、安いのが当然だと思わないでほしいです。

あなたのライティングの価値(適正価格)を確かめる方法とは?

あなた自身のライティングが、本来どのくらいの価値を持っているのか。

すでに依頼が出されている案件を受ける場合は、企業側の都合による単価設定なので、ここを覆すことは難しいのですが、それ以外であれば交渉の余地は十分あり、単価を高めることができます。

どんなことがライティング単価を引き上げるのに役立つか、確認頂けるとうれしいです。

項目詳細
経験業界業界特有の話は、実際にそこに身を置かないと経験できないものなので、価値が高い。
所属コミュニティ団体や勉強会、またはライティングに関係しないコミュニティであっても所属していれば、その恩恵を受けることができます。
スキルライティングのスキルの有無。(実際に行った案件を見せるのが早い)
場数どんな媒体で、どのような執筆を、どのくらい行ってきたのか。
資格ファイナンシャルプランナー、弁護士、建築士、中小企業診断士など資格を持つだけでも専門性を伝えることができます。

ライティングの単価は、専門性によって高いか低いかが大きく変わってきますが、専門性と言っても一言では表せないほど、さまざま情報が複合的に混ざり合っています。

それだけでなく、

単価が低くなりやすいのは、文章を書くことに対して対価を支払うパターン。
単価が高くなりやすいのは、オリジナルの情報に対しての価値を支払うパターン。

「対価」と「価値」のどちらに意識が向けられているか、もっと言えば「対価」と「価値」の両方を合わせられれば単価が高くなる。

あなたも、少しでも「価値」を出せる部分があればそれを盛り込んで、単価を高くしていくことがオススメです。

最後に。

ライティングでは、何に価値がついているのか理解すると、それを活かすことで単価を高めていけます。

また、依頼側の求めに応じることは大切ですが、本当の評価者は記事・webコンテンツを見てくれるユーザーさん。

専門性に加えてSEO・読みやすさなどは、ユーザーさんの満足度を高めるオプションでしかないので、今も昔もユーザーさんの感じたことが全て。

その意識のもと、ライティングができればコンテンツの反響が高まり、あなたへの直接依頼も増えていくため、ユーザーさんに信頼してもらえるコンテンツ作りを意識して頂くのが、一番の近道かもしれません。

単価を高くしていくためには、コツコツとユーザーさんに信頼してもらえるコンテンツ作りが一番大切ですよね。

著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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