良い”キーワード選び”とは?ユーザーにモテるための戦い方

  • | 公開 2020.09.23

キーワード選びを間違えてアクセスが伸びず、上司や社長から怒られるのは嫌ですよね。
著者:sugiyama(@osugi_39)

オウンドメディア運用、または各種SNSなど、キーワード(テーマ)選びを間違えて、目的達成できずにいませんか?

例えば、アクセスが見込めるキーワードを選んだはずなのに、思ったように伸びていないこともありますよね。

何を選べば成果が出るのかも分からず、私も最初は確信が持てないままキーワードを選び、コンテンツを作っていました。

当然、やってもやってもアクセスは伸びない…。

しかし、選び続けていくうちに、成果が出やすいキーワードの特徴が分かったことで、1年後に10倍のアクセスまで伸ばす経験ができました。

キーワード選びに迷われている、または確実に成果を出したいあなたの、何かキッカケになればと思い、良い”キーワード選び”をするための情報をまとめています。

この情報が、少しでもお役に立てられれば嬉しいです。

※ 今回はオウンドメディア(ホームページ、公式サイト、ブログ、キュレーションメディアなどのweb媒体)についてのキーワード選びを中心に情報化しています。

あなたがキーワード選びに確信が持てない理由

「選んだキーワードで成果が出ないことが続いた…。」
「考えて運用しているのに、なかなかアクセスが伸びない…。」
「そのうち、何を選んでいいのか分からなくなってしまった…。」

このように、キーワード選びで苦戦していませんか?

どんどん競合他社に追い抜かれたり、社内からの圧力で数字を追わされる状況にもなっているのに、成果がでないと自信を無くしてしまうのは当然。

私も同じように、経験0から進めたオウンドメディア運用で、何か月も睡眠時間を削って、もがいていた時期があります。

オウンドメディア運用の重要なポイントは、コンテンツの品質を高め、少しでも多くのユーザーさんに見に来てもらえる媒体にすること。

集客を高めることで、経営課題そのものを改善する動きをとれるのですが、アクセスが伸びないとその効果も小さい。

アクセスが伸びない原因としては、アクセスを増やしやすいキーワード、またはコンバージョン(問合せ・申込・依頼など)に結び付きづらいキーワードを選んでいる可能性が高いです。

他にも、選んだキーワードに対して、十分な情報を盛り込めてないので、ユーザーさんやGoogleからの評価が低くなってしまっている場合も考えられます。

つまり、最初のキーワード選びで何かズレが起きているため、成果が出ないことが続き、それが確信を持てない理由になってしまっている。

成果が出やすい良い”キーワード選び”は、何か特別なスキルや知識がなければできないものではなく、コツを掴めば誰でもカンタンにできてしまえるものです。

下記では、少しずつキーワード選びがカンタンに行えるような思考や方法を紹介していますので、見て頂ければ嬉しいです。

キーワード選びが上手くなると、情報を探すプラットフォーム全てで活用できる。
・Twitter(ツイッター)
・facebook(フェイスブック)
・Instagram(インスタグラム)
・Pinterest(ピンタレスト)
・note(ノート)※ その他マッチングアプリなど、どんなシーンでもキーワード選びの技術が流用できる

良い “キーワード選び” とは?

アクセス(PV)を増やすため、またはコンバージョンが増える良い”キーワード選び”とは、どんなものなのか?

オウンドメディアの運営で言えば良いキーワードとは、

  • アクセスが増える(認知度の拡大)
  • コンバージョンが増える(好意度の向上)

主にこの2つを指すので、これらに該当するキーワードを選ぶことが、良いキーワード選びとも言えます。

そもそもアクセスとコンバージョンを増やすのは、経営課題を解決するためですよね。※ 課題によっては、コンバージョンが指標に入らない場合もあります。

経営課題として、

  • 収益の向上
  • 人材の強化
  • シェアの拡大
  • 新規事業の開発
  • 事業再編
  • ブランドの向上

これらがあったとすれば、オウンドメディアを活用して認知を広めたり、ユーザーさんの好意を高めてファンになってもらうのが解決の糸口に。

やり方は色々ありますが、認知度拡大と好意度向上がすべての課題にヒットしますので、アクセスを増やすこと、コンバージョンを増やすことが、経営課題を解決することに繋がってくると思います。

なぜ経営課題のお話を出したかといえば、あなたの周りには競合他社がわんさかいる状態であり、商品やサービスも似ている場合が多いはず。

その中で「うちはこんな機能があります!」と違いをアピールするのは、最初はいいかもしれませんが、他社も簡単に真似ができたり、その市場が成熟してしまえば、あなたの会社を選ぶ理由が無くなってしまいますよね。

単純な比較では優劣が付きにくくなってしまうため、いずれは社会との関わり方(理念など)やどのような考えをもっているのかを発信し、サービス・商品の性能以外で他社との違いを伝えていくことが必要になってくる。

しかし、オウンドメディアを運用したからといって、すぐに効果がでるわけではないため、地道に育てていくことが大事。

つまり良いキーワード選びとは、
過去・現在・未来において自社にとって有利に働くキーワードを選ぶこと。

この認識をキーワードに対して持って頂くのがオススメです。

経営課題の解決に結びつかないキーワード選んだ場合は?
・アクセスは増えたがコンバージョンが増えない
・コンバージョンは増えたが見込み度が低くて顧客化しない
・そもそもアクセスが増えない

良いキーワード選びマトリクス

良いキーワードが選べるよう、改めて図解にしてみました。

参考になれば嬉しいです。

良いキーワード選びマトリクス
マトリクス優先度難易度詳細
・経営課題が解決できる
・PV、CVが増やせる
1番目自社にとって必要な集客となるため、積極的に狙っていくキーワード。
・経営課題が解決できる
・PV、CVが増やせない
2番目PV・CVは増やせないが、経営課題の解決に結びつくため、狙っていくキーワード。
・経営課題が解決できない
・PV、CVが増やせる
3番目狙っても効果は薄いため、優先度は低め。
・経営課題が解決できない
・PV、CVが増やせない
選ばない課題も解決できない、PVもCVも増やせられないのであれば、このキーワードは選んではいけないものになります。
※ 競合他社が強すぎる場合は、優先度2番目の内容から進めていきます。

この順番で優先度をつけていくと分かりやすいかもしれません。

重要なのは「経営課題が解決できる」「PV・CVが増やせる」キーワードなので、どんなキーワードが該当するかは、次で事例を交えて見ていきたいと思います。

PVが少なくていい場合もある
・1件の売上単価が高い or 利益が高い
・申し込みなどCVが得られやすい
・CV後の成約がしやすい

どんなキーワードを選べばいいのか?

経営課題が解決できる・できないキーワード。
PV・CVが増える・増えないキーワード。

これらはそれぞれどんなキーワードを指しているのか。

種類としては、大きく2つに分けられると思います。

1つ目:認知の拡大 → 知っているヒトを増やせる
2つ目:好意の拡大 → 好きになってもらえる

具体例を見ながら、どんなキーワードを選べばいいのか見てみたいと思います。※ 経営課題は企業それぞれなので、下記の事例は全て収益拡大を課題としています。

例①:オウンドメディア(公式サイト兼ブログや採用)

公式サイトがブログと一体化したオウンドメディアであれば、うまく活用できれば売上UPや採用強化など、さまざまな効果を期待できるようになります。

どのように経営課題を解決するかと言えば、

  • ターゲットユーザーさんを引き寄せる
  • 事例や活動を通して自社を知ってもらう

メインは、信頼できる会社なのかを示すこと。

信頼を感じてくれる人を増やせれば、ビジネスが大きく変わります。

良いキーワード選びマトリクス:オウンドメディア(公式サイト兼ブログや採用)のキーワード図解

企業としての信頼感を押し出していくため、自分たちの技術に関する情報や、仕事への取り組み方を伝え、なおかつPV・CVが増やせるキーワードを選んでいきます。

他にも、圧倒的な品質(専門性・情報量)のコンテンツを作るのもオススメ。

頼んで損はしないのか?
信頼できるのか?

企業対企業(BtoB)でも企業対個人(BtoC)のどれであっても、結局は人同士の関係性によって繋がりが生まれます。

そのため、効果を高められるキーワードを選び、信頼を作り出せて、尚且、自社が自信を持てる内容でコンテンツを作っていきましょう。

参考:サイバーエージェント / メルカリ

例②:オウンドメディア(自社サービス・商品・新規事業)

多くの会社さんで活用されているオウンドメディアの使われ方としては、集客したユーザーさんを、自社サービス・商品の販促へ繋げること。※ 自社サービス・商品とは、SaaSなどのサービスであったり、実際に手に取れる商品(モノ)などを指します。

この場合の経営課題を解決するには、

  • ターゲットユーザーさんを引き寄せる
  • 今後ターゲットとなるユーザーさんを引き寄せる
  • 自社サービス、商品が必要な状態へ育てていく

ユーザーさんに見にきてもらったとしても、今は買い時ではない場合も。

必要になったタイミングで的確に情報提供を行い、どんどん自社サービス・商品の必要性を伝えていく事で、申込・購入の意思を強くさせていくことが必要です。

この場合のキーワードは、

良いキーワード選びマトリクス:オウンドメディア(自社サービス・商品)のキーワード図解

例えば自社サービスを販売したい場合、ビッグキーワードと呼ばれる月間検索ボリュームが高いキーワードは、アクセスなど増やせる反面、まだ要件が固まっていなかったりフワフワしている状態なので、実際に契約してくれる確率は低いです。

その逆で「オウンドメディア 構築 費用」など、ある程度ユーザーさんが何をしたいのか明確化しているタイミングで見に来てもらうことができれば、ユーザーさんの状況とマッチングして、契約してくれる確率は高くなる。※ 同時検索キーワードの数が増えると、PVは下がるがCVは上がります。

ユーザーさんの状況を理解して、気持ちの温度感が高いキーワードを選べると、成果が出やすくなります。

他にも、サービスや商品の違いだけではなく、運営している会社の理念や現場の雰囲気が分かる情報を見てもらうことで、安心感や信頼感を感じてもらえると、先の展開に進みやすくもなる。

このような場合は、運営者ブログなども取り入れるのがオススメです。

参考:サイボウス式 / LIG

例③:オウンドメディア(広告)

オウンドメディアに広告(Google AdSenseなど)を貼り、収益を作るビジネスモデルの場合は、経営課題に対して、こんな解決策がありそうです。

  • ユーザーさんをたくさん引き寄せる
  • 複数ページを見てもらう
  • 継続的に見てもらう

広告モデルの場合は、掲載した広告をクリックしてもらう必要があるため、とにかく大勢のユーザーさんに見てもらう必要があります。

また、全てのページで広告が掲載されているため、見終わったページ以外も見てもらえれば、そこでまた広告をクリックしてもらえる可能性が高まるため、見てもらうページ数を増やしたり、類似ページへ誘導することが大事。※ 場合によっては、全てのページに広告は掲載されていない場合もあります。

このような場合はどんなキーワードを選べばいいのか。

良いキーワード選びマトリクス:オウンドメディア(広告)のキーワード図解

たくさんのユーザーさんに見てもらい、さらに興味関心を示す類似ページを用意することで、ユーザーさんは何ページにも渡って見てくれるようになります。

業界やテーマにもよりますが、検索ボリュームが高いキーワードを選ばなければ、そもそもたくさんのユーザーさんに来てもらえない。※ 検索ボリュームが高いキーワードは競合との戦いになります。

ユーザーさんに見もらう頻度を高めるキーワード選びが、広告モデルのオウンドメディアでは必要。

または、完全なオリジナルコンテンツを作り、継続的なファンを作り出すことで収益をあげている場合もある。

参考:ロケットニュース24 / grape

例④:マッチングサイト(ポータルサイト)

マッチングサイトでは、ユーザーさんとマッチングサイト側に登録している加盟店さん(または個人)を、たくさん引き合わせなければいけません。

そして、マッチングサイトのビジネスモデルが、顧客紹介ごとに課金が発生する紹介課金であれば、

  • ユーザーさんをたくさん引き寄せる
  • 申し込みのハードルを下げる
  • 角度の高い顧客を獲得する

これらが経営課題を解決する方法と言えます。

紹介すればするだけ、事業にとっては利益になるので、申し込みさえ取れればいいとなってしまいがちですが、加盟店さん側は、見込みが薄いユーザーさんを対応すると、無駄な出費が増えていく。

いづれはマッチングサイトの不満が増えていき、解約されてしまう場合もでてきます。

加盟店さんが少なければ、ユーザーさんをたくさん引き寄せても意味がないので、申し込みの質には拘る必要があります。

そのため、これらの経営課題に対して、PV・CVが増やせられるキーワードを当てはめてみると、

良いキーワード選びマトリクス:マッチングサイトのキーワード図解

このような形になります。マッチングサイトの運用経験をもとにしたマトリクス。

特に選ぶべきキーワードに選定したのは、

  • 初心者系
  • お金系
  • 失敗談系
  • メジャーな基礎知識系

これらなのですが、選んだ理由としてはマッチングサイトを使う動機になりやすい、不安など心の痛みを強く感じやすいキーワード。

不安や痛みを感じる度合が強いキーワードほど、成果を上げやすくなります。

業者選びに失敗したくなかったり、大切なお金を無駄にしたくない。

またはこの業界が初めてのため、相場であったり基礎知識の情報を得ようとしているユーザーさん。

初心者のユーザーさんの特徴
とにかく「何が分からないかが、そもそも分からない状態」であるため、最初のファーストコンタクトとして難しい内容ではなく、まずは自分自身で思い浮かび、簡単に調べられるキーワードから探そうとしています。

逆に、たくさんの情報を収集する手間を惜しまず、自分自身で納得いくまで調べ上げた上で選ぶユーザーさんの傾向としては、マッチングサイトを使わず自分自身で進めていってしまう。

そのようなユーザーさんを引き付けたとしても、お客様になってもらえる確率は低いため、マッチングサイトを利用したとしても、見込みも低くなり、成果にもなりづらい。

テーマにもよりますが、マッチングサイトの場合は、業界初心者さん、または解決したい不安が強いユーザーさんへのアプローチを強化するのがオススメです。

参考:ストアカ / ペアーズ

良い “キーワード選び” ができないと何が起こる?

良いキーワード選びができないと、結局は時間をかけただけで、成果があげられないオウンドメディアになります。

その結果、

上司や社長から呼び出される…。
事業が停止に追い込まれる…。

頑張ってきたのに、その頑張りが全て水の泡になってしまう場合も。

オウンドメディアは、成果を出すために時間も予算も必要なため、立ち上げ・運用当初はどうしても金食い虫さんになる。

オウンドメディアの費用対効果を簡易的に表す図解

そのため、私の場合は立ち上げてから数年間、全くの売り上げゼロだったので、いつ運営停止になるのか、自分の仕事がいつ無くなってしまうのか、ブルブル震えていた時期があります。

良いキーワード選びは、単に経営課題を解決し、PV・CVを増やすだけではありません。

作っていく一つ一つのコンテンツが、オウンドメディアの未来を作り、チームや組織、または会社全体の成長にも繋がっていく。

単なるオウンドメディアの運用担当者が、会社の事業責任者として昇格することだってできるんです。

たかがキーワード、されどキーワード。

キーワード選びに対して、良い意思決定をすることが、オウンドメディアの成長には必要です。

いまさら聞けないキーワードの特徴

実際に細かいキーワードの選び方を見いきたいと思いますが、その前にキーワードの特徴を改めて確認したいと思います。

知っておきたいキーワードの特徴は以下6つ。

  • 1. キーワードとは?ユーザーとキーワードの関係性
  • 2. キーワードの名称(種類)
  • 3. キーワードごとに含まれるユーザーの感情
  • 4. キーワードの作用反作用
  • 5. キーワードは変化する
  • 6. キーワードを探す方法

1. キーワードとは?ユーザーとキーワードの関係性

ユーザーさんが検索するキーワードとは、一体どんな存在なのでしょうか。

一般的にキーワードは「調べたい内容」だと解釈されることが多いと思うのですが、これでは良いキーワード選びをするには考えが足りません。

たとえば、オウンドメディアの構築費用を知りたいユーザーさんがいた場合、そのユーザーさんをどのように感じればいいのか、例を見てみたいと思います。

考え方の例
× オウンドメディアの構築費用を知りたい。
○ いくらかかるか分からない、どうしよう、上司に提案したいのにな。

このようにキーワードとは、ユーザーさんが抱えてしまっている不安や悩み、または問題解決への期待が、記憶の中から該当しそうな”言葉”として引っ張り出され、表面化された存在。

つまり、キーワード = ユーザーさんの感情そのものと言えます。

キーワードを選ぶとは、ユーザーさんの負の感情を軽くし、または解決するステキなことなので、あなたがもし、キーワード選びに苦手意識や、不得意な感情を持っているのであれば、ぜひ吹き飛ばしちゃいましょう。

それだけステキなことをしているんだと、改めて知って頂ければと思います。

2. キーワードの名称(種類)

キーワードを選ぶには、キーワードそれぞれに持たされた名称(種類)を知っておく必要があります。

すでに知っているものも多いと思いますが、改めての意味を込めて、見直してみませんか? もしかしたら何か新しい気付きが得られるかもしれません。※ 月間検索ボリュームの件数表示は、大まかな分け方となります。

名称(種類)月間検索ボリューム詳細
ビッグキーワード1,000以上単一キーワードや、月間検索ボリュームが高いキーワードのことを指します。誰もがこのキーワードを狙ってきますので競合が多いです。
例:転職、SEO、結婚など
ミドルキーワード500~1,0002つほど組み合わせたた状態のキーワードを指します。ビッグキーワードとの組み合わせが多いので、それなりの検索ボリュームがあります。
例:キーワード 選び方、コンテンツ 運用
スモールキーワード500以下3つほど組み合わせた状態のキーワードを指します。ユーザーさんが調べたいことに迫っているキーワードですが、検索される回数は少ないです。
例:会社 辞めたい 方法
ロングテールキーワード
(複合キーワード)
500以下キーワード自体の月間検索ボリュームは少ないが、ユーザーさんが継続的に「購入」「依頼」などのアクションを起こすキーワードです。ロングテールキーワードを取りそろえることでオウンドメディアのアクセスは安定します。
例:オウンドメディア マネタイズ、コンテンツマーケティング コンサルティング
サジェストGoogleなどのURLバーでキーワードを入れると、関連しそうなキーワードを検索エンジンから提案してくれたキーワードのこと。ユーザーさんのニーズは時期によっても変わるので、常に一定ではないが、ユーザーさんの検索行為を補助してくれる。(キーワード入力補助機能とも呼ぶ)
関連キーワード
(リレイテッドキーワード)
キーワードに関連する言葉のこと。たとえば「デザイン」というキーワードがあれば、それに関連する「web」「フォント」「グラフィック」などを指します。
共起語あるキーワードで記事が書かれた際、よく使われる関連したキーワードのことを指します。関連キーワードとも似ていますが、それよりも対象範囲が広いです。
お宝キーワード検索ボリュームが高いのに、誰も力を入れてコンテンツ化していないキーワードを指します。なかなか見つけることは出来ませんが、見つけたらアクセスアップに貢献してくれます。
SEO対策キーワードSEO対策を行う上で必要なキーワードのことを指します。

その他、キーワードに関して知っておきたい情報が以下になります。

名称詳細
月間検索ボリュームGoogleなどの検索エンジンで、月間検索される回数のことを指します。月間検索ボリュームが高いキーワードほど人気。
SEOSEOは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)と呼ばれ、検索エンジンに対して的確に情報を提供することで、検索上位を目指すことを指します。
SXOSXOとは検索体験の最適化(Search Experience Optimization)と呼ばれ、キーワードを検索したユーザーさんに対して、検索意図にぴったりな情報提供を行うだけでなく、コンテンツの内容含め、情報取得の際の体験価値を高めることを指します。
E-A-TE-A-Tとは専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(TrustWorthiness)の各頭文字をまとめた呼び方です。Googleの検索品質ガイドラインに記載されている、コンテンツ品質のガイド。
YMYLYMULとはYour Money or Your Lifeの略語で、Googleの検索品質ガイドラインに記載されている内容であり、ヒトの生活や日常に深く関わる「お金」「健康」などのページを指しています。通常のテーマよりもGoogleから厳しい評価基準を設けられており、Googleの方針から反すれば、一気にアクセスを落とす場合もあります。
難易度難易度が高ければ競合がたくさんいたり、そもそも専門的な知識がなければ難しいキーワードのレベルを表しています。キーワードを選びコンテンツを作ったとしても、難易度が高ければ検索上位を取るのは難しい。その逆で品質を十分に担保できれば多くのアクセスが手に入れられます。

キーワードだけでこんなにも色々な情報がありました。(これだけでも多いですよね)

全てを常に覚えておく必要はないですが、キーワード選びではこれらの単語が繰り返し出される機会が多いため、覚えて頂くのがオススメです。

検索ボリュームで違う特徴

キーワードを選ぶためには、それぞれのキーワードに対して、どのくらいのアクセスが見込めるか、検索ボリュームを調べるのが当たり前になっています。

検索ボリュームで、どのような違いがあるのか、それぞれ見てみたいと思います。

検索ボリュームが高い(ビッグキーワード)
・すでに検索上位が固定されてることが多い
・レッドオーシャン状態
・コンテンツ品質、サイトパワーなどを高めなければ太刀打ちできない
・圧倒的な品質を用意する必要があるのでコンテンツ作成は手間がかかって、誰もやりたがらない
・しかし獲れたらアクセスは増加

検索ボリュームが中間(ミドルキーワード)
・参入しやすいので検索順位の入れ替わりが激しい

検索ボリュームが低い(スモールキーワード)
・ややブルーオーシャン状態
・書けば比較的、検索上位に入りやすい
・コンテンツ作成で手間をかけなくても検索上位になりやすい
・しかし検索ボリュームが低いから誰もやりたがらない

見せかけキーワードに騙されないように

アクセスを増やすだけが目的であればいいですが、コンバージョンも必要であれば、たとえ検索ボリュームが高くても、見せかけキーワードに騙されてはいけません。

キーワード月間検索ボリューム
ホームページ49,500
オウンドメディア14,800

どちらも同じような意味を持ち、検索ボリュームが高く両方狙っていきたいキーワードになるかもしれませんが、「ホームページ」と「オウンドメディア」では違いがあります。

ホームページ
→公式サイトなどのイメージが強い

オウンドメディア
→公式サイトとは別の、事業やサービスごとの集客媒体

例えば、オウンドメディアの構築を得意としている制作会社の場合、「ホームページ」よりも「オウンドメディア」のキーワードを選んだ方が都合がいい。

検索ボリュームが高いからといって、自社が顧客としているユーザーさんが、検索しないようなキーワードでコンテンツを作っても、あまり意味がなくなってしまうんです。

経営課題や市場の違いもあるため厳密には区別できませんが、このように自社にとって見せかけキーワードもあるので、注意が必要です。

また、ビッグキーワード(単一キーワード)になればなるほど、ユーザーさんの中で明確な要望・希望などがないため、単なる情報収集のためだけに調べている場合も。

その場合は、CVへ結びつきにくいこともあります。

サジェストは検索サイトによって若干の違いがある

キーワードを選ぶため参考にしたいサジェスト情報ですが、実は検索サイトによって、表示される内容には若干の違いがあるんです。

サジェストには検索サイトによって若干の違いがある
  • 左:Google
  • 中:Yahoo!
  • 右:Bing

それぞれサジェストを並べてみましたが、出ている内容の違いもあれば、順番も違っています。

サジェストも参考にするのであれば、せめて3つほどは比較してキーワードの情報を集めておくのがオススメです。

3. キーワードごとに含まれるユーザーの感情

キーワードにはそれぞれ、ユーザーさんの感情が込められています。

この感情を理解すると、自社に合ったキーワードも選べるようになるので、要チェックや!(スラムダンクの相田彦一風)

まず、キーワードにはどんな感情が含まれているのか。

キーワードごとに含まれるユーザーの感情の図解

上記の図はおおまかに喜怒哀楽で表現しています。

ネガティブ系の感情に対して、ユーザーさんの反応が強い感情と書き入れましたが、それには理由があります。

それは、負の感情の方が感情が大きく揺れ動き、その深い悲しみや痛みを解決してあげることで、自社のファンになってくれる可能性が高いから。

たとえば転職の面接をした時、明日と1ヶ月後の回答では、どちらがいいでしょうか?
多くが翌日の回答を選び、不安をずっと持ちたくないと思う。

もう一つ、雨漏りが今しているのに、翌日と1年後の修理ではどうでしょうか?
これも翌日の修理の方が、断然うれしいですよね。

人間誰しも、不安や悩みをずっと持ち続けることはできず、どうにかして解消しようと自然と動いてしまうものです。

溜め続けたら、ストレスになったり、うつになる可能性だってある。

ユーザーさんが検索してまでキーワードを打ち込んでいるのは、自分自身の不安・不遇・悩み・問題などの課題解決を、なるべく早くしたいからになります。

その感情を理解し、寄り添ってあげることで、品質の高いコンテンツが生まれる。

大事なことなので、もう少しキーワードに関する感情を見てみましょう。

キーワードに含まれる感情を分解

キーワードは感情を可視化した存在なのは、何となく分かって頂けたかもしれませんが、実際にどう選べばいいのか、まだ不明点は多いですよね。

キーワードに関して、もう少し詳しくなって頂けるよう事例も見て頂きたいです。※ 心と身体は繋がっているため、体調に関する内容も入れています。

例:仕事に関するキーワード

キーワード例感情緊急度詳細
仕事 辞めたい・不安
・辛い
・怖い
・体調悪い
★★★仕事場の環境、または仕事内容に対して強い心の痛みを感じている状態。一刻も早く辞めたい。待てない。
仕事 転職・不安
・前向き
★★☆会社を辞めたいと思っており、前向きな気持ちがあるため、行動に起こそうとしている。
20代 仕事 給料・不安★☆☆自分の世代の給料がどのくらいなのか知りたい。

例:リフォームに関するキーワード

キーワード例感情緊急度詳細
雨漏り 修理費用・不安
・恐怖
・憂鬱
★★★普段発生しないトラブルが発生し、緊急度も高く、不安が強い。
外壁 ヒビ割れ・不安★★☆今まで気づかなかったトラブルを発見したが、どうしたらいいのか不安になっている。
キッチン リフォーム・楽しみ★☆☆楽しみにしているため、ゆっくり決めようとしている。

例:ホームページに関するキーワード

キーワード例感情緊急度詳細
アクセス 急落・不安
・焦り
・恐怖
★★★突然アクセスが探り、その原因を探している。もとに戻せないと収益が大きく下がる可能性があり焦っている。
オウンドメディア 立ち上げ・不安★★☆どのような流れ、または方法でオウンドメディアを立ち上げればいいか調べている。前向きな気持ちを持っている。
webマーケティング 事例・不安★☆☆webマーケティングの施策をしたく、どのような方法があるのか、効果を調べている。緊急度は低い。

感情と緊急度も一緒に表示していますが、

ユーザーさんの状況 × その時の感情 = 緊急度

このような図式になります。

キーワードからユーザーさんの状況を把握し、その場で起こっている出来事からユーザーさんの感情を想像すると、緊急度を測ることが可能。

当事者感覚を持てないのであれば、あなた自身が似たような体験をした時に、どんな感情を抱いたのかを考えれば、出てきやすくなります。

緊急度という言葉を突然出してしまったのですが、緊急度が高いキーワードとは、CVが増やせるキーワードのこと。

緊急度が高く、尚且つPV(月間検索ボリューム)が確保できるキーワードを見つけて選ぶことで、成果を高められるコンテンツが作れるようになります。

4. キーワードの作用反作用

基本的な考え方として、PVやCVが獲得しやすいと言われるキーワードは、競合他社も対策してきているキーワードなので、戦いが避けられない場合が多いです。

効果が高いキーワード = 他社との力比べ

このような構図にもなる。

真っ向勝負をしてもいいですが、競合他社のサイトパワー(ドメインパワーなど)や、コンテンツ品質の高さによって、なかなか太刀打ちできない場合もあるんです。

そうなるといくらアクセスを伸ばそうとしても、逆に引っ張られる形になってしまう。

必ず作用反作用の問題があることは認識しておいた方がいいと思っています。

5. キーワードは変化する

今現在、検索キーワードとして可視化されているものは全て、今までユーザーさんが感じた不安や悩みになります。

しかし、時代の流れによって、その時々で求められていく情報は変わってくる。

今は良くても、数年後は全く検索されないキーワードだって出てきます。

キーワードの需要は常に変化をしており、現在可視化されているキーワード(顕在化した意識)だけでなく、今後検索されるであろうキーワード(潜在化していた意識)を抽出することも必要です。

今だけのことを考えるのではなく、ユーザーさんが求める先を見据えた、キーワードを発掘していくことも大事だと覚えておきましょう。

6. キーワードを探す方法

キーワードを探す方法はたくさんあります。

一つ一つ手作業で探す方法もあれば、何か便利なツールを使って一気に取得できる場合もありますが、たくさん集める必要があるため、時間が掛かってしまう。

そのため、なるべく手間と時間をかけず、コンテンツ品質を高めるために時間が使えるよう、誰でもカンタンにキーワード情報を取得できるツールを使うのがオススメです。

私が実際に、1年間で10倍にアクセスを増やした際にも使用していた、便利ツールをご紹介させて頂きます。※ 一部、使った事はないですがオススメとして紹介しているツールもあり。

ツール名費用詳細
Googleトレンド無料キーワードの需要が時系列になってグラフで確認できます。時期を設定して調べることも可能。
キーワードプランナー無料or有料無料の場合、10~100・100~1000といった大まかな検索ボリュームしか調べられない。
有料の場合、リスティング広告を数百円設定さえすれば、詳細な検索ボリュームが調べられる。
Googleサジェストキーワード無料URLバー、もしくは検索窓に対して、キーワードを入力したタイミングで、関連キーワードを表示してくれます。
ラッコキーワード無料関連キーワードの一覧を、あ行~全て、アルファベットA~全て、これらのキーワードを一瞬のうちに表示してくれます。かなり便利。
共起語分析ツール無料関連する共起語をカンタンに表示してくれます。名刺・動詞・形容詞などで分かれており、それぞれの出現率も表示してくれます。
keyword beta無料入力した言葉に関連するキーワードをマインドマップの形で可視化してくれます。
ファンキーレイティング無料他社サイトでどんなキーワードが使われているのか調べることができます。
シミラーウェブ(similarweb)無料or有料競合他社のサイトを調べて、どんな情報が掲載されているのか、または類似サイトなども確認できます。
AIテキストマイニング無料テキストマイニングと呼ばれる仕組みで、使用している単語の出現回数(率)や、関係性などを分析してくれるツールです。
Googleアナリティクス無料Googleが用意してくれているアクセス解析ツール。どのページがよく読まれているのか、滞在時間はどのくらいなのか。細かい分析ができ、それをもとにキーワードの選定に活用します。
Search Console
(サーチコンソール)
無料どのキーワードで、どのくらいのクリック数・表示回数などの数値が分かるため、キーワード選定に活用します。
下記は使用経験はないが、業界的に人気のツール(有料)
ミエルカ有料SEOやコンテンツマーケティングに対して必要な情報が手軽に入手できる有料ツールです。
Keywordmap for SEO有料効果の高いキーワード選びができるツールになります。
KeywordMania有料Googleアナリティクスで調べられない「not provided」の表示を可視化し、どんなキーワードで流入してきたのか調べられるツールです。

これらのツールを使い、キーワードを調べられるだけ調べておきましょう。

キーワードの選び方

あなたが今抱えているキーワード選びの不安や悩みは、他のヒトがどのような方法でキーワードを選んでいるのか分からないことも、影響しているかもしれませんね。

選び方が体系化している場合もあれば、我流で好きなように選んでいる場合もある。

しかし、少しでも効果がある方法であれば、それを試して頂くのもイイと思うので、私のやり方も見ていただければ幸いです。

まずは、私が行なったキーワード選びの効果を示すGoogleアナリティクスとサーチコンソールの情報から。

Googleアナリティクス:仕事 辞めたい うつ
キーワードの選び方:Googleアナリティクスの図
日付PV平均滞在時間
2020年7月42PV05:22
2020年8月208PV06:23
2020年9月(25日時点)461PV06:17
※ 2か月で10倍以上のPVの伸びを記録しています。
サーチコンソール:仕事 辞めたい うつ
キーワードの選び方:サーチコンソールの図
日付合計クリック数合計表示回数
2020年7月275
2020年8月5396
2020年9月(24日時点)632,521
※ 2か月で33倍以上の表示回数の伸びを記録しています。

このように伸びていくキーワードのコンテンツが増えていけば、オウンドメディアの成長は加速していきますので、次に伸びていったキーワードをどのようにして選んだのかを見ていきましょう。

流れとしては5ステップで見ていきます。

  • 1. キーワードを調べる
  • 2. グルーピング(分類)する
  • 3. 関連するキーワードでまとめる
  • 4. 記事構成に落とし込む
  • 5. 記事作成

1. キーワードを調べる

キーワードを調べる

期間:半日~1日間

一番最初は、必要なキーワードを集めます。

無料ツールを使ったり、インターネットで探すだけでなく書籍など、さまざまな角度から情報を集めていき、網羅的に情報を集めていくのがポイント。

※ 上記の図では803個ほど1テーマでキーワードを調べています。

2. グルーピング(分類)する

グルーピング(分類)する

期間:半日~1日間

経営課題を解決でき、PV・CVを向上させられるキーワードに当たりを付けていきます。

その過程で、

  • 割合(検索結果 ÷ vol)
  • 緊急度(気持ちの度合)
  • カテゴリ(大まかに何に属しているか)
  • key数(キーワードの繋がっている数)
  • メイン(何に対することなのか)
  • 動詞(動詞の部分を抜き出し)
  • その他(場所・誰か・感情・タイミング・体調・行動など)

このようなラベルを貼って分類していきます。

上記の分類でなくてもよく、あなたが分かる内容でグルーピングしていければ大丈夫。

自分が分かりやすい形にまとめる方が、一番分かりやすいです。

ただ、あとでキーワードを選定し、記事構成を作るためには、そのキーワードがどんな分類(場所、誰が、タイミング、体調など)に属しているのかは付けておくのがオススメ。

3. 関連するキーワードでまとめる

関連するキーワードでまとめる

期間:数分~半日

メインは不安や心の痛みが強い「仕事 辞めたい うつ」のキーワードにしました。

理由としては、「仕事 辞めたい」の月間検索ボリュームが60,500あり、この言葉に関連するキーワードでコンテンツ化すれば、アクセスを多く見込めると判断したからです。

そして、うつに関係する「体調」の分類だけに絞ってソートをかけると、その他体調に関連するキーワードが分かりました。

これらも関連キーワードとして活用していきます。

4. 記事構成に落とし込む

記事構成に落とし込む

期間:半日~1日間

まとめたキーワード分類を使い、記事のひな型である構成を作っていきます。

分類がそのまま、構成として使えるので、構成作りもカンタンです。

必要な情報を足して構成は完了。

5. 記事作成

記事作成

キーワードを選ぶ過程で用意した情報がそのまま構成に使えるので、スムーズに記事作成に入れました。

結果的に、2ヶ月後には10倍のPVになったので、ひとまず安心です。

作成記事:仕事を辞めたいと思うのは「うつ」のせい?現状から抜け出すためには

最後に。

どんなキーワードを選ぶのか、たったそれだけのことですが、後から得られる成果は大きく変わってきます。

一つ一つのコンテンツに対して、しっかりとキーワードを選べていけば、全てがオウンドメディアの成長の起爆剤となり、どんどん伸びていく。

これでもう、上司や社長に怒られずに済み、成果も出るのであなたの思った通りの運用も出来るようになると思います。

楽しくオウンドメディアを運用するには、ユーザーさんにモテるキーワードを選び、コンテンツにしていくのがオススメです。
著者:sugiyama(@osugi_39

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