ホームページのアクセスが増える7つの運用方法

  • | 公開 2020年10月02日
オウンドメディア
ホームページのアクセスが増える7つの運用方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。web担当がお金をかけず、1〜3人の少数運用も、みるみる成果が上がっていく方法について書いています。

「やってるのに、全然うまくいかないんだけど…。」

ホームページの運用ノウハウを持っていなかったり、本業が忙しくて手が回らないと、ついつい更新や手をかけることを、後回しにしてしまいますよね。

せっかく作ったのに活用しきれていないと、上司や社長から怒られてしまうことも…。

何とかして改善したいけど、高いお金を払ってコンサルティングを雇ったりメンバーを増やすこともできず、セミナーに行く時間もなかったりすると八方塞がりかもしれません。

私も実は、ホームページの運用担当になって(勝手に)、色々始めた時は、何も分からなくて半泣きの状態をしばらく続けていました。

色々な試行錯誤を行い、1年間で10倍に改善できたので、あのまま成果が出なかったらクビ?にでもなってたかと思うと…今はホッと一安心しています。

私の経験があなたのお役に少しでも立てられるかと思い、そのノウハウをこのページでまとめてみました。

同じ境遇、孤独な戦いを強いられているあなたに、見てもらえると嬉しいです。

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ホームページをフル活用した運用で出せる成果とは?

ホームページを活用できると、たくさんの人に見てもらえるため、お客様になってもらえる可能性を高めることができます。

しかしながら、ホームページはただ持っているだけでは意味がなく、運用をすることによって、本来の力が発揮できるんです。

その証拠に、ホームページをフル活用するための運用に切り替える前と後で、ここまでの差が生まれました。

弊社が運用したオウンドメディア

年度PV対応人数備考
本格運用前10万pv0.5人(社員0.5人)本格運用前
3年後300万pv2人(社員1人、アルバイト1人)3年後に30倍となる

見てくれる人が増えたおかげで、コンバージョン(問い合わせなど)も年間数十件だったものが、数千件にまで。※ BtoCのサービスを行うためのオウンドメディアでの成果です。

私自身は運用経験などなく、一人で全て手探りで進めており、たくさんの試行錯誤の結果、成果が出しやすい、いくつかの方法を見つけていきました。

高いお金を払ってコンサルティングをする必要もなく、大量の本を買って勉強することをしなくても、下記の内容を見ていただければ、ホームページを活用する運用に切り替えるキッカケが作れると思っています。

まずはお金を払わない形で、色々試してみませんか?

あなたにとっても悪い話ではないと思うので、騙されたと思って、下記の内容を見てもらえると嬉しいです。

ホームページの運用って、正直大変じゃないの?

ホームページを活用した運用とは、一体どんなものなのか。

活用とは、活かすこと。
運用とは、うまく動かすこと。

このような話を出すと、記事を作っていれば運用になるよね?と思われるかもしれませんが、全然それだけでは足りません。

例えばホームページで本気の運用している会社さんをいくつか見てみます。

メディア名推定PVインデックス推定月間投稿
ALL Aboutさん約1億PV以上〜約693,000件約450〜700投稿
サイボウズ式さん約100万PV以上〜約1,740件約5〜6投稿
MERY[メリー]さん約200万PV以上〜約80,100件 約700〜1,000件
※ 2020年10月2日時点の情報
※ 想定PVはシミラーウェブの情報
※ インデックス数とは、Googleに登録されているページ数のこと。

記事をたくさん作っている場合もあれば、サイボウズ式さんのように、一つの記事に対して時間をかけ、品質を高くする方法をとっている場合もあります。

これらのホームページは全て月間数十万数百万PVは超えてしまっています。年間1,000万PVをゆうに超えている媒体もあるため、運用の本気度が伺える。

もちろんお金がたくさんあるからこそ、このような芸当ができる場合もありますが、それでもただ記事を作るだけで、ここまで成長をしているわけではないと思います。

成功しているホームページを持っている会社は、

顧客理解 × 組織 × 戦略 × 記事作り

他の要素も考えられますが、会社の全て力をフルに使って進めている。

それだけ本気で取り組んでいるからこその成果と言えますが、私のような経験もなし、スキルもなし、予算もなしの場合には、非常に辛い…。

何も持たない状態から進めていきましたが、それでも自社に合う運用方法を見つけ、そして見てくれるユーザーさんを想い、コツコツと地道に継続したことで、年間30倍にまで増やすことができたのは、ホームページをフル活用する方法を見つけ、運用で高めていけたから。

最初は何もできない焦りや、情けなさで押し潰されそうでしたが、そういった気持ちをあなたにも感じてもらいたくないので、下記のノウハウを一旦見ていただき、使える情報があればぜひ使って頂けると嬉しいです。

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ホームページを活用した運用ノウハウ一覧

ホームページをフル活用するためには、それなりの知識が必要となります。

すでに色々学ばれているあなたであれば、私が書いた内容もすでに知っているかもしれませんね。

その場合は改めての気持ちで、見てもらえればと思います。

運用ノウハウの一覧として、

  1. ホームページ運用の心構え、失敗しないためには?
  2. 自社が抱える問題を解決できる運用を選ぶ
  3. ホームページの運用マニュアル
  4. 進行管理(ルールやガイドライン)
  5. 手が回らない場合は運用代行を検討
  6. SNS運用
  7. ブランドの統一(その他の販促ツール)

これらの内容を見てみましょう。

一つでも役立てられる情報があれば嬉しいです。

1. ホームページ運用の心構え、失敗しないためには?

運用を本格的に始める、または仕切り直しのタイミングだと思うので、私が大事にしていることをお伝えできればと思います。

  • 運用を作業だと思ってはいけない
  • ホームページの制作会社に責任を押し付けてはいけない
  • 闇落ちしてはいけない
  • 飽きを克服していかなければいけない
  • 継続していかなければいけない
  • 危機感を持たなくてはいけない

「〜してはいけない」と、何か先生や親のような言い回しになってしまいましたが…どれも私が大切にしていること。

細かく説明をしてみますね。

運用を作業だと思ってはいけない

運用を作業だと思っていると、流れ作業のような仕事の仕方となり、スキルやノウハウがない状態で頑張っても、成果は出なくなります。

まず私は、自分が「スキル無し」「ノウハウ無し」であることを認め、作業意識を取り除きました。

一つ一つの記事に対して時間をかけ、自分の想いをこめ、情報を届けたい人の悩み解決に最善を尽くす。

相手の悩みを自分事だと思い仕事をする意識にしなければ、その他雑多な大量の記事に埋もれてしまって見てもらえません。

参考:その方法で大丈夫…?コンテンツ品質のチェックが命運を分ける

ホームページの制作会社に責任を押し付けてはいけない

成果が出ないことを、誰かのせいにしていては、とても勿体無い。

そう考えるのであれば、一つでも何かを改善しようと思う気持ちにエネルギーを注いだ方が健全です。

ホームページを製作した会社に責任を押し付けるのではなく、まずは今の状態をなんとかできないのか。

そう思う心を持った方が、早く成果を出せるようになります。

参考:オウンドメディアの作り方(準備~制作~運用~マネタイズ)

闇落ちしてはいけない

閲覧数(ページビュー)が少ないから、広告をかけてお金で解決しよう。

問い合わせ(コンバージョン)が少ないから、騙すような言葉や嘘を書いてボタンを押してもらおう。

成果が出ないと、なんとかして成果を出そうとして、道を踏み外すことも出てきます。

それが悪いわけではなく、むしろ健全だからこそ、そのように思ってしまう。

しかし、ホームページを活用した運用に切り替えるなら、闇落ちと戦う必要があります。

自分たちではなく、情報を知りたい相手のために何ができるのかを常に考え続けなければいけません。

参考:閉鎖寸前…だったオウンドメディアのCVを15倍に改善した方法

飽きを克服していかなければいけない

同じことをずっとコツコツ続けていると、どうしても飽きてしまうこともあります。

また、成果が出てくると慢心が出てきてしまって、更新を止めてしまう。

運用とは、飽きとの戦いとも言えるんです。

しかし、飽きた自分を認めてしまった時点で、ホームページの成長は止まってしまうため、常に飽きない心を持たなくてはいけません。

継続していかなければいけない

コツコツ同じようなことを続けていくのは、日々代わり映えがしなかったり、自分自身のスキルが高まっていない不安にもなるかもしれません。

ホームページの運用で特に大事なのは、継続して運用し続けること。

これが何よりも大事だと言えます。

続けることこそが、ホームページの最大の成長施策でもあるため、継続することを一番に考える必要があります。

危機感を持たなくてはいけない

あなたの会社のホームページは、何のために存在していますか?

  • 会社の顔として
  • 会社の情報を届けるために
  • クライアントにサービスを認知させるために
  • 求職者に対して情報を伝えるために

色々目的はあると思いますが、これら全て「経営課題を解決するため」と言えますよね。

存在している、または広めたい情報をたくさんの人に知ってもらうことが、自社のビジネスにとって有利になるからこそ、ホームページを作りたかった。

今は情報が「産業」として扱われており、情報の扱い方でビジネスが大きく動く時代。

その反面、大量の情報が出回っているため、必要な情報にたどり着けない、または情報が見られやすい状態にしている企業の有利性がとてつもなく大きい。

閲覧数も問い合わせも少ない今の状態を続けていては、半年後、一年後、三年後、自社のビジネスがどうなっているか分からないことも…。

ホームページの活用ができなければ、経営が危機的な状況になることは、常に意識しなくてはいけません。

2. 自社が抱える問題を解決できる運用を選ぶ

ホームページをどのような役割で捉えているかで、運用方法が少し違ってきます。

多くの場合は、閲覧数を多くして、たくさんの人に見てもらう集客性を高めることですが、企業によっては別の思惑がある場合も。

例えば、

  • 売り上げは好調だから採用に活かしたい

この場合、閲覧数はもちろんですが、採用に特化した情報を揃えていく必要があり、閲覧数を高めるだけの思考では目的が達成できないことだってあります。

改めて、あなたの会社の問題点や悩み(経営課題)を見える化して、その解決のためにホームページを活用していきましょう。

このような思考が「ある」か「ない」かで、大きく変わってきます。

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3. ホームページの運用マニュアル

運用がうまくいってない原因の一つに「続けられない」問題があります。

web担当者として、運用にのめり込める状態が作れればいいですが、実際は他のお仕事をしたり、何かと時間が取られてしまい、本来の運用ができてないこともありますよね。

他にもノウハウがないと、これでいいのかな?間違ってないかな?と不安を抱え、周りに相談できる人もいない状態なので、だんだんと追い詰められ、本来のパフォーマンスが発揮できなくなっている。

色々なことが、ちょっとずつ噛み合わなくなっていると、運用で成果を出すことが難しい場合もあるんです。

そのため、私が行なっているホームページ運用について、一つのやり方として参考にしてもらえればと思います。

運用の基本的な流れ

流れとしては、

  • 3-1. ユーザーさんの課題を見つける
  • 3-2. 情報を集めて記事にする
  • 3-3. 約3ヵ月後に成果を確認
  • 3-4. 良い悪いを確かめて改善する
  • 3-5. 最初の1に戻る

この流れは、ホームページ運用の基本で、みんながしていること。

しかし、これを継続してやり続けられるのか、できないのかで命運が別れていきます。

ホームページ運用の基本は記事を作り、ユーザーさんに認知してもらうことですが「もうそんなのやってるよ!」と思うかもしれませんね。

すでに基本に沿って実行しているのであれば、その一つ一つの精度に問題があるのかも。

それぞれを詳しく見ていきたいと思います。

3-1. ユーザーさんの課題を見つける

ユーザーさんの課題とは、不安や抱えている悩みのこと。

ネット用語で言えばペインと呼ばれる、お金を出しても解決したい悩みですが、これを見つけることが大切です。

それだけ心の負担を感じているのであれば、何としても情報を探したり、解決する方法を探すはず。

情報を探しにいきたいという気持ちが強ければ強いほど、検索されやすいので、その情報で記事を作れば、閲覧数を増やし、多くのユーザーさんに見てもらえるようになる。

そういった不安や悩みを持つユーザーさんを理解し、不安や悩みが可視化したキーワードを見つけて選ぶことが、運用において大事なファーストステップです。

参考:良い”キーワード選び”とは?ユーザーにモテるための戦い方

3-2. 情報を集めて記事にする

ユーザーさんの課題を見つけたら、それに必要な情報をたくさん集めていきます。

実際に記事を書くとき、無いところから無理やりひねり出しても、品質が高い記事は作れないので、まず最初にたくさんの情報を集めるのが大切。

情報は、無いところから足すより、あるところから引き算で引く方が簡単なんです。

集めた情報を使って、ユーザーさんが欲しいと思える情報としてまとめていきます。

参考:コンテンツを作る5つの手順、ガツンと成果を上げるための方法

3-3. 約3ヵ月後に成果を確認

情報を公開したからと言って、すぐに成果が出てくるわけではありません。

たとえ品質がよかったとしても、Googleのアルゴリズムによって、徐々に検索順位が上がっていく。

しばらく順位が安定するまで時間がかかるため、私の今までの経験だと3ヵ月後にある程度の順位が定まってくるので、そのタイミングで一旦成果を確認します。

常にGoogleアナリティクスやサーチコンソールといったGoogle社が用意してくれた解析ツールを見ておきますが、最終的な判断は一旦3ヵ月。

3-4. 良い悪いを確かめて改善する

3ヵ月後に改めて状態を確認し、検索順位は?閲覧数は?滞在時間は?直帰率は?などを確認して、作った記事に対して「良い」「悪い」を判断します。

良い成果があげられた記事の特徴を抜き出し、悪い成果を出してしまった記事に対して反映していく。

どんどん良い特徴を、他の記事にも移植をしていき、全体を高めていくことで、成果が伸びていきます。

3-5. 最初の1に戻る

基本の運用PDCAは、この1→2→3→4→5の繰り返し。

企業ごとで細かい取り決めはあると思いますが、記事を作って、成果を判断して、改善していくことを継続するのが、ホームページ運用の基本。

しかし、これができないからこそ難しいのかと思います。

デキる人の多くは、この継続力を持っています。

4. 進行管理(ルールやガイドライン)

運用を継続させるには、ある程度のルールであったり、ガイドラインが必要です。

どんな取り決めがあると、成果が出るのか確認してみます。

  • なぜ運用するのか(ビジョン)
  • 運用方針
  • 記事のルール

大きくこの3つに分けてみました。

なぜ運用するのか(ビジョン)

「やるぞ!」と一気にやる気が起きて、色々やり出したくなる時ってありませんか?

他にも、上司や社長から指令が降りてきて、やらざる得ない時もあると思います。

ホームページ運用を継続すると、様々なことが発生して、感情がグチャグチャになることもあれば、嬉しくて飛び跳ねるくらいの時もありますが、感情の浮き沈みで継続が止まっていては、成果は出ません。

人間なので、感情に左右されるのは仕方ありませんが、運用は止められないので、なぜ運用するのか、改めて明文化するのが大切なんです。

  • 会社のため?
  • 自分のため?

確かに会社のためでもあるし、スキルが上がったり成果をあげれば給料も高まるので、自分のためでもある。

しかし、会社や自分のためだけを考えると、ユーザーさんにとってはつまらない文章になったり、自慢ばかりで読んでいたくない記事になる場合は往々にしてあります。

なぜ運用をするのか。

ユーザーさんのために何をしたいのか、何が出来るのかへ意識を持っていき、なぜ運用をするのかを考えるのがポイント。

進行管理をする中で、何か判断に迷った時、いつも「なぜ運用するのか」「誰のためなのか」を思い出せると、判断に迷わず、一本芯が通った運用ができるようになり、それがユーザーさんの心に届いていきます。

全ての行動に対しての基準となる方針がビジョンとなるため、必ず決めておくのがオススメです。

参考:私たちの目指すべき方向について

運用方針

運用方針とは、進めるにあたっての基準や、間違ったこと正す判断軸になります。

他にも、関わるスタッフさんが入れ替わったり、社外の人と連携する時など、自分たちはどのようにホームページを運用するのかまとめたものを見れると、すぐに理解でき現場の仲間にもなれます。

または社外的に公開すれば、どのような理由でこのホームページが存在しているのか知ることができ、社外的な認知にも役立つ。

例えば、

  • 運用目的
  • 個人情報の取り扱い
  • 著作権の保護
  • 管理者(運用者)

などありますが、アドセンスやアフィリエイトを貼る場合は、そのような目的もあることを書き記しておく。

社内・社外的な両方から見て、ホームページがどんな存在なのかを示した内容を用意しておくのがオススメです。

記事のルール

ホームページの運用において、とても重要なのが、記事を作る際のルール(レギュレーション)です。

あなたや自社のスタッフさんだけでなく、外注したり、他のライターさんに記事を書いてもらうよう頼むこともありますよね。

記事の一つ一つから受ける印象から、ユーザーさんはブランドを意識するため、みんながバラバラな意識や方法で、記事が書かれていると統一性の無いチープなホームページに見られてしまうことがあります。

そのため、

  • 冒頭の「掴みの文章」の文字数
  • 記事構成の順序
  • 表記統一
  • 文書のテイスト
  • 文章のルール(難しい漢字を使わないなど)
  • 数値を使う場合は引用元を示す
  • コピーチェック
  • 投稿時の画像は圧縮する

このようなルールの元、目的を達成するために方向性を合わせる判断基準が必要です。

有るのと無いのでは、記事の品質にもばらつきが出てしまうため、ホームページをフル活用するために、ある程度の決まりごとが必要なことも覚えておきましょう。

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5. 手が回らない場合は運用代行を検討

運用するには、それなりの費用もかかりますが、専門知識が無い場合は、自社だけでなく外注さんも考えなくてはいけませんよね。

参考として、ホームページ運用に関わる外注さんへの費用相場を見てみたいと思います。

記事制作について
専門知識なし → 1文字2〜5円
専門知識あり → 1文字10〜20円※ 制作会社によっては文字単価ではなく、1記事あたりの費用で見積もりを出している場合もあります。

運用代行・コンサルティング
1ヶ月 → 約30万円〜

サイトリニューアル
リニューアル → 約100万円〜リニューアルの内容によって費用は変わってきます。

意外とお金が掛かりますね…。

それもそのはず、安ければ品質が低く、高ければそれなりの品質だからです。

当然品質が低いのに、無駄に高いお金を取ろうとする悪徳業者もいますが、お金の高さは専門性の高さや別会社の人が動く人件費だと考えておきましょう。

参考:オウンドメディア構築・運用・支援にかかる費用

6. SNS運用

ホームページの運用とSNSは関係ないように見えて、実はすごく関係性が強い。

Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestなどのソーシャルメディアや、noteやアメブロなどのマイクロブログサービスなどの活用が重要なんです。

ホームページの記事を更新すると、Googleのアルゴリズムに左右されて、届けたいのに届けられないことも多い。

また、情報の検索行動がGoogleなどの検索エンジンではなく各種SNSや別プラットフォームへ移っている関係で、Googleからの流入に頼れないのが正直なところです。

そのため、ホームページの運用の中に、SNSやブログ形式のプラットフォームと連携する発想も必要な時代です。

7. ブランドの統一(その他の販促ツールも)

ホームページは、あなたの会社の顔とも呼べる存在であり、ホームページの印象があなたの会社の印象にもなります。

ホームページの運用内容を統一することで、ある程度コントロールできますが、これはインターネットでの話。

実際は対面だったり、インターネットが関係しない接点で、お客様と繋がる機会もありますよね。

そのため、オンラインとオフラインで感じる印象を統一させ、ブランドを確立させることも重要なんです。

名刺・パンフレット・社章など、あらゆるお客様との接点がブランドを写すため、全体を通して統一感を出す必要があります。

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ホームページをアクセスUPさせる本格運用

ホームページの運用は、自分たちが出したい情報を出すものだと勘違いしてしまいやすいですが、その逆で、ユーザーさんの不安を解決するために存在しています。

ユーザーさんの悩みを解決する = 閲覧数UP

この図式になる。

閲覧数を増やすにはデジタルマーケティングと呼ばれる、インターネット上のマーケティング活動をしていきますが、その中でも大事な情報が以下の3つになります。

  • SEO
  • コンテンツマーケティング
  • サイト内構造を最適化して表示速度UP

さらに運用を加速させる必要な情報なので、確認頂くのがオススメです。

SEO

SEOとは、検索エンジン最適化のこと。

もう見慣れたり聞き慣れているかもしれませんが、運用を本格的に動かすためにはSEOの知識が欠かせません。

しかし、SEOを単なる検索上位術だと思っていては、本当の効果が発揮できないため、SEOの定義を改めてみませんか?

旧:SEOとは?
検索エンジンに対して、必要な情報を的確に伝えて、検索上位の確率を高める方法。

新:SEOとは?
インターネット上のシェアを獲りにいき、自社が有利な領域で独占状態を作る方法。

ここまでくると、SEOとは呼べないかもしれませんが、結果的にSEOを行なって、ユーザーさんが検索するごとに自社の記事を見てもらえることで、ファンになってもらえる。

何回も同じホームページに出会うと、ユーザーさんはそれを「運命」だと感じて、もっと好きになってくれるかもしれません。

だからこそSEOへの意識を改め、ユーザーさんの認知や行為を独占する方法だと改めるのがオススメだと思っています。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、コンテンツ(文字・画像・動画など)を活用したマーケティング施策のこと。

ユーザーさんにとって本当に必要な情報を見極め、そして問題を解決できるような情報にして、好意を高めてファンになってもらう。

これを戦略的に行うのがコンテンツマーケティング。

情報をただ掲載するのでなく、人の気持ちを動かし、自社へ向けてもらうのが主な役割なので、そこには書き手の想いや、どんな目的で記事を書いているのか、読み手に分かってもらえるようにします。

ノウハウも必要、時間も必要、会社の全員の力を借りることも必要なので、一人で行うのは難しい場合もありますが、それでも少人数でもコンテンツマーケティングが行えるレベルになれる情報があるので、下記を参考にして頂ければと思います。

参考:コンテンツマーケティングの方程式を解く、結果を最大化させるために。

サイト内構造を最適化して表示速度UP

ユーザーさんは非常に気が短いので、ちょっとでも表示が遅ければ、もう別のホームページへ移動してしまいます。

例えばあなたが、家の鍵が壊れて直す方法を探していると仮定した場合、すぐに解決したくて情報を探すと思いますが、そこで全然開かないホームページがあったらどうしますか?

緊急度が高い状態なので、そのようなノロノロには付き合ってられず、別のホームページの情報を見にいくと思います。

今は、スマートフォンやパソコンで検索すれば、すぐに、大量に、手軽に情報が手に入れられる時代。

そんな時代なので、わざわざ待ってまで情報を得ようとせず、どんどん次の情報を探しに行ってしまいます。

表示スピードはホームページ運用では欠かせない指標の一つであり、表示スピードを気にしながら運営を続けていく必要もあるので、閲覧数を増やしたいのであれば、表示速度は必ず向上させましょう。

参考:wordpressの速度改善で検索順位をあげる方法

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ホームページ運用での失敗あるある

ホームページを運用していると、なんでこんなにもトラブルが多いの?と思いませんか…?

私も数々のトラブルを目の当たりにして、挫けそうになった時もたくさんありますが、なんとか今やってこれています。

すでに遭遇したトラブル、まだ遭遇してないトラブル、色々ありますが、改めて私が受けたトラブルを思い出して書いてみたいと思います。

失敗あるある1:他社の成功事例をそのまま真似た

ホームページや経営課題は、企業ごとで状況が全く違います。

実行しているスタッフさんの能力も違えば、自身がいる事業領域、またはホームページの運用方針など、一つとして同じ状態はありません。

それなのに、他社の成功事例をそのまま取り入れても、成果が出ないのは当然のこと。

見た目だけを真似するのではなく、なぜそのような施策になったのか、背景や意図を知り、自分たちのホームページに合わせて施策を行う必要があります。

失敗あるある2:何をしていいか分からないからとりあえずコンサルティングを入れた

自社にノウハウがないと、ホームページを活用した運用方法が分からず、途方にくれる場合もありますよね。

何をしていいか分からない → コンサルティングを入れよう

このような発想になることも多いのですが、コンルティングから受け取れるのはあくまで知識のみ。

実際に行動するのは自分たちなので、そもそも実行できる環境を持っていなければ、コンサルティングの効果は高くできません。

他にも、コンサルタントとの関係性が良好であればいいのですが、偉そうだったり相性が合わないと、アドバイスをくれても本当に効果があるのか?

疑ってしまったり、本当に必要なことなのか意図を何度も聞くような、無駄なコミュニケーションも発生したり、納得しないまま施策を実行していく関係になると、成功させることなんてできません。

コンサルティングは、諸刃の剣でもあるので、十分相手を吟味してから選ぶようにしましょう。

失敗あるある3:上司や社長の言われるがまま運用した

「あれがしたい、これがしたい」
「他社がやってるから自分もしたい」

上司や社長の言われるがまま、突発的な思いつきで動くこともあるかもしれませんが、これも失敗するケースの一つ。

本来ホームページは、ユーザーさんにとって価値ある情報があると判断されて、初めて見に来てもらえる状態なので、自分たちがしたいことより、相手を考えた作りが必要になります。

しかし、社内で権力が高い上司や社長から言われたことをやるだけのような状態になっていると、失敗確率は相当高くなる。

このような場合は、基本に立ちもどり、誰に価値を感じてもらいたいのかを考え直して、運用を変えるキッカケを作るのも必要かもしれません。

失敗あるある4:誰も助けてくれず孤独なので転職した

web担当者として数人のチームが組めていればいいですが、なかなかデジタルに対して、本腰を入れられない企業もあるので、web担当者は常に孤独と隣り合わせ。

  • 聞ける人がいない
  • 助けてくれる人がいない
  • 頼れる人がいない
  • 何をしているのか気づかれない

本当は、ホームページを活用できれば、会社の主役にもなれる存在がweb担当者ですが、うまく運用が進めていないと、社内からはお荷物的な目で見られてしまうこともある。

そのような環境で仕事をしていてもつまらなく、退職者が続いたり、さらに自社ノウハウがたまらない負の循環にもなって、さらに成功が遠のく場合も。

ホームページ運用は日陰の存在だと言われることがあるのですが、まさにそうなんです…。

あの人何してるの?なんかニュース見てたけど仕事してるの?

などなど、成果が出ていない場合は、仕事をしていないと思われてしまい、社内的に孤立することもあります。

失敗あるある5:安い外注ライターへ大量に記事を発注した

ホームページ運用で失敗する大きな理由の一つに「記事が大量にある = 効果がある」という認識が出回っていることがあります。

実際にホームページの運用で成功している会社は、数百は当たり前、数千数万の記事を大量に投稿している状況ではありますが、単純に記事が多いだけではありません。

一つ一つ、専門性・権威性・信頼性などGoogleが評価として認めているE-A-Tの概念が元になっていたり、オリジナルの独自性のある情報を作っているからこそ。

金額が安いのに引き受けてくれるライターさんは、そもそも専門性がないからこそ、安く引き受けていることが多く、たとえ投稿しても他の似ているような記事になり、検索結果の上位へ組み込めない記事が大量に生産されることに…。

量は確かに必要ですが、質が伴っていなければ意味がないので、安い外注ライターへ大量に発注することは避けましょう。

安いライターさんを見つけ大量の記事を書いてもらったとしても、全くの無意味に終わることがあります。

Googleも大量の情報をさばき、必要な情報をみんなへ届くようなシステムで検索できるよう日々調整しているため、内容が薄かったり、検索した人の意図に合わないような記事は、検索上位にはしてくれません。

品質が悪ければ必然的に見てもらえる確率が低くなるため、お金をかけても成果が出ないことが続きます。

失敗あるある6:サーバーが落ちる

サーバーが突然落ちて、ホームページが見られなくなることがあります。

普段は何事もなかったのに、突然何かトラブルが起きると、ネットワークの知識がないと解決できないので、あたふた…。

上司には怒られ、社長からは激昂され、散々な目に合う場合も。

失敗あるある7:やってるのに全然、閲覧数が増えない

自分なりに頑張っているのに、なぜだか伸びない。

他社の成功事例を取り入れてみたけど、効果がない…。

こんな試行錯誤の繰り返しになるので、気力が持たない場合もあります。

失敗あるある8:上司や社長からの強烈なプレッシャー

上司や社長は、他業界や近しい業界の人たちとのネットワークがあるため、そこでホームページの活用について成功している情報を耳にすると、自社のホームページがだんだんと悪く見えていく。

そのため「なんとかしろ!」「早く成果を出せ!」と突然言われることもあります。

ホームページはすぐになんとかできるようなものでは無いため、非常に苦しい状況となり、板挟みでストレスを抱えてしまうことも。

最後に。

デキる人は、基本をやり続け、その中でさらに発展的なことを加えながら運用を行なっています。

ホームページをフル活用する運営を行う上で何が一番大切なのかと言われれば、それは継続性だと私は考えています。

何より、何者でもない私でも、30倍という事例が作れたのは、泣きながらでもずっとコツコツと続けてきたから。

成功は一日で作れるものではないため、まずはできることからコツコツを始めて頂くのがオススメです。
エンプレス編集部:sugiyama(@pl_enpreth)

著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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