【新規事業】システム設計初心者が知っておきたい3つの心得

  • | 公開 2020年12月20日
SaaS

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。システム開発や設計が初心者だからこそできる進め方があります。

「いきなりシステムの設計なんて、出来るわけない…。」

社内で新たに立ち上がった新規事業、または既存システムへの追加をする場合などは、システム開発の道筋を示すための設計書が必要になります。

しかし、システム開発を専門としている会社さんではない場合や、事前知識がないのに、対応しなくてはいけない場合もありますよね。

システム開発の設計初心者さんの悩みは多く、実は私自身も設計書など作ったことがないところから始めて今に至ります。

このページでは、

  • 新規事業に携わっている
  • システムの設計書を作るのが初心者
  • 周りにシステム関連で助けてくれる人がいない

こんな初心者さんでも、システム開発が進められるよう心得や方法などをまとめたので、あなたのお役に少しでも立てられれば嬉しいです。

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初心者だからこそシステム開発の設計は楽しい

システム開発は、初心者には大きな壁が何重にも立ちはだかっています。

そもそもシステムを作るための知識やスキルが、ある程度必要にもなってくるので、ハードルが高い作業。

しかし、私が実際に体験してきたことから言えば、初心者であってもシステム開発の設計は作れます。

開発を専門にしている人からしてみれば「そんな簡単な話ではない!」と怒られてしまいそうですが…今のテクノロジーや技術を使えば、やりたいことの多くは実現できてしまうからです。

少し別の角度から言えば、システム開発の設計初心者は固定概念がないからこそ、既存の枠にとらわれない新たな発想でシステムを考えることが出来るため、イノベーションを起こせる可能性だってある。

イノベーションや、競合他社に負けないよう、会社で新規事業を立ち上げることが、世の中的にも求められており、専門性を持たない人がシステム開発に携わる機会が多くなってくると思います。

最初から十分なスキルを持たないまま進める状況も増えてくる。

開発の経験がないから…システムに関する知識はないから…そんなことは言っていられない状況です。

難しいと最初から諦めるのではなく、知識を持っていなかった私でも、開発を進めたり設計書を作ることもできたので、考え方次第で十分ピンチを切り抜けられます。

システム開発の設計が初めてのあなたに知っておいてほしい情報をまとめているため、以下の情報を見て頂けると嬉しいです。

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システム開発の設計作りの心得

「システム」この単語を聞くだけで、なにやら難しいと思ってしまいがちですが、そこまで不安になることはありません。

私もシステム開発初心者から初めて、何度も開発や設計に関わる仕事を進めてきました。

システム開発を進めるための設計書作りで、大切な心得を3つ見つけたので、見てほしいと思っています。

1. システムとは利用者の目的達成までの道のりを最短で進めさせる流れ作り
2. 出来ないことより出来ることの方が多い
3. システムに関する知識を持っていなくてもいい

この3つの心得を詳しく見てみましょう。

1. システムとは利用者の目的達成までの道のりを最短で進めさせる流れ作り

システムとは、利用者が目的を達成するために、最短で進むための機能に過ぎないと思っています。

例えば、右に行ったり左に行ったり右往左往していれば、進む距離が長くなり、本当は目的地まですぐたどり着きたいのに、時間がかかってしまう。

しかし、進むべき道がまっすぐ舗装されて進みやすくなっている場合は、最短距離で進めるので、ゴールまでが早い。

  • 何をしたらいいのか
  • この先どう進むのか

利用者が行うであろう行動を一つ一つ想定して、目的地まで最短で進めるようにする。

もし、目的地まで遠くなっている場合は、途中で使うことを諦めてしまったり、目的地にはついたのに不満足が残る結果になったら、二度とそのシステムを使ってくれないかもしれません。

だからこそ、最短距離で目的を達成させるための考え方が大事。

2. 出来ないことより出来ることの方が多い

何ができて、何ができないのか。

そこを考えると、どうやってシステムを設計すればいいのか、分からなくなる場合もあります。

しかし、技術の発展はすごい速さで進んでおり、人間が考えられそうなことの多くは実現可能になっている状況。

「これは出来ないよな…。」
「あれが出来たらいいんだけど…。」

こんな悩みは、全く必要ありません。

システムを使ってくれる人にとって、最高だと思える流れを考え、それを設計書に落とし込めれば大丈夫です。

そもそも、設計では完璧なものなんて作れないので、抜け漏れがあって当然。

まずはどんどん、あなた自身が思い描く流れを可視化させましょう。

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3. システムに関する知識を持っていなくてもいい

銀行や国が関わる事業のシステム設計を初心者さんが行うことはないですよね。

システム設計の初心者さんの多くは、自社で新規事業を行なったり、まだ走り初めの状況だと思います。

確かに自分自身が依頼をする、携わるものなので、知識やスキルは必要になると思いますが、何か新しいものを作っていく状況で、変に固定概念や思考のフィルターがかかって、発想が乏しくなる方がマイナスになってしまう。

新規事業だからこそ、無限の発想を持って進める方がプラスになるため、変に知識は持たなくて大丈夫。

「システムの設計書を作る」と考えると、膨大な資料を用意するイメージもありますが、最初からそんなことをしていては時間もありませんし、用意している間に競合他社が先に世に出したりして遅れを取る可能性の方が高くなります。

まずは自分なりにどんどん進めること。

知識なんて後からついてくると思って進めていただくのがオススメです。

最後に。

システム設計を難しいと思う理由は一つもありません。

何故ならば、最初から最後まで完璧なシステム設計なんて一生作れないからです。

市場が求めていることは変化し、昨日の当たり前が今日では役に立たない場合もある。

SaaSなどプロダクト開発(システム開発)は特に、ずっと利用者さんの満足を高め続けることが利益に繋がるため、一度システムを作ったからと言って、最初の仕様や機能をそのままにするわけではありません。

必ず改善を繰り返して、常に変化へ対応していく。

永遠のベータ版などと言われることもありますが、システム開発に終わりはないので、設計も楽しんで取り組んで頂くのがいいかと思っています。

システム開発の設計書作りは、本来自由度も高くて楽しいことなので、難しいと思わずに思ったように進めて頂くのがオススメです。

著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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