労務管理システムの価格比較と料金相場【早見表あり】

  • | 公開 2021年01月07日
労務管理システムの価格比較と料金相場【早見表あり】

労務管理システムの一人当たりの平均価格は約370円、50~100名規模で使うなら約2~4万円前後が月額相場となります。
著者:sugiyama(@enpreth)

労務は他の社員さんから、その苦労が見えにくい仕事のTOP3に入ると思います。

勤怠・給与・保険・福利厚生など、組織を支えて会社の健全さを保つ仕事なので、本当はとても難しいですよね。

そんな大変な仕事なのに、人数が増えれば増えるだけ、さらに紙やエクセルなどアナログな管理が続いて、毎日残業続きなんて場合も。

今の時代は、インターネットがあれば労務管理システム(SaaS)が活用できるため、今まで二度手間三度手間、または時間が掛かっていた作業をグッと減らすことができます。

労務管理システムを開発している各社のプランを確認して、費用相場を算出しているので、この情報が少しでもあなたのお役に立てられれば嬉しいです。

労務管理システムの料金相場(早見表)

労務に関わる仕事を効率化して、もっと楽にしてくれるのが労務管理システム。

まずは、一人当たりどのくらいのお金が掛かるのか平均価格から見てみましょう。

一人あたりの労務管理システムの金額
項目価格
平均価格約370円
最小価格約120円
最大価格約700円
※ 相場の計算に使ったデータは労務管理システムのそれぞれの価格に記載しています。
※ 各社の最安プランで算出しています。

平均すると、約370円が労務管理システムを使うために、スタッフさん一人当たりにかかる費用です。

労務管理システムの開発会社は何十社もあるのですが、しっかりと料金プランをホームページ上で掲載してくれている会社が少なく、9社を厳選して算出。

しかし、金額掲載のある労務管理システムを開発しているどの会社も、多くの企業様に導入頂いているシステムのため、業界の相場だと考えて頂いて大丈夫です。

もう少し料金情報が分かるよう、どの価格帯が多いのか下記の表を見てほしいです。

労務管理システムの価格帯

労務管理システムの価格帯(一人当たりの金額)
項目相場
100円台3社
200円台1社
300円台2社
400円台1社
500円台0社
600円台2社
700円台1社
800円台0社
900円台0社
1,000円台0社
※ 価格帯のデータは労務管理システム各社のそれぞれの価格を元にしています。

500円台より少ない金額設定している会社が多いのですが、使える機能が少なかったり、労務だけに特化していると比較的安価。

労務管理システムといっても、労務だけでなく、社内SNSや会計システムなど、その他の労務に関連する機能が加わっているシステムは価格が高めになっています。

あなたが求めている機能と、他の企業が求めている機能が違かったりするので、労務管理システムも開発会社のコンセプトなどによって、使える機能の違いがあり、それが金額に影響。

そのため、単純に金額の安さだけで選べない難しさがあります。

人数で違う労務管理システムの料金相場

一人当たりの料金相場が分かったのなら、次はあなたの会社の人数に合わせて、相場を見ていきたいと思います。

計算方法は簡単で、一人当たりの金額×人数で出せるため、簡易的に表にまとめました。

計算方法
平均370円 × スタッフ人数

人数別の労務管理システムの月額費用(相場)
人数相場
3~50名規模1,110~18,500円
51~100名規模18,870~37,000円
101~200名規模37,370~74,000円
201~300名規模74,370~111,000円
301~400名規模111,370~148,000円
401~500名規模148,370~185,000円
501~600名規模185,370~222,000円
601~700名規模222,370~259,000円
701~800名規模259,370~296,000円
801~900名規模296,370~333,000円
901~1,000名規模333,370~370,000円

200名を超えてくると、月額10万円ぐらいになってきますね。

この相場も、一番安いプランで計算しているため、機能を追加したりオプションが加われば、もう少し金額は高くなると思います。

そのため、中堅・ベンチャー企業だと200~300名前後の場合を想定して、10~30万円ほどイメージしておくといいかもしれません。

労務管理システム各社のそれぞれの価格

相場算出のために調べた、労務管理システムの開発会社の金額設定を表にまとめました。※ この情報を元に全て相場計算やシミュレーションをしています(2021年01月07日時点の情報)
※ 一人当たりの価格を調べるために、各社の料金に対して条件人数で割った数値を記載している場合もあります。

労務管理システムの価格プラン(1アカウントごと)
プロダクト名価格備考
Zohoピープル\120最小5ユーザーから
sai*reco\180月額18,000円を条件人数100人で割った価格
ARROW\1981980円プランを最大10人で割った価格
楽楽労務\267金額は従業員数300人の場合
オフィスステーション\300シミュレーターを使い100人で300円計算
e-AMANO人事届出サービス\300プラン料金9,000円を条件人数の30名で割った価格
ジョブカン労務管理\400
jinjer労務\600労務機能は300円だが単体販売不可。その他の機能がなければ労務が付けられないため、勤怠管理300円を加えた金額
Teamspirit\600
Gozal\700年契約すると月額590円/月
労務管理システムの価格プラン(1アカウントごと金額計算できないツール)
プロダクト名価格備考
SmartHR\00円プランもあるが各プランでお見積もりが必要になる
Bizer\2,9801事業者1アカウント契約
マネーフォワード クラウド給与\3,980労務以外の機能も含まれている
人事労務 freee\4,480労務が入っているプランで従業員3名分の料金。追加で月額500円/人(プランによって追加金額は異なる)。

一人当たりの金額を計算できる労務管理システムもあれば、計算できないものもあったので分けて表にしています。

ホームページに金額が書いてないと「不親切じゃないの?」と一瞬思いましたが、金額を調べていくうちに、組織の状況や人数によってバラバラなので、金額を提示するのも難しいことに気付きました…。

正確な金額を知る場合には、お見積もりをして頂くのがオススメなのですが、その前に労務管理システムを導入するための費用対効果をシミュレーションしてみたいと思います。

労務管理システムを使った場合の費用帯効果

実際の費用対効果は、給料など金額帯が各社で違うため、下記はあくまで一定の条件に沿ってシミュレーションした情報となります。

下記は労務に関わるスタッフさんのコスト計算。

紙・エクセルを使った場合の管理コスト計算
一般スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約9,000円(一ヶ月3時間分) = 年間の作業コスト
労務スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約90,000円(一ヶ月30時間分) = 年間の作業コスト※ 一人当たり1時間(3,000円)を作業コストとして仮にシミュレーション

労務管理システムを使った場合のコスト計算
月額費 × 年(12ヶ月)= 年間コスト
一般スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約3,000円(一ヶ月1時間分) = 年間の作業コスト
労務スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約30,000円(一ヶ月10時間分) = 年間の作業コスト※ 一人当たり1時間(3,000円)を作業コストとして仮にシミュレーション

例:紙・エクセルの場合

項目数量価格金額
紙・エクセル・申請97人(一般)\9,000/月\873,000/月
紙・エクセル・管理3人(労務)\90,000/月\270,000/月
月額\1,143,000
年額\13,716,000

例:労務管理システムを利用した場合

項目数量価格金額
ツール100人\370/月\37,000/月
作業97人(一般)\3,000/月\291,000/月
作業・管理3人(労務)\30,000/月\90,000/月
月額\418,000
年額\5,016,000

費用対効果
14,040,000円(紙・エクセル) – 5,016,000円(労務管理システム)
= 9,024,000円(年間コスト削減)

これはあくまでシミュレーションのため、あなたの会社に当てはめた時の費用対効果とは違いますが、紙・エクセル管理から業務をデジタル化するだけで、大きなコスト削減は可能だと言えます。

人数が多くなればなるほど、一人一人に発生していた無駄なコストが削減でき、効果が大きくなる。

自社に合った労務管理システムを選べて、どの部分をデジタル化するかにもよりますが、きっと大きな力になってくれるはずです。

これでもう、大量の紙ともおさらばして、ペーパーレスの快適な仕事ができるようになりますね。

無料で使える労務管理システムのお勧め5社

労務管理システムは万能ではなく、開発会社それぞれのコンセプトで作られているので、欲しい機能があったり無かったりするのは当然のこと。

だからこそ、どのシステムが一番自社にとって有効活用できるのか、まずは体験版(無料トライアル)から始めて頂くのがオススメです。

プロダクト無料期間オススメ理由
SmartHRずっと利用人数30名までなら0円プランが利用可能です。
Zohoピープル15日間無料トライアル期間は短いですが、実際に導入することを考えた場合、もっとも安値で利用できるため、お試しで使って頂くのがオススメです。
オフィスステーション30日間ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」で売上1位に輝いています。
ジョブカン労務管理30日間グループウェアとして他の機能もありますが、他のツールとは異なり単体で利用可能です。さらにジョブカンシリーズは累計導入実績は10万社を誇るため、多くの企業様に選ばれています。
Teamspirit30日間労務以外にも経費精算や社内SNSなど、関連する機能が一通り揃っているツールなので、無料トライアル期間中に使い心地を試して頂くのがオススメです。

他にも無料期間を用意してくれている労務管理システムはありますが、上記のようなメジャーどころのシステムを使ってみるのがいいかもしれません。

まずは、レッツトライ!ですね。

最後に。

労務管理システムを使うことで、煩雑で手間もかかる紙・エクセル管理とおさらば。

ペーパーレスの快適な仕事生活を手に入れられる!

大げさな言い方かもしれませんが、実際にシステムを取り入れ作業をデジタル化するだけで、作業効率は大きく変わります。

労務(労務部・総務部・人事部など)は、会社を支える屋台骨でもあるため、仕事量も多いと思いますが、少しでもシステムを取り入れて、楽になって頂けると嬉しいです。

ツール?システム?と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、実際に使ってみると意外と使いやすかったりするので、色々な労務管理システムを使って頂くのがオススメです。
著者:sugiyama(@enpreth)

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