どんなメール配信システムがあるの?運用方法や機能別にチェックしよう【一覧表まとめ】

  • | 公開 2021年02月24日
どんなメール配信システムがあるの?運用方法や機能別にチェックしよう【一覧表まとめ】

メール配信システム、導入したいけど…

メール配信は、今や様々なサービスで使われています。

あなたの担当する事業でもメール配信が必要になる場合、まずはどのようなシステムがあるのか、知りたいところですよね。

事業を成功させるためにも、メール配信システムの一覧や仕組みについて、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

メール配信システム一覧表

メール配信システムは、情報を送りたいお客様へ、様々な形式でメールを送ることができるツール。

送ったメールに対するお客様の反応から、行動を分析することもできるため、お客様が求めているものや、どのタイミングで何を提供すれば喜んでもらえるか…など、マーケティングに役立ちます。

メール配信システムは、様々な会社で開発・提供されており、各情報が公開されていて分かるシステムを一覧にまとめたので、一緒に見ていきましょう。

メール配信システム運用方法プラン最小価格
配配メールクラウド不明
Benchmark Emailクラウド1,530円
メール商人基本クラウド3,800円
WiLL Mailクラウド4,000円
Cuenote FCクラウド・オンプレミス5,000円
blastmailクラウド3,000円
SPIRALRクラウド50,000円〜
オレンジメールクラウド2,480円
ワイメールクラウド4,980円
オートビズクラウド~1,980円
パワーステップメールクラウド9,900円
ナウゲッタmailクラウド2,000円
Starsevenクラウド3,000円
WEBCAS e-mailクラウド(ASP型・SaaS型)・オンプレミス10,000円~
Customers Mail Cloudクラウド8,334円
ClickM@ilerクラウド・オンプレミス・プライベートクラウド100,000円
EXPAクラウド3,470円
める配くんクラウド1,697円
HyperMailクラウド2,200円
さぶみっと!メール配信クラウド900円
Combz Mail PLUSクラウド要相談
お名前.com メールマーケティングクラウド980円
クライゼルクラウド不明
Zoho Campaignsクラウド360円
SendGridクラウド1,900円
メールスマートクラウド10,450円
Lステップクラウド2,980円
アクセスメールクラウド2,300円
VPS-NEOクラウド1,500円(利用開始3ヶ月目以降3,500円)
MyASPクラウド3,300円
アスメルクラウド3,030円
Jcityクラウド6,600円
※すべて税抜き価格表示です。※クラウド型が一番安価なため、複数の運用方法がある場合もすべてクラウド型の金額を表示しています。
  

料金については簡単に載せましたが、もう少し詳しく知りたい場合は「費用はいくら?メール配信システムの料金相場【早見表あり】」も一緒に見て頂ければと思います。

機能別

運用方法や参考価格と合わせて、メール配信システムを見てもらいましたが、あなたの事業に必要な機能がなければ、導入しても意味がないですよね。

メール配信システムによって、様々な機能がありますが、

  • 送る条件(セグメント・ステップ)
  • HTML形式のメール

上記はメール配信でよく使うため、この2つに絞った一覧もまとめてみました。※機能の有無が不明なシステムは、表に載せていません。

送る条件

セグメント機能は、条件で絞り込んだお客様にだけメールを配信することができる機能で、ほとんどのメール配信システムに備わっています。

セグメントメールありBenchmark Email・メール商人・WiLL Mail・Cuenote FC・blastmail・SPIRALR・オレンジメール・ワイメール・オートビズ・パワーステップメール・ナウゲッタmail・Starseven・WEBCAS e-mail・EXPA・める配くん・HyperMail・さぶみっと!メール配信・Combz Mail PLUS・お名前.com メールマーケティング・クライゼル・Zoho Campaigns・SendGrid・Lステップ・アクセスメール・VPS-NEO・MyASP・Jcity
セグメントメールなしアスメル
 

ステップメールは、設定した段階を踏んで自動的にメールを送ってくれるため、お客様の気持ちの動きを予測したタイミングで設定しておけば、効果的なアプローチができます。

ステップメールありBenchmark Email・メール商人・WiLL Mail・Cuenote FC・SPIRALR・オレンジメール・ワイメール・オートビズ・パワーステップメール・Starseven・WEBCAS e-mail・EXPA・める配くん・HyperMail・Combz Mail PLUS・お名前.com メールマーケティング・クライゼル・Zoho Campaigns・Lステップ・アクセスメール・VPS-NEO・MyASP・アスメル・Jcity
ステップメールなしblastmail・ナウゲッタmail・さぶみっと!メール配信・SendGrid
 

HTML形式のメール

テキストではなく、HTML形式でメールを送れるシステムが増えていますが、HTMLの知識がなくても作成できる便利な機能もあり、一般化しつつあります。

HTMLの知識なしでOKコードを書いたりする手間がなく、ドラック&ドロップなど視覚的に作成できる
HTMLの知識が必要HTML形式のメールは作れるが、コードを自分で書く必要がある
HTMLの知識の有無不明HTML形式のメールは作れるが、視覚的で簡単な作成ができるかどうかは不明
HTML形式で作成できないテキスト形式でしかメール配信できない
 

上記の4種類に分けて、メール配信システムとHTML形式のメールをまとめました。※HTML形式のメールが送れるかどうかも判断できなかったシステムについては、表に入れていません。

HTMLの知識なしでOK
配配メール・Benchmark Email・メール商人・WiLL Mail・Cuenote FC・blastmail・SPIRALR・ワイメール・ナウゲッタmail・める配くん・Combz Mail PLUS・お名前.com メールマーケティング・クライゼル・Zoho Campaigns・SendGrid・アクセスメール・VPS-NEO・MyASP

HTMLの知識が必要
HyperMail・メールスマート

HTMLの知識の有無不明
オートビズ・パワーステップメール・WEBCAS e-mail・ClickM@iler・EXPA・さぶみっと!メール配信・アスメル・Jcity

HTML形式で作成できない
オレンジメール・Starseven

こうして見ると、やはりHTMLの知識がなくても作成できるメール配信システムが多いことが分かりますね。

メール配信システムの仕組み

メール配信システムは、運用方法によって仕組みが違い、金額も変わってきます。

導入や運用に掛けられるお金は限られていると思いますが、あなたの事業や会社に合ったものを導入しなければ、費用対効果は下がってしまうので注意が必要。

メール配信システムの運用方法について、一緒に確認していきましょう。

運用方法

メール配信システムの運用方法は、大きく3つに分けることができます。

クラウド型

メール配信システムを提供する会社の多くは、クラウド型の運用方法で提供しており「ASP版」とも呼ばれます。

ほかの企業とサーバーを一緒に使うことによって費用が抑えられるため、人気も高く導入しやすいです。

メール配信システムを初めて導入するなら、まずはクラウド型で検討するのがオススメ。

オンプレミス型

サーバーを他社と共有するクラウド型とは逆に、あなたの会社専用にシステム環境を用意してくれるので、ほかのシステムと連携できたり、独自のカスタマイズができます。

あなたの会社のサーバーへシステムを設置してくれたり、専用サーバーを用意してくれるところも。

ただし、自由度が高い分クラウド型よりも費用はかなり高くなり、提供している会社も少ないです。

クラウド上の自社占有型

一般的なクラウド型(ASP)は、たくさんの企業と一緒に同じシステム環境を使います。

ClickM@ilerの「プライベートクラウド」や、WEBCAS e-mailの「SaaS型」は、クラウド環境でありながら、あなたの会社専用の環境を用意してくれるため、システム連携など独自のカスタマイズができるんです。

クラウド型とオンプレミス型の、中間と言っても良いかもしれませんね。

メール配信システムの機能

ここまで、メール配信システムの一覧や、運用方法を確認して頂きましたが、たくさんあって絞り込むのが大変そう…。

しかし、導入するメール配信システムを選ぶ時は、

何のためにお客様へメールを配信したいのか

ここがしっかり定まっていて、さらにその目的を満たせる機能がなければ、格安なシステムを選んでも意味がありません。

一覧表でも見て頂いた、メール配信システムの機能についても、代表的なものをここで一緒に確認してもらえればと思います。

代表的な機能

メール配信システムの機能は、提供会社によって何十種類もありますが、ほとんどのメール配信システムに備わっている基本機能を見ていきましょう。

セグメント配信

セグメントとは、ある条件に分けた時の区分のことを指し、メール配信システムでは、設定した区分のお客様にだけメールを送ることができます。

機能の名前は「ターゲット」「絞り込み」このように呼ばれることもあり、提供会社によってバラバラ。

セグメント配信の例

  • 女性にだけ配信
  • 30代にだけ配信
  • 商品を購入してから○日経ったお客様にだけ配信

これらを組み合わせれば、よりお客様一人一人に合った情報・タイミングで、メールを配信することができるんです。

ステップメール

ステップメールとは、設定した間隔に段階を踏んでメールが送れる機能です。

転職サイトでもよく使われるので、例にして見てみましょう。

メール配信のタイミングメールの内容
転職サイトに登録基本的な案内など
登録から1日後「転職サイト○○」の使い方
登録から2日後「転職サイト○○」の便利な機能紹介part1
登録から3日後「転職サイト○○」の便利な機能紹介part2
登録から4日後「転職サイト○○」の便利な機能紹介part3
登録から5日後友達紹介キャンペーンなど
登録から30日後アンケート案内など
 

このように、お客様がどのようなアクションを起こしてから、何日後にこういうメールを送る…この流れを事前に設定して配信することができます。

HTMLメール

一般的にメールの形式は、次の2つに分けられます。

  • テキスト
  • HTML

テキストメールは文字だけで作られるため、メールの容量は抑えられますが、見た目がちょっと味気ないのが欠点。

対してHTMLメールは、画像やボタンなどのアイコンを自由に挿入できたり、文字の装飾もできるため、カラフルで華やかなデザインになります。

パッと見て分かりやすく視覚的に伝えられるのはもちろん、どのくらいのお客様がメールを開いたか(開封率)も測定できるので、HTML形式のメールを導入する会社は増えているんです。

知識がなくてもHTMLメールが作れる機能

HTMLは、コードの知識や技術がなければ作ることが難しいです。

しかし、知識がなくても簡単にHTMLメールを作成できる機能を、メール配信システムに備え付けている提供会社がどんどん増えています。

それだけ、HTML形式のメールが人気で一般化しつつあり、人気があるという事は、メールを受け取るお客様からの反応も良い…と言えますよね。

差し込み

「1to1(ワントゥワン)」「置き換え文字」「パーソナライズ」とも呼ばれる「差し込み機能」は、部分的にお客様一人一人の情報に合わせて文章を作ることができる機能。

メールの件名や文章中に「○○様」と自分の名前が入っていると、たとえ自動配信だと分かっていても「自分に対して送ってくれたメールなんだ」このような意識が生まれます。

「お客様各位」よりも「○○様」と、名指しされる方が自分ごとに感じられますよね。

ほかにも、会社名を置き換えられたり「○○サービスをご利用の○○様へ」こんな使い方もできるので、自動配信でありながら、よりお客様の心に響くメールが作りやすいです。

標準設備でもシステムによって制度が変わる機能

提供会社によって、各機能の有無や範囲はバラバラですが、次の機能は、ほとんどのメール配信システムに備わっています。

  • 一斉配信
  • セキュリティ対策
  • 効果測定機能

ただし、メール配信システムによってそれぞれの精度が変わってくるため、それぞれの注意点も確認しておきましょう。

一斉配信

メール配信システムの醍醐味とも言える一斉配信…この機能があるからこそのシステムですよね。

しかし、一度にたくさんのメールを送ることができるからといって、すべてのメールがきちんとお客様の元に届いていなければ、意味がありません。

たとえば…

  • 受信する側のサーバーに弾かれる
  • 迷惑メールとして届く
  • 広告フォルダに届く

お客様が安全に見られるフォルダへメールが届く確率は「到達率」と呼ばれ、メールを受信しても迷惑メールへ振り分けられて届けば、到達率は下がってしまいます。

また、どれだけ高速で一斉配信できるかも大切ですが、高速すぎてもプロバイダ(IPS)にスパムと判断されてしまうため、各社独自の対策も。

そのため、到達率をしっかり確保できるメール配信システムを選ぶのがオススメです。

セキュリティ対策

メール配信はネットワークを介するため、様々な障害や外部からの攻撃を受ける可能性があります。

そのため、セキュリティ対策はメール配信システムを利用する上で必須となり、

  • 情報漏洩を防ぐ
  • 配信メールがスパムと判断されないようにする
  • なりすましメールの対策

これらは特に注意が必要です。

メールを届けたいお客様も、あなたの勤める会社も、しっかりと守ることで、安心して情報を届けたり、受け取ったりすることができますよね。

効果測定

お客様に届けたい情報を、ベストタイミングで一人一人へ届けられた!

この状態で達成感を感じていては、自己満足(自社満足?)で終わってしまいますよね。

導入したシステムを使い、頑張って作ったメールを届けたことで、どのような効果が得られたのかが分かれば、今後のメール配信や事業そのものの動き方も改善できるはず。

効果測定機能は、ほとんどのメール配信システムに備わっていますが、機能の種類や範囲はバラバラです。

到達率迷惑メールなどを避けて、きちんと受信フォルダに届く確率。
開封率メールを開封してもらえた確率。HTML形式のメールでなければ測定できない。
クリック率メールの中に設置した各URLをクリックしてもらえた確率。
コンバージョン率配信メールを経由してお問い合わせや申し込みに至った確率。
配信エラー解析配信したメールがエラーになったことが分かり、システムによっては自動で配信停止設定をしてくれる。
 
効果測定結果はお客様の声

ほかにも、提供会社によって機能は様々ありますが、効果測定はできるだけ充実しているメール配信システムを選ぶのがオススメです。

メールを介してのマーケティングで一番難しいのは「ほぼ一方通行」なところ。

目の前でお客様とお話しするのとは違って、お客様の反応がとても分かりづらく、

このタイミングにこの条件で絞り込んだお客様へ、この内容のメールを送ったら、このURLが一番多くクリックされて…

こんなふうに、お客様の気持ちを読み取れるヒントが、かなり限られていますよね。

そのため、できるかぎり効果測定機能が充実しているメール配信システムを選んでほしいですが、もちろん配信の仕方など、あなたの事業の進め方にも掛かってくるため、バランスよく見極めてほしいです。

最後に。

ここまで私と一緒に見て頂き、ありがとうございます。

メール配信システムはたくさんありますが、あなたが担当する事業や会社の目的がハッキリしていれば、どのシステムを選ぶべきかも見えてくるはず。

初めてメール配信システムを導入する場合は、無料のお試しプランを使ってみるのもオススメなので、システムを上手く取り入れて、少しずつ事業を波に乗せていきましょう。

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著者:fukuyama(@enpreth)

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