ホントはどのくらい…?広告媒体の費用相場(一覧表あり)

  • | 公開 2022年12月05日
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ホントはどのくらい…?広告媒体の費用相場(一覧表付)

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。web媒体に、あなたの製品・商品・サービスを広告として載せたい場合、広告掲載として費用相場は約87万~155万円ほど。

この相場は調べた金額の最小値と最大値で出した相場であり、もちろん記事・バナー・メールなど、施策の内容によってそれぞれ費用は変わってくるため、全ての広告媒体でここまでかかるとは言えません。

そのため、あなたが広告として出したい、または検討している広告の出し方ごとで、それぞれの費用相場を見ておきませんか?

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web広告媒体の費用相場

各web媒体によって、広告の出し方が変わってきます。

インタビューをもとにサービス紹介記事を書いてもらう、またはメディアのブランド力を借りてPRを打ち出す場合もある。

広告の出し方によって料金も変わってくるので、まずは金額を左右するPV数関係なしで相場算出した、一覧表から見てみましょう。

相場確認に用いた情報
私が以前調べた約180社分のオススメしたいweb広告媒体のPV・料金まとめから、それぞれ集めた各媒体の料金をもとに算出しています。

施策費用相場最小費用最大費用
記事広告約52~201万円90,000円5,000,000円
タイアップ広告約140~290万円132,000円5,000,000円
バナー広告約31~65万円32,200円3,000,000円
メール広告(メルマガ)約40~72万円33,000円1,000,000円
SNS配信約5~65万50,000円650,000円
プレスリリース掲載約3~45万30,000円450,000円
ブースト約10~50万100,000円500,000円
記事広告   :製品・商品・サービス紹介のPR記事を作成すること
タイアップ広告:メディアと連携・コラボレーションを行い製品・商品・サービスのPRを行うこと
バナー広告  :メディア内の一部分を借りてリンク画像を入れ込み自社サイトへ送客してもらうこと
メール広告  :メール配信、メルマガなどメールを使ってPRを配信すること
SNS配信   :メディア側が保有するSNSアカウント内でPRしてもらうこと
プレスリリース:プレスリリースの配信をメディア内で行うこと
ブースト   :SmartNews・グノシー・LINEなど他ニュースアプリと連携した露出を行うこと

一番安くて3万円ほどから広告媒体を活用でき、手厚い施策を受ける場合は300万円ぐらいはお金がかかってくる。

しかし、これらの料金はメディアごとの媒体価値(PV数・UU数・特定ターゲットの集客)によっても異なります。

今度は分かりやすくPV数ごとで広告媒体費を分けてみたので、あなたの予算感をもとに、どのぐらいのPV数のweb広告媒体なら掲載できるのか、参考にして頂けるといいなと思います。

         

月間PV0~99万の媒体

施策平均費用最小費用最大費用
記事広告約60万円100,000円1,500,000円
タイアップ広告約102万円250,000円2,000,000円
バナー広告約45万円44,000円1,000,000円
メール広告(メルマガ)約4万円30,000円50,000円

月間PV100~999万の媒体

施策平均費用最小費用最大費用
記事広告約35万円90,000円1,000,000円
タイアップ広告約174万円90,000円5,000,000円
バナー広告約37万円100,000円1,200,000円
メール広告(メルマガ)約42万円33,000円700,000円
   

月間PV1,000万以上の媒体

    
施策平均費用最小費用最大費用
記事広告約260万円500,000円5,000,000円
タイアップ広告約230万円132,000円6,000,000円
バナー広告約44万円32,200円3,000,000円
メール広告(メルマガ)約45万円100,000円1,000,000円
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広告媒体の費用はどうやって決まるのか?

広告媒体に載せると「高いんでしょ?」が、なんとなく誰もが感じているイメージなのかなと思っています。

広告=お金がかかる=高い

勝手な連想で、広告媒体の費用を高いと思いがちですが、高いのはもちろんありつつ、各種媒体ごとの状態によって価格が決められている。

広告掲載を頼む前に、まずはどのような思考によって金額が変わるのか見ておくのがオススメです。

広告媒体費用の仕組み

広告は、特定の誰かに見てもらいたい場合もあれば、かなり大勢の広い範囲に見てもらいたい場合もある。

また、広告媒体としてサービス提供している側も、それぞれ集客できる方やメディアの作り自体も違うので、提供できる内容は変わってきます。

その中でも費用に大きく影響するポイントが3つ。

① PV数
② 提供方法
③ 掲載場所

どのような違いがあるのか、広告媒体へ相談する前に見ておきましょう。

① PV数

PV(ページビュー)数とは、web広告媒体がどのぐらい見られているか指標になる数値です。

たくさんの方に見られている場合、それだけ広告を見てもらえる人数や確率が高まるため、広告効果としては高いと感じますよね。

つまり、PV数が高ければ高いほど、広告掲載としての価値が高いため、金額も高くなっていく。

PV数が低い:金額は低い
PV数が高い:金額は高い

その証拠に、月間PV0~99万100~999万1000万以上と高くなっていくにつれて、どんどん費用相場は高まっています。

広告媒体として提供する側も「価値があるからこその値段」と説明でき、サービスとして受ける側も数値で分かりやすく提案されるので、価値があると感じやすい。

PV数は広告媒体の料金を考える上で欠かせない要素です。

PV数の注意点

たとえば、下記の場合はどちらが影響力のある媒体だと感じますか?

パターン1:月間1,000人に見てもらえる
パターン2:月間1,000,000人に見てもらえる

あなた含めて、多くの方はパターン2が、価値のある媒体だと感じやすいはず。

数値を見せられると、上か下かハッキリするため、PV数が高ければ影響力があると感じ、PV数が低ければ影響力はそこまでないと思ってしまいます。

しかし、今度はこのような数値ではどうでしょうか。

パターン1:月間1,000人見てもらえるうちの500人がお客様候補
パターン2:月間1,000,000人見てもらえるうちの10人がお客様候補

これなら断然、パターン1の方が確率も費用対効果も高いと分かります。

たとえPV数が高くても、求めているお客様に見てもらえなければ、何も成果は出せないため、どのような方を集客できているのかが重要。

単純にPV数だけで判断すると、ムダな広告掲載にもなるため注意が必要です。

キーワード

広告媒体と一言でいっても、お客様となってくれるかもしれない方が、どのような心理でどんな状況で何を求めてそのメディア(掲載情報)を見に来ているのかによっても、掲載しておきたい媒体は変わってきます。

例:ターゲットがBtoBで検討期間が長くなってしまうサービスを売りたい
× 自分でなんとかするために情報を探している
〇 誰かに頼る前提で情報を探している 

×の場合、ノウハウやコツなどの情報が多数掲載されている広告媒体は、多くのアクセス集める一方、相談・申込・購入など誰かにお願いしようと思うほどの温度感はないため、広告として掲載しても反応はイマイチ。

〇の場合、相談相手を探していたりサービス名を直接検索して、相談・申込・購入などサービス提供側に売上が作れる行動を前提に情報を探しているため、広告掲載側として求めている行動をお客様にとってもらいやすく、広告の費用対効果が高いと言えます。

お客様の行動を促すキーワードで集客できているかで料金が変わる

たとえば「サービス名」・「費用」・「事例」など、相談・申込・購入を前提にしているからこそ検索されるキーワードで、集客できている広告媒体は、お客様の行動・意識が活発化している状態で広告を見てもらえるため、クリックやその後の申込などに発展しやすい。

つまり、広告をかけたらその分の成果が出やすいと言えます。

お客様の行動・意思決定を促すキーワードで集客できずにいる=成果が出にくい
→ 料金を低くせざる得ない

お客様の行動・意思決定を促すキーワードで集客できている=成果が出やすい
→料金が高くできる

分かりやすいPV数だけで判断するのではなく、媒体そのものの集客属性を確認して選ぶのがオススメです。

② 提供方法

広告媒体とは、単にバナー広告をウェブサイトに貼り付けるだけではなく、さまざまな方法を用いて集客しているお客様に対し、広告情報をPRしていきます。

記事広告多くの情報で訴求する
バナー広告どの画面にも表れて認知が広がる
メール広告メルマガで大勢に直接伝える
動画広告動きを使って視線を集める
SNS配信媒体の権威性や繋がりを活用して広げる
タイアップ媒体のブランドとコラボして影響力を高める

他にもさまざまな方法はあるのですが、なぜこのように方法がたくさんあるかというと、webサイトにバナーを貼るだけでは広告としては弱いから。

誰もが、自分の見たい情報、知りたい情報しか目に入らず、それ以外は意識の外に追いやられてしまうため、どれだけ大きく掲載しても「広告」だと分かった時点で、脳は無意識で見ないふりをします。

また、人によっては意識を集中するタイミングが異なってくるため、どれか1つに絞ると広告を見てもらえる可能性が低くなる。

そのため、ありとあらゆる方法を使い、お客様の意識の中に入りこむため、記事・バナー・メール・動画・SNSなど色んな方法を使います。

方法が多ければそれだけ、お客様へ広告を見てもらえる可能性が高まるので、1つ2つ3つと施策を合わせていくと、効果は高まるものの料金が高くなっていきます。

範囲による料金の変化

広告の基本は、提供される場所の価値によって変わってきます。

簡単にすると、狭い範囲か広い範囲かで料金が変わってくる。

バナー広告の場合
安い:メディアの一部分のみに掲載
高い:メディア全体で掲載

メール広告の場合
安い:文章内のい一部分のみに組み込んでもらえる
高い:一つのメール全体で告知をしてもらえる

範囲が広ければ、それだけ見てもらえる可能性が高くなるので、料金としても上がりやすくなる。

掲載期間による料金の変化

広告掲載の方法にもよりますが、掲載される期間によっても大きく金額が変わってきます。

記事広告の場合
安い:掲載期間に限りがある(一定期間)
高い:掲載したらずっとそのまま

掲載し続けてもらえるなら、メディアの媒体価値を借り続けられるため、継続した集客や認知拡大も見込めます。

そのため、価値が高い広告媒体ほど記事広告が高くなる傾向。

バナー広告の場合
安い:掲載が数週間
高い:掲載は1か月

バナー広告の場合は、提供側としてもさまざまな企業さんに使ってもらいたいと考えるため、最長で1か月ほどの提供が多かったです。

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③ 掲載場所

お客様が広告を目にするタイミングはいつでしょうか。

仕事中に何かしらの情報を探そうと、webサイトにやってきた時?
帰宅中の緊張感から抜け出し解放された状態で、スマホをいじりながら?

今や、パソコンかスマートフォンか、またはタブレットやテレビ画面など、さまざなばデバイスで情報を見れる状態です。

そのためか、広告媒体を提供している側もそれを理解しているため、このように分けて考える傾向があります。

パソコン   :100,000円(仮)
スマートフォン:200,000円(仮)

金額は仮ですが、パソコンとスマートフォンなどデバイスごとでプランを分けて提供している。

あなたの広告を見てもらいたい相手が、たとえばスマートフォンを使っている時によく見てもらうなら、スマートフォンの広告掲載の方が料金が高くなる。

広告をより多く見てもらえるデバイスによって料金も変わるため、このような傾向があることも覚えておきましょう。

バナー広告の種類

web広告媒体として、もっとも提供されやすいのは、バナー広告と呼ばれるリンク付き画像をホームページ内の一部に掲載する方法があります。

提供側はバナー画像を貼るだけなので特に手間もなく、サービスを受ける側は集客のある媒体に対して、自社製品・サービスの紹介・告知ができる。

しかし、バナー広告と一言でいいましたが、各社それぞれでサイズ・掲載場所などによって呼び名が違うため、少し混乱するかもしれません。

集約すれば全てバナーのことを指していますが、それぞれの呼び名の意味を確認しておくのがオススメです。※ 各社で使われている呼び名から抽出

場所説明
スーパーバナー(またはビルボード)
スーパーバナー(またはビルボード)
トップページや記事のページで広く大きくバナーを掲載すること
レクタングル
レクタングル
長方形のバナーのこと。ページの上部やサイドナビなど長方形なのでエリアを広くとって掲載ができる。
③インフィード
インフィード
画像+テキストで記事内に小さく潜り込ませるバナー
④スプレッド
スプレッド
長方形をさらに細くしたような形のバナー
⑤ジャック
ジャック
メディア内のバナー掲載エリア全体に掲載すること
            

広告媒体の費用を考えるうえで知っておきたいポイント

広告掲載の多くは、お金があれば掲載できてしまいます。

資金が潤沢・あり余っている場合であれば、どこで掲載してもいいのですが、多くは資金がカツカツの中、やりくりしていると思われます。

そういった時には、より絞って広告媒体を選んでいきますので、選ぶうえでのポイントが2つ。

① スポットかストックか

スポット:一時的
ストック:継続的

このような違いがあり、広告掲載の多くはスポット型の一時的な露出を増やす代わりに、その対価として広告媒体に費用を支払う形です。

確かに大きな予算を投じて広告を出せば、成果は得られるものの、悪い言い方をすれば掛け捨ての状態にもなり、今はいいけど今後は続かなくなる。

そのため、広告掲載ではどのような施策だと「ストック」として効果を継続させられるかを考えるのがオススメです。

資金が尽きた、または予算を使ったのに今の状況がうまくいっていない場合、成果や価値が積みあがらない広告になっていたことで、かなりの損をすることも。

広告媒体を選ぶ場合は、記事広告・タイアップ広告などの記事として残る形(ストック型広告)を基本にして、露出を増やすバナー広告(スポット型広告)をうまく活用していきましょう。

② ターゲットに合うか

広告媒体のPVだけで考えず、あなたが本当にお客様となって頂きたい方と、どれだけ繋がれるか。

PVが高くても、お客様や求めていた方と繋がれないのであれば、無意味な広告にもなってしまいます。

無料であれば、あまり考える必要もなく掲載を前向きに進めていきたいですが、有料であり高いお金がかかるのであれば、費用対効果の視点は外せません。

広告掲載を考えている方へ

広告媒体には大きなお金もかかるので、慎重に選びたいですよね。

それが初めてであれば尚更、どこが自社製品・サービスにとって相性のいい媒体なのか、いきなりお金はかけずしっかり各広告媒体を比較していく。

比較に役立つのが各資料なので、まずは情報収集から進めていくのがオススメです。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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