GA4とは何なのか?今までのUAプロパティとの違いを徹底解説

  • | 公開 2022年12月14日
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GA4とは何なのか?今までのUAプロパティとの違いを徹底解説

今までのユニバーサルアナリティクス(UAプロパティ)と、新しいGoogle Analytics4(GA4プロパティ)を比較しながら、分かりやすく変わったポイントなどを解説しています。
エンプレス編集部:sugiyama(@pl_enpreth

「GAが新しくなってるけど使うべきか…」
「みんな使い出してるけどよく分からない…」
「ちょっと見たけど画面がまったく違う…」

Googleアナリティクスに新しい機能が追加したことはよく見聞きしますが、一体どんなものなのかはイメージが付いていないかもしれませんね。

実際に見てみると、画面から機能までほぼ一新されたような状態で、かなり混乱すると思います。

従来のアナリティクスは2023年7月1日までしか使えないので、変えたくないのに変えらざる得ない、待ったなしの状態…。

まずは、今まで使っていたユニバーサルアナリティクス(UAプロパティ)と、新しいGoogle Analytics4(GA4プロパティ)との比較などを見ながら、基礎情報を見ていきましょう!

こんな方にオススメ
・Googleアナリティクスを前から使っていた
・これからGAを使おうと思っている
・変えたいけど何だかよくわからない

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Googleアナリティクス4(GA4)とは?

Googleアナリティクス4(GA4)とは、Googleアナリティクスアカウントで利用可能な、ウェブもアプリもデバイス関係なくデータ収集できる機能のこと。

正式名称はGoogleアナリティクス4プロパティ(GA4プロパティ)と言いますが、Googleが提供してくれているGoogleアナリティクスへ新たに組み込まれた、データ処理の仕組みです。

プロパティとは?
一般的な「プロパティ」は属性・性質を指していますが、Googleアナリティクスにおけるプロパティは取得されたデータが処理される場所のこと。

Googleアナリティクスの中で何が変わったかというと、

Googleアナリティクスの今までとこれから
ユニバーサルアナリティクス
(ウェブのみ)
Firebase向けGoogleアナリティクス
(アプリのみ)
ユニバーサルアナリティクス
(ウェブのみ)
Googleアナリティクス4プロパティ
(ウェブとアプリ)
ユニバーサルアナリティクス
(ウェブのみ)※2023年7月2日からデータ収集不可
Googleアナリティクス4プロパティ
(ウェブとアプリ)

このようにアプリ用だったプロパティが、ウェブ+アプリと統合したことで、GA4となっています。

そして2023年7月2日からは、私たちが今までGoogleアナリティクスとしてメインで使っていた、ユニバーサルアナリティクス(UAプロパティ)では、データ収集ができなくなってしまう。

慣れ親しんだ方法では今後利用できないので、多くのGoogleアナリティクス愛用者が切り替えを順次進めている状況です。

なぜGA4が作られたのか、その背景とは?

Googleが誕生した1998年から2010年ごろまでは、パソコンが主に使われていた。

しかし、アップル社のiPhoneが誕生後、世界で一気にスマートフォン利用者が拡大し、誰でもいつでもインターネットにアクセスできる時代へと変わってきている。

パソコンの利用者を想定して作られたGoogleアナリティクスは、時代と共に合わない状況となっています。

最初はウェブ版だけデータ収集していたものを、途中からスマートフォンの利用を前提としたアプリのデータ収集機能も加えましたが、両方を別々に使っていたのでは本当の意味で役立つデータにならない。

そのため、ウェブとアプリの両方の計測を行うために誕生したのがGA4。

今までだと、ウェブとアプリを使った方は、それぞれ別個で計測されていましたが、GA4のおかげで両方を連携させることで重複を除外することもできる。

ユーザーがどのような行動を起こしているのか、本当の意味でデータの裏側を探れる状態となり、よりビジネスへ活用できる状態にしたのがGA4。

時代と共に変化してきたユーザー行動

私たちがインターネットを使う端末は、パソコン・スマートフォン・タブレット・テレビ・サイネージなどさまざまありますよね。

パソコンは重いのであまり持ち運べませんが、軽量化されたノートパソコンであれば、社内・自宅だけでなく社外や屋外でも使える。(スマートフォンなら特に)

デバイス別の利用シーンが圧倒的に増えて、さらに外出時のネットもモバイルWifiなどを使えば環境が良くなってきた。

どこでもアクセスできる状況で、データを利用シーンごとバラバラに分けて収集・計測していたのでは、不都合が大きい。

デバイス・利用シーンなどお客様がいつ・どこで・アクセスしたとしても、全てを1まとまりでデータ収集して、心理・行動の理解を深めることがビジネスチャンスにもなっているため、GA4の利用は今後加速していきそうです。

今までのユニバーサルアナリティクス(UAプロパティ)と、新しいGoogleアナリティクス4プロパティ(GA4プロパティ)では何が違うのか?

多くの方が戸惑いを隠せない、GA4への切り替え。

期限があるため必然的に移行せざる得ないのですが、変えるにしても何が違うのか分かっておくと「あぁ、だから変えた方がいいのね」と、Googleからの無理やりな変更ではなく、納得の変更ができます。

まずは簡単に表へまとめてみたので、違いを確認してみましょう。

比較項目GoogleアナリティクスのUAプロパティのサンプルGoogleアナリティクスのGA4プロパティのサンプル
UAプロパティGA4プロパティ
スケーラビリティ小さめ大きい
対応ビジネス部分的全方位
デバイスウェブのみ or アプリのみウェブ + アプリの両方(または片方のみも可)
変化定義が定まり過ぎて変えづらい臨機応変に変えられる
cookie使う使わない(プライバシーに配慮した結果)
期限2023年7月1日まで今後はこちらへ切り替え
複数デバイスのアクセスデバイス違うと重複デバイス違くても重複は除外できる
レポート事前に定義された内容のみあらゆる状況を想定したレポートが作れる
共有アカウント共有設定が必須ログインしているGoogleアナリティクスアカウントならURLで共有が簡単
検索できない特定キーワードでさまざまな情報が探せる
計測セッションを元にユーザーのアクセスイベントを元にユーザーのアクション
自動化限定的機械学習で進む
セグメント定義された内容だけ自分で定義できる
BigQueryとの連携有料になるシーンが多い無料である程度連携できる
文脈(コンテキスト)デバイスごとで分断されて分かりずらい全部が繋がっているためより詳しい文脈を読み解きやすい

色々ありますが、もっと簡単にまとめると下記の3つ。

  • セッションではなくイベントを基本にしたデータ収集
  • データを扱いやすい形にして自由度をUP
  • 自動化されてより素早く分析できる

この先、どんどんデータ収集が当たり前になる中、従来のUAプロパティではしがらみが多すぎて、動きも遅く柔軟性が出せなかった。

そこでイベント(ユーザーのアクション)をもとにデータ収集することで、データの扱いやすさを高めています。

画面の仕様や使い方は、UAプロパティとは異なり、最初は戸惑うと思いますが、時代の流れに合わせた形にするとGA4へ切り替えるのは必須とも言えます。

GA4プロパティを使うのはいつのタイミングから?

2023年7月2日以降は、従来のUAプロパティが使えず、GA4プロパティとなるため切り替えないといけない期限は必ずやってきます。(それも近々に)

しかしながら、今の慣れ親しんでいるGoogleアナリティクスの利用方法が手放せず、なかなかGA4プロパティを使う気になれないこともありますよね。(実際に私自身がそうなので…)

確かに新しいGA4プロパティを使うのは手間もあり、覚えることも多いですが、今の時点で使わない方がデメリットも多くなるのを知っていましたか?

① 早く始めないとGA4プロパティの過去データがとれない

今すぐ始めたい理由としては、始めたタイミングからデータ収集が始まるという点。

これの何がいいかと言えば、GA4プロパティ内で過去データをある程度溜めておけること。

もし、先月・昨対など過去と比較したデータ分析を行いたい場合、UAプロパティとGA4プロパティでは、データ収集の概念や仕組みが根本から異なるため、求めたい比較ができなくなります。

そのため、少しでも早めにGA4プロパティの設定だけはしておくのがオススメなのです。

② 今から慣れておかないと切り替えタイミングで使いこなせない

完全な切り替えは2023年7月2日からですが、その前後であったり、忘れていて突然データが取れなくなった!とならないためには、今から設定しておく。

今から備えておくことで、気持ちに余裕をもってデータ収集に臨める状態にしておくのがオススメです。

③ 使ってない焦りで不要な切り替えコストを払うことになる

GA4プロパティへの切り替えを、webマーケティングやコンサル系の会社さんなどが、1つの商材として扱っているケースも多いです。

もし、ギリギリまで何もせず今まで通りだと、その時になって切り替えていないことにすごく不安を感じて、他社からの代行作業などの提案にのってしまいやすくなる。

本当は自分で外注費をかけずできたものを、コストをかけて切り替えることになるケースも出てくるので、今時間的にもまだ余裕があるタイミングで、GA4をセットして頂くのがオススメです。

パターン別で違うGA4プロパティの始め方

GA4プロパティは、人それぞれで始め方が変わってきます。

中には、そもそも新たに設定しなくてもいい場合もあるので、まずはあなた自身がGA4プロパティを使うべきか、そしてどうすればいいのかを確認しておきましょう。

パターン1既存利用者
状況GoogleアナリティクスをUAプロパティで使っている
始め方UAプロパティを使いながらGA4プロパティを設定する
パターン2既存利用者
状況Firebase向けGoogleアナリティクスを使っている
始め方Firebase向けGoogleアナリティクスがアップデートしてGA4プロパティになっているので再設定の必要性はない
パターン3新規
状況まだGoogleアナリティクスを使っていない方
始め方最初からGA4プロパティを使う

現在、切り替えに直面している方はパターン1だと思うのですが、今までのUAプロパティは期限(サポート終了時期)があるものの、それまでは使えます。

そのため、まずは急いでしなくてもいいですが、今のうちにGA4プロパティも設定しておくのがオススメ。

パターン2は、アップデート版となるので何もする必要はなく、パターン3に関しては完全に初めての設定なので、最初からGA4プロパティから使えばいい。

判断はとても簡単なので、あなた自身がどれになるかを確認しておきましょう。

GA4プロパティに関わる用語集

GA4プロパティを使い出すと、新しい用語がたくさん出てくるのですが、全部を覚える必要はないため、改めて大事な用語のみに絞って表でまとめています。

用語詳細
プロパティGoogleアナリティクスで取得したデータを様々な形にして処理・可視化する場所のこと
UAプロパティUAとはユニバーサルアナリティクスの略で、従来のGoogle側から定義されたデータを処理・可視化する場所のこと(ウェブサイトの計測をメインに考えられている)
GA4プロパティGA4とはGoogle Analytics4の略で、さまざまな状況に対応できる拡張性をもち自由にデータ収集・処理・可視化をするために作られた場所のこと(ウェブサイト・アプリの両方が対応できる)
データストリームデータが入っていく流れのこと(取得するデータをウェブ・iOS・Androidの3つに対してどれに該当するのかを選ぶ)
セッションウェブサイトに訪れてから離脱するまで行われた行動のこと
イベントウェブサイト・アプリ内でユーザーが行った行動のこと
オーディエンス何かしらの特徴を同じにするユーザーグループのこと
データ探索GA4プロパティで取得したさまざまなデータを、特定条件に当て込んで可視化(グラフ化)する機能のこと
セグメントデータ探索時に使うユーザーに紐づけられた狭い範囲の属性のこと(例:日本、モバイルトラフィックなど)
ディメンションデータ探索時に使うユーザーに紐づけられた大きい範囲の属性のこと(例:国、性別、デバイスなど)
指標データ探索時に使う取得したデータの価値を示す要素のこと(例:イベント数、総ユーザー数、コンバージョンなど)

GA4プロパティ切り替えでよくある質問・回答

Q:UAプロパティを使っている状態でGA4プロパティを使っても大丈夫?

A:はい、大丈夫です。プロパティとしては別ものなので、同じGoogleアナリティクスアカウント内で混同して利用できます。

Q:GA4プロパティへ切り替えないとどうなりますか?

A:2023年7月2日からは、現状のUAプロパティではデータ収集・処理ができなくなるため、今のうちにGA4プロパティへ切り替えて頂くのがオススメです。ただし、2023年上旬までにGA4プロパティを作成しない場合は、Google側で自動的に作成されてしまいます。

Q:GA4プロパティへ切り替えるのに特別な操作は必要ですか?

A:GA4プロパティ内の機能を使って、比較的カンタンに設定ができます。

Q:UAプロパティのサポート終了日移行でもデータは確認できますか?

A:いいえ、サポート終了後は管理画面で確認したり、APIを使っている場合も見れなくなります。

Q:UAプロパティ時のデータを活用したい場合はどうすればいい?

A:各レポートで「エクスポート」機能があるため、Googleスプレットシート・Excel・CSV・PDFなど必要に応じたデータを落としておくのがオススメです。

Q:本当に2023年7月1日以降はUAプロパティが使えなくなる?

A:360 ユニバーサル アナリティクス プロパティに限って言えば、翌年2024年7月まで1回限りの延長が行われる場合もあります。

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