テレワークとは?基礎知識・効果・導入方法

  • | 公開 2022年09月07日
業務効率化
テレワークとは?基礎知識・効果・導入方法

出社前提の働き方だと、今の世の中に合わないかもしれません。テレワークを加えた新たな働き方へ移行するための情報をまとめました。
エンプレス編集部:sugiyama(@pl_enpreth

出社しないと難しい仕事はあるものの、仕事内容によってはパソコン一つあれば、在宅で可能なことはありますよね。

世の中的にもテレワーク(リモートワーク)へ移行している会社は多いのに、まだ自社だと出社が基本となっている…。

たしかに「できる人」と「できない人」がいて不公平感が出たり、設備やセキュリティの問題で一歩前に踏み出せない場合も。

まずはテレワークの基本を見ながら、会社のみんなが安心・安全に仕事ができる環境作りの方法を見ていきましょう。

こんな方におすすめ
・テレワークを検討している
・出社のムダに気づいているけど何からすればいいか分からない
・どんな方法でみんなしているのか知りたい

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テレワークとは

テレワークとは、インターネット回線による情報伝達を活用して、場所に囚われず働き手にとって仕事をしやすい方法で業務を行う手段のこと。※ 情報伝達には「情報通信技術(ICT)」が必要です(Information and Communication Technology)。

別の言い方をすれば、会社(社長)が従業員の働きやすさを向上させ、さらに会社が成長するための投資でもある。

たとえば、体調不良で出社が辛い人に対して「絶対に出社してね」と言えばパワハラになったり、優秀な人材だけど場所が遠くて雇えないなど、特定の場所でしか仕事ができない不都合がたくさんありました。

テレワークが実現できると、場所の制約から解き放たれるため、今までの常識では解決できなかった問題が、次々と解決できるようになるんです。

違いオフィス勤務テレワーク
勤務勤務地・オフィス・定められた特定の場所自宅・出先・レンタルオフィス
場所会社が全面的に設備や場所を用意会社または自分で用意
移動指定の場所まで移動が発生自宅であれば移動は不要
業務対面など手渡しも可能リアルな対面は無し
会話対面がメイン文章やモニター越しの会話がメイン
採用近場の人だけを採用どこの人でも採用できる

従業員目線のテレワークとは
出退社による通勤時間が無くなることで、従業員側としては自分と家族を大事にしながら仕事へ向き合える働き方が手に入る。使える時間が増え自由に使えることで、精神的な安定と肉体的な健康にも繋がってきます。

テレワークによる3つの働き方

テレワークでは、大きく分けて3つの働き方があります。

働き方場所勤務地までの距離説明
在宅勤務自宅近い(ほぼ0km)自身が契約している家で仕事をすること
モバイルワーク駅・公園・出張先・お客様先など近場もあれば遠い場合もある出先で一時的に仕事をすること
サテライトオフィスレンタルオフィス勤務地ではない別の場所を借りて仕事をすること

今まで出社していた場所ではなく、状況に応じて働く場所を選ぶことがテレワークでは可能です。

どこでもいいわけではなく、あくまで会社が策定したルール・範囲の場所となりますが、それでも場所を選択できるのは、働く側からしたらありがたい話です。

それぞれ場所についての特徴も見ておきましょう。

在宅勤務

場所自宅

在宅勤務とは、その名の通り、いつも過ごしている家で仕事をすることです。

電車・バス・自転車にも乗らず、家の中なので移動距離として考えればほぼ0。

テレワークの中で、確保できる時間がもっとも多くなるのは在宅勤務です。

注意点

会社のルールによって「在宅」をどこに指定しているかが重要です。完全に自宅だけの範囲であれば、友人の家で仕事をしたりすると、バレた場合は規約違反となって、注意・厳罰・最悪の場合は解雇もありえます。

モバイルワーク

場所駅の構内・お客様先・コアワーキングスペースなど

モバイルワークとは、モバイル端末(ノートパソコン・タブレットなど)を使って、一時的にその場所で業務を行うことを指しています。

もしお客様先へ訪問して、報告はわざわざ帰社しないといけない場合、非常に手間も時間もかかって、働く側としてストレスでしかありません。

お客様先でそのまま、またはちょっと外へ出たときに報告だけそのまま送れれば、別に帰社する必要はなくスマートな働き方ができます。

注意点

モバイル端末を持たせてくれない、または持たせてくれたとしても社内ルールがきちんと整備されていなければ、結局会社へ行くはめになるので、モバイルワークは社内ルール整備とセットで行われる必要があります。

サテライトオフィス

場所CocoDeskテレキューブZXY(ジザイ)など

サテライトオフィスとは、本社や通常の勤務先ではない場所で、一時的にレンタルオフィス・レンタルスペースなどを借りて、その場所を自由に使って業務を行うことです。

テレワークをしたいけど、家の設備や状況だと仕事がしづらかったり、人によっては自宅にテレワーク環境を作れないこともある。

会社が代わりの場所を提供することによって、従業員の働きやすさが増していきます。

注意点

借りるのが基本となるため、レンタル料が別途かかってきます。お金もかかることから、たった一人のためではなく、複数人が使えるサテライトオフィスが用意されます。

また、レンタル先・一時的に借りているスペース(コワーキングスペースなど)によっては、web会議・電話するなら外部に漏れないための配慮や、ネットを使うのでセキュリティ関連も気にしないといけません。

テレワークとリモートワークの違い

在宅環境やオフィス以外の働き方を調べていくと、必ずぶつかるのが同じような意味合いで使われている「テレワーク」と「リモートワーク」。

両方とも自宅や会社のオフィス以外で行われる業務を指していますが、状況によって使い分ける必要があるので、簡単な表を用意してみました。

項目テレワークリモートワーク
勤務地以外で働くこと
国や自治体が推奨の呼び方使われてない
全国で使われている言葉
Googleトレンドによる比較
一部地域のみ
テレワークは全国で使われているリモートワークは一部地域で使われている
在宅求人があること

表にしてみると、同じ意味なのに少し違っているのが分かります。

テレ(tele:離れた所)ワーク(働く)は、国(総務省・厚生労働省など)・自治体が使っている呼び方のため、一般家庭にもこの言葉で認識されていることが多い。

リモート(remote:遠隔)ワーク(働く)は、一部地域(北海道・関東近郊)のみで、IT関連の企業がよく使っているため、特定業種で使われていることが多いと推測できる。

そのため、同じ意味であるものの、状況に応じて使い分けるか、テレワークで統一した方が分かりやすいかもしれません。(ちなみに私の会社はリモートワークです)

ほかの人はどうしてる?みんなのテレワーク環境

あなた自身がテレワークをしている、まだしてないとしても、他のみんなはどんな環境でテレワークをしているのか気になりますよね。

今まで働いていた場所は、ちゃんと会社が用意した設備があったからこそ、快適に仕事ができていたのですが、在宅となったら自分で必要設備を用意しなくてはいけません。

中には机が置けずにリビングで仕事をしたり…。

設備の充実がテレワークをするのに重要なポイントでもあるので、みんながどんな環境でテレワークを実践しているのか少し覗いてみましょう。ピンタレストから良さそうなテレワーク環境のピンを参考に引っ張ってきました

こうやって眺めているとうらやましい…と思う気持ちが爆発しそうで怖いのですが、各々テレワーク環境を楽しんでいる様子。

最初から整えられた環境を使うのは楽ですが、テレワーク場所はいわば自分の城。

極論、仕事が捗るならどんな状態でもいいと思うので、環境づくりを含めると仕事の楽しみが一つ増えそうです。

いや、ちょっとまって?テレワークするならオフィスは不要じゃない?

会社がテレワークを推し進めて全員が「対応可能になりました!」となった場合、オフィスの存在がいらなく感じますよね。

テレワークが一般化してきた令和時代、オフィス不要論もさまざまな箇所で上がっている話題ではありますが、オフィスを完全に無くすのはまた違う。

理由1:テレワークに向かない人がいる
理由2:リアルな対面でしか得られない経験がある
理由3:従業員がいつでも戻ってこれる場所が必要

方針(社長の考え)、事業形態によってもオフィスを必要としない場合もあるのですが、どちらかだけの極端な話ではなく、従業員が働きやすい状況を作るために、ハイブリッドな良いとこどりを目指す企業も増えてきました。

なぜオフィス不要論だけで考えてはいけないのか、3つの理由をもう少し詳しく解説していきます。

理由1:テレワークに向かない人がいる

自宅で仕事環境が用意できない(部屋が狭い、家族の関係など)方は、テレワークをしても逆にストレスを抱えてしまったり、パフォーマンスが下がってしまう。

出社をして用意されている仕事環境で働く方が成果を残せる人もいます。

理由2:リアルな対面でしか得られない経験がある

テレワークの場合、基本的にモニター画面を通した電子的な繋がり(web会議やテキストコミュニケーション)なので、相手の表情や感情が見えづらく、ムダに深読みして時間をかけてしまったり、思わぬ地雷を踏んでしまって相手を怒らせてしまう場合も。

実際に会って話すのは、信頼関係を築きやすくなるのと、相手の肌感をくみ取ることもできて、コミュニケーションの質が高まっていきます。

対面でしか得られない貴重な体験ができる場を無くしてしまっては、人材・組織・会社の成長を阻害してしまう場合もあるのです。

理由3:従業員がいつでも戻ってこれる場所が必要

オフィスを完全に無くしてしまって、従業員全員がテレワークに移行している会社も多いですが、突然テレワーク環境が維持できなくなり、別の場所で業務が必要になってくるシーンもあるかもしれません。

元あったオフィスの縮小などはいいですが、完全に無くしてしまうと従業員が路頭に迷う可能性もあるため、できれば残して頂くのがオススメだと思っています。

テレワーク実施による効果とは

出勤・退勤による移動時間が無くなれば、単純に考えて使える時間が増えます。

仮に駅まで10分→電車で50分→会社まで10分だと単純計算1時間で、帰りも合わせると合計2時間。※ 他にも出社に伴う自宅での用意など含めればもうちょっと時間がかかっている。

たとえば1日2時間の節約になれば、1か月(20日計算)40時間、1年間(240日計算)480時間で、約60日分に該当する時間を節約でき、これが1人だけでなく複数人であればもっと効果は高いですよね。

時間節約の効果はすぐ分かるのですが、実はテレワークにすると、他にも色々な恩恵が受けられるため、テレワーク効果の一覧表を作ってみました。

効果説明
時間の節約通勤時間が無くなることで使える時間が増える
従業員満足度の向上働き方を選べることで会社に対する満足度が上がる(帰属意識なども)
コスト削減交通費、設備費、光熱費などが不要になる(浮いたお金を従業員に還元もできる)
業務スピードの向上どこでも仕事が行えるのでお客様への迅速な返答や社内に対するレスポンスも早くなる
採用力向上時代に合わせた働き方を示すことで求職者の選ぶ理由の一つになる
離職防止何かの状況で出社による勤務が難しくなっても在宅でそのまま仕事ができれば退職の必要が無くなる
ワーク・ライフ・バランス向上浮いた時間を使ってプライベートを充実させたり子供の送り迎えや家族の看病にも時間を回せる
トラブル時の迅速対応災害の発生、移動手段が無くなった、何かの理由でオフィスが使えなくなった場合なども、自宅や他の環境でそのまま仕事を継続できるため業務に穴があかない

他にもまだあると思いますが、これだけの恩恵がテレワークの実施によって会社・従業員が受け取れます。

時代の流れもあって、その流れや要請に合わせていかないと、自分たちだけが取り残されてしまう場合も。

常に変化していける会社が今後も生き残っていけると思うので、柔軟な対応をしつつ可能な場合はテレワークを取り入れていくのが必要かもしれません。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速される

DXという言葉は聞いたことがありますか?※ 参考:DXって何?今更聞けない人がこっそり知るための情報まとめ

DXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略語で、デジタル技術(AI・IoT・ビッグデータなど)を用いて、仕事を楽にしながら会社としての競争力を高めていくための総称です。

たとえば、タイムカードなどの紙を使った業務を無くして、ペーパーレス化してアナログ作業を取り除くことも含まれるのですが、テレワークの基本は「出社しない」なので、デジタル技術を取り込んだ業務フローへ変化させなくてはいけません。

そのため、必然的にテレワークを行うならDXを行うことになるため、どんどん社内業務がデジタル化されて楽になっていきます。

テレワークするだけでは効率化されず生産性は高まらない

テレワークを行えば、必然的にDXへ片足を突っ込む形になりますが、ただ単にITツールを入れただけでは業務効率化にもならず、生産性も高まりません。

たとえば紙を無くしたペーパーレス化で、誰か直接人の手を借りなければできない作業は無くなるので、ムダな時間は減っていく。

しかし、今までの業務フローと同じにしていては、かかる手間が少し減っただけ。

業務の流れをテレワークと一緒に見直して、「やる」「やらない」「変える」「変えない」をしっかり見極めた、新たな業務フローを作るのがオススメです。

テレワークの基本

自宅や勤務地以外で仕事をするには、ただパソコンを持って帰ればいいわけではなく、今まで行えていた仕事のパフォーマンスを下げない、同等の環境が必要になります。

設備はもちろん、仕事スタイルや考え方も変えていく必要があるため、テレワークの基本をまとめてみました。

従業員側

環境

いきなり仕事するのではなく、1日の大半をそこで過ごすからこそ、まずは環境を整えていくことが大事です。

仕事がしづらい状態であれば、もしかしたら成果が上がらず下がってしまい、オフィスへ戻されてしまう可能性もあるため、パフォーマンスを下げないための環境が必要です。

自宅の職場作り
机・椅子

自分に合った机と椅子は、仕事を共にする相棒です。

健康のためにバランスボールを入れてもいいですし、会社では無理だった広めの机にしてもいい。

他にも、好きな小物を置いたり観葉植物など、好きなものが置けます。

モニター

仕事内容によってモニターサイズの好みは分かれますが、たとえばノートパソコンが会社から支給されていた場合は、ちょっと画面が見にくいかもしれないので横に広いワイドタイプのモニターがオススメ。

標準タイプから、少し角度が付いた曲面型でも見やすいと思います。

せっかく家で仕事をするなら大き目なモニターを大胆に使ってみるのもいいですよね。

ネット回線・WiFi

インターネットの回線を引いておく、またはWiFiタイプを契約して、必ずインターネット接続ができる状態にしましょう。

たぶん、テレワークを行うためのツールのほとんどは、ネット回線ありきの話になってくるので…。

また、回線が遅い場合は仕事にならないこともあるので、速度にも気を付ける必要があります。

周辺機器(webカメラ・マイクなど)

同僚・部下・後輩・上司など、誰かと会議することが業務上、必ず出てくるはずなので、webカメラやマイクも必須アイテムになってきます。

パソコンにそのまま備え付けられていればいいですが、なければ購入する、または必需品であるため経費で落とせる?可能性も。

他にも、USBが足りなければハブを買い、ファンの回転数が弱いとパソコンが熱を持って動かなくなるので、冷却ファンを別付けする必要もでてきます。

家族との机利用の予定合わせ

意外と忘れがちなのは、家族の誰かも同じく、テレワークだった場合のこと。

たとえば仕事のできる机が一つしかなければ、交代で使うしかありませんし、どうしても仕事上の外せない予定があれば机を使わせてもらうしかありません。

家族内で机利用のルールを決めたり、都合を合わせることも必要になってきます。

業務

オフィスで働くのと、テレワークで働くのでは、そもそも前提が違います。

まずはあなた一人だけの環境となり、直接的な「会話」によるコミュニケーションが取れなくなるため、予め認識しておいた方がいい情報をまとめていきます。

テキストコミュニケーション

基本は、声を発したものではなく、文面による言葉のテキストコミュニケーションとなります。

会話:1分間に10伝えられてすぐ返答も返ってくる
文章:1分間に1伝えられて返答も待たなくてはいけない

伝えられる情報量にも差がありますし、伝えたいニュアンスがきちんと相手に伝えられているかも難しい場面が多く出てくる。

解釈の違いによって違う意味に捉えられてしまい、説明のし直しが発生したりもするので、伝え方と伝える内容には特に注意が必要になってきます。

web会議

直接の対面での会話はできませんが、ITツールを使ってモニター越しに相手の顔を見ながら話せるweb会議システムを利用します。

ただし、ネット回線の状態が悪いと、相手の音声が途切れ途切れになったり、画面共有機能が使えない場合もあるので、最初の準備である自宅の職場づくりで、回線環境を整えておく必要があります。

報告・連絡・相談 or 確認・連絡・報告

オフィスであれば、見かけたらすぐに声をかけられていた、自分の足で移動して会話が出来ていたものの、テレワークでは誰が何をしているのか全く分かりません。

バーチャルオフィスと呼ばれる、web画面でオフィスを模した環境を作るツールもありますが、そのようなツールを導入しなければ、相手が今何をしているか分からないと考えてもらった方がいい。

そのため、あなた自身からチャット・メール・web会議などで話しかけにいくことが大事ですし、待っているだけだと誰からも声もかけてもらえない…。

報告・連絡・相談か確認・連絡・報告のホウレンソウ・カクレンボウの意識が必要です。

合間に運動を入れること

歩かない、体を動かさないのがテレワークの基本になってくるため、合間合間で体を動かす習慣を取り入れるのがオススメです。

たとえば、トイレへ行った際に軽く体を動かしたり、仕事の開始前・終了後は意識的に散歩へ出かけたりしないと、体力・筋力は衰えていくばかりになるため、運動すごく大事です。(私は実際に太りました…)

思考

環境・業務内容が変われば、当然仕事に向き合う姿勢や思考も変えないと合わなくなっていきます。

働いた時間ではなく成果で評価される

テレワークでは、業務を可視化するツールを導入したとしても、誰が何を事細かくやっているかは分からないことが多いです。

どうしても意思が弱い人だと、さぼってしまったり、誰も見ていないからこそ誘惑に負けてしまうこともある。

会社としても、見えていないものが多くなるため、働いた時間ではなく、働いたことで生み出せた成果・仮定を重視するようになっていきます。

その他

その他、在宅やオフィス以外の環境による仕事は、今までとは何もかも違うために、新しく遭遇するトラブルも増えてきます。

周り近所の音が気になりだす

近所で工事を行っていたり、道路に面している場合などは、外の音が気になり集中してても大きな音が入ってくれば、集中が途切れてしまう。

テレワークを快適だと感じると出社が億劫になる

一度テレワークを快適だと感じてしまうと、次の出社が億劫になります。

もし、社内の方針が変わって「出社が前提になります」と言われても、そう簡単には納得できない。

転社などを考えるキッカケになる場合も。

仕事のストレスをそのまま家庭に持ち込みやすくなる

在宅業務であれば、家が仕事場にもなるため、仕事のストレスをそのまま家庭に持ち込んでしまう人もいます。

そんな場合は、家庭内がギスギスしたり良くない方向に行ってしまうため、ストレスを持ち込まないよう注意が必要。

パソコンに不調があったら出社を余儀なくされる

支給されているパソコン・キーボード・マウスなど、その他周辺機器も同じく、何か壊れたり使えなくなったら、会社の備品と交換してもらうために出社を余儀なくされます。

備品交換のルールも定まっていれば、出社せずとも配送してもらえる場合もありますが、出社を伝えられたら従わなくてはいけません。

温度調節による光熱費の高騰

オフィスであれば、備え付けの設備で温度調整はできていましたが、家であれば自分自身の揃えた設備で環境を整えなくてはいけない。

夏も冬も、どちらも温度調整が必要となり、冷暖房・扇風機などを使うことで光熱費が上がってしまうことも。

会社側

会社全体のテレワークルールを決める

社内でテレワークが「できる人」もいれば「できない人」いると思います。

できるできないで分けてしまうと不公平感が出て不満となるため、会社全体としてのルールをまずは定めておく。

周知と説明

仕事の仕方が大きく変わるテレワークは、現場の賛同が得られない、または共感や意思決定に対する理解が得られないと、導入するのがとても難しいかもしれません。

導入前に決めることも多くて大変ですが、導入後の浸透や不満による反発がすごく大変なので、予め理解を得てから進めていくことはとても大事なこと。

制度の改定

今までの社内ルールは、出社を前提としてものなので、在宅勤務を含めた制度に改定しなければいけません。

他社の事例を見てもいいですが、組織が違えば、会社の目標が違えば、社長の意向が違えば、必要な制度はまるっきり違ってくる。

自社の従業員にとってどんな方法が一番いいのかを、改めて見直したうえで変えていくのが求められます。

マネジメントの考え方・方法の改定

リアルな対面を想定していたマネジメントを、そのままテレワークでも適用とすれば合わないのは当然かもしれません。

テレワークに適したマネジメント方法に切り替えていくことが必須。

環境用意(設備のサポート含む)

今までの職場環境と同じような状況を在宅でも作ってもらうには、それなりのサポートが必要です。

机・椅子・モニター・周辺機器と、必要なものを自腹で買い揃えさせようとしたら反発は必至。

十分な環境が用意できる状態をサポートする必要があります。

改善

一度導入して終わり、ではなく、継続的な改善が求められます。

みんな初めてのことなので、そもそも最初に決めたことが合わない場合も出てくる。(むしろそちらの方が多い)

必ず現場からのフィードバックを得ながら、従業員が働きやすい環境・状況になるよう改善を繰り返していきます。

テレワークの向き不向き

テレワークを行うことのメリットは、なんとなく分かってきたけど「自分はちゃんとできるかな?」と初めてのことに不安を感じる場合もありますよね。

今までの働き方とは180度回転したくらい、違う姿勢・思考で臨まないといけないので、向き不向きについて少しまとめてみました。

テレワークは基本、会社のみんなは周りにいない状態で、業務を進めていきます。

そのため、家の中には誘惑してくるあなたが大好きな本・ゲーム・趣味関連のグッズが置いてあるので、少し気を緩めるとそちらへ流れてしまう。

  • 自分を律せる人
  • 業務へ集中できる人
  • 時間管理が出来る人

誘惑に惑わされず、オフィスで仕事をしていたような感覚で家(または他の場所)でも業務を進められる人がテレワークに向いています。

逆に、だらけてしまうのが自分自身で分かっている方には、向かない働き方。

家庭の問題
お子様がいて集中した業務に取り組みづらい、またはご家庭の問題で仕事ができないような環境も、テレワークは不向きだと言えます。

業務内容

情報通信技術を使って、パソコンまたはモバイル端末に接続し、オフィス以外でも仕事ができれば、テレワークに向いた仕事になります。

しかし、飲食やサービスなど接客業であれば、対面が求められる機会は多く、どうしても対面・手作業・アナログ作業が必要な下記のような業務はテレワークが難しい。

  • 制作や工場など必ず手作業が必要
  • 社内の重要情報を扱っている(セキュリティ問題が解決すればOK)
  • 情報システム部など機器へ直接手を触れる

このような場合はテレワークではなく、紙を電子化するペーパーレス化など業務フローのデジタル化で、仕事を楽にしていくことを考える必要があります。

雇用形態

あまり区別してはいけませんが、経営者の判断によって、正社員と非正規雇用を分けて考えている場合も多いです。

違いの例
正社員 :自社管轄なのでテレワークOK
派遣社員:自社管轄ではないのでテレワークNG

よく、不公平を示すニュースなど見聞きしたかもしれませんが、会社・経営者の判断によっては、このような違いが生まれているのも事実としてある。

同じ仕事をしているのであれば、非正規雇用者にも適用すればいいのですが、セキュリティや何かあった時のトラブルを懸念して、対象外にしてしまうこともあるようです。

会社(社長・組織・風土)

テレワークを行うには、パソコンを持ち帰れて、ネット回線に接続できればという単純なお話ではありません。

社内に新しい業務フローを受け付けない、アレルギーを起こしたり未知のことに対する拒否感を抱く人が多いと、それだけで導入の妨げになることもあります。

他にも、制度を整えず上司と仲のいい人だけが許され、他の人は許されなかったり、テレワーク用のマネジメントに変えなければ適切な評価も行えないため、実施したとしても不平不満が増え続けてしまう。

従業員のために導入したテレワークが、結果として離職へ繋がてしまうような本末転倒な事態になる場合もあるため、社内整備はテレワークを進めるためには重要な要素です。

テレワークへの期待・不安

現代だからこそテレワークの認知度は増えてきましたが、それでも今まで出社前提の働き方をしてきた方にとっては、新しい働き方に戸惑いを覚えるはず。

誰だって初めてのことは不安を感じますが、それと同時に無意識に感じていた不満(出社時間を無駄だと思う気持ちなど)が解決できるかもしれない期待も。

そんな期待と不安、みんなはどのようなものを感じているのか書き出してみました。

時間への期待・不安

対象説明
期待家族との時間が増える
プライベートな都合に時間を回せる
不安時間が増えたことでの慢心(さぼったり)

今まで社会人・ビジネスマンにとっては、家を顧みず仕事…仕事…の日々で、快適に暮らすためのお金を稼いでくるのが目的でした。

それが時代の流れとともに、家族との時間をもっと増やしたり、仕事一辺倒ではなく自分の幸せを追求する世の中にもなってきた。

テレワークは家族との時間を増やし、自分の幸せのために使える時間となって還元されるため期待も大きいのですが、その反面増えた時間をコントロールできない方は、ムダに過ごしてしまう場合も。

健康への期待・不安

対象説明
期待時間が作れることで自炊できる
不安動かないことが増えるため体重増加

普段から忙しい方は、仕事量が多すぎたり、求められるレベルが高くて難しい仕事をしていたり、時間が常になくなっていく生活になりやすい。

食べている時間まで惜しいと思い、簡単な食事しかしてこない方もいますが、テレワークによるムダ業務の排除や通勤時間の節約によって、使える時間が増えたことで、ゆっくりと食事にも目を向けられるようにもなります。

逆に、自制がきかなくて間食や食べ過ぎて太ってしまう方もいるので注意が必要です。

仕事への期待・不安

対象説明
期待集中できる
不安働きすぎ
監視によるストレス
マイクロマネジメント
そもそも家で仕事をすると家族(夫・妻・お子様)に迷惑がかかるのではないか

周りの話し声が気になってしまったり、オフィスだと常に誰かが動いているので見てしまったり、話しかけにくる人が多くて気が散ってしまう場合があったかもしれません。

在宅やレンタルオフィスなど、テレワーク環境は周りに人がいない・少ない状態で、黙々と自分の仕事に集中できる環境が手に入ります。

その反面、会社からは仕事が見えにくくなるため、監視ツールをパソコンに入れられたり、毎回細かいことまで報告させるようなマイクロマネジメントを導入されて、ストレスが逆に増してしまう場合も。

在宅であれば、常に家で仕事をするようになるため、今まで感じなかったような家族とのコミュニケーション問題が浮き彫りになったり、トラブルが増える方も中にはいます。

テレワークで陥りがちなマイクロマネジメント問題
誰が何をしているのか、従業員の行動把握をしたい企業は、画面を見ている秒数・マウスを動かしている回数・カメラを回し続けるなど、常に把握をしようと努めます。もしやっていないと、注意で済めばいいですが、減給や最悪解雇を言い渡す場合も。いきすぎたマネジメントは、従業員に苦痛・精神的ストレスを与えるだけで、何もメリットはありません。限度があるので、従業員にとってどのような働き方が幸せなのかを考え、マイクロマネジメントの罠に落ちないようにしましょう。

テレワークの企業事例

テレワークが急に増えだしたのは、2019年12月に新型コロナウイルス感染症が報告され、世界中で広まったのがキッカケ。東京都での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行(2020年1~5月)

外出が抑制されて、在宅や出社しない働き方が求められたため、どの企業も必要性に駆られてテレワークを導入しました。

定着した会社もあれば、定着済みだったものを撤回して出社に回帰するところも。

どの企業も、それぞれ理由はあると思いますが、途中でやめた、または本格的に導入した、この2つの事例を見てみたいと思います。

海外・国内の事例

テレワークをやめて出社に回帰した企業

企業確認情報
海外アップルアップルの週3日オフィス勤務要請に一部従業員グループが異議との報道
テスライーロン・マスク「テレワークではエキサイティングな製品は生み出せない」…テスラ社員にオフィス復帰を迫るメール全文
Google米グーグルの在宅勤務期間終了へ、4月から週3日以上の出勤促す
日本楽天楽天、原則週4日出社 今月から1日増

完全にテレワークを主体とした働き方へ変えた企業

企業確認情報
日本NTTリモートワークを基本とする新たな働き方の導入について
ソフトバンクスマートワークスタイルの推進
東芝東芝、原則出社を撤廃へ 4万4000人対象にコロナ後も
GMOGMOインターネットグループにおけるテレワーク実施状況の公表について

テレワークを取り入れてない企業の理由は?

テレワークを導入しない理由(企業)出典:総務省 5 テレワークの導入状況等

総務省が平成29年に行った調査内容ですが、テレワークにしないのは「テレワークに適した仕事がないから」でした(回答者の約7割)。

たしかに、対面重視の業務であればテレワークできませんが、会社内の仕事の全てが対面ありきのものではないはずなのに、ここまで多くの回答が出ているのは経営者や会社側の不安の表れなのかもしれません。

  • ITスキルが足らない
  • 一度やってみたけどダメだった
  • せっかく用意したオフィスや設備を使ってもらいたい
  • 制度を変えたり導入するのが大変
  • 利益が下がらないか不安
  • さぼらないか

理由は色々あると思いますが、もっと簡単に言えば従業員との信頼関係が「ある」のか「ない」のか。

たとえば上司・部下の間に信頼関係が築けていれば、目の前にいなくても「この方はちゃんと仕事をするよね」と信じられるので、さぼったりそういった不安は感じません。

逆に今までのマネジメント、または会社の制度や方針によって従業員間の信頼が築けていないのであれば、新しいことをする、物理的に離れてしまう、などの余計な不安からか監視体制を強めてしまい、お互いストレスフルな状態にもなります。

テレワークを取り入れない企業は、今後対面以外での信頼関係構築がとくに重要にもなってきます。

テレワークは採用問題に戻ってくる
信頼性を築けていないことが、導入や継続の大きな障害になりますが、そもそも信頼できない人材を採用してしまっている問題に立ち返る必要もあります。たとえば理念に共感してない人を雇う、スキルの高さだけみて現場に合わない人を雇うなど、組織運営がしにくい人材が多くなっている関係でテレワークが難しい場合も。テレワークの導入問題では、採用問題も改めて考えさせられるシーンが多いかもしれません。

テレワークの課題

テレワークは従業員の幸せな働き方を支える方法ではあるものの、導入までにはクリアしなければいけない難関が色々と用意されています。

準備する企業側はもちろん、実施する従業員側にも課題はあり、それらを一つ一つ解決していく必要がある。

どのような課題が発生しやすいのか、導入前に確認頂くのがオススメです。

従業員の課題

上司の無言の圧、周りからの同調圧力

よく聞くのが上司が出社派で、テレワークしたいのに無言の圧があってできない…。他にも、web会議や文面のやりとりで済むことでも「いや、こういうのは会って話さないとだめなんだよ」と対面を求めてくる同僚・先輩などがいると、同調圧力も感じてイヤイヤ出社路線になってしまう場合も。

すぐに質問できない

オフィスにいるころは、その人の動きや表情、または席にいるタイミングなども分かりやすかったので、声がかけやすい状態でした。テレワークにすると、誰が何をしているのか、分からない状態なので、仲のいい人やいつも質問していた人がいなければ、余計に誰かに話しかけづらい心境にもなりがちです。

社内にかかってくる電話がとれない、または電話で折り返せない

企業の多くは、代表番号や部署直通の電話番号を持っているので、電話をかけたりかかってきたりしていましたが、在宅や他の場所で仕事をするようになると、オフィスにかかってくる電話はまず取れません。そうなると、テレワークできる人とできない人で不公平感が生まれてしまう。

初めてのことに対する耐性・ストレス

在宅業務・オフィス以外の業務を普段から行っておらず、突然テレワークになった場合は、閉鎖感や孤独感への耐性がない方だと、ストレスを受けてしまいやすくなります。

テレワーク時の紛失

在宅業務であればいいですが、モバイルワークなど持ち運びできる機器を使ったテレワークをしていると、紛失などの問題に遭遇する場合も。特にパソコンやデータが入ったUSBなど、重要データの紛失は大きなトラブルの元になる。

企業の課題

人間関係が育ちにくいと感じてしまう

今まで対面を前提にした働き方をしていると、テレワークになったら当たり前にしていたコミュニケーションが出来なくなる。飲みにケーションも難しくなったり、人間関係への不安が増えていきます。

テレワーク「したい」人と「したくない」人がいて価値観が相いれない 

従業員のために導入したテレワーク、中には有難迷惑だと思っている方もいるかもしれません。たとえばお子様の関係で家では到底仕事ができるような状態ではないのに、テレワークが行われていると「強要されている」と感じてしまう場合も。出社の方が都合のいい人もいるため、テレワークかオフィス化選べるといいですよね。

主観的な判断

テレワークであれば、それに合わせた評価が求められるのに、見えない部分があるからこそ、仲のいい人だけがよく評価されてしまったり、上司によって甘辛が生じてしまう。

休み方

まじめな方ほど、時間いっぱい仕事をしてしまったり、休息もとらずに集中しすぎてしまう。増えた時間をそのまま業務時間へ転換させてしまっている方は、テレワークに合った休み方ができずに、体を壊してしまうこともあります。

テレワーク時の安否確認

テレワーク時に、たとえば地震や何かしらトラブルがあっても、自身が報告しないかぎりその情報は伝わりません。万が一を考えて、安否確認のツールを導入したりルールを作り、状況把握が迅速にできる体制作りも大切です。

テレワーク時の補助

近年エネルギー価格が高騰しているため、たとえば在宅時の光熱費などが上がって、従業員を苦しめることになる場合も考えられます。他にも、周辺機器などテレワーク時の補助金を出してあげないと、パフォーマンスが下がってしまう。

テレワーク導入までの流れ

昔のままではなく、今の時代に求められている働き方へ変えていくには、エネルギーが必要です。

社長や重役からの強い意思を見せ、なぜテレワークを導入したいのか理解を得る説明をしつつ、どんどん意識と方法を変えていかないと、テレワークはなかなか浸透しません。

そのため、テレワーク導入までの基本的な流れをまとめてみたので、参考になる部分があれば取り入れて頂くのもオススメです。

STEP1:現状把握

テレワークを導入するのであれば、まずは現状を確認していきます。

例:社内アンケート
テレワーク推奨派:家が遠い、通勤時間を他に回したい
テレワーク否定派:家だと仕事ができない、対面が好き

このように、実際に確認してみると社内には色々な考え方、状況を抱えた従業員がいることが分かってくる。

他にも、現在の業務をテレワーク化するには、何が必要なのかを予め精査しておかなければ、テレワーク導入後の対応となり、トラブルも増えていく。

  • 従業員の意向
  • 業務フロー

この2つは最低でも、詳しく確認しておくのがオススメです。

STEP2:制度変更

パソコンを持って帰るのも、たとえば社内稟議が必要だったり、テレワークに合わない制度・ルールのままになっていることが多いです。

テレワークがしずらい状況や、実施の難易度が高いのであれば、いくら推し進めたくても進んでいかない。

制度の見直しが必須事項なので、テレワークに合う内容にしていきましょう。

STEP3:導入ツールを検討

テレワーク3種の神器となっているのが、

  • 人材管理ツール(勤怠管理ツール、人事評価ツールなど)
  • コミュニケーションツール(チャット、オンライン会議ツールなど)
  • セキュリティツール(操作ログ、電子契約ツールなど)

この他にも色々ありますが、在宅や外出先でも従業員同士が繋がれる環境が必要なので、必然的にインターネット回線を利用した各種ITツールが必要になってきます。

状況ごとに使うツールも変わってくるので、色々検討しなくてはいけませんが、いきなり使い出すのではなく、まずは資料を得て検討したり、トライアル利用で試したりと、少し時間もかかる。

しかし、あなたの会社・組織・業務に合わないツールを選んでしまっては、あとで切り替えるのも大変なので、ツール選びは慎重にしなくてはいけません。

どんなITツールが必要なのか探す >

STEP4:テスト

ITツールの比較検討を行った後は、実際の業務フローの中に組み込んで、テストしていきます。

どんなに高機能なツールであっても、実際に使ってみたり、業務フローの中で活用してみると、合わないポイントが必ず出てくる。

それぞれのツールは、用途は同じなのに操作感や使い勝手が変わってくるため、完全に自分たちに合うものはありません。

今の業務に合わせるとそうですが、たとえばツールに応じて業務フローを変更した方がよかったりもするので、この機会にITツールへ合わせた業務フローを検討頂くのもオススメです。

STEP5:改善

一度試して「良かった点」と「悪かった点」を可視化させて、本格的な導入へ進めていきます。

もし、検討したITツールが合わなければ、改めて探し直さないといけませんが、あとで合わないITツールを使用したことによるトラブル発生は時間をムダにもしてしまうので、ここには時間をかけていきましょう。

STEP6:本格導入

テレワークの本格導入を行っていきますが、みんな初めてのことなので、戸惑いや不安が必ず出てきます。

そのため、テストや改善のタイミングで得られた成功体験やメリットを伝えながら、心配を取り除いてあげる。

全従業員へ導入していくのは大変ですが、テレワーク環境が作れると、さらに働きやすさが増して、満足度向上から会社の成長にも繋がっていくため、継続的なサポートをしながら浸透させていきましょう。

  

テレワークの助成金

テレワーク導入では、ITツールの導入&モバイル端末をセットで用意しないといけないので、コストがかかります。

企業によっては、そのコストが払えないからテレワークへ踏み切れない場合もありますが、国の助成金としてテレワーク導入にかかる一部費用を出してもらえるんです。

厚生労働省:人材確保等支援助成金(テレワークコース)

項目説明
時期令和4年4月1日
内容人材確保等支援助成金(テレワークコース)
条件企業トップからのメッセージ発信・社内呼びかけ・事例収集及び社内周知など
助成100万円(上限)

東京しごと財団:テレワーク促進助成金(令和4年度)

項目説明
時期令和4年度
内容テレワーク促進助成金(令和4年度)
条件都が実施する「テレワーク東京ルール実践企業宣言制度」に登録し、「テレワーク推進リーダー設置」表示のある宣言書がウェブサイト上で発行されていることなど
助成150~250万円(上限)

最後に。

テレワークは、私たちが今まで当たり前としていた出社の概念を180度変えた働き方となります。

出社の常識が崩されたので、合わせたり慣れたりするのに、誰もが苦戦している状態。

しかし、出社を前提にした働き方では困ることも多く、出社・在宅のハイブリットな働き方が選べるとすごく幸せにもなる。

出社:昭和
在宅:革新的

など、極端な論調もありますが、どちらもメリットがありデメリットがあるため、選ぶ側の問題。

ただし、今後の働き方の中にテレワークは必ず入ってくるため、今のうちに環境を用意しつつ、いつでも対応できる状態にするのがオススメです。

リモートワーク、できていますか?

在宅や外部施設など、会社以外の環境で仕事をするためには、それに必要な環境と設備が必要になります。自社で全部を用意するのは難しいため、他社が提供してくれているIT製品・サービスをうまく活用して、リモートワークを実現していきましょう。
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