本当はいくらなの?経費精算システムの価格比較と料金相場【早見表あり】

  • | 公開 2021年01月03日
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本当はいくらなの?経費精算システムの価格比較と料金相場【早見表あり】

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。経費精算システムの料金相場は一人当たり約500円、50~100名規模だと月額25,000~50,000円が相場となっています。

「もう、いいかげんにして!」

本当は声を大にして言いたいのに言えないまま。

めんどくさい申請業務、申請内容の間違いを目視で確認する上司、そして経理側に渡った段階でのミスの発覚、二度手間三度手間で無駄な時間ばかりが過ぎてしまう。

経費精算で、こんな日を過ごしてないですか?

一つ一つの手間が積み重なり、スタッフが多くなればなるほど、利益が失われていく…。

紙・エクセル管理の経理清算をデジタル化するため、導入できるシステムの価格比較と料金相場をまとめたので、見て頂けると嬉しいです。

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経費精算システムの料金相場(早見表)

経費精算システムとは、経費精算を行うために必要な一連の流れ(申請・確認・承認)などを、アナログな紙管理・目視確認・手作業仕分けで行うのではなく、デジタル化して効率的に業務を行うためのシステムです。

開発会社もいくつもあり、設定料金がバラバラなので、調べた24社の料金をもとに相場を算出してみました。

一人あたりの経費精算システムの金額
項目価格
平均価格約500円
最小価格約300円
最大価格約793円
※ 相場の計算に使ったデータは経費精算システムのそれぞれの価格に記載しています。

平均するとスタッフ一人あたり約500円で利用ができるため、平均で計算した場合は200名を超えない組織だと10万円以下で導入することも可能です。

各社がどのくらいの料金で設定しているのか、価格帯の表も見てみたいと思います。

経費精算システムの価格帯
項目相場
100円未満0社
200円台0社
300円台4社
400円台2社
500円台3社
600円台8社
700円台1社
800円台0社
900円台0社
1,000円台0社
※ 価格帯のデータは経費精算システム各社のそれぞれの価格を元にしています。

300円台と600円台で料金設定を行っている会社が多かったです。

経費精算システムを開発しているメジャーな企業からスタートアップまで調べた結果なので、経費精算システムは一人当たり300~600円台が業界的な相場と言えます。

価格単体は分かってきたので、次はあなたの組織で計算してみると、月額どのくらいの費用になるのか調べるために、人数別で分けた料金相場表を見てみましょう。

人数で違う経費精算システムの料金相場

計算方法
平均500円 × スタッフ人数

人数別の経費精算システムの月額費用(相場)
人数相場
3~50名規模1,500~25,000円
50~100名規模25,000~50,000円
100~200名規模50,000~100,000円
200~300名規模100,000~150,000円
300名規模~150,000円以上~

スタッフ一人一人が経費精算システムのアカウントを配布して使用する場合は、人数的に中小・ベンチャー企業だと月額10万円前後だと言えそうです。

ただ、この金額も最低プランでの計算となり、各社の機能やオプション追加によっては金額が高くなるため、100名規模の組織なら10~30万円ほどはイメージしておいた方がいいかもしれません。

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経費精算システム各社のそれぞれの価格

経費精算システム各社がどのくらいの金額設定にしているのか表にまとめています。※ この情報を元に全て相場計算やシミュレーションをしています(2021年01月03日時点の情報)

経費精算システムの価格プラン(1アカウントごと)
プロダクト名価格備考
ビズトラ\0利用者のデータ提供の代わりに0円で提供されている
rakumo ケイヒ\300経費精算以外の機能も付けられる
ハイ!経費\300初期費用も1アカウントごと発生
らくらく旅費経費 - らくらくBOSS\300
AXL経費\350最低10IDが必要
ジョブカン経費精算\400経費精算以外の機能も付けられる
ネクストICカード\400
jinjer経費\500経費精算以外の機能も付けられる
MoneyForwardクラウド経費\500基本は経費機能のみ、その他はオプション
eKeihi\580月額29,000円を50人で割った数で算出
SmartGo Staple\600
Spendia\600
TeamSpirit 経費精算\600最低50ID
Staple\600
Zoho Expense(ゾーホー・エクスペンス)\600年払いにすると月々の単価が安くなる
J’s NAVI NEO\600月額30,000円を50人で割った数で算出
経費BankⅡ\600月額30,000円を50人で割った数で算出
MAJOR FLOW Z CLOUD\600基本は50ID、追加50IDごとに10,000円
経費精算freee\793月額2,380円を3名で割った数で算出
STREAMED\10,000 ※1データ化20円(1仕訳ごと)
Concur Expense\29,000 ※1
楽楽精算\30,000 ※1
レシートポスト\30,000 ※1
※1 人数条件が分からないため相場計算には使用していない金額

現在、経費精算システムは簡単に調べただけでも20社以上存在しており、最近はオンプレミス(自社サーバー運用)ではなくクラウド(インターネット上での運用)を使ったサービスが主流となっています。

クラウド上で使えることで、わざわざ出社の必要もなく、どこにいても利用できることから、テレワークを推進している会社の多くは導入している傾向があります。

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経費精算システムを使った場合の費用帯効果

上司や社長に、経費精算システムの導入を提案する場合、必ずと言っていいほど「費用対効果は?」「どのくらいコスト削減できるの?」と数字的な効果を求められます。

すぐに計算できないこともあると思うので、今までのようにアナログなやり方で続けた場合と、経費精算システムを導入してデジタル化した場合の費用帯効果をシミュレーションしてみましょう。

紙・エクセルを使った場合のコスト計算
スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約3,000円(申請業務 + 承認業務 + 経理業務) ※ 正社員の時給を3,000円(一人当たり1時間の作業コスト)として仮にシミュレーション

経費精算システムを使った場合のコスト計算
月額費 × 年(12ヶ月)= 年間コスト
スタッフ数 × 年(12ヶ月) × 約750円(15分) = 年間の作業コスト※ 正社員の時給を3,000円(一人当たり1時間の作業コスト)として仮にシミュレーション

コストは株式会社ラクスさんが行った年間の経費精算に費やす時間調査を参考にしています。
参考情報:楽々清算を使った場合、年間約1,200時間が約300時間(1/4)になる。
参考:経費精算に費やしている時間(動画:2021年1月3日時点)

例:紙・エクセルの場合

項目数量価格金額
紙・エクセル100人\3,000\300,000/月
月額\300,000
年額\3,600,000

例:経費精算システムを利用した場合

項目数量価格金額
経費精算システム100人\600/月\60,000/月
作業・管理代100人\750/月\75,000/月
月額\135,000
年額\1,620,000

費用対効果
3,600,000円(紙・エクセル) - 1,620,000円(経費精算システム)
= 1,980,000円(年間コスト削減)

100名規模の場合は、年間を通して約200万円近いコストが削減できるシミュレーションとなります。

あくまでシミュレーションではありますが、経費精算では申請者・承認者・経理担当者の3者の作業が発生して、経理担当者の業務フローにたどり着いたとしても、ミスがあればまたやりなおし。

この二度手間や三度手間が何度も発生して、見えないコストとしてどんどん積み重なっている状態です。

今まで見えにくかった無駄なコストを、経費精算システムを使う事で可視化し、きちんと対処していくことで余計なコストを支払わず、効率的に業務の精度を高めていけます。

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無料で使える経費精算システムのお勧め5社

いきなり導入するのは、あとでトラブルが発生するかもしれないので、まずは無料の体験版(トライアル)を試して頂くのがオススメ。

下記は、ホームページ上で無料トライアル期間を確認でき、導入実績も多いサービスのみに厳選しています。

プロダクト無料期間オススメ理由
ジョブカン経費精算30日間経費精算以外の機能もオプションとして付けられるだけでなく、1万社以上の導入実績もあるシステムなので、まずは試して頂くだけでも価値があります。
TeamSpirit 経費精算30日間正式版と同じ機能が体験可能なので、実際に使った場合のイメージも持ちやすいかと思います。
rakumo ケイヒ14日間他社よりもトライアル日数は短いですが、経費精算システムと、その他rakumoが提供しているスケジューラーを連携させると、さらに早く作業が行えるため、効率性を高めたい場合はオススメのシステムです。
eKeihi30日間20年の実績・ノウハウが詰め込まれた経費精算システム。クラウドではなく自社サーバーに設置するオンプレミス版も提供してくれているため状況にあった利用が可能です。
ビズトラ-ずっと無料で使える経費精算システムですが、カスタマイズもできず、自社に合った仕様がない場合もあります。(2021年1月3日時点)

無料トライアルを試させてもらったとしても、必ず導入しなければいけないルールなどはないので、まずは試して頂くといいかと思っています。

使ってもいないのに、上司や社長に提案はできませんし、今の経費精算フローを見直すキッカケにもなるはず。

どのシステムも基本の業務はできますが、各社の使い勝手やデザインなどは微妙に違ってくるため、自社に合うシステムを探すための比較をしておきましょう。

最後に。

経費精算は申請する側も、それを処理する側も、小さい作業かもしれませんが、それが何十何百件と増えたり、申請者が増えれば増えるだけ手間が増えていきますよね。

特に、営業さんにとっては日々申請する経費も多いと思うので、本来やるべき仕事に集中できず、この状態が続けば会社としても利益を落としてしまう場合も。

まずは現状のやり方を見直すキッカケ作りの一つとして、経費精算システムの無料版から使って頂き、経費精算への取り組み方を変えて頂くのがオススメです。

相場としても100~200名規模くらいで、10万円前後と比較的安いコストで導入できるため、新しい取り組みとして経費精算システムの導入によって、今の仕事がもっとラクになって楽しくなれるといいですよね。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
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2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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