いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。導入後に失敗したくない、または一番使いやすいツールを事前に確認したい場合は、電子署名・契約ツール各社が用意してくれた無料プランを使って試しておきましょう。
「導入に失敗して怒られるのだけは避けたい…。」
脱ハンコ・出社ハンコを無くすために、電子署名・契約ツールの必要性は高まっていますが、導入を考えたいけど自社に合わないツールは選びたくないですよね。
使い勝手の悪さなら多少は我慢できますが、使いたい機能がなかったり、現場に合わなければ、そもそも導入した意味がなくなってしまいます。
まずは、あなたや現場、または会社の業務フローに合うか確かめるため、各社が用意してくれた無料プラン(トライアル期間)を活用してみましょう。
比較表を見ても分かりずらい時は、実際に使うことで必要な機能に気付くこともできるため、無料で試せる電子契約ツールを一覧表としてまとめました。※ あなたの選択肢が広げられるよう多めに掲載しています。
- 目次
- 無料で試して使える電子契約ツールの一覧表
- e-sign
- SignTime(サインタイム)
- Shachihata Cloud
- かんたん電子契約 for クラウド
- DocuSign(ドキュサイン)
- Adobe Sign
- Zoho Sign
- Signing
- ContractS CLM(コントラクツCLM)
- 電子契約プラットフォームβ
- クラウドサイン
- Great Sign
- SATSIGN(サットサイン)
- GMOサイン
- freeeサイン(旧NINJA SIGN by freee)
- BtoBプラットフォーム契約書
- リーテックスデジタル契約
- WAN-Sign
- 電子契約ツール選びで不安を感じているあなたへ
無料で試して使える電子契約ツールの一覧表
電子署名・契約ツールは、まだまだ業界的には新しい部類のため、色々な会社がしのぎを削って開発してくれています。
どんどん便利になっていくので嬉しい限りですが、まずは無料で試せたり、お金がかからず使えるのであれば、ありがたいですよね。
各社の料金設定はバラバラですが、その中でも無料利用が可能な電子署名・契約ツールだけに絞って表を作りました。※ 期間の長い順で、尚且つ五十音順
※ 2021年3月26日時点の情報で記載しています
大きく分けると、ずっと完全無料で使えるツールと、一定期間のみ無料で使えるツールのどちらかになります。
この違いは、ビジネスモデル(収益構造)の違いによるもの。
各電子契約ツールを無料で使うための方法も見ていきたいと思います。
ツールの多くは完全無料で一定期間使えるため、決済情報を入れる必要もなく、社内稟議にかけてメンドクサイ承認を得なくても試していけます。
e-sign
出典画像:e-sign | |
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運営会社 | xID株式会社 |
無料期間 | 一生無料 |
条件 | 無制限で利用可能だがxIDのアプリアカウントが必須。 |
e-signとは、ずっと無料で使える電子署名・契約ツールの一つです。
ツールの利用料で利益を確保するのではなく、連携ツールとして登録するxIDのAPIライセンスの利用料を別事業で確保しているため、完全無料でのサービスが可能に。
参考note:一生無料のe-signが、一生無料な理由 -誕生の経緯と想い-
スマートフォンからの利用はもちろん、最新技術のブロックチェーンを活用したデータの管理を行っているため、使い勝手のよさとセキュリティ面の安全性も確保されています。
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かんたん電子契約 for クラウド
出典画像:かんたん電子契約 for クラウド | |
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運営会社 | セイコーソリューションズ株式会社 |
無料期間 | 30日間 |
条件 | ・送信件数10件まで・トライアル終了後に連絡がないとデータを削除される場合あり ・フリーアドレスからの登録不可 |
かんたん電子契約 for クラウドでは「当事者型」と「立会人型」の両方が可能な電子署名ツールです。
トラストサービスと呼ばれる、電子データの改ざんがなく信用性を確認するためのサービスで、常にトップを走り続けてきたセイコーさんが提供してくれているサービス。
すでに1,000社以上の大手クライアントからも好評を得ている電子契約ツールが、30日間も無料で使えるなら試さないともったいないです!
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SignTime(サインタイム)
出典画像:サインタイム | |
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運営会社 | サインタイム株式会社 |
無料期間 | 30日間 |
条件 | - |
決済情報の入力 | 無料トライアルでは不要 |
SignTime(サインタイム)とは、2021年3月22日に世へ公表された電子契約の新作。
メールアドレスの登録をして、アカウントを取得出来次第使えて、無料トライアルなら決済情報も入れずに使い始められます。
社長さんは海外の方ですが、ダルマ(達磨)をモチーフにしたロゴで日本へ合わせたツールとなっており、どこか親近感を覚えてしまう。
後発の電子契約ツールではありますが、だからこそ既存のツールで解決できなかった課題を解決できるため、比較の際には一度使って頂くのがオススメです。
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Shachihata Cloud
出典画像:Shachihata Cloud | |
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運営会社 | シヤチハタ株式会社 |
無料期間 | 30日間 |
条件 | - |
Shachihata Cloudとは、2020年3月~6月にかけて、1.5万社から30万社と大きく登録者数を増やした、とんでもない電子契約ツール。
時代の流れも受けていますが、これだけ大きく登録を伸ばしたのは、求められている機能と使いやすさによって人気だからに他なりません。
開発元であるシヤチハタさんの歴史は長く、スタンプ・印鑑の製造から始まり、そのノウハウを元にSaaSとしてShachihata Cloudまで作ってきました。
印鑑に関する圧倒的なノウハウを武器に、今後も電子署名・契約ツール業界を引っ張っていってくれる存在なのは間違いありませんね。
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DocuSign(ドキュサイン)
出典画像:DocuSign(ドキュサイン) | |
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運営会社 | DocuSign Inc |
無料期間 | 30日間 |
条件 | - |
決済情報の入力 | 無料トライアルでは不要 |
DocuSignは、仕事場所を選ばず、どこでも迅速に契約締結まで進めていける、電子署名・契約ツールです。
Salesforce・Google・Microsoftなど外部ツールとも連携できるため、既存の業務フローの中に取り入れやすく、ある企業さまでは年間400時間もの効率化に成功された事例もあります。
電子署名・契約ツール単体ではなく、このツールを活かして業務全体のマネジメントから非効率さを無くし、企業の競争力を高めてくれる。
また、署名データ分析と呼ばれる、署名前後の動向パターンの可視化ツールも提供されており、課題や問題にいち早く気づけて、改善速度も早められるオススメのツールです。
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海外ツールですが、きちんと日本語化できますのでご安心ください。
Adobe Sign
出典画像:Adobe Sign | |
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運営会社 | Adobe |
無料期間 | Acrobat Pro DC:無料トライアル7日間 (1ユーザーの場合) Adobe Sign :無料体験 14日間 (2ユーザー以上) |
条件 | - |
Adobe Signでは、カスタマイズと自動化を駆使して、契約に関する業務フローのデジタル化を促進できます。
それは社内だけでなく、取引先やお客様も同様の恩恵を受ける事が可能。
また、Adobe Signは特に外部ツールとの連携が多くできる電子署名・契約ツールであり、様々な企業状況においても普段の業務フローを崩さず、取り入れられる強味があるため、80億件もの取引実績があるようです。
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Zoho Sign
出典画像:Zoho Sign | |
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運営会社 | Zoho |
無料期間 | 14日間(エンタープライズプラン) |
条件 | 5ドキュメント/月 |
Zoho Signは、シンプルに使えてコストも抑えた電子署名・契約ツールです。
電子署名・契約以外にも顧客管理・リモートワーク・営業・マーケティング...と様々なツールを提供しており、Zohoブランドのツールとの連携はもちろん、外部ツールも連携できる範囲が広いツールです。
費用の安さから導入もしやすく、軍用レベルの暗号化対策もしているようなので、安心して使えそうです。
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Signing
出典画像:Signing | |
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運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
無料期間 | 2021年3月まで無料提供中(2021年3月26日時点) |
条件 |
Signingは、電子契約対応できる機能が全て揃えられたツール。
2021年3月末までの限定ですが、かかる費用が全て無料(初期費用・月額費用・送信料)なので、お試しで使って頂くのもいいかもしれません。
コスト削減と業務効率化の味方となってくれるツールです。
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ContractS CLM(コントラクツCLM)
出典画像:ContractS CLM(コントラクツCLM) | |
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運営会社 | ContractS株式会社 |
無料期間 | 2021年3月23日 (火) ~ 2021年9月30日 (木)まで |
条件 | アカウント数無制限、電子締結料金0円 |
ContractS CLM(コントラクツCLM)は、代表取締役の笹原さんの原体験が元になって作られた、契約ライフサイクルマネジメントシステム。
複雑な契約業務の効率化だけでなく、複数部署にまたがる契約業務も一元管理できるシステムであり、さらにその先の履行課題まで取り組まれてアップデートし続けているのがContractS CLM。
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2021年8月21日にお名前が変わってHolmes(ホームズクラウド)からContractS CLM(コントラクツCLM)へ変更になりました。おめでとうございます!
電子契約プラットフォームβ
出典画像:電子契約プラットフォームβ | |
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運営会社 | さくらインターネット株式会社 |
無料期間 | β提供期間中は全て無料※期間不明(2021年3月26日時点) |
条件 | 推奨環境 OS:Microsoft Windows(最新バージョン) macOS(最新バージョン) Google Chrome(最新バージョン Official Build) |
電子契約プラットフォームβでは、タイムスタンプ署名付で電子サインができます。
通常のサービス展開とは異なり、電子契約プラットフォームβはさくらインターネットさんが「Labプロダクト」と呼ばれる、開発中のサービスを実験的に提供しているもの。
そのため、サービスが途中で提供されなくなる、または今使えている機能が将来的に使えるかも分からない状態のため、実案件で使うのではなく無料で試すことを目的として、使って頂くのがいいかもしれません。
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クラウドサイン
出典画像:クラウドサイン | |
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運営会社 | 弁護士ドットコム株式会社 |
無料期間 | 無料トライアルの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 送信件数:月5件、ユーザー数:1名まで |
クラウドサイン(CLOUDSIGN)は、弁護士監修の電子署名・契約ツール。
現在、電子署名・契約業界を牽引してくれている、最も目立った存在かもしれません。
直感的な操作や弁護士監修、または今後も継続して使っていける企業体力が示されている会社が運営しているツールであり、倒産などのリスクも限りなく少ないため、安心して続けて使っていける電子署名・契約ツールの一つだと言えます。
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Great Sign
出典画像:Great Sign | |
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運営会社 | 株式会社TREASURY |
無料期間 | 無料トライアルの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 契約書送信数10件 |
Great Signは、インターネット上で契約書類の作成・送信・締結までをワンストップで行える電子署名・契約ツールです。
機能は絞られて使いやすくなっており、すぐに業務へ取り入れやすいため、無料でお試し頂くのもオススメです。
Great Signを無料で試す >
SATSIGN(サットサイン)
出典画像:SATSIGN(サットサイン) | |
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運営会社 | アイテック阪急阪神株式会社 |
無料期間 | 無料トライアルの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | - |
SATSIGN(サットサイン)は、契約書の管理コストを大幅カットし、どこにいてもインターネットさえ繋げられれば、契約関連の業務ができる電子署名・契約ツール。
標準で付いている機能も多く、通常の契約であなたがしたいことの多くが実現可能となります。
証明となるタイムスタンプの長期延長も最初からついているため、安心して使えるツールの一つ。
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GMOサイン
出典画像:GMOサイン | |
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運営会社 | GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 |
無料期間 | 無料トライアルの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 10⽂書 |
GMOサイト(旧:GMO電子印鑑Agree)は、2020年12月31日の段階で14万社もの企業さまに導入されている、業界でもトップを走る電子署名・契約ツール。
いくら簡単に使えると言っても、導入には不安を感じると思いますが、電話やチャットサポート・動画やウェビナーなどのコンテンツでばっちり使い方を学ぶことができる。
そして、2020年4月17日にグループ内での印鑑手続きの完全廃止をするほど、徹底的に脱ハンコを実践している企業のため、選ぶ側としてはこのような姿勢をとっている企業のツールなら安心しますよね。
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freeeサイン(旧NINJA SIGN by freee)
出典画像:freeeサイン(旧NINJA SIGN by freee) | |
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運営会社 | freeeサイン(旧NINJA SIGN by freee) |
無料期間 | Freeプランの期限は無し(条件範囲内なら使い続けられる) |
条件 | 契約書送信数 5通/月 テンプレート登録数 3個まで3個まで |
freeeサイン(旧NINJA SIGN by freee)では、契約にかかわる担当者の悩みを深く理解してくれており、効率化とコスト削減を同時に解決できる電子署名・契約ツール。
今まで無駄にかかっていた、日に日に増える紙管理のコスト・社内承認のタイムロスなどを一瞬で取り払ってくれる。
まさに忍者のような俊敏さと正確さで業務を強力にサポートしてくれる、オススメツールなので、一度の無料体験だけでも使いやすさを分かって頂けると思います。
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BtoBプラットフォーム契約書
出典画像:BtoBプラットフォーム契約書 | |
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運営会社 | 株式会社インフォマート |
無料期間 | フリープランの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 電子契約[契約締結]15件/月 電子保管[自社保管]3件/月 |
BtoBプラットフォーム契約書は、BtoBプラットフォームシリーズを運用しているインフォマートさんの電子署名・契約ツール。
20年以上の運用実績や、シリーズ合わせて50万社以上が使ってる信頼の会社が運用しているため、安心して使えるのは間違いないと思います。
使い方もアップロード~締結依頼~締結の3ステップの簡単な流れで活用できるため、実際の導入もスムーズに進められるはずです。
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リーテックスデジタル契約
出典画像:リーテックスデジタル契約 | |
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運営会社 | リーテックス株式会社 |
無料期間 | エントリープラン(無料)の記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 契約発信 5回まで |
リーテックスデジタル契約の最大の強みは、法的な「証拠力」を担保した何重ものシステムによって作られる電子署名・契約ができること。
電子契約の一番の不安は法的な問題をクリアできているか?ですが、この問題の重要性を理解しているからこその開発をしてくれています。
法的なリスクを考えているなら、まずはリーテックスデジタル契約のエントリープランで試して頂くのがオススメです。
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WAN-Sign
出典画像:WAN-Sign | |
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運営会社 | 株式会社ワンビシアーカイブズ |
無料期間 | 無料プランの記載はあるが期間についてはホームページ上での記載は見当たらない |
条件 | 立合型 10件/月 データ管理 10件まで |
WAN-Signは、日本通運株式会社の子会社である株式会社ワンビシアーカイブズさんとGMOインターネットグループが共同開発した電子署名・契約ツール。
日本通運さんが培ってきた機密書類管理を元に設計された電子契約ツールのため、大手のノウハウを使えることになります。
電子署名・契約ツールを導入しても、取引先によっては電子契約ができないこともあるため、書面契約でも一元管理ができ状況によって臨機応変に対応できるツールがWAN-Signです。
WAN-Signを無料で試す >
電子契約ツール選びで不安を感じているあなたへ
無料で試して体験できる電子署名・契約ツールをまとめましたが、一生完全無料のe-signだけが特殊であって、多くは一定期間のみトライアルとして無料設定されています。
これは収益の作り方(ビジネスモデル)の違いによるもので、基本的にツールの利用料を頂く形で運営体制を整えるのですが、e-signは他に収入軸を持っているからこそ一生無料にもできる。
そして、一社一社が紙を削減できれば、自然環境にも優しい世界にもなるので、ぜひ無料体験を行いペーパーレスの効果を実感してほしいです!
一度何かの電子署名・契約ツールに登録したとしても、あなたの求めることや会社の成長フェーズによっては、ツールを改めて見直すタイミングも来るので、複数試しておくと次の導入も楽になりますよ。