リブランディングとは?成功事例や実施の流れ

  • | 公開 2024年04月17日
ブランディング
リブランディングとは?成功事例や実施の流れ

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。会社のこれからを考えると、ブランドの刷新が必要だと感じる機会もありますよね。

「売上を増やしたい…」
「市場シェアを広げたい…」
「商品が顧客に求められなくなってきた…」

お客様が製品・サービスの購入・導入を決めようと思った時、提供会社に対する好意や信頼が大きく関わってきます。

総じてブランドと表現しますが、ブランド力の低下・上昇は、そのまま会社の業績にも直結。

ブランドが弱くなっている、または時代に合わず取り残されている状況では存続も難しくなってくるため、改めてブランドを見直す"リブランディング"について見てみましょう。

\お役立ち資料/

リブランディングの意味とは

リブランディングとは、既存ブランドをステークホルダー(利害関係者)や社会に適応できるよう改めて見直し、ブランドの再構築を行うこと。※ ステークホルダーとは、従業員・お客様・取引先など自社が関わる全ての対象者を指す

「Re(再び)」と「Branding(ブランディング)」を合わせた造語であり、元のブランドに対する変更・改良を意味します。

「再ブランディング」や「ブランドの刷新」と同じ意味になりますが、似ているようで実は意味の違う言葉があるため、確認しておきましょう。

リブランディングとブランディングの違い

リブランディングは、ブランドの再構築のことであり、ブランディングはブランドを発展させていくプロセスのこと。

リブランディングとブランディングの違い

先にリブランディングを行い、そのあとブランディングを継続して取り組んでいく。

この違いが分かれば、リブランディングを進める時にも、意味が混ざらず正しく理解しながら進めていけます。

リブランディングとリニューアルの違い

リブランディングは会社のアイデンティティ(存在証明)や方向性を再構築することで、リニューアルは製品・サービス・保有媒体(webサイト等)等を対象に部分的な改善・更新・調整をすること。

リブランディングとリニューアルの違い

意味が大きく違っているため、混同させないようにしましょう。

なぜリブランディングが必要なのか

なんとなくリブランディングの必要性は理解しているものの、社内の負担はもちろん、社外に対する影響力も大きいため、なかなか手を出しにくいのが本音だと思います。※ 費用も100万円以上~

しかし、リブランディングによって大きな成功を収めてきた企業も多く存在し、適切なタイミングがくれば経営判断として優先度が最上位にくる場合もある。

なぜこれだけリブランディング求められ続けているのか、必要性をまとめてみました。

ブランドが時代に合わなくなってきた

現状が続くことは誰にも保証されておらず、時代により必ず何かしらの変化が訪れる。

お客様・競合・自社の状況に少しでも変化があれば、今好調だとしてもひっくり返る場合もあります。

求められる内容が変わった世の中に、合わないブランドで戦い続けても勝率は低いだけ。

時代へ適応するためにリブランディングが必要です。

インナーブランドが足かせになっている

歴史が長いブランドは、お客様からも愛され継続的な発展を遂げてきました。

しかし、昔のブランドを引きずるがあまり、旧態依然の体制が残り続け、社内からはイノベーションが生まれないこともあります。

たとえば、古い価値観がアップデートされず新卒採用に苦戦したり、社歴の長い人の声が大きくなりすぎて現場の風通しが悪くなる。

インナーブランド(社内に対するブランド)の古さが、次のステージへ進む足かせになっている場合は、リブランディングを検討したいタイミングです。

既存ブランドのイメージを修正したい

現状のブランドは、お客様へあまり浸透できていない、または何か不祥事等が起きてしまい悪いイメージが増えてしまった。

ブランドを保ち続けるのが、難しくなってきたのであれば、再出発の意味で思い切ってリブランディングを考えていいかもしれません。

新規参入や市場拡大を目指したい

新たな市場へ打って出たい、これから猛攻をかけたい。

一気に次のステージまで駆け上がりたい時、その原動力にもなるのがブランドです。

ブランドは言葉×デザインで可視化させると、想像以上の相乗効果によって、お客様の心にヒットするため、勢いを付けるためのリブランディングも一つの手。

事業やブランド統合のため

事業を多角化しすぎた、またはブランドを分けすぎた。

会社としての印象は統一したいですが、1つの会社が複数ブランドを抱えていると、お客様としては大本の会社を認識するのが難しくなります。

たとえば世界へ進出したい時、ブランドが複数あることで、リソースが集中できず認知度も弱まり失敗するかもしれません。

ブランドを統合し、1つへ集中することで影響力を高めていけます。

会社として新たな指針を策定したから

ミッション・ビジョン・バリューや戦略の見直しによって、ブランドを表現する言葉もデザインも、合わなくなるフェーズがくるかもしれません。

たとえばコアな部分は新しい方を向いているのに、お客様が目にするブランド(言葉・デザイン)が連動していないと、従業員もお客様もなんとなく気持ち悪さが残り、歪みが大きくなればブランドそのものが崩壊する場合も。

ブランドは全てを連動させなければ、力が分散してしまうため、大きく方針などを変えた場合はリブランディングの必要性があると言えます。

リブランディング実施のタイミング

すでにリブランディングの必要性に気づいて、情報収集されている状態ならいいですが、まだ興味本位の段階であれば、どんな時にリブランディングが必要か判断しにくいですよね。

大きく分けると3つの状況が起因となって、リブランディングの重要性が高まってきます。

起因状況例
自社上場を目指している、ミッションや組織の方向性変化、不祥事等でイメージ損傷、経営者の交代など
顧客顧客が求める価値とブランドイメージが不一致、既存ブランドが低迷しているなど
市場似ている競合が増えすぎた、新たな市場へ出ていきたいなど

リブランディングは、どの会社も似たような状況がキッカケとなり考え出しますが、タイミングを逃すと損害の方が大きくなる場合も。

タイミングを逃すと…
・競争力の低下
・ブランドの陳腐化
・市場シェアの低下
・ブランド力の低下
・組織力の低下

大きくコトを動かすプロジェクトなので、簡単には考えられないと思いますが、時代の変化も早いため取り残されない対応は必要になってきます。

各社のリブランディングの背景

実際に、色々な会社がリブランディングを実施していますが、各社はどのような理由でリブランディングを行ったのでしょうか。

事例として、有名な会社のリブランディング背景をまとめてみました。

① ブランド強化

項目説明
目的ブランド強化のため複数ブランドから1つへ統合
会社パナソニック株式会社
時期2008年10月1日
リブランディングナショナル + パナソニック → パナソニック

② ブランド名の浸透を改善

項目説明
目的時代に合わせたブランド戦略を取るため
会社SOMPOホールディングス株式会社
時期2016年10月01日
リブランディング損保ジャパン日本興亜ホールディングス → SOMPOホールディングス

③ 時代に合わせたブランド

項目説明
目的これからの時代に合うブランドへ再編
会社toppanホールディングス株式会社
時期2023年10月1日
リブランディング凸版印刷株式会社 → toppanホールディングス株式会社

④ 会社ブランドより製品ブランドの影響力が強くなってきた

項目説明
目的企業より製品ブランドの方が強くなってきた
会社RIZAPグループ株式会社
時期2016年07月01日
リブランディング健康コーポレーション → RIZAPグループ

⑤ 次のステージを見据えて

項目説明
目的組織再編や次のステージを見据えて
会社株式会社星野リゾート
時期1995年
リブランディング星野温泉旅館 → 星野リゾート

⑥ 不祥事で打撃を受けた

項目説明
目的社長の不祥事によって現状の社名が使えなくなるほどイメージダウンを受けたため
会社株式会社SMILE-UP.
時期2023年10月17日
リブランディング株式会社ジャニーズ事務所 → 株式会社SMILE-UP.

⑦ 合併の影響

項目説明
目的買収した企業との合併のため
会社LINEヤフー株式会社
時期2023年10月1日
リブランディングZホールディングス株式会社、ヤフー株式会社、LINE株式会社、Z Entertainment株式会社、Zデータ株式会社 → LINEヤフー株式会社

⑧ 歴史の節目

項目説明
目的歴史の節目でブランドの再構築を行うため
会社ヒロタグループホールディングス株式会社
時期2023年10月01日
リブランディング株式会社 洋菓子のヒロタ → ヒロタグループホールディングス株式会社

リブランディングの範囲

リブランディングは「ブランドを再構築」することですが、広義の意味だと何をどうするのか、いまいちイメージしにくいかもしれません。

実際、何を対象にリブランディングをするのか確認をしておきましょう。

対象範囲説明
会社全体的コーポレートブランディング
製品、サービス部分的製品ブランディング、サービスブランディング
人事採用ブランディング
販促ツールwebブランディング
その他地域部案ディング

リブランディングと一言でいっても、会社そのもののブランドから、事業・製品・サービス・人事・webなど色々あります。

全てを変える必要はありませんが、社内を巻き込んだ大きな動きは、そう多くできないため、リブランディングするならまず会社全体を対象とした検討がお勧めです。

リブランディングする対象

何のためにリブランディングするのか目的が決まったら、次はそれぞれ何に対してアクションを起こしていくのか考えます。

リブランディングを推し進めてくれるパートナーとタッグを組みながら、必要なポイントを取捨選択していきますが、まずは何を変えていくのか把握しておきましょう。

対象説明
ブランドメッセージブランドメッセージとは、ブランドを体現した一言のこと。インタビュー等で抽出したブランド要素を用いて、どのような会社なのか分かるような表現を磨きます。
タグラインタグラインとは、ブランドメッセージを補足する文章のこと。ブランドメッセージは広い範囲を示し、タグラインは詳細を伝える情報となります。
ロゴロゴはブランドを表すシンボルマークとして機能し、ステークホルダーとの接触時に、一瞬でブランドを認識してもらうための情報になります。
オウンドメディアオウンドメディアとは、自社で保有するwebサイト(公式サイト、採用サイト、ブログなど)や媒体のこと。リブランディングの時は特に、デジタルマーケティングで欠かせない公式サイトの重要度が高まります。
ソーシャルメディアソーシャルメディアとは、お互いが繋がり合うためのプラットフォーム(例:X・Instagram・TikTokなど)。リブランディングで活用すると顧客との距離が近くなる効果があり、口コミなど自社にとって良い情報の拡散にも役立つ。その反面、炎上や失敗した時などは不評等が、瞬く間に広がる。
社章企業公式の印章やシンボルのことですで、ロゴなどをモチーフに社章が作ります。
名刺ビジネス的なコミュニケーションの一環で使われる小さいカード型の媒体で、従業員がブランドを広めるために効果的。
クレドブランドのミッション・ビジョン・バリューなどを、企業の信条・行動指針などいつ何時でも思い返せるように、カードにしておきます。
MVVミッション・ビジョン・バリューを再構築して、ブランドの方向性に合わせます。
人事制度行動規範や価値観など、ブランドを体現する人材はさらに評価できるよう、評価制度を再構築します。
製品・サービス製品・サービスの新しいメッセージ、または新しいブランドに合うデザインへと変えていきます。
資料フォーマット色・フォント・形など、ブランドを表現できる資料を、社内の誰もが簡単に作れるように、新しくフォーマット化します。
内部コミュニケーションブランドに沿った思考・行動がとれるよう、コミュニケーション設計を行います。必要なツールがあれば導入、使わないツールは解約など、社内整備もできる。
協業・パートナー新しいブランドの方向性や価値観に合わないパートナーとは離れ、合うパートナーにはより近づいていく。新たなパートナー探しの時も、リブランディング後に合うパートナーとの関係を強めていきます。
広告テレビCM、webCM、新聞、web広告など、認知を広めていくためのプロモーションで広告を活用していきます。再構築したブランドに沿った広告を運用。

リブランディングのメリット・デメリット

リブランディングの効果は凄まじく、成功したら売上の桁が1つ違うくらい成長することも。

しかし、世の中の全てのリブランディングが成功しているわけではないため、メリット・デメリットの両方を理解した上で検討していきましょう。

メリット

ブランド力の向上でお客様の第一想起が得られる

お客様が商品・製品・サービスを選ぶ時、自分の中の成功体験(好き・美味しかった・良い思いをしたなど)と紐づくブランドを頭の中に思い浮かべて、判断基準にしています。

この時も、世の中に存在する会社を全部思い出すのではなく、記憶からすぐに引っ張り出せる数社のみ。

A社、B社、C社…つまり、この候補に入れないと選択外になります。

リブランディングを行い、ブランド力を向上できれば、お客様の中で「〇〇なら〇〇だ」と強く思い出され、何かあった時はまず一番に選択肢の中へ入れる。

一番最初に思い出してもらえることを、第一想起と言いますが、ブランド力を高めることで第一想起を手に入れやすく、競合とのムダな戦いを避けつつ、自社に有利な状況を広げていけます。

インナーブランディングの絶好のチャンス

社内で何か困ったことがあっても、突然大きな変更などは難しく、組織規模が大きくなるほど難易度も高いので、なかなか改善のメスが入れられない。

文化を作ったり、社内制度を一新したりは、普段気軽にできず、大がかりな社内改善は簡単にはできません。

リブランディングは、代表・経営層・従業員など多くの方から情報を集め、「私たちはこういった会社」だと、認識を改めていく行いでもあるため、インナーブランディング(社内向けブランディング)を行う絶好のチャンスです。

たとえば、社内制度が古ければ若くて勢いのある人材は寄ってきませんし、社内に関わるブランド力が低下すると、結果として組織力低下から長期的な発展は見込めない。

リブランディングは、アウターブランディング(社外向けブランディング)だけでなく、インナーブランディングも同時に行えるため、一気に状況を好転させていけます。

アクセルのギアを2、3段階上げられる

上場を目指したい、次のステージに上がりたい、会社の成長をもう何段階か引き上げたいと考えた時、改めて自分たちを見つめ直し、どうすべきなのかハッキリさせるリブランディングは成長の起爆剤に。

普段忙しい中、会社全体を通して振り返る機会はあまりとれませんが、リブランディングは現状をすべて丸裸にして情報を吸い上げ、未来に向かうアクションを策定し直すため、自分たちを理解した上で進むべき方向が決められます。

ブランドをもっとも体現すべき代表が1人で全てがんばる必要はなく、従業員1人1人がブランドの体現者となって広めていけるため、成長のアクセルを一気に踏んでいけるのがリブランディングのメリットです。

デメリット

リブランディング前の状態には戻しにくい

ロゴもwebサイトも何もかも再構築したブランドへ切り替えた。

しかし、いざリブランディング後のブランドで進めてみると、思わぬトラブルや失敗が出てくる場合もあります。

既存ブランドに慣れ親しんだお客様からの反発で、売上の何十%も落としてしまったり、ブランドを再構築するのに、時間も費用もかけているのと、仮に戻した場合は失敗事例として大々的に語り継がれてしまうため、ブランドイメージの低下も生まれ災難の連鎖…。

簡単には、リブランディングの前に戻せないため、慎重に進めていく必要があります。

効果をすぐに実感できない

リブランディングから1カ月後、いきなり売上・利益が2倍になるようなケースはまれです。

多くは、リブランディング後にブランディングを継続して、長期的な取り組みの中で成果を高めていきます。

見た目を変えるだけのリブランディングになるケースも

リブランディングを考えるキッカケの一つに、ブランドを表現したデザインに対するコンプレックスがあります。

  • ロゴがダサい
  • webサイトがダサい

など、普段目にしているからこそ周りの目が気になり、ブランドを見せるのが恥ずかしいと思ってしまっている。

見た目はビジネスに重要な要素であるため、コンプレックスが強いほど、見た目に固執したリブランディングをしがちです。

結局は、的確にブランドを再構築できず、目た目だけで良い大きな変化を生み出せないリブランディングとなります。

リブランディングの費用相場

リブランディングを考え始めた時、気になるのは相場感だと思います。

目的や状況に応じたリブランディングによって変わりますが、一般的なリブランディングで考えると100万円以上はかかってくる。

たとえば依頼先の特性でも変わり、アウトプット重視の制作会社であれば100~300万、認知施策が得意な広告会社は200~500万円、戦略設計から全体施策が得意なコンサルティング会社は300~1,000万円。

リブランディングの依頼先候補である会社にも、それぞれ得意不得意・対応範囲があるため、費用も変わってきます。

もっと詳しい費用・内訳を確認されたい場合はコーポレートブランディングの費用・相場(内訳あり)のページをご確認ください。

リブランディングの流れ

リブランディングの流れが分かると、進め方が具体的になるため確認しておきましょう。

あまり経験がないことも含まれるかもしれませんが、相談や依頼前にどれだけ情報収集ができているかによって、進めやすさが変わってきます。

STEP1 ブランドの現状評価

初めに対応しておきたいのが、誰かへ頼る前に、まずは社内の人間だけで自社のブランドを評価してみること。

何が良くて悪いのか、そして今後はどのようになりたいのか。

リブランディングを手伝ってもらうパートナーへ相談する時も、この時にまとめた情報が役に立ちます。

何をどうすればいいか分からない、けどリブランディングに興味があって進めたい場合なら、相談しながら気づきを得て、進むべき道を探し出していくような形でもいいかもしれません。

STEP2 依頼会社の選定・決定

ある程度、現在のブランドが評価できたら、その内容を元に希望が叶えられそうな依頼先情報を収集していきます。

リブランディングはブランディングを対応している会社であれば請け負えますが、各社で対応できることに違いがある。

たとえば、クリエイティブに特化している、採用に特化している、全般的にできるなど。

目的に合わせて会社を選び、相見積を前提として最低でも2~3社へお声がけしてみましょう。

リブランディング会社を選ぶ時に、判断基準がないと選択を迷うと思うので、選び方のポイントを詰めに詰め込んだ下記の記事をご確認ください。

参考記事:失敗しないコーポレートブランディング会社を選ぶ22個のポイント

STEP3 ブランド要素の抽出

パートナーと協力しながら、代表者・従業員・顧客・その他関係者へインタビューやアンケート、またはワークショップを行っていきます。

誰がどんなことを感じているのか、普段は見えない感覚的なところも含めて、想いを吐き出してもらい集めていく。

定量・定性の両軸でデータを集めて、会社の「らしさ」を抽出していきます。

STEP4 ブランドの言語化

集めたブランド要素を、ホワイトボードなどに付箋で貼りながらマッピングして、会社の「らしさ」とはどんなものか全体感を可視化してみる。※ ホワイトボードや付箋を使うのは方法の一つ

抽出したブランド要素がまとめられたら、重要な2つの言語化をしていきます。

  • ブランドメッセージ
  • タグライン

たった一言二言でも自社が伝わる言葉に翻訳することで、誰でもブランドを認識できる状態を作ります。

この2つの言語化を元に、今後の戦略やデザイン化を進めるため、納得感が出るまで繰り返し検討していきます。

STEP5 戦略策定

ブランドが言語化できたら、方向性が見えてくるため、戦略を策定していきます。

ブランドをどのように活かし育てていくのか。

短期も含めて長期でスケジュールをひいて、ブランディングの進め方を形にしていきます。

STEP6 ブランドのデザイン化

ブランドのコアとなる部分が固められたら、今度は可視化するためにデザインへ落とし込んでいきます。

クリエイティブの力を借りるので、専門スキルがある人材に作ってもらう。

注意としては、言語化したブランドや、今後の戦略に対する深い理解がなければ、ただ見栄えのいいデザインで終わってしまうため、理解力があり意図をくみ取ってくれるデザイナーへお任せしましょう。

STEP7 ブランドの反映・浸透

ブランドのデザイン化も済めば、今度は再構築したブランドを、webサイト・販促ツール・ノベルティなど、社内外でブランドとステークホルダーが接点を持つポイントに対して、ブランドを反映させていきます。

それが終われば、定めた戦略に基づいて、ブランドの浸透を目指していく。

長期戦でもありますが、リブランディング後のブランディングによって、ブランドを起点に成長が加速していきます。

ブランド・コンサルティングサービス資料
経営者が次々成功したブランディングとは

リブランディングの成功事例

リブランディングを行った会社はその後、どのような成長を遂げているのでしょうか。

ブランドの再構築による成功事例を確認していきましょう。

株式会社ファーストリテイリング

社名株式会社ファーストリテイリング
リブランディング回数1回
リブランディング内容小郡商事株式会社 → 株式会社ファーストリテイリング
リブランディング成果1991年9月に社名変更して199年07月14日に東証プライムへ上場(証券コード:9983)

株式会社ラクス

社名株式会社ラクス
リブランディング回数1回
リブランディング内容株式会社アイティーブースト → 株式会社ラクス
リブランディング成果2010年01月27日に社名変更を行い、約6年後2015年12月9日東京証券取引所マザーズ市場、そして2021年3月11日東京証券取引所市場第一部へ市場変更(証券コード:3923)

ブランディングテクノロジー株式会社

社名ブランディングテクノロジー株式会社
リブランディング回数2回
リブランディング内容株式会社フリーセル(社名そのままで) → 株式会社フリーセル → ブランディングテクノロジー株式会社
リブランディング成果2018年11月1日に社名変更を行い、約半年後2019年6月21日(金) に東京証券取引所マザーズ市場(証券コード:7067)

リブランディングに失敗する原因

世の中ですぐ分かる失敗事例の多くは、大企業がかなり売上を落としたり、不評を買い広まってしまったもの。

失敗とは認めたくない企業が大半だと思うので、探せる情報としては少ないですが、実際にはたくさん存在しています。

自社がそうならないためにも、失敗する原因を予め確認しておきましょう。

リスクの認識不足

リブランディングの成功者がいる一方で、失敗している企業も存在します。

支援を請け負ってくれる会社に話を聞けば、いいことばかり言われるかもしれませんが、実際はハイリスクハイリターンがリブランディング。

正しく進めないとリスクは高くなるため、ダメな進め方もあることは覚えておきましょう。

実行の不備

何かを大きく変えたい時は、社内の誰か1人ではなく、みんなで進めた方が何倍にも力が増しますよね。

最初の旗振り役は1人でもいいですが、実行は1人では足りません。

社内協力が得られないリブランディングの多くは、苦戦しやすくなります。

ブランドメッセージと実際の不一致

言っている事とやっている事の違いは、徐々にその違和感を大きくさせ、ブランドの信頼低下に繋がります。

たとえば「私たちは貴社の想いに応えます」と言っているのに、実際相談してみたら親身に対応してくれなかった。

リブランディングを行ったからといって、従業員の1人1人までブランドが体現できていなければ意味はありません。

ステークホルダーの参加が不十分

リブランディングを行う時、ブランドの元になる情報を、関係各所へヒアリングして集めていきます。

その時、もっともブランドを体現している人材から話を聞けない、もっとも懇意にしているお客様から話を聞けない。

または一度は離れていってしまったお客様にも、ブランドを再構築する手がかりがあるかもしれないので、可能であれば話を聞いておきたい。

十分にステークホルダーから話を聞けないと、ブランドを形作る情報が足りずに、抜け漏れがある状態でリブランディングされるので、中身がスカスカな見せかけのブランドになる場合も。

新規ターゲットへの配慮

新たに取り込みたいターゲット層には、違うアプローチをしたいですが、どのような形が最適なのか十分調査をしていないと、間違った接触の仕方で不満を買ってしまう場合も。

不適切なリーダーシップや組織文化の影響

リブランディングは、関わる人数も多く、動かしていく範囲も広くなります。

正直言って、普段の仕事の倍は疲れると思いますが、やらされ仕事で進めるのか、自分事で率先して進めるのか、意識の違いで大きく変わってくる。

旗振り役のリーダーシップが無かったり、協力体制がしけない組織文化では、思うようなリブランディングができないかもしれません。

競合他社との差別化不足

差別化だけを目的にリブランディングを行うわけではないですが、改めてブランドを見直すのであれば、競合とは明確な違いを作りたい。

せっかくブランドを再構築したのに差別化不足で、競合とイメージ・方針などが同じになっているのであれば、売上や市場シェアを伸ばすのは難しくなるかもしれません。

技術の不足や適用の不適切さ

ビジネスの主戦場がリアルからインターネット上に移ったことで、デジタル領域のスキル・知識が、ブランドの再構築において欠かせなくなりました。

最先端のテクノロジーを駆使しながら進めるリブランディングは、技術不足や適用が不適切であると、結果としてその後のブランディングで大きく影を落とす結果にも。

長期ではなく短期で考えてしまう

何かを変えれば期待もしてしまうので、短期的な成果を求めたくなりますが、リブランディングに関しては注意です。

1カ月2カ月で目に見えた結果を出すのは難しく、長い目を見て再構築したブランドを活用し、普及活動などブランドの浸透を行うことで、徐々に影響範囲を広げていく。

短期的な思考だと、ブランドの潜在能力を過小評価して、すぐにダメの烙印を押してしまう。

長期的な思考で、ブランドを育てる意識でリブランディングに向き合いましょう。

情報の収集・分析・抽出不足

会社(自社)のこと、顧客のこと、競合のことなど、リブランディングをするには、あらゆる方面からブランドに関係ある情報を抽出する必要があります。

たとえば、ブランドの再構築ではなく部分的なデザイン改修をリブランディングと称して行えば、見栄えの問題は解決するかもしれませんが、ブランドの根幹を分かっていない状態のリブランディングなので、見た目だけのブランドになる場合も。

  • 必要な情報を集める
  • 集めた情報を分析する
  • 分析した情報からもっとも大事な情報を抽出する

これらの工程がないリブランディングは、失敗の可能性を高めるため注意しましょう。

ブランドの連続性の欠如(過剰な変化)

リブランディングを考えると、まったく新しいブランドを作ることだと思われがちですが、そうではありません。

既存のブランドに愛着や好意を抱いてくれた方がいて、そのような方々のおかげで今までのブランドが発展してきました。

それなのに、現在のブランドをまったく無視して、何も連動や紐づかないリブランディングは、ブランドの連続性が失われて、失敗確率を高めます。

急激な変化は、お客様を置き去りにして、自社都合の自己満足になる場合もあるため、リブランディング前と後のコンテキスト(文脈)は繋げていきましょう。

コミュニケーション不足

リブランディングは難易度も高く、プロジェクト自体も大きいので、何名ものメンバーが入り進めていきます。

もちろん統制役の営業・プランナー・ディレクターなどはハブとなって動いてくれるので、ある程度は安心して任せられますが、関係者が複数社にまたがることで、コミュニケーションが足らない状況にもなりやすく、気を付けてもコミュニケーションロスが起きてしまう。

また、言った言わない・聞いた聞いていない問題も出てくるので、依頼先に任せるといっても、コミュニケーションはお互い協力しあう関係性を作っておかないと、リブランディングの難易度は高くなってしまいます。

戦略の欠如

再構築したブランドの活かし方によって、成果が大きく変わってきます。

ブランド要素をヒアリング等で抽出して、ある程度の形が見えてきたら、ブランド戦略を本格的に考えます。

しかし「とりあえず進めよう」「とりあえず作ろう」「とりあえずブランド化しよう」と、戦略がないまま進めてしまうと、行き当たりばったりなブランドになり、信念も軸も見えないため、みんながバラバラの動きをしてしまう。

戦略の欠如は、ブランドを殺してしまうため、どのような道筋を立ててブランドを活かすのか、しっかり考えて進めましょう。

予算不足

リブランディングの必要性は理解しつつも、なるべく費用を抑えたいのが正直なところだと思いますが、最低限でも必要な工程を含めたら100万円以上はかかります。

これでは、リブランディングの初級編で終わってしまうようなもので、少なくても中級編へ足を踏み入れるくらいでないと、再構築したブランドが機能しません。

予算不足、または無理な値引きによる失敗も考えられます。

時期の選択

  • 経営者と現場の気持ちが揃っていない
  • 市場を見ても必要性がない
  • 時代的に今ではない

など、リブランディングを進める時期ではないのに、無理に進めてしまって失敗するケースも。

過度な内部主義

ブランドの扱いは簡単ではなく、高度なスキルやテクノロジーが求められます。

経験がない状態で、自社の力のみで進めるのは限度があり、やはりプロフェッショナルからのサポートが必要。

しかし、外部が信用できないからと、過度に社内だけの力でリブランディングを進めようとすれば、現場の混乱が広がり過ぎて、内部分裂だって起きるかもしれません。

最後までやり切れる人材のみであれば進められるかもしれませんが、全員がそうではないので、迷わず専門家の力を借りるのがお勧めです。

依頼先パートナーへの依存

初めてのリブランディングは、分からないことが多くて不安・恐怖が多いかもしれません。

分からない時は、分かる人に頼ればいいのですが、自分たちのことなのに、リブランディングの依頼会社へ全てを任せっきりにするのは違う。

外部のサポートが入ったとしても、リブランディングは自分事です。

パートナー依存の進め方は、誰のためのリブランディングか線引きが曖昧になり、納品後もどこか他人事。

愛着や熱意もないままで再構築されたブランドは、どれだけ見た目や表現がよくても、使いたい理由がないのでその後のブランディングが大変かもしれません。

リブランディングに失敗した場合の影響

失敗を防ぐために、リブランディングの請負会社は、あらゆる手を尽くして進めてくれますが、何か一つ歯車が合わないとドミノ倒しのように負の連鎖が起きる場合もあります。

お互いのコミュニケーション密度と精度を高めつつ、しっかり計画を立てながら進めても、やはり何か起きるのがリブランディングの現場。

失敗時にはどのようなリスクがあるのか、事前に把握しておける情報をリスト化しました。

混乱を防ぎ成功するリブランディングを進めるためにも、パートナー選定は慎重に行うのがお勧めです。

影響説明
顧客の混乱と不満顧客が求めていたブランドから離れてしまった場合は普段起きないようなクレームが入ったり、問題が多くなり対応によって現場の疲弊も招く。
信頼の喪失顧客が求めたいブランドではなくなった場合、今まで積み重ねてきた信頼関係が一気に崩れ、そして失っていく。
売上げと利益の減少顧客が離れていくことで売上はもちろん、引き留めなど余計な負担が現場で増えることで、利益率も低下。
ブランド価値の低下社会に求められるブランドとは反対の方向へ進むと、ブランドの価値が下がり、上場などをしていれば株価も下がる。
組織の混乱と不安ブランドを再構築すると、社内で抱えている人材に対するアプローチも変わるため、組織がうまくかみ合わなかったり、理念・指針に共感できない場合は去っていく。
ブランドの認知度の低下顧客が求めるブランドでなければ興味関心も沸かないため、必然的に認知度は下がっていく。
投資ではなくコストのままになる長期的な目線で成功を増やしていく投資ではなく、費用をかけたらかけた分だけ失う単なるコストになってしまう。

リブランディングを成功させる3つの鉄則

リブランディングは、1日2日で出来るほど簡単なことではなく、数カ月にわたる時間や関係者の想いの強さが求められます。

何か一つでも欠ければ、うまくいかないことも多くなり、費用対効果も下がってしまう。

成功させる鉄則は、

① ブランドの核になる情報の徹底的な引き出し力
② ブランドを体現させる言語化力とデザイン力
③ リブランディングとブランディングの両方ができる会社を選ぶ

この3つが大事になるので、それぞれ解説していきます。

① ブランドの核になる情報の徹底的な引き出し力

鉄則あらゆる方面からブランドの核となる情報(定性データ)を深掘りしながら聞き出し・引き出して限りなく集めること
スキルワークショップやアンケートなど多人数に対するコミュニケーション力や進行力、1対1で取材相手から本音を引き出すインタビュー力

リブランディングは「弊社の”らしさ”はこれだ!」と一言でいい言い表せる、ブランドの核を見つけ出すことで、成功確率が何倍にも高まります。

自社・顧客・その他関係者を含めて、自社のブランドに対してどのような感情を持っているのか?どう考えているのか?普段言葉に出来ていないその情報を、いかにして引き出せるか。

定量データは集めやすいのですが、感覚・想いなど定性データは実際にインタビューしないと表に出てこないため、聞き出す力・引き出す力が、かなり重要度の高いスキルだと言えます。

ポイント:言葉のプロフェッショナルを見つける

② ブランドを体現させる言語化力とデザイン力

鉄則概念や思念など不確定な情報からハッキリした言葉へ落とし込みデザインとして可視化させること
スキル言語化力 × デザイン力

私たちの頭の中ではブランド名・イメージと、生身の感情・想い・体験などが紐づいて、何かを選択しようと思った時に候補として記憶から呼び出されます。

その時に「これだったら〇〇だよね」「あれなら〇〇一択かな」と、瞬間的にブランドを思い出してもらえるかが勝負の分かれ目に。

瞬間的な記憶からの引き出しは、企業名・ロゴ・ブランドメッセージ・ブランドカラー・ブランドイメージなど、ブランドが体現された実態ある情報です。

そのため、ブランドのらしさをたった一言で表す言語化力、そして言語化された言葉を見た目として表せるデザイン力の掛け合わせが必要になります。

ポイント:クリエイティブ力が高い人材へ依頼する

③ リブランディングとブランディングの両方ができる会社を選ぶ

鉄則リブランディングで再構築を行いブランディングで継続した発展を目指していく
スキルリブランディング × ブランディング

ブランドを改めたいと思った時、まず考えるのがリブランディング。

しかし、リブランディングはあくまでブランドを再構築することなので、そこで止めれば作って終わりの状態となり、せっかくのブランドが活かせません。

必ず、ブランドを発展させるプロセスとしてブランディング活動をセットで取り入れないと、時間・費用をかけたのに思ったような成果が得られない。

リブランディング後は、自社のみでブランディング活動できればいいですが、難しいのが正直なところなので、リブランディング × ブランディングの両方が可能であり、短期ではなく長期でブランドの発展を目指せるパートナーと組みましょう。

ポイント:リブランディング後がさらに重要

リブランディングを相談できる会社3選

「リブランディングはどこに頼むべきか。」

不安だからこそ、失敗しない会社を選ぼうとストレスを感じていませんか?

これだけ大事なことなので、慎重さはとてもいい形で進めている証拠ですが、リブランディングを含むブランディング案件を受けてくれる会社は山のようにあるため、いきなり正解へたどり着くのは難しいと言えます。

そのため、見積をしたから、比較したからと、決めに行く感覚ではなく、リブランディングが対応できる複数社へ相談を入れながら、自分たちの状況や今後の方向性を見つけていくため、相談する感覚でいる方がリラックスして依頼先選びの失敗も減っていきます。

まずは、リブランディングを相談できる会社を3選、規模別でご紹介するので、参考にして頂けますと幸いです。

中小企業向けの相談先:ファングリー

リブランディングを相談できる会社:株式会社ファングリーhttps://fungry.co.jp/
項目説明
会社名株式会社ファングリー
対応規模中小企業・中堅企業・スタートアップ
予算感100万円~

15年以上に渡って企業様のクリエイティブをサポートしており、43社以上の総合リブランディング(ブランディングを含む)を実施。

事例
・リブランディングの結果、顧客の月間取引数が20→40件と2倍に
・特定の元請け企業から脱却して自社ブランドで顧客の獲得に成功
・採用ブランドをリブランディングして初年度から120名応募を獲得

特に、言葉・文章と情報の可視化(デザイン)に強みを持っており、今まで制作してきたコンテンツは約40,000件。

言語化力のあるライターと、意図を汲み取り望んだデザインへ形作れるベテランデザイナーの両軸が、あなたのリブランディングを相談から親身になってサポートしてくれます。

▼事例がまとまった資料はこちら

ブランド・コンサルティングサービス資料
経営者が次々成功したブランディングとは

中小企業向けの相談先:ブランディングテクノロジー

リブランディングを相談できる会社:ブランディングテクノロジー株式会社出典:https://www.branding-t.co.jp/
項目説明
会社名ブランディングテクノロジー株式会社
対応規模中小企業・中堅企業
予算感150万円~

自社のリブランディング(2度)を通して、ブランディング成功のロジックを確立。

事例
・9年前のブランディングからブランドイメージを定着させ急成長
・160年の歴史をすべてブランドへ落とし込み子会社8社をまとめ上げた
・自社ブランドの訴求でファンを獲得し開始5年で年間50棟達成

実践ノウハウに基づいた、独自の「CIファースト」フレームワークを元に、ブランドの再構築・反映・浸透まで、一環して相談ができます。

今ではブランディングに欠かせなくなった、デジタルマーケティングを駆使して、状況に応じたリブランディングを提案してもらえます。

大企業向けの相談先:インターブランドジャパン

リブランディングを相談できる会社:株式会社インターブランドジャパン出典:https://www.interbrandjapan.com/
項目説明
会社名株式会社インターブランドジャパン
対応規模中堅企業・大企業・上場企業・グローバル企業
予算感要問合せ

世界で活躍するブランディングの専門会社であるインターブランド社。

事例
・ガンバ大阪
・三菱商事都市開発
・マツモトキヨシ
・ユベントス
・いち髪
・富士通
・ラタム空港
・日本スケート連盟

事例も名だたる企業から相談を受けて、成功へ導いています。

市場や企業規模の大きい会社であれば、それに適した進め方が必要であり、数々の経験からもっとも成功確率の高い方法を用いて、リブランディングを推し進めてくれるため、安心して任せられます。

リブランディングについてよくあるご質問・回答

リブランディングとはどういう意味ですか?

リブランディングは、自社が何者であり、社会に対してどのような価値を提供できるかを再評価し、時代や状況の変化に適応させるためのブランド再構築プロセスです。単なる社名やロゴの変更ではなく、ブランドの本質的な方向性や価値を見直し、社会(従業員・顧客・取引先など)へ明確に示すことを目指します。

「リブランディング」の言い換えは?

リブランディングは、再ブランディング・ブランドの刷新・ブランドの再定義・ブランドの再構築・ブランドの再編成などへ言い換えられます。

リブランディングをしないとどうなる?

リブランディングを行わない場合、社会のニーズと合わなくなり競争力・売上の低下や、従業員モチベーション・関与度も下がることで組織全体の生産性が落ち込む可能性も。経営環境が悪くなり、企業の存続すら難しくなることも考えられます。

ブランディングの相談先、見つかりましたか?

この媒体を運営する株式会社ファングリーは、総合ブランディングを43社以上ご支援してまいりました。ご要望に応じたプランを練り上げ、必要なことを必要なだけご支援できますので、ブランディングはぜひご相談ください。お客様事例をまとめた資料があるため、まずはこちらをご確認頂くのがお勧めです。

どんな小さなことでも大丈夫!お気軽にご相談ください。

著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツ制作から運用、100社以上のお客様支援を通して得たノウハウもコラムで投稿中。
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