公開したブログ記事からホワイトペーパーを作る方法

  • | 公開 2025年06月18日
ホワイトペーパー
公開したブログ記事からホワイトペーパーを作る方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。せっかく時間をかけて書いたブログ記事、読み終わったらそれでおしまい…なんてもったいない!

毎日がんばってブログ記事を公開・更新しているのに、「いまいち新しいお客様が増えないな…」「もっと多くの人に知ってもらいたいのに…」と感じていませんか?

実は、今すでにあるあなたのブログ記事は、新しいお客様との出会いをグッと増やすための「宝の山」なんです!

この記事では、あなたがすでに公開しているブログ記事を「ホワイトペーパー」へ変えることで、どのように見込み顧客(リード)を効率的に増やせるのかを、専門知識がない方にも分かりやすく解説。

「ホワイトペーパーって何?」
「難しそう…」

そう思った方もご安心ください。

一つ一つ、かみ砕いてご説明しますので、読み終わる頃には「これなら私にもできそう!」と思っていただけるようまとめています。

そもそも「ホワイトペーパー」って何? なぜあなたの記事から作るのがおすすめなの?

まず「ホワイトペーパー」とは何なのか。

ホワイトペーパーとは、簡単に言うと「あるテーマについて、読者が知りたい情報を詳しく、深く掘り下げてまとめた資料」のこと。

例えば、

「〇〇業界の最新トレンド徹底解説」
「失敗しない△△選び方ガイド」
「□□を改善するための具体的な5つのステップ」

このように、自社にとって将来的なお客様候補の方が抱える悩みや疑問を解決するためのヒント、専門的な知識、具体的なやり方などを資料としてまとめあげ提供します。

一般的なホワイトペーパーは、中身を読みたい方からメールアドレスなどの個人情報を、フォームで送信頂く代わりに配布(ダウンロード)。※ 配布の仕方も色々で、自動返信メールの中にURLを仕込んだり、フォーム送信後のサンクスページ内に資料が埋め込まれている場合もある

つまり、ホワイトペーパーは商談の可能性がある見込み顧客を見つけたり、興味を持ってもらったり、信頼関係を築いたりするための、とても大切な役割を果たすマーケティングツールなのです。

なぜ、すでに公開しているブログ記事からホワイトペーパーを作るのがおすすめなの?

「ホワイトペーパーが大事なのは分かったけど、新しく作ると大変そう…」

そう思われるのもしかたありません…ゼロから新しい資料を作るのは、時間も手間もかかりますよね。

しかし、その手間暇を減らして、あっという間にホワイトペーパーを作れるのが、公式サイトなど自社のオウンドメディアで公開しているブログ記事の存在。

ブログ記事からホワイトペーパーを作るメリット

1.作るのがとってもスピーディー!

記事制作時にターゲットも、テーマも、内容も、一番悩む部分がすでに決まって作られています。さらに文章も整っているので、資料として形にするまでの時間がグッと短縮。

もうテーマは決まってる

ブログ記事のテーマが、そのままホワイトペーパーのテーマになります。

誰に読んでほしいか(ターゲット)も明確

記事を書いたときに、どんな方に読んでほしいかを考えているはずなので、その情報がそのまま生かせます。

情報の確認も済んでる

記事を書くときに調べた情報やデータは、すでに確認済み(ファクトチェック済み)であることが多いので、その手間が省けます。

2.ブログ記事の数だけ、ホワイトペーパーが作れる!

あなたのブログ記事が100記事あれば、理論上は100個のホワイトペーパーが作れる可能性があります。たくさんのホワイトペーパーがあれば、それだけ多くのお客様候補と出会うチャンスが増えます。

3.新しいお客様(リード)がどんどん増える!

ブログ記事を読んで「もっと詳しく知りたい!」と思ったお客様は、「もっと深い情報」を求めてくれます。その感情に繋がるのがホワイトペーパーであり、ダウンロードしてくれた方は、あなたのサービスや商品に興味がある可能性もあるので、将来的にお客様となって頂ける確率も高まります。

4.書いた記事が無駄にならない!

せっかく書いた記事を一度読まれただけで終わらせるのではなく、ホワイトペーパーとして再活用することで、記事が「会社の資産」として長く働き続けてくれます。一つの記事が二役も三役もこなしてくれるようなものです。

ブログ記事からホワイトペーパーを作るデメリット

1.お客様に「がっかり」させてしまうリスクがある

もし、ブログ記事の内容をそのままコピー&ペーストして「これがホワイトペーパーです!」と提供したら、お客様は「え?これ、ブログに書いてあった内容と同じじゃないか…」とがっかりしてしまいます。「せっかくメールアドレスを教えてくれたのに…」と、期待を裏切ってしまえば信頼を失いかねません。「提供の仕方」を間違えると、お客様の不満を買ってしまうということを肝に銘じておきましょう。

2.ただ記事をまとめるだけではダメ!

ブログ記事(元情報)があるからといって、内容をよく理解していない制作者が作ると、中身のない資料になってしまいます。ホワイトペーパーは、読者の課題を解決するためのものでなければ意味がありません。

3.ブログ記事「以上」の内容を入れる必要もある

ブログ記事からホワイトペーパーへ誘導する場合は、「ブログには書いてない、もっと価値のある情報」をホワイトペーパーに入れる必要があります。「さらに一歩踏み込んだ情報」「具体的な解決策」「データに基づいた裏付け」など、お客様が「なるほど!ダウンロードしてよかった!」と思える内容を意識しましょう。

ブログ記事をホワイトペーパー化したらどこで公開する?

ブログ記事をホワイトペーパー化したら公開するのは自社サイトか外部サイト(外部媒体)

ブログ記事の内容を元にしたホワイトペーパーが完成したら、次はそのホワイトペーパーをどこに置けば、多くの方に見てもらえるのかを考えます。

実際は、ホワイトペーパー制作前に、公開先を考えておきます。

選択肢としては、「あなたの会社のウェブサイト(自社サイト)」と「他のウェブサイト(外部媒体)」の2つ。

それぞれに得意なことと苦手なことがあるので、目的に合わせて賢く使い分けるのがおすすめです。

あなたの会社のウェブサイト(自社サイト)に置く場合

目的は、すでにあなたの記事を読みに来てくれた方(既存の読者)を、もっと深く「お客様候補」へと見込みを高めること。

会社・製品・サービスに興味を持ってくれた方へ、さらに詳しい内容や課題を認識してもらえる情報を提供して「この会社は信頼できるな」「もっと知りたいな」と思ってもらい、最終的にサービスや商品の利用を検討してもらうことを目指します。

どうやってお客様をホワイトペーパーに誘導する?

ブログ記事内で「もっと詳しい情報を知りたい方はこちら!」など、自然な流れでダウンロードページへ移動できるボタン(CTA:コール・トゥ・アクション)を置きます。

記事の最後に「この記事のテーマに興味がある方へ」などコピーを置き、関連するホワイトペーパーを紹介するのも良い方法です。

注意点

「期待を裏切らない」内容が大前提です。

記事を読んだ方が「これ、ブログにも書いてあったことと同じじゃん…」と感じないように、記事以上の価値提供を必ず意識してください。せっかく自社サイトに来てくれたお客様をがっかりさせないよう、特に気を配りましょう。

そしてぜったいにやってはいけないこと

それは、ホワイトペーパー化に使用したブログ記事に対して、ホワイトペーパー化したホワイトペーパーに対する導線を付けてしまうこと。

これではお客様が、同じ情報を見てしまう状況となり、期待を裏切ってしまう。

ホワイトペーパーの基本的な考え方は、「お客様の期待を裏切らない」ことなので、同種の内容を二重で見せるような事態は避けなければなりません。

ホワイトペーパーを見込み顧客へ届ける有効な配信方法
ホワイトペーパーの配信方法

他のウェブサイト(外部媒体)に置く場合

目的は、あなたの会社・製品・サービスをまだ知らない、リーチができない新しいお客様候補(潜在顧客)とつながりを作ること。

例えば、自社がターゲットとしている特定の業界・職種の方が集まる専門のウェブサイトや、ビジネス情報がまとまっている大きなポータルサイトなどに、ホワイトペーパーを掲載させてもらうイメージです。

外部媒体へ掲載する際に、認知だけでなくリード獲得なども行えますが、広告費などが発生するため、基本的には有料掲載となることは覚えておきましょう。参考:欲しい資料がすぐ見つかるダウンロードサイトまとめ

メリット

あなたの会社のウェブサイトに来たことがない方も、ホワイトペーパーを通じてあなたの存在や専門知識を知ってもらうことができます。

今までリーチできなかった層にアプローチできるのが大きな魅力です。

注意点

掲載するサイトのルールや費用を確認しましょう。

そのサイトの利用者がどんな情報を求めているかを考え、ホワイトペーパーのタイトルや紹介文を、そのサイトの読者に響くよう工夫することが大切です。

コピーコンテンツ扱いにならないよう、基本的にはどの外部媒体も他社で掲載された説明文をそのまま使うことはありません。

「自社サイト」と「外部サイト」のまとめ

自社サイト:より深いお客様候補へ引き上げるための場所
外部サイト:まだあなたのことを知らない方と新しく出会うための場所

このように、それぞれの場所の目的を理解して使い分けることで、効率的に新しいお客様を増やしていくことができるようになります。

ブログ記事から「魅力的なホワイトペーパー」を作る具体的な5つのステップ

ブログ記事から「魅力的なホワイトペーパー」を作る具体的な5つのステップ

「記事をホワイトペーパーにするなんて難しそう…」と感じるかもしれませんが、実はブログ記事があるおかげで、通常のホワイトペーパー制作よりも楽に進められます。

それでは、具体的に5つのステップを抜き出したので、確認してみましょう。

ステップ1:ブログ記事の「核」を見つけてホワイトペーパーの「構成」を整える

ブログ記事の中から、ホワイトペーパーに必要な情報を抜き出していきます。

ポイントは、「読者がこのホワイトペーパーを読んだら、どんな悩みが解決されて、どう行動してほしいか?」とゴールを常に頭に置いて構成を作り、場合によっては足りない情報があれば、ここで少し調べ物をして追加しておくこと。

1-1 元になるブログ記事をじっくり読み直す

その記事で一番伝えたいこと、一番大事なポイント、読者が「なるほど!」「Wow!」と感じる部分はどこかを改めて見つけ出します。

1-2 ホワイトペーパーで「新しく伝えたいこと」を考える

ブログ記事では書ききれなかった「さらに深い情報」「具体的な解決策」「成功事例」「データに基づいた裏付け」など、「これがあればお客様にもっと役立つな」と追加内容があるか検討します。

1-3 ホワイトペーパーの「目次」を作る

読みやすいように、章立てや小見出しを決めます。ブログ記事の構成を参考にしながら、「読者がこのホワイトペーパーを読んで何を知りたいのか?」「読者の次の行動を促すには、どんな流れで説明すればいいか?」と、読者視点で目次を組み立てていきます。

1-4 図やグラフにできる部分を探す

文章だけでなく、図やグラフにした方が分かりやすい部分はどこかを考えます。

ホワイトペーパーの構成を基本から徹底解説
ホワイトペーパーの構成

ステップ2:作った構成に合わせて情報を「ギュッと」まとめる

決めた構成に合わせて、情報を分かりやすく準備していきます。

ポイントは「すべてを一語一句読んでくれる方はいない」という前提で作成すること。

読者の多くは、ざっと流し読みしたり、興味のある部分だけを読んだりしているため「見やすさ」「読みやすさ」を意識して、情報を「ギュッと」絞り込み、圧縮することがとても大切。

だからこそ、必要以上に情報を詰め込みすぎないようにしましょう。

2-1 文章を短く簡潔にまとめる

ブログ記事は会話調だったり、細かく説明していたりしますが、ホワイトペーパーは「要点がパッと分かる」ことが重要です。長い文章は箇条書きにしたり、結論から先に書いたりして、スッキリさせましょう。

2-2 図やグラフ・イラストを活用する

文章だけでは伝わりにくい情報は、視覚的な要素を使って表現。例えば、手順はフローチャートに、数字データは棒グラフや円グラフにすると、一目で理解しやすくなります。

2-3 専門用語は分かりやすい言葉に置き換えるか補足説明

専門知識がない読者にも理解できるよう、難しい言葉は使わないように心がけます。どうしても必要な場合は、その場で簡単な説明を加えるようにしましょう。

ステップ3:用意した情報を「ホワイトペーパー専用の形」にはめ込む

準備した情報を、スライド上へうまく配置していきます。

ポイントは、「量産」を考えているなら、誰でも使える社内用フォーマットを準備しておくこと。

一度しっかりしたフォーマット(デザインの型)を作ってしまえば、次からは情報の内容だけを入れ替えれば良いので、制作効率が格段に上がります。

3-1 ホワイトペーパーの「テンプレート(ひな形)」を用意

表紙、目次、本文、まとめ、会社紹介、お問い合わせ先など、あらかじめ決まった「型」を用意しておくと、今後別のホワイトペーパーを作る際にもスムーズに進められます。

3-2 用意したテンプレートに情報を流し込む

ステップ2で整理した文章や図などを、デザインの型それぞれに当てはめていきます。

3-3 会社のロゴやブランドの色を入れる

あなたの会社のウェブサイトと同じロゴや色を使うことで、一貫性が出て、読者に「これは〇〇社の資料だ」とすぐに分かってもらえます。

DLされるホワイトペーパーのデザイン見本36パターン
ホワイトペーパーのデザイン

ステップ4:見た目を整えて「もっと見やすく、分かりやすく」するデザイン調整

可視化した情報を、さらに見やすく、興味をそそるようにデザインしていきます。

ポイントは、デザインを単なる「飾り」とは思わず、「読者が情報をスムーズに理解するための手助け」など重要な役割を担っていると理解すること。

プロのデザイナーではなくても、テンプレートや無料のデザインツールなどを活用すれば、十分に魅力的な資料が作成できます。

4-1 文字の大きさや種類を調整する

大見出しは大きく、本文は読みやすいサイズに。全体的に統一感を持たせると、見た目が整います。

4-2 行間や余白を調整する

文字がギッシリ詰まっていると読む気が失せます。適度な行間や余白(文章の周りの空白部分)を作ることで、スッキリして読みやすくなります。

4-3 重要な部分を強調する

特に伝えたいメッセージやキーワードは、太字・色変え・囲み線を入れたりして、目立つように工夫します。また、内容補足するため写真やイラストを必要に応じて入れると、理解が深まりますし、見た目も華やかになります。

ステップ5:最後のチェックと公開準備

ホワイトペーパーの掲載ページの魅力が、ダウンロード数に大きく影響しますので、どんなホワイトペーパーなのかがパッと見て分かるように、分かりやすく、魅力的に作ることを心がけましょう。

5-1 誤字脱字、情報の誤りがないか最終確認

大切な資料なので、間違いがないか、もう一度全体を読み直します。可能であれば、他の方にも読んでもらい、客観的な目でチェックしてもらうと良いと思います。

実際に音読してみると、文章の読みづらさなどが分かるのでおすすめです。

5-2 ファイルの最終確認

読み込みが遅くないか、ファイルサイズが大きすぎないかなども確認します。

5-3 ダウンロードページ(LP:ランディングページ)の作成

ホワイトペーパーをダウンロードしてもらう専用のウェブページを作ります。このページには、ホワイトペーパーの魅力的なタイトル、内容の紹介文、そしてダウンロードするための入力フォーム(名前やメールアドレスなどを入力してもらう部分)を設置します。

5-4 「次にしてほしい行動」(CTA)の確認

ホワイトペーパーをダウンロードしてくれた方に、その次に何をしてほしいのか(例:無料相談に申し込んでほしい、別の資料も見てほしいなど)を明確にして、ホワイトペーパーの最後やダウンロードページに記載しておきましょう。

ホワイトペーパー公開前の最終チェックリスト
ホワイトペーパーのチェック

ブログ記事をホワイトペーパー化する時のコツ

リソースに余裕がある場合、お客様に「ダウンロードしてよかった!」と感じてもらえるホワイトペーパーを作るためのコツを見ておきましょう。

コツ1:記事の「上位互換」または「全く新しい切り口」を目指す

「上位互換」とは

ブログ記事では触りだけ説明していた部分を、ホワイトペーパーではもっと深く、もっと詳しく掘り下げて説明するイメージです。

例えば、ブログ記事が「〇〇のメリット・デメリット」について書いてあるなら、ホワイトペーパーでは「〇〇を導入する際の具体的な手順」や「〇〇で成功した会社の具体的な事例」など、より実践的で役立つ情報を提供。

「全く新しい切り口」とは

同じテーマでも、ブログ記事とは違う視点や角度から情報をまとめることです。

例えば、ブログ記事が「顧客満足度を上げる方法」について一般的な話をしているなら、ホワイトペーパーでは「顧客満足度を高めるための最新ツール導入ガイド」のように、より具体的な解決策に特化して情報をまとめるようなイメージ。

コツ2:お客様の「なぜ?」「どうすればいいの?」に深く答える

お客様は、ビジネス上の何かしらの疑問や悩みを解決したくて、あなたのブログ記事を読んでいます。

そして、ホワイトペーパーをダウンロードする時も、「もっと深く知りたい」「具体的な解決策が欲しい」などの気持ちがふつふつと沸いている状態。

だからこそホワイトペーパーでは、「なぜこの問題が起きるのか?」「どうすればこの問題を解決できるのか?」とお客様の心の声へ、ブログ記事以上にしっかりと向き合って答えてあげる必要があります。

コツ3:ホワイトペーパーでしか得られない「特別な情報」を入れる

「これ、無料で読めるブログには書いてない情報だ!」と感じてもらうことが、お客様の満足度につながります。

例えば、あなたの会社が独自に集めたデータ、お客様からの生の成功事例、あなたが長年培ってきたノウハウなど、「ここでしか手に入らない価値」を意識して盛り込みましょう。

これにより、ホワイトペーパーがより魅力的な「特別資料」になります。

ブログ記事をホワイトペーパー化する際の注意

ブログ記事をホワイトペーパー化する際の注意

ブログ記事からホワイトペーパーを作る際に、もっとも注意する点。

それは、他社の情報(記事)をそのまま使わないこと。

ブログ記事からホワイトペーパーを作るやり方(方法)は、もちろん他の会社のブログや記事からヒントを得ても構いません。

どのような流れで作ればいいか、どんな工夫ができるか、作り方の知識は参考にできます。

しかし、「ホワイトペーパーの中身(コンテンツ)」については、他の会社の情報をそのままコピーして使うのは絶対にやめましょう。

項目説明
著作権の侵害になる可能性がある法律的な問題に発展する可能性がゼロではない。
お客様からの信頼を失う可能性があるもしコピーだと発覚したら、お客様は「この会社は信用できない」と感じ、あなたの会社から離れていってしまう…。
あなたの会社の価値が伝わらないから他社のコピー(他人の言葉)では、あなたの会社ならではの強みやノウハウ、考え方などが全く伝わりません。それでは、せっかくのホワイトペーパーを作る意味がありませんよね。

あくまで、他の会社の情報は参考程度にとどめ、必ずあなたの会社の経験、知識、データ、成功事例など、独自の「強み」や「知見」を取り入れてホワイトペーパーを作成しましょう。

あなたの会社にしか話せないこと、提供できない情報こそが、ホワイトペーパーを特別なものにし、お客様に選ばれる理由となります。

やってはいけないホワイトペーパー(WP)制作9つのこと
やってはいけないこと

まとめ

ここまで、一つ一つ解説してきましたが、公開済みのブログ記事をホワイトペーパーにする方法について、改めてまとめてみます。

  • ホワイトペーパーが新しいお客様を増やすための大切な「特別資料」であること
  • ブログ記事から作れば効率的に質の高い資料が作れること
  • お客様に「がっかり」させないための鉄則や公開する場所を選ぶこと
  • 具体的な5つのステップと注意点を意識すること

これらの情報を知って、「これなら私にもできるかも!」と感じていただけたでしょうか?

あなたのブログ記事は、すでに多くの情報と価値を秘めています。

それらをホワイトペーパーへ変えることで、今まで出会えなかったお客様と繋がり、ビジネスを大きく成長させる可能性があります。

難しく考えずに、まずはあなたのブログの中から「これをホワイトペーパーにしたら、お客様が喜んでくれるだろうな」と思える記事を一つ選んで、挑戦してみてください。

この記事が、あなたの「宝の山」を掘り起こし、新しいお客様との素晴らしい出会いが増えるきっかけになれれば幸いです。

商談に繋がるホワイトペーパーの制作代行とは

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資料ダウンロード用ホワイトペーパー作成

著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツ制作から運用、100社以上のお客様支援を通して得たノウハウもコラムで投稿中。
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