資料作成代行サービス6選と相場・選び方

  • | 公開 2022年07月19日
資料ノウハウ
パワーポイント資料作成の代行会社6選と相場・選び方のコツ

パワポの資料を作ってもらうには、プロに頼むのがオススメです。
エンプレス編集部:sugiyama(@pl_enpreth

パワーポイントで作れる資料の制作代行をお願いしたい時、相場としては10ページ前後で15~20万円(1スライドあたり1~2万円)。※ イラスト・図解が増えたり完全オリジナルで作ると+5~10万円はします。

この相場は完全なオリジナルで作り、1か月ほどの時間は必要な値段ですが、フリー素材・制作の代行会社がストックしている画像/イラストや、テンプレートを使うのであれば、もう少し安くはなります。

しかし、パワーポイントで情報を資料化するのは、見た目を整えたいだけではなく、受注へ繋がったり展示会用などシーンによって違うものの目的達成が一番ですよね。

自分で作るのが難しい場合、その道のプロへお願いして見栄えの良さは担保しながら、求めた成果を出せる資料の制作代行が可能な会社選びの情報をまとめました。

こんな状況の方にオススメ!
・資料作成の代行会社さんを探している
・会社がいっぱいあって選び方が分からない
・事前に選ぶ前の注意点を知っておきたい

パワーポイントのデザイン集(100種類)のテンプレートダウンロード

今すぐ頼める資料作成の代行会社の一覧

資料作成であれば、必ず対面で情報を伝えないと作れないものではないため、全国どこからでも代行会社さんに頼めば対応してもらえます。

しかし「資料が作れる」のと「求めた資料が作れる」のは大きく違う。

あなたが目的とした資料が作れるのか、さらにコスト感は合うのか。

選ぶうえで見ておくべきポイントはいくつもあるのですが、資料作成に特化したり、資料だけではなくコンテンツ制作に強みを持つ代行会社さんをまとめていきます。

株式会社ファングリー

株式会社ファングリー出典:https://fungry.co.jp/
会社名株式会社ファングリー
住所〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
強みコンテンツに関わるクリエイティブ制作
資料作成BtoC・BtoB向けの資料作成が可能(ホワイトペーパー・ebookなど)
参考価格10ページ:20万円~(オーダーメイドの場合)

文章とデザインを用いて、人の心を動かすクリエイティブが得意なコンテンツ制作会社。

数十件のブランディング支援なども行ってきており、そのノウハウから「眠っていた」または「気づいてない」魅力までも引き出しながら、資料作成にも取り組んでくれます。

ファングリーの特徴

①背景やストーリーを伝えるうまさ
②企業に眠る「らしさ」を可視化
③30,000件以上のコンテンツ制作実績

資料作成に特化しているわけではありませんが、web・紙・動画など幅広い媒体に対する制作ノウハウを持っているため、作って終わりではなく、その先の「活用」を見据えた戦略もひいてくれます。

内部に制作組織を持っており、一貫してクリエイティブ品質のコントロールがされているので、細かい所にも手が届きやすく望んだ資料も作りやすい。

ファングリーに依頼するならこんな視点がオススメ

資料を作りたいだけなら、格安の制作代行さんへお願いすればいいですが、ファングリーは資料単体だけではなく、新規顧客の開拓施策やマーケティングなど、その他の施策も紐づけて最適な提案をもらえます。

そのため、今よりも資料を活用できる場を広げたいと思っているなら、資料作成と一緒に活用方法も相談してもらうのがオススメ。

一度作った資料は他の媒体とも組み合わせて、さらに有効活用ができるため、せっかく作るなら転用も考えておきましょう。

\求めた資料が作れる/
まずはファングリーへ相談してみる

バーチャルプランナー

バーチャルプランナー出典:https://www.virtual-planner.com/
会社名株式会社ストリームライン
運営サイトバーチャルプランナー
住所〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-17-18 TERRA PORT MEGURO 3F
強みホワイトペーパー・決算資料・会社紹介・イベントレポート・営業資料など幅広く対応可能
資料作成代行制作が可能
参考価格1ページ:10,000円~(企画構成やグラフなどはオプションで別)※プランで価格が変わる

1度の制作依頼の最低価格は20万円となりますが、魅力は見た目の品質はもちろん、納品までのスピードの速さ。

対応可能な資料作成の幅も広くて、ほぼお願いしたい資料が作れてしまいます。

バーチャルプランナーの特徴

①考えを整理する段階からサポートしてくれる
②急な依頼でも受付が可能
③簡単な説明だけでもイメージを具体化してくれる

デザイナーをしっかりと確保して、クリエイティブ品質を高めた資料が提供できる。

予算に収まる範囲で提案をしつつ、しっかりと期待値を超えていく。

パワーポイントを使って納品されるので汎用性も高く、その後も社内運用で改善ができ、社内デザイナーにお願いしなくてもすぐ調整可能なため、リソース問題も解決できます。

バーチャルプランナーに依頼するならこんな視点がオススメ

資料の見た目だけを整えるのではなく、成果を高めたい、またはお客様からの評価を上げたいと思われているなら、品質もコスト面も納得のいくバーチャルプランナーさんがオススメ。

何をどうしていいか分からないと、言葉で伝えることも難しいのですが、そういった細かい部分もくみ取って可視化してくれます。

非デザイナー・デザイン経験を持っていない方でも、ヒアリングから希望のデザインをどんどん引き出してくれるので、安心して依頼ができます。

株式会社デボノ

株式会社デボノ出典:https://debono.co.jp/subscription/
会社名株式会社デボノ
住所〒105-0004 東京都港区新橋5-8-4 柴田ビル2F
強み作って終わりではなくサブスクリプション型のため継続した改善が可能
資料作成BtoBに特化した資料作成が可能
参考価格毎月20ページ:10万円(ページ数の上限により価格が変わっていく)

サブスクリプション(定額)で資料作成を提供しているため、安心して依頼ができます。

資料は作って、使って、反応を見ながら改善の必要があるため、定額の範囲内で繰り返し資料のアップデートが行え、さらに効果を高めていけます。

デボノの特徴

①構成作りからサポート
②定額の中で自社負担なく制作が可能
③企画段階から提案をもらえる

オウンドメディア(公式サイトなど)を運営していれば、見込み顧客の獲得のためにホワイトペーパーを用意していると思いますが、制作に時間がかかりすぎている場合も。

社内リソースが不足していたり、デザインスキル・ライティングスキルが無いとなかなか思ったような資料を作れませんが、デボノさんを活用頂くことで定額だからこそ気兼ねなく相談ができます。

制作だけでなく企画・構成の段階から入ってもらえるため、とくに自社の負担なく求めた資料が作れます。

デボノに依頼するならこんな視点がオススメ

作る時間がなかったり、制作業務をするよりマーケティングや他の業務の優先度が高い場合は、プロに頼んでしまった方が品質も高く結果も出やすくなります。

資料の制作代行として定額制を採用しているところは少ないので、予算が決まっていたり、決まった予算内で資料作成をしたいのであれば、デボノさんがオススメです。

DDpartners

DDpartners出典:https://dd-partners.net/
会社名合同会社ソフィアメリオ
運営サイトDDpartners
住所〒102-0084 東京都千代田区二番町9-3THEBASE麹町
強み1ページごとの単価設定と低価格
資料作成代行制作が可能
参考価格1ページ:3,000円~(基本料金:10,000円)※プランにより単価が上がる

何も情報が無いところから、手書きのメモなどからも、一から作り込んでいけます。

既存資料のブラッシュアップはもちろん、整えるだけではなく、今よりもワンランク上の品質にしたい場合も対応が可能なので、資料のアップデートも行えます。

DDpartnersの特徴

①1ページごとの単価で分かりやすい
②1ページからの依頼も可能
③内容によっては最短翌日納品も可能

資料をまるまる作る、または編集してもらうのではなく、1ページ分だけや必要な部分だけの調整もしてくれます。

通常の制作代行であれば、ヒアリングから作業なども加味して、数日・数週間かかるのですが、ページ単位で依頼もできるため、今すぐ欲しい時にも活用が可能。

また、日本語から英語、その逆の翻訳にも対応しているので(別途有料)、言語違いの資料作成でも使えるサービスです。

DDpartnersに依頼するならこんな視点がオススメ

単価が安いため、オプションを別途付けないと対応できないこともありますが、サッと対応してほしい場合にはかなり助かります。

資料は持っているけど「この部分だけ、なんだか気に入らないんだよな…」「なんか違う…」こういった悩みがあれば、1ページからの依頼も可能なのと、低単価なのでそこまでリスク高くなく依頼ができます。

アドバー株式会社

アドバー株式会社出典:https://presentationdesign.jp/
会社名アドバー株式会社
住所〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル 5階
強み年間300件以上の制作実績
資料作成制作代行が可能
参考価格20ページ:30万円(平均1ページ単価15,000円)

多種多様な業種からパワーポイントの制作依頼を受けてきた関係で、どんな業種にも対応できるノウハウがあります。

1ページの単価も1.5万円(平均)とコストを抑えて作れるので、社内リソース不足に困ったら活用したい制作代行サービスです。

アドバーの特徴

①用途別に資料作成が可能
②パワーポイントの動画化が可能
③プロのデザイナーが対応

基本的に資料は、静止型のスライドをめくっていく形が多いものの、シーンによってはもう少し動きを付けて見せたい場合もあります。

アドバーさんでは、アニメーション設定からスライドの動画化なども対応しているため、いつもよりリッチな資料が作れます。

アドバーに依頼するならこんな視点がオススメ

担当者ごとでフォーマットが違ったり、デザインルールが破綻してブランドも感じない資料が社内で多くなっている場合、フォーマット・テンプレート化することで、一定レベルの品質を保った状態の資料が、誰でも作れるようになります。

普段から作る・使う資料だからこそ、プロに頼んで整えてもらうのがオススメです。

ハイボリューム有限会社

ハイボリューム有限会社出典:https://www.highvolume.co.jp/proposal/
会社名ハイボリューム有限会社
住所東京都渋谷区代々木1-21-16.403
強みあらゆるビジネス資料の制作が可能
資料作成代行制作が可能
参考価格10ページ:15万円〜(ライティングなどは別オプション)※プランによっても値段が変わる

既存資料が「ある」「ない」に関わらず、どんな状況でも制作・調整が可能です。

10ページなら、内容にもよりますが最短2営業日後に納品もできるハイスピードな制作。

ハイボリュームの特徴

①他媒体に掲載している情報をパワーポイント化が可能
②2005年からのノウハウが蓄積
③4500社以上の取引実績

資料を代行して作るだけでなく、今後あなたの社内で運用できるよう、資料作成ルールを作ったり内製化の支援サポートもあります。

また、会議室で使うような通常の資料とは違う、大規模展示会など人が集まる場所で使えるような、魅力的なプレゼン資料も作れるので、シーン選ばず利用ができるサービス。

ハイボリュームに依頼するならこんな視点がオススメ

今まで、数々の大企業の資料サポートも行っているハイボリュームさん、そのノウハウを借りることで大手が使っているような資料が作れます。

本当にこれでいいのかな?と今の資料に不安を感じているなら、大手も体験している資料の制作代行を活用頂くのもオススメです。

その他

直接企業へ依頼する方法もあれば、プラットフォームへ案件を出し、引き受けてくれる方を待つ。

または、特定の人員をアシスタントとしてお借りして、その方に資料を作ってもらう方法もあります。

クリエイティブ・資料作成に特化しているわけではないですが、直接案件のやり取りをすることでコストが抑えられたり、あたらしく人員を採用せずとも対応が可能になる。

サービス特徴説明
ビズアシスタントオンラインアウトソーシング営業事務からデザインなど幅広いアシスタントに手伝ってもあれる
Help Youバックオフィスから専門性の高い職まで優秀なアシスタントに手伝ってもらえる
タスカル秘書・人事・経理・Web系のアシスタントに手伝ってもらえる
ランサーズプラットフォーム経験豊富なプロに直接依頼ができる
ココナラ様々なスキルをもった人材に直接依頼ができる

状況によっては、資料作成の代行会社へ直接依頼するのではなく、資料作成のスキルをもった方へ、ピンポイントに依頼した方がコストが抑えられる場合もあります。

資料だけではなく、その他業務も巻き取ってもらえるため、業務全般のサポート人材を求めている場合は、アウトソーシング・プラットフォーム系で依頼してもらう方がオススメです。

資料作成の代行会社とは?

資料作成の代行会社は、情報の資料化を得意としており、見やすさ・読みやすさ・理解しやすさを担保しながら、図解なども用いて現場で使える資料作りが可能な制作会社さんのこと。

資料作りは簡単なように見えて、あなたも難しいと感じているからこそ、誰か得意な人に作ってもらいと思い、代行会社さんを探していると思います。

情報を単純にスライド(ページ)に入れただけでは意味がなく、

  • 目的理解
  • 情報収集
  • 情報整理/構造化
  • 見た目(デザイン)
  • 伝わる(ライティング)

など、完成するまでには、そこへ到達するまでに必要な工程とスキルが求められるため、資料作りって実は難しい仕事なのです。

デザイン思考がないだけでこんなにも変わる

たとえばデザインを学んでない方と、デザインを学んできた方では、作れる見た目に大きな違いも生まれます。

下記はデザイン意識の有無で見た目が変わる例。

デザイン意識の有無で見た目が変わる例

上記比較は、極端な例に思えるかもしれませんが、かなり多くの方が「悪い見た目」で作ってしまっているのが現実。

この違いが、営業シーンなど資料を活用するタイミングで大きな差となって表れ、負けてしまう確率を高めてしまう。

ライティングスキルがないと伝わらない情報ばかりになる

私たちは日常的に「言葉」を使って情報を表現していますが、間違った言葉使いをするだけで、品質が1にも100にもなるのが資料です。

例)言葉選びで受け取り側の情報理解度が大きく変わる
× コンセンサス
〇 合意をとる

たとえば日常的に「コンセンサス」と使っている本人は分かりますが、資料を見てくれる相手側は使っていない言葉だった場合、そもそも意味が分からず理解が不十分となって資料内容も印象に残らない。

たった一言でも、伝わらない言葉が選ばれていると、それだけでダメな資料にもなってしまう。

ライティングスキルは文章の言い回しだけでなく、相手に伝わる言葉に変換する翻訳力も示しており、資料作りが苦手な方はライティングも必然的に苦手なのかもしれません。

プロに頼むからこそ使える資料が手に入る

資料は見た目も言葉選びも、相手に伝わらなければ存在しないのと一緒。

カンタンに作れるものではなく、制作に必要なスキルがあり初めて作れる。

今まで資料で失敗してきたのであれば、資料作りに必要なスキルが不足している可能性もあるので「餅は餅屋」と言われるように、プロへ頼んで頂くのがオススメです。

資料作成が可能な代行会社の選び方

資料作りをサポート、またはそのまま作ってくれる代行会社さんを選ぶポイントをまとめてみます。

「制作代行会社」だからと言って、全社全員が同じことをできるわけではないこと。

作り方や体制によっても、値段は変わるため、依頼前に違いを覚えておきましょう。

特徴の違いを知る

資料作成の代行会社それぞれで、対応可能な範囲は変わってきます。

静的なスライド形式が得意な会社さん、アニメーションを付けて動きを付けるのが得意な会社さん、確保してあるテンプレートや素材を使って量産が得意な会社さん。

どの会社も出来る範囲が違うので、あなたが求めている範囲を対応できるかまずは確認するのが、失敗しないコツでもあります。

分かりやすいよう、簡単に4つのタイプでまとめた比較表を作ってみました。

系統説明
クリエイティブ系戦略設計からデザインまで全てのクリエイティブを高めた資料作りが得意
クラウドソーシング系案件を提供して対応したい人が手を挙げることで着手できる応募型でクリエイティブスキルにはばらつきがある
サブスクリプション系一定レベルのクリエイティブを毎月上限(スライド枚数など)が決められたうえで対応するためコスト管理がしやすい
オンラインアシスタント系社内業務を毎月決められた範囲でサポートしてくれるサービスで資料作成以外も対応してもらえる

クリエイティブ系は、完全なるオーダーメイド制作が可能ですが効果も期待できるため値段も高くなり、サブスクリプション系だと決められた範囲までしかできませんが、そこに特化しているためスピードが速い。

このように、各社できることが違うため、1社へ見積もりをお願いするのではなく、せめて3社に同じ質問・要望をぶつけて、その回答を得て判断することで、失敗が防げます。

体制の違いを知る

資料を作るためには、こんなスキルが必要です。

・プロジェクト管理
・ヒアリング
・リサーチ
・ディレクション
・デザイン
・ライティング
…etc

たとえば、1人で全部対応している、またはいくつか兼任しているからこそ安く済んでいるものの、人数不足なのでそこまで案件を受けられない。

その結果、納品スピードが遅くなる。

必ず値段・納期には、体制が絡んでいるため、どんな体制で資料作成を代行してくれるのか分かると、目的達成に合うかどうか判断もできます。

値段の違いを知る

たとえば価格が安い代行会社さんの場合、安く対応できる仕組みを必ず持っています。

コストが安いフリーランスへ仕事を頼んでいたり、一定品質のレベルにできるテンプレート・フォーマットを用意していたり、使える素材が十分に確保されていれば、あとは組み合わせだけなので時間もかからない。

他にも、簡易的なヒアリングのみ、提出後の修正は1度まで、こんな限定・ルールがあるからこそ安くなっている。

体制・仕組みによって、仕上がりのスピードや手間も変わってくるため、値段が安いからと簡単に決めてしまっては、求めた資料が作れない場合もあります。

値段の違いが生まれる理由を4つにまとめて、それぞれの参考価格も出してみました。

価格の違い
クリエイティブ型:セット金額のため見た目は高いがオーダーメイドで作っていく
オプション型  :細かく内容ごとが分かれてオプションを選ぶと費用が高くなっていく
ページ単位型  :ページごとで単価が出されているため分かりやすい
定額型     :一定の金額内で頼める範囲を対応してもらう

制作代行会社特徴参考価格(1ページ換算)
株式会社ファングリークリエイティブ型2万円~
バーチャルプランナーオプション型1万円~
株式会社デボノ定額型5千円~
DDpartnersページ単位型3千円~
アドバー株式会社クリエイティブ型1万5千円~
ハイボリューム有限会社クリエイティブ型1万5千円〜

金額比較の注意としては、1ページ当たりの価格にどこまでの範囲が入っているか。

金額の内訳例
1ページ当たり20,000円:企画・構成・ライティング・クリエイティブ
1ページ当たり3,000円 :クリエイティブのみ

このように範囲が変わるため、必ずどの対応までを考慮した金額なのか、見積もりする際には確認しておきましょう。

制作代行へ依頼前の注意事項

資料作成の代行会社へ見積もりをとった後、さぁ選ぼう!と思っても、色々気になるポイントが出てくるはずです。

「こんなこと言われたけど、大丈夫かな?」
「なんか違和感を感じるな…。」

実際に発生していること、または感覚的な部分も含めて、不安が残っていると決めきれないと思うので、注意点も見ておくと選びやすくなりますね。

サンプルを見せてくれない

大手企業や数多くの実績を掲げ、安心できる売りの一つとしているものの、サンプルを見せてくれない場合もあります。

たしかに事例として公開できない案件もあると思うのですが、多くの実績があるというなら、1つや2つくらいはサンプルを見せてくれてもいいのに見せてくれない。

お客様事例が見せられないなら、自社用としてサンプルを作ってもいいとは思うのですが、そういった配慮がない制作代行会社だと、今後の相談・交渉で融通が利かずに、進めにくい可能性があります。

値段の内訳を示してくれない

見積もりをお願いして、金額が「一式」で届いたら、まず警戒心を上げておきましょう。

たしかに資料作成は、そこまで複雑な工程を書くこともないのですが、お客様からすればその内訳は気になるもの。

配慮できる代行会社であれば、きちんとある程度の内訳を見せたうえで、合計金額を出してくれますが、一式などまとめた金額提示を常日頃から行っているのであれば、大雑把な体制であるため、その後の進行も危険度が増します。

他社比較して明らかに安すぎる

同じ条件で複数社へ見積もりしたのに、明らかに安すぎる値段を付けられた場合は、内訳を聞くまで信用しないようにするのが鉄則。

安さには、それ相応の安い理由が必ず存在しているため、たとえば他社には組み込まれていた項目が、安すぎる会社には組み込まれていない可能性もあります。

条件が同じで値段に大きな差があるなら、そこを明らかにできるまで、安さだけで選ばないようにしましょう。

質問した内容に回答されない

質問をしたのに、全然回答をくれなかったり、要領を得ない回答ばかりされることもあります。

契約前の段階で、違和感というか不安を感じる場合、相性が合わないのはもちろんのこと、その不安が進行中に大きなトラブルとなって返ってくる場合もある。

たとえ値段は予算内だとしても、目的達成に繋がる資料作成ができる会社かどうか、妥協しないのがオススメです。

返答が遅い(1日経ってもない)

質問したのに返答が1日経っても返ってこない…。

見逃してしまっている、または忘れてしまっている…忙しい場合もありますが、まだ1度なら許せる範囲。

しかし、それが最初の段階で何度も起こっているのであれば、今後の進行や契約時のトラブルになりかねないので、縁が無かったと思った方がいいかもしれません。

リスクヘッジが強すぎる

契約段階になって「これはできません」「あれはできません」と、制作会社自身を守るための合意形成が行われることもありますよね。

しかし、この段階になって、あまりにも制作会社側を守るような内容ばかりに合意を求められると、今後進めるにあたって、とても窮屈な関係性になる可能性も。

両社合意ならいいですが、納得できないものであれば、改めて契約を見直しましょう。

契約書に不備がありすぎる

契約する時に、たとえば秘密保持契約や業務委託契約を取り交わすかもしれません。

しかし、その内容が他社との内容をつぎはぎしたようなものだったり、誤字脱字も多くみられる場合は、契約に関して非常にルーズな会社の可能性があります。

結果として、あとでトラブルの元にしかならないので、急いでいたとしてもその会社との契約はおすすめできません。

資料作成の代行会社を選ぶポイント

色々な資料作成の代行会社から見積もりを受け取りつつ、まだ決められていない場合は、下記のような判断基準も取り入れて頂くのがオススメです。

① デザイナーを同席させてくれる
② 即返答
③ できないこと、できることをハッキリと伝えてくれる

あたり前かもしれませんが、分からないことは曖昧にするのではなく、はっきりと伝えてくれる。

そして資料作成の要でもある、デザインをコントロールしているデザイナー・ライターなど、クリエイティブ職の人を、打合せやヒアリング時に同席させてくれる。

作りたい資料の解像度が高まって、求めた資料が納品されやすくなります。

代行会社の行動・言動の一つ一つが、あなたの求めている資料に繋がってくるため、直感や判断基準とも照らし合わせながら、選んでいきましょう。

資料調整・作成のムダな手間から減らしませんか?

営業・プレゼン・報告会・株主総会など、資料は誰かに提案する、報告するときに重要度が高いアイテムです。リソースが無くて、または社内に頼みづらくて、こんな場合は制作代行へお願いするのもオススメです。
情報探しで遠回りせず、最短で結果を出すために。

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