いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。コンサルティング会社を選ぶのは大変ですが、少しでもお役に立てられる情報をまとめました。
「コンテンツマーケティングのコンサルって、どう選べばいいの…?」
コンテンツマーケティング施策を行い、費用対効果の高い集客を手に入れて、売上を増やしたい場合もありますよね。
この施策が成功すれば、会社にとっての資産・ストック・ブランド・ファンが増えて、安定した経営に繋がってくるため、どの企業さんも「やっておきたい施策トップ10」には入ってくると思います。
しかし、何だかよく分からないけど効果が高いと言われているコンテンツマーケティングを実行していくには不安もある。
そんな時はノウハウをたくさんもったコンサルティングに話しを聞くのも一つの手なので、あなたが初めてコンサルを選ぶ場合に見ておきたい情報をまとめました。
こんな方にお勧め
・ウェブサイトで成果が出ない
・コンサルティングを頼むのが初めて
・広告から抜け出しストックになる施策がしたい
- 目次
- コンサルティング選びを間違えた場合は?
- コンサルティングで得られる成果
- あなたが今、抱えている課題は?
- 解決策(できること)
- コンテンツマーケティングのコンサル会社一覧
- コンサル会社の選び方
- 依頼方法・進め方
- よくあるご質問・回答
- コンサルティング選びにお悩みのあなたへ
コンサルティング選びを間違えた場合は?
あなたは今、ウェブサイトを使った集客がうまくいってない、または会社の売上を何とか増やしたいと思って、専門的な知識が欲しい状態かもしれませんね。
自らが学び、経験を増やしていくことも大事ですが、今すぐ何とかしたい場合はそんな時間もありませんし、お客様・市場・競合は待ってくれません。
このまま最前線で戦い続けていくには、専門家・専門会社から知識を買う=コンサルティングを受けることも作戦の一つ。
しかし、コンサルタントの選び方を間違えると、こんなことが起きます。
- コンサルタントと現場の信頼関係が築けず成果も出せない
- コンサルタントへの不満が爆発し退職が続く
- やってもやっても上手くいかずに現場が疲弊
- そのうち事業も継続できなくなる
選び間違えたり、相性が悪いままコンサルティングを受け続けると、負の面が広がっていき現場や上司さえも「コンサルなんて入れなきゃよかった」と口々に言うようになる。
諸刃の剣だと言えるため、あなた自身、またはチーム・組織のモチベーションを下げないためにも、コンサルティングを受ける前に見てほしい情報を下記にまとめています。
コンサルティングを受けた方がいいか、まだ迷われている場合は、サッと読める、コンテンツ集客の基本の『基』 >の資料を、フォーム入力無しでそのままダウンロードできるようにしたので、一度確認頂くとコンテンツマーケティングのレベル感が、なんとなく把握できるかもしれません。
コンサルティングで得られる成果
コンテンツマーケティングは、記事・動画・SNS・メルマガ・ホワイトペーパー・ウェブサイトなど、届けたい人に情報を届け、心をグッと掴む方法のことですが、あなたもウェブサイトの管理や記事を投稿していますよね。
普段していることを、わざわざお金を出してまで受けるのは違いますが、コンサルタントはさらにその先、コンテンツを活用した成果の出し方を熟知しています。
- ノウハウ通りに記事を作ったら検索1位を取れた
- ちょっと文言変えただけなのに問い合わせが200%アップ
- 現場でそのまま施策を回せるようになり自走が可能になった
主に、売上UPに関わる成果が高まっていきます。
もっと簡単に言えば、コンサルタントは様々な条件下での勝ちパターンを知っているため、その情報を借りる(買う)ことで自社の成功へ繋げることができるんです。
コンサルタントは誰でもいいワケではない
注意したいのが、あなたの状況や市場に対する勝ちパターンを知っているコンサルタントが選べないと、かけたコストは無駄に終わってしまうこと。
それだけコンサルタント選びは難しく、たとえ有名なコンテンツマーケティング会社(コンサルティングが可能)でも条件によっては、選んではいけない場合もあります。
「大手だから」「有名だから」と知名度のみを判断基準にするのは、お勧めしない選び方です。
あなたが今、抱えている課題は?
ホームページの改善や、集客状況に不安・悩みがあるからこそ、何とかしようとコンサルティングを検討されているかと思います。
お客様からよくご相談頂く課題と、あなたの不安や悩みが「同じ」か「違う」のか、一度照らし合わせてみませんか?
まず大きく分類すると下記の3つ。
- ずっと成果が出ない状態が続いている
- 既存パートナーへの不満がある
- 条件が合う会社が見つからない
それぞれに対して細かい悩みもあり、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
ずっと成果が出ない状態が続いている
これが一番多い…あなたもホームページまたはオンライン施策の担当者として奮闘されていると思いますが、集客がいかに難しいか実感されているかもしれませんね。
・記事を2,000~3,000文字で更新しているのに集客が増えない。
・他社の事例を真似たけど同じ結果が得られない。
・色々試したのにうまくいかない…。
成果を出したいのに出なくてモヤモヤが晴れない状態が続いている、独学だけでは限界を感じているからこそ知見を持つコンサルタントに話を聞いてみたい。
しかし、コンサルティングを受けるとお金が高いのではないのか?ただアドバイスをしてくるだけではないのか?さらに別の不安が発生している場合も。
既存パートナーへの不満がある
自社のホームページを作ってくれた会社、または別の案件で知り合ったweb関連の会社へ今までコンテンツ制作をお願いしてきたけど、付き合いを続けるほどに不満が溜まっていませんか?
・コミュニケーションがうまくいかない
・求めている品質に達していない
・成果思考ではなく納品思考
あなたが求めているレベルまで今ひとつ届かず、妥協や不満を抱えながら付き合い続けているけど、このままでは競合他社と戦っていけない焦りが生まれている状態。
既存パートナーがダメなら、新しいパートナーを探したり外注をやめて内製で取り組む考えになっているかもしれませんね。
コンサルティングを活用すれば、課題抽出~戦略策定~制作~運用までワンストップで受けられたり、内製化の支援も受けられます。
条件が合う会社が見つからない
いざコンテンツマーケティングができるコンサルティング会社を探し選ぼうと思っても、条件が合わず困っている会社さんも多いです。
・そもそも「誰」が「どの会社」がいいのか分からない
・お願いしたい条件に合う会社が見つからない
・比較しているが選べないでいる
例えば、コンサルティング会社が「これできます!」「あれもできます!」と書いてあるものの、本当にそれがあなたの会社の状況に対応できるかは話が違ってくる。
課題も会社ごとで違う、コンサルティング会社もできることが違う、その中で条件にピッタリ合う会社を探し選ぶのは至難の業です。
だからこそ、判断がしやすい金額の安さで決めてしまう方も多く、結果的に失敗してしまう場合も。
解決策(できること)
コンサルティングを入れれば何でも解決できる、わけではないですが、多くのことが解決していきます。
私たちが出来ること、また一般的にコンテンツマーケティングのコンサルティングを受けると何が解決できるのか、出来ることをまとめてみました。
① 課題の発見
② アドバイス
③ 戦略策定
④ 制作・代行
⑤ 支援
他にもあると思いますが、この5つを軸に見ていきたいと思います。
① 課題の発見
今の時代、解決策はインターネットを使えば山程出てきます。
「ボタンを緑にしたら、コンバージョンがUPする!」
「1記事に対して画像を5枚は最低限入れよう!」
しかし、これらの解決策は、その状況だからこそ、そのチームだからこそ成立するものであり、あなたの状況では合わない場合も多いです。
場当たり的な解決ばかりをしていると、モノゴトを考える力を失っていき、個人・チーム・会社そのものの地力が低くなっていく。
また、単純作業をSEOツールに任せるのもいいですが、ツールなどは誰でも使えるため思考が似て同じようなコンテンツが増えていくため、独自性を高めたり解決を促すには考える力が必要となります。
凝り固まった思考では解決できないことも多く、コンサルティングを受けてあなたの会社だけの課題発見から入ってもらうことで、停滞状況を打破することも可能。
② アドバイス
普段からホームページの運営、またはコンテンツ制作に携わっていたとしても、知らないことは多いですよね。
分からないからこそ、調査・検討しながらじっくり進めたいですが、それらを待っているより行動へまずは移して、色々試したい場合もあります。
そんな時は、アドバイスを受けながら自社でどんどんPDCAと呼ばれる改善サイクルを回していく。
あなたやチームの思考が合っているのか間違っているのか、または進むべき道を外してないのか、コンサルタント相手に意見の壁打ちを行うことで、どんどん先に進めます。
③ 戦略策定
現状の課題が分かり、何を改善すればいいのか分かったら、その課題をどう解決していけばいいのか、作戦を立てていきます。
コンサルタントはたくさんの施策・解決方法を知っていたり、KPI設計や戦略立案を行っているので、目的達成をするための道筋を作ってくれるのが得意。
デジタルマーケティング全般のノウハウを持っているため、あなたのチームや会社に合う形で落とし込んでくれます。
進むべき方向が定まると、チーム全体に勢いが出ることもあるので、戦略策定をしてもらうと目標達成が近づきます。
④ 制作・代行
既存のオウンドメディアを改善するのであれば、デザイン(UI・UX)などの調整から、掲載する文章作成まで幅広く行っていきます。※ オウンドメディアとは、公式サイト・ブログなど個人・企業が自ら保有しているweb媒体のこと
しかし、制作業務を内製で対応できればいいですが、自社に制作組織がない場合もあり、部分的に制作代行をお願いしたいこともありますよね。
コンサルティング会社によりますが、サイト制作・調整、コンテンツ作成・編集など、コンテンツマーケティングに関わる全てをお願いできる場合もあれば、部分的にしかできない場合もある。
あなたが希望している内容を全て受けてもらえるかは、事前の確認が必要となります。
⑤ 支援
戦略・制作なども支援の一つですが、もっと細かい話をすればコンテンツマーケティングを内製化するための支援。
- 調査
- キーワード設計
- システム選定
- コンテンツ制作
- 組織作り
- 採用
- 運用管理
など、自部署が自走してコンテンツマーケティングを行うには、単純に文章が書けるだけではできないので、組織編成や個人の目標設定などかなり深く組織へ入り込まないとできないことも多いです。
そのため、内製化をするためのノウハウを伝授してもらったり、現場やチームと一緒になって体制作りをしてくれる伴走力が求められます。
コンテンツマーケティングのコンサル会社一覧
「相談したい!」「コンサルを受けたい!」と思っても、まずあなたに立ちはだかる壁としては「どの会社がコンサルしてくれるのか分からない問題」だと思います。
コンサル会社を名乗っていなくても、web関連の会社さんであれば、制作に関する知識を持っているのでコンサル業はできてしまう。
そのたくさん中から条件が合う会社を選ぶのは難しいため、まずは参考としてどんなコンサル会社があるのか見てみませんか?
・株式会社MOLTS(モルツ)
・株式会社FUNGRY(ファングリー)
・ナイル株式会社
・アイオイクス株式会社
・アユダンテ株式会社
・株式会社ウィルゲート
・株式会社イノーバ
たまにランキングとして公表されている場合もありますが、状況次第で変わるため、あまり当てになりません。
それよりもどんなコンサル会社があり、あなたが求めている条件に対して、どのくらいマッチするのかが重要であり、有名無名関係なく、コンサルという名の伴走力が高いかで判断して頂くのがお勧めです。
株式会社MOLTS(モルツ)さん
会社名 | 株式会社MOLTS(モルツ) |
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住所 | 〒152-0032 東京都目黒区平町2-13-5 |
事業内容 | グループ全体の採用・広報・バックオフィス業務・新規事業開発・各子会社の事業支援 |
価格帯 | コンサル40万円~、インハウス支援40万円~ |
サイトURL | https://moltsinc.co.jp/ |
モルツさんは、成果が目で見えずらいコンテンツマーケティングにおいて、成果にコミットしているのがポイント。
単純に記事を作りますよ、アドバイスしますよ、ではなく依頼企業さんの目的達成のため全力で動いてくれる。
また、細かいコミュニケーションからしっかり伴走して入り、小さな成功を早い段階で作りながら社内モチベーションもあげてくれます。
一緒にお仕事をしていて、辛さも嬉しさも共有しながら対応してくれるコンテンツマーケティングのコンサルティング会社がモルツさんです。
株式会社FUNGRY(ファングリー)
会社名 | 株式会社FUNGRY(ファングリー) |
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住所 | 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F |
事業内容 | コンテンツマーケティング事業・ブランドクリエイティブ事業・プラットフォーム事業 |
価格帯 | 記事のスポット制作から可能 |
サイトURL | https://fungry.co.jp/ |
ファングリーは、このメディア(エンプレス)を運営している会社です。
親会社から2020年10月にクリエイティブ事業をスピンオフして設立されましたが、15年間で30,000事例超のコンテンツ制作の実績と、幅広い業界にも対応が可能な体制を整えています。
コンテンツに限らず、オウンドメディアの戦略策定から立ち上げ、運用などデジタルマーケティングをワンストップで丸ごと対応できるだけでなく、ブランド構築もできる。
複数の会社に頼まず1社で完結できることを強みとしています。
その他の実績
記事コンテンツ制作 | 30,755件 |
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webサイト構築 | 12,429件 |
採用サイト制作 | 59件 |
オウンドメディア構築 | 44件 |
動画制作 | 2,128件 |
総合ブランディング支援 | 19件 |
※ 2021/7/16時点の情報 ※ 親会社にいた頃からの実績を合わせた数値 |
ファングリーの実績や会社情報をまとめている資料もありますので、お気軽にダウンロード頂ければ嬉しいです。
ナイル株式会社さん
会社名 | ナイル株式会社 |
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住所 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-24-2 東五反田1丁目ビル7F |
事業内容 | デジタルマーケティング事業・メディアテクノロジー事業・モビリティサービス事業 |
価格帯 | SEOを含めた要件だと120~300万円(2~4ヶ月)※ 参考 |
サイトURL | https://nyle.co.jp/ |
ナイルさんは、コンテンツだけでなくモビリティーサービス事業まで幅広く展開されている会社さん。
自社メディアも数多く持っており、「ナイルのSEO相談室」「Appliv TOPICS」など、コンテンツに携わっているあなたなら、一度見たことはありませんか?
SEOコンサルティングは14年で1500社以上の支援実績もあるため、かなりノウハウを持っている様子。
ご相談先としてこの実績は心強いですね。
アイオイクス株式会社さん
会社名 | アイオイクス株式会社(IOIX) |
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住所 | 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-46-3 |
事業内容 | インターネットビジネスに関するコンサルティング・インターネットを利用した商品及び各種情報の提供・飲食店の経営 |
価格帯 | 月額40万円×6ヶ月=240万(税抜)が目安※ 参考 |
サイトURL | https://www.ioix.com/ |
アイオイクスさん、コンサル業だけでなく飲食店の経営もされている、通常のコンサルティング会社の枠に留まらない会社さん。
SEOやコンテンツマーケティングの情報を探そうと思ったら、まず見かけるのがアイオイクスさんが運営している「SEO Japan」。
実績は当然あるのですが、それを確かめるためにも一度「SEO Japan」のブログを読んで頂けると、ためになる情報がたくさんあって参考になります。
コンテンツマーケティングではなくSEO寄りのコンサルとなりますが、1,000サイト以上SEOを提供してきたノウハウは必見です。
アユダンテ株式会社さん
会社名 | アユダンテ株式会社 Ayudante, Inc. |
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住所 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目2−4 麹町セントラルビル 6階 |
事業内容 | SEOコンサルティング・GMPコンサルティングサービス・BIツールコンサルティングなど |
価格帯 | 160万円~(20記事、ライティング無し / 3ヶ月~) |
サイトURL | https://ayudante.jp/ |
アユダンテさんは「いちばんやさしい新しいSEOの教本」など、書籍も多数執筆されています。
Googleアナリティクスの認定パートナーとしての実力はもちろん、SEOを特に重要視しており、大きな効果を出すにはリニューアルによってサイトを生まれ変わらせる方針。
サイト全体の問題点のチェックから改善まで、SEOコンサルタントが密にコミュニケーションをとってくれるようなので、安心して任せられるかと思います。
株式会社ウィルゲートさん
会社名 | 株式会社ウィルゲート |
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住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル2F |
事業内容 | コンサルティング事業、メディア事業 |
価格帯 | - |
サイトURL | https://www.willgate.co.jp/ |
ウィルゲートさん、戦略・実行・分析のプロセスでコンサルティングをしてくれます。
全部を受けてもいいですし、あなたの会社の状況によって受けたいコンサルだけに絞っても大丈夫。
2006年の創業当初からSEOを提供し2900社以上の取引実績もあるため、頼れるパートナーになってくれそうですね。
株式会社イノーバさん
会社名 | 株式会社イノーバ(Innova, inc.) |
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住所 | 東京都新宿区市ヶ谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7階 |
事業内容 | コンテンツマーケティング企画・制作・運用 / マーケティングソフトウェアの開発 |
価格帯 | - |
サイトURL | https://innova-jp.com/ |
イノーバさんは自社メディアも強くて、私自身も参考情報としてよく見させてもらっています。
オウンドメディアの活用に対しての情報をたくさんもっており、リード獲得・SEO・コンテンツマーケティングなど幅広く対応ができる。
BtoB・BtoC両方のコンテンツマーケティングニーズに応えてくれるため、まず相談をしてみるのもお勧めです。
注意事項
コンテンツマーケティングのコンサルティング会社として一例をご紹介しましたが、それぞれの会社さんの強みは全く違ってきます。
デジタルマーケティングの中で「SEO」と「コンテンツマーケティング」は分かれており、どちらの領域も似てはいますが、実際に行う行動は別ものです。
SEO
→ 検索順位を高める施策
コンテンツマーケティング
→ ファンを作る施策
大雑把に分けるとこのような違いがあり、両方を一緒の内容だと考えていると、あなたの目標達成が遠のく場合も。
SEOコンサルティングを行っている会社では、もちろんコンテンツマーケティングもできますし、その逆でコンテンツマーケティングのコンサルティングをしている会社もSEOはできます。
しかし、どちらに強みを持っているかは別なので、相談の際には必ずどの領域に強いのかを確認しておきましょう。
コンサル会社の選び方
コンテンツマーケティングを成功させる第一歩としては、良い会社、さらにあなたの条件や考えに合うコンサルティング会社を選ぶこと。
選ぶポイントは6つ。
① 体制
② 特徴・強み
③ コンサル方針
④ 提案内容・対応範囲
⑤ 実績
⑥ 金額
他にもたくさんありますが、これらに絞って見ていきたいと思います。
6つの情報を調べつつ、最終的にはあなたに対して、どこまで寄り添って伴走してくれるかがコンサルティングでは大事なので、定量的な情報はもちろんのこと、定性的な直感なども含めて検討していくのがお勧めです。
① 体制
体制を確認する意図は、どのような体制・チームでコンサルティングに当たってくれるかを確認するため。
大手コンサルティング会社だとしても、実際の対応は1人でやっている場合もありますが、様々な状況・課題がある中、窓口であるコンサルタントだけではコンテンツマーケティングを成功へ導くのは不可能です。
一人が全部を対応できるわけではなく、それぞれの領域でスペシャリストが必要となり、コンサルティング会社側の体制が成功に大きく影響してきます。
- パターン1:全て内製(○)
- パターン2:内製でコア業務、作業を外部へ(○)
- パターン3:フロントのみ内製で、その他全ては外部へ(×)
体制例としてパターン1の全て内製で対応できるコンサルティング会社は相当すごいです…しかし、全てを内製にすれば成功が近づくかはまた別のお話。
コンテンツマーケティングは単純に記事を作ればいいわけではなく、組織 × 顧客理解 × 戦略 × コンテンツ品質など、かなり多くのリソースをかけなければ成功しません。
コンサルティング会社はもちろん、あなたを含めてワンチームとして考え、目標に向かって全ての力を集約していく必要がある。
どのような体制で臨んでくれるのか
コンテンツマーケティングは簡単ではありません。だからこそ、どれだけ本気で考え、常に伴走しながら進んでくれるのかが大事です。
② 特徴・強み
「コンテンツマーケティング」この言葉には色々なものが含まれています。
- 記事作成
- キーワード調査
- 競合調査
- 専門性
などなど一言で表すのが難しく、あなたが目指す目標に対してピッタリ合わないと成果は出ません。
例)臨機応変に動いてくれるパートナーを探している
× 月1回のアドバイスのみ
○ 費用は高いが密にコミュニケーションが取れる
例)コンバージョン後の成約率を高めたい
× 1000文字で100記事作る
○ 10,000文字で10記事作る
例)専門性の高いコンテンツでサイト全体の評価を高める
× 安いコストで専門性の低いライターへ依頼する
○ 高いコストだけど専門性の高いライターへ依頼する
全てコンテンツマーケティングの範囲ですが、コンサルティング会社の特徴によって対応の仕方は全然変わってきます。
どんなに優秀なコンサルタントがいても、求めていることに合わなければコンサルティングを受けても効果は薄いので、特徴や強みがあなたの条件にマッチしているかを必ず確認しましょう。
多重構造に注意
内製のみで完結できる会社さんは多くなく、ほとんどが外部パートナーに一部作業をお願いしています。
外部を使ったとしても管理できていればいい、または利益の分配が適正ならいいのですが、中間に様々なパートナーが入ることで多重構造化して、負のスパイラルになっている場合も。
例えば多重構造になると元請けの下請けの孫請けの…このように中間マージンがその都度取られていき、最終的な作業パートナーにはお金が回ってこないため、品質を保った対応ができなくなります。※ 住宅業界ではこのような多重構造化によって下の立場の企業が苦労している現状があります。
コンテンツマーケティングはお金がかかるからこそ、余分なコストはかけないのが鉄則なので、多重構造化している場合は注意が必要です。
③ コンサル方針
どのようなスタンスでコンサルティングをするのか、その方針確認は絶対です。(これを確認しないと、私のように後悔する場合も…。)
- 月に1度の相談会のみ
- 金額分の工数でのみ質問受付&回答
- 普段から細かいコミュニケーションが取れる
- 制作や支援などもセットでトータルサポート
これらの方針を分類で分けると、
伝達型:ノウハウ提供、アドバイスのみ
実行型:作業も引き受けるが受託のようなイメージ
伴走型:一緒になって成功を目指して進んでくれる
コンサルティング会社の方針によって、進められ方が全然違うため、あなたが求めている対応がどれに該当するのかを予め考えておき、方針と希望が合うのかを確認しておきましょう。
④ 提案内容・対応範囲(可能な施策)
コンテンツマーケティングのコンサルティングを受けると、様々な施策を行いながら目標達成を目指していきます。
どのような対応が可能なのか、それに対する効果はどれほどのものなのか提案を受けますが、やはり施策の手数が多いとそれだけで可能性は広がってくる。
認知 > 興味関心 > 比較検討 > 購入・導入 > リピーター > ファン
それぞれのフェーズでどんな施策があるのかまとめてみました。
コンサルティング会社であればフェーズごとの施策を熟知
ユーザーさんが進むプロセスに応じた施策で、コンテンツマーケティングを行う必要があるため、どのタイミングのユーザーさんに対して、どんな施策を行えばいいのか教えてくれるはずです。
全フェーズに当てはまる施策
分類 | 説明 |
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SEO/コンテンツ制作 | 記事を制作して検索によって見に来てくれるユーザーさんを増やす施策 |
SNS運用 | Twitter・Instagram・YouTubeなどのSNS経由の流入数を増やす施策 |
ネット広告 | ディスプレイ広告やアドネットワークなど広告で流入を増やす施策 |
セミナー | オフラインセミナー・オンラインのウェビナーなどで認知獲得・繫がりを増やす施策 |
メルマガ | 定期的に喜ばれる情報をメールで配信 |
ホワイトペーパー | ノウハウ・調査レポート・最新情報などを資料化して提供する |
ブランディング | 「らしさ」を可視化させる(手段の一つとしてロゴ・サイトデザインなども整える) |
マンガコンテンツ | 情報を視覚化させて読み取りやすいコンテンツを作る |
MA | MA(マーケティングオートメーション)を使ってユーザーさん・顧客との繫がりを効率的に作る |
認知
分類 | 説明 |
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純広告 | メディアなどの媒体に広告を掲載する |
プレスリリース | プレスリリースによって自社の新情報を配信する(プレスリリースの配信サービス等も使う) |
動画広告 | YouTubeなどに広告を掲載する |
フリーペーパー | フリーペーパーに広告を掲載する |
ダイレクトメール | 連絡先を知っているユーザーさん・顧客に対してハガキやお手紙を送る |
ポスティング | チラシを作って特定地域に対してポスト投函する |
交通広告 | 電車・バス・タクシーなどに広告掲載する |
テレビCM | テレビCMを作成して配信する(通常のCMは高いのでノバセルなども検討) |
ラジオCM | ラジオ内で告知してもらう |
興味関心
分類 | 説明 |
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オウンドメディア整備 | 公式サイト内にブログを追加したり別サイトを作ってユーザーさんとの接点を増やす(サイトのデザインや使い勝手の調整もする) |
MEO | Map Engine Optimizationと呼ばれる地図エンジンでの表示を最適化させる施策 |
インタラクティブ動画 | 条件によって内容が変わる動的な動画を制作して興味関心を引き出す |
比較検討
分類 | 説明 |
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FAQ | よくある質問と回答を増やして細かな要望に対応する |
サービス特化型サイト | 比較検討しているユーザーさんに対して知りたい事のみに特化した情報ページを提供する |
購入・導入
分類 | 説明 |
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事例コンテンツ | 購入・導入後の感想をヒアリングして事例掲載することで購入・導入手前のユーザーさんに対して安心や信頼を訴求する |
EFO | Entry Form Optimisationと呼ばれる入力フォーム最適化を行いフォームが送りやすい環境を作る |
LPO | Landing Page Optimizationと呼ばれるランディングページの内容を最適化させてフォーム入力率を高める |
リピーター
分類 | 説明 |
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会員向けキャンペーン | 会員に対してのみのキャンペーンを提供することでリピート率を高める |
アプリ開発 | 会員が使えるアプリを開発して利用頻度を高める |
ファン
分類 | 説明 |
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会員サイト | 会員のみが利用できるサイトを構築して通常では出回らない情報提供をしていく |
CRM | Customer Relationship Managementと呼ばれる顧客との関係性を管理するための概念を元に作られたシステムを活用して関係性を高めていく |
イベント企画 | 会員のみが参加できるイベントを企画して愛着を高めていく |
ブランドページ | 会員がブランドをさらに知れる特設ページを制作してブランドへの意識を強めていく |
会員特典 | 会員になることで受けられる特典を提供する |
⑤ 実績
実績の確認は当然行われるものだと思いますが、あまり慣れていない業界の方とお付き合いするときは注意したいポイントがいくつかあります。
それぞれを詳しく見てみましょう。
他社に対して目標達成へどのぐらい貢献してきたのか
実績を確認する方法の一番は、どんな企業様のコンサルティングを行ってきたのか。
その中には大手企業さんもいらっしゃるかと思いますが、大手との付き合いだけを誇示してくるような場合は気をつけたいポイント。
確かに大手企業さんとお付き合いがあったかもしれませんが、ライティングを数ページ対応したのみ。
このように対応した内容のレベル感が隠されている場合もあるため、大手企業さんとの付き合いと実力が繋がっていない場合もあります。
確認すべきは成果
コンサルティングを行ったことで、該当企業さんに対してどれだけ貢献できたのか、その事実を確認しましょう。例えば成果の手前であるコンバージョンの数ばかり伝えてきて、その後の成約数(目標達成)に対しての言及がなければ、さらに追求して聞いてみるのがお勧めです。
コンサルを提供してどのぐらいお付き合いが続いているか
コンサルティングは、用が済んでしまえばお付き合いが終わってしまう短期的なもの。
一般的にみれば短いお付き合いですが、それでもコンサルティング会社を気に入って頂ければ、継続的な関係性を築けていることもあり、丁寧だったり喜ばれる仕事をしていると推測できます。
企業さんとの継続年数や継続数などを聞いて、信頼を続けて獲得できているかを確認するのがお勧めです。
継続的な付き合いに信頼を感じる
コンサルティングは、相手企業さんの奥深く内部まで踏み込んでいくことも多く、時にはそれが嫌がられて契約を解除されてしまう場合もあります。しかし、継続したお付き合いがされていれば、求められていることの見極めはもちろん、満足の品質を提供できている証でもあるので、確認しておきたいポイントです。
金額に対して納得できる情報の提示があるか
コンテンツマーケティングのコンサルティングは、情報提供だけでなく、制作や継続した運用体制の構築なども含まれることが多く、数十~数百万円のお金が動きます。
高いお買い物なので、その金額がなぜ発生するのか、根拠の提示があるのか確認するのがお勧めです。
見積書も、何に対してどのぐらい時間をかけるからその金額になっているのか、提案書なども含めて信頼できるポイントを確認していく。
見積書と提案書に丁寧さが出る
きちんと相手に理解してもらうための見積書・提案書は全然違いますよね。単純に金額を提示するだけの書面なのか、不安を一つでも無くそうと寄り添った内容にしてくれているのか。提出される書面全てに、その企業や担当者の思考が入ってくるため、複数社を比較して比べてみると違いが分かりやすいかもしれません。
⑥ 金額
「待ってました!」ではなく「この話するの遅くない?」と言われかねないですが…あなたが最も気にしている金額について詳しく見てみましょう。
コンサルティングと言っても金額はピンきりで、安くも高くもあるのですが、それぞれの金額には必ず『その金額になる根拠』があります。
大雑把にまず概算を出してみると、
- 5~20万円 :コンテンツ制作の代行のみ
- 20~50万円 :コンテンツ制作の代行&支援
- 50万円以上 :コンテンツ制作の代行&支援とサイトの改善orリニューアル
イレギュラーとして、有名なコンテンツマーケターから指導を受ける場合は、月に数回のアドバイスを受けるだけで、30万円以上のコンサルティング代がかかる場合も。
アドバイスをもらうだけと思いきや、そこにノウハウや勝ちパターンなど価値の高さが含まれるため、金額が高くなります。
それでは金額帯それぞれで、なぜその金額と内容になるのか解説していきます。
コンサルティングは、アドバイスを受けるだけでなく、代行や支援など範囲は幅広いです。目的達成をするために、どの範囲までが必要なのか、各金額帯の出来ることを見て頂き、イメージできるといいかもしれません。
5~20万円の範囲で出来ること
金額が5~20万円の範囲だと、下記あたりのみがコンサルティング代として発生します。
- コンテンツ制作を代行して5~10記事
コンサルティングとは言いつつ、この金額帯だとコンテンツ制作代行と呼んだ方がいいかもしれません。
例えば普段あなたや自社が作っている記事の制作をプロにお願いした場合、単価は1文字5~10円あたりで計算されるため、2,000文字程度でも1万円の計算となる。
1文字の単価として出しましたが、ここにはライターさんのライティング代・依頼側のディレクション代・利益の3つが主に入っているため、1記事作るだけでもプロに頼むとお金がかかってきます。
文字単価のからくり
コンテンツ制作=記事制作のイメージが強いため、記事を作る際の文字単価について詳しく見ていきます。
単価相場/1文字 | ライティング | 調査・構成 | 編集・管理 | 専門性 |
---|---|---|---|---|
1~2円 | ○ | |||
2~5円 | ○ | ○ | ||
5~10円 | ○ | ○ | ○ | 10円以上 | ○ | ○ | ○ | ○ |
実は格安だと、ライティングのみを依頼していたり、他の作業を省いて専門性が無い人に書いてもらうことで捻出している価格の場合があり、これはコンテンツマーケティングにおいては成果が出にくい状態になる。
今は誰もが『コンテンツの品質』をどう高めるか目指しているため、生半可な知識やスキルでは太刀打ちできない状況まできています。
確かに格安で凄腕ライターさんに書いてもらえることもありますが、価格の中に含まれる内容によっては、あなたの目標が達成できない場合もあるので気をつけましょう。
見積もりの際には、その価格に対して何が含まれているかを確認するのがお勧めです。
20~50万円の範囲で出来ること
20万円以上になると、単純にコンテンツ制作をするだけでなく、あなたの会社でコンテンツマーケティングを複数人が行うための費用へ回せるようになります。
- コンテンツ制作の代行
- アドバイスなどの支援
コンテンツマーケティングのコンサルティング料の内訳は、ほぼ人件費となるので金額が高ければ高いほど、有能な人が入り時間を使ってもらえる。
コンテンツ制作は自社で行い、完全にアドバイスや支援をしてもらうために、費用を回す形もいいかと思います。
コンサルティングを受ける中で、どうしても密なコミュニケーションが必要だったり、設計・戦略の見直しなども入るため、それなりに時間がかかる=お金がかかります。
50万円以上の範囲で出来ること
50万円を超えてくると『コンサルティング』という名前にふさわしい内容を受けることができます。
- 専門性の高いライターにコンテンツを制作してもらえる
- アドバイスなどの支援を密に行ってもらえる
- ウェブサイトの改善やリニューアル
コンテンツマーケティングはコンテンツ品質も大事ですが、検索上位を狙うためにウェブサイトの構造から見直しをかける必要もある。
そうなると、サイト設計・構築・デザインなども加わり、数カ月間のプロジェクトになることが多いです。(長い場合は半年以上もかかる)
50万円以上としましたが、コンテンツマーケティングに必須のコンテンツ管理システム(CMS)を入れたウェブサイトを調整・作り直すには100万円以上かかる場合も。
もっと安くて、色々してくれる会社を知ってるけど?
世の中にはサイトリニューアルを含んでも50万円以下で提供してくれている会社さんもいますが、必ず格安になっている理由があります。
安い外注さんに作業をお願いしている、テンプレートを使って工数を削減しているなど。
しかし、コンテンツマーケティングは、あなたの会社に合わせた完全オーダーメイドでコンサルティングをしなければ成功しないため、目標達成に合わせて何を望むか改めて考えて頂くといいかもしれません。
安ければいい、高ければいい、と単純な話ではないので難しいですが、出された金額にはその金額になった理由があるはずなので、改めて詳細を確認し納得のできるコンサルティング会社さんをあなたには選んでほしいです。
依頼方法・進め方
実際にコンサルティングをお願いする場合、事前に流れを知っておくと安心しますよね。
「コンテンツマーケティングだから」特別な内容があるわけではなく、一般的なwebマーケティングの依頼の進め方と同じになります。
STEP1:コンサル会社を探す
STEP2:複数社に見積もりを依頼する
STEP3:ヒアリングされて条件を抽出
STEP4:課題の明確化と解決方法をセットにした提案を受ける
STEP5:1社を選ぶ
STEP6:コンサルティング開始
STEP7:目標達成と契約期間の終了
まずは複数社に必ず見積もりをお願いして、相見積もりの状態を作ります。
コンサルティング会社それぞれで、出来ることもコンサルの方針も違うため、条件にできるだけマッチした会社を選ぶには比較が必要。
多すぎる比較は混乱を生みますが、コンサルティングを受けるなら担当者と密なコミュニケーションが必要となり、相性が悪ければ辛い仕事になるため、妥協せず選んで頂くのがお勧めです。
相見積もりの手間を省く、一括見積りサイトで注意することは?
一括見積りサイトを使えば数十社からすぐに見積もりを受け取れますが、一括見積りサイトもビジネスとして行われているため、金額の高いプランに入っている会社が優遇されたり、優良でも月額や成果報酬が高くて登録されてない会社さんもたくさんある。そのため、一括見積りサイトで受け取れる見積もりが全てではなく、探せば優良な会社さんはたくさんいるため、一括見積サイトを使うなら一つの手段として考えておきましょう。
よくあるご質問・回答
コンサルティングを受ける時、または選ぶ際によくある質問と回答をまとめてみました。
あなたと他社さんは条件が違うので、下記が当てはまらないかもしれませんが、参考として覚えて頂けると嬉しいです。
コンサルティング、なんでこんなに高いの?
コンテンツマーケティングを単なる記事作成だとイメージしていると、実際コンサルティングを受ける際に、何十万円もかかると高い感覚を持つかもしれません。
コンテンツマーケティングは記事制作だけを指しているのではなく、ユーザーさんとの接点の調査~キーワード選定~コンテンツ制作~閲覧後の再接触など、一連の流れを考えて、全体的なコミュニケーションをデザインしていきます。
これは記事を作るノウハウだけでは足りず、サイト構築の知識など専門性が必要となるため、それなりのお金がかかるんです。
特定の検索キーワードで1位をとった情報を見せられたが、信用していいのか?
コンサルティングに期待する一つは、コンテンツの掲載順位を高めること。
「検索上位キーワードのリスト」を提示された場合は魅力的に感じると思いますが、検索順位は常に変動しているため、一度1位や上位を取ったからと言って、そのまま継続してトップを維持できていない場合もある。
そのため、いつの時点のトップリストなのか確認して、昔の実績を今現在のように伝えてくる場合は気をつけましょう。
成果が出ない場合、途中解約もできる?
コンサルティング内容と契約内容にもよりますが、途中解約の場合は違約金が発生する場合もあります。
そもそもコンテンツマーケティングは、実行したからといってすぐ結果が出るわけではなく、最低でも3ヶ月は待たなければいけない。
単なるアドバイスを受けるだけなら契約解除もしやすいですが、継続したコンテンツ制作スケジュールが組み込まれている場合、簡単に解除ができない場合も。
契約時に必ず、途中解約の件も確認しておきましょう。
求めていない提案をゴリ押しされたら取引しない方がいい?
あなたが求めていない提案もされる場合も中にはあると思います。
しかし、当初希望していた内容だと、あなたが掲げている目標達成が難しい場合、さらに要件を高めて提案してくれている可能性も。
それを受けるか受けないかは別の話であり、出せる予算と求める結果が合わない場合もあるため、提案自体は聞いて頂くのがお勧めです。
聞いた内容を含めて他社にも話を聞き、本当にあなたにマッチした提案がどこなのか総合的に判断しましょう。
出せる予算と提案が合わない場合は、その会社を選ばない方がいい?
求めているレベルを実行するための金額が分からないからこそ、見積りをお願いしているため、自社が出せる予算と、求める結果に必要な金額は別で考えておきましょう。
金額が合わないだけで選択肢から外してしまうと、本当に優良な会社さんを逃して、結果的に目標達成を遅くさせてしまいます。
予算に合わせて会社を選ぶのではなく、出せる金額の範囲で条件を緩和させて、優良な会社さんを選ぶことに意識を向ける方がお勧めです。
過去にコンサル選びで失敗しているため、どう選んでいいか分からない…
以前、失敗した記憶があれば、今回コンテンツマーケティングのコンサルティング会社を選ぶのも怖いですよね。
「今回は大丈夫です!」とは言えませんが、コンサル会社の選び方で見ていただいた内容を思い出し、一つ一つ信頼を感じるポイントを探してみてください。
相性など感覚的な情報も全てを書出してみて、今後もお付き合いしていきたいと思えるか考えていただくといいかもしれません。
全てコンサルへ任せれば上手くいく?
コンサル内容にもよりますが、全てをコンサルティング会社へ任せるのではなく、あなたの会社も一緒になって進めていくはずです。
全て丸投げのように対応をお願いすることは難しく、それなりにあなたも実行しなければいけないタスクが振られるはず。
コンサルティング会社と一緒になってワンチームで進めていくイメージを持って頂くと進めやすいと思います。
コンサルが言ったことを忠実に実行したけど、成果がでない…
アドバイスや施策の提案を受けて行ったとしても、あなたの状況とコンサルタントが成功した状況が違うのであれば、当然出せる結果も変わってきます。
その点を認識して、あなたの状況に合わせてコンサルティングをしてくれていればいいですが、ただ以前の成功体験をそのまま伝授されている場合も。
コンサルタント選びで、伴走力や事業への理解度が低いコンサル会社を選んでしまっている場合もあるため、コミュニケーションをとって認識を合わせていくのがお勧めです。
一部の企業が成功しているコンテンツ作りの方法を見る >コンサルティング選びにお悩みのあなたへ
コンテンツマーケティングのコンサルティングを受けると、1ヶ月で終わるようなものではなく、数ヶ月単位のプロジェクトになります。
毎日コツコツ地味にコンテンツを作っていくのが基本ですが、すぐ結果がでないためモチベーションを維持するのも大変。
途中で挫けそうになったり、成果が出ないことに焦りを感じることも多く、コンサルタントとの信頼関係も重要になってきます。
どれだけ親身に伴走者として寄り添って対応してくれるのか、ここを見極めて選べると、安心してコンサルティングを受けられると思います。
この情報が、あなたのコンサルティング会社選びのお役に、少しでも立てられれば嬉しいです。