業務改善コンサルティング会社のおすすめと選び方

  • | 公開 2024年06月19日
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業務改善コンサルティング会社のおすすめと選び方

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。仕事の流れが悪く、現場の不満が溜まっている場合は、優先度が高い解決対象ですよね。

業務改善コンサルティングとは

業務改善コンサルティングは業務プロセスを整理してくれる

業務改善コンサルティングとは、企業が抱える業務課題を解決し、効率と生産性を最大限に高める具体的な改善策を提案・実行サポートするサービスであり、持続的に成果を出し続けるための「再現性」を高める支援を提供。

組織や業務プロセスを見える化して、詳細な分析を行うことで、改善の効果を長期的に維持できる仕組みを構築します。

業務改善コンサルティングの効果

業務改善コンサルティングにより、最終的にはさまざまな効果が得られます。

・業務の効率化
・生産性の向上
・コスト削減
・品質向上
・顧客満足度の向上
…など

結果として、従業員一人一人のパフォーマンスが高まり組織の骨太化や、売上・利益の向上が見込めます。

経営者としては、ムダな時間・お金が減り、使える時間とお金が増えるため、対価を払ったとしても受けておきたいと思えるサービス。

普段の業務内では、解決の糸口が見つからなかったり、スキル・ノウハウが足らないこともあるため、専門家の力は事業成長に欠かせません。

\業務改善コンサルティングの例:資料作成編/業務改善コンサルティングの例:資料作成編営業担当が各々資料を作っており、ノウハウや成功例が共有されず、時間を多く費やし、顧客に向ける時間を減らしていた。しかし、営業の成功体験を共有する仕組みを作り、資料もデザインフォーマットを用意することで、資料作成にかかっていた時間が減り、成功ノウハウを含めたことで受注率も上がる。

業務改善コンサルティングの種類

業務に対するコンサルティングは幅が広く、分けると7つにほどになるため、種類が分かりやすいよう、表にまとめてみました。

種類特徴
① プロセス改善業務プロセスを詳細に把握・分析することでボトルネックを洗い出し根本的な問題を解決
② IT・デジタル化業務内にITシステムやデジタル技術を取り入れて効率化や自動化
③ 人材・組織改善人材の最適配置・追加や組織の根本的な問題を解決して一人一人のパフォーマンスを最大化させる
④ 品質改善製品・サービスの品質を改善するための提案・施策を実行
⑤ コスト削減現状のコストを見直して支出を減らし利益体質へと改善させる
⑥ 顧客満足度改善ステークホルダーに対する満足度向上の戦略策定から実行まで支援
⑦ 戦略・経営改善売上・利益へ直結する企業の経営戦略(事業戦略含む)の策定から実行を行い業績改善を行う

企業内で発生している業務の「負」を改善するために、あらゆるアプローチを行うのが、業務改善コンサルティングです。

業務改善コンサルティングを依頼すべき理由

業務改善コンサルティングが求められている理由は、現状の情報・スキル・ノウハウ・人材だけでは前に進めないことが多いからです。

たとえば経営者であっても「営業に強みがある」「マーケティングを専門にしてきた」など特筆すべき部分がある一方で、経営のすべてに対して必要なものを持ち合わせているケースは少ない。

どれだけ優秀な方でも、すべてを賄いきれない部分が出てくることは避けられません。

一からすべて自分たちだけで準備・実行できれば理想的ですが、時間をムダにすることもなく、迅速に問題解決しなければならない場面は多々ありますし、負の循環をそのままにしていれば大きなトラブルが起きるリスクも。

業務改善コンサルティングを活用することで、足りない部分を迅速に補い、成長に必要な時間を大幅に時短できるため人気が高いのです。

なぜ依頼すべきなのか、理由を3つに絞ってまとめてみました。

① 知識と経験不足の補填

組織があれば、お客様がいれば、毎日現場ではさまざまな問題が起きています。

経営者も従業員も、関わる業務についてはプロフェッショナルでも、それ以外の専門知識や手法には精通していない場合も。

知識・経験不足からくる業務の「負」があると、どこから手をつければいいかそもそも分からず、問題を放置せざるえない状況も多いのが現実です。

そのため業務改善コンサルティングを活用し、必要な知識・経験を外部から取り入れることで、問題解決の速度を速めていけます。

② 客観性による整理と分析

業務へ集中していると、目の前や近い範囲しか知覚できなくなり、何か問題が起きても場当たり的な解決になるケースも。

中にいるからこそ見えない部分が発生しますが、外部のコンサルタントを入れることで、既存の文化や無意識に感じていた抑圧など、何かしらのバイアスに影響されず、客観的な視点で問題点をハッキリ指摘できます。

結果としてボトルネックに気づき、表層ではなく深層の問題解決に寄与することで、業務パフォーマンスが高まります。

③ 再現性の構築

何か問題が起きても、知識と手法が分からなければ、解決に余計な時間がかかるだけでなく、選択を間違えればさらに悪化することもあります。

そのような状況の中、コンサルタントは計画的に改善プロセスを実行し、部分的な解決ではなく全体最適化が図れる。

最善を常に選び、成功の再現性を高めることで業務プロセスが進化し、従業員1人1人のパフォーマンスが向上することで、業績向上が期待できます。

業務改善コンサルティングの費用

コンサルタントを入れて、業務改善を進めたいと考えた場合、何に費用がかかるのか気になりますよね。

業務改善コンサルティングに必要な費用が何かを事前に確認することで、依頼前の不安が減らせます。

コンサルタントへの費用

コンサルタントは、その頭の中にたっぷりの知識と、実際に手を動かしプロジェクトを成功に導いてきた経験を多数持っています。貴重な情報と関わってくれる労力に対する対価として費用がかかり、専門性が高くなるほど高くなる傾向です。

中長期で関わる費用

部分的な課題を解決するのではなく、全体の最適化を図っていくため、プロジェクト規模で中長期に関わるケースが多くなります。コンサルタントだけではなく、支援するために必要な人材が何人も関わるため、関わる時間に比例した費用が発生。

制作物の費用

改善プロセスの中では、口頭やテキストで情報提供する場合もあれば、改善策・分析結果をまとめたレポート、現場へ落とし込むためのマニュアル等の制作物が求められることも。その他、現場に合わせたITシステム構築、またはツールの導入・設定費などもかかります。

研修・トレーニング費用

新しい業務プロセスを、いきなり現場へ落とし込んだとしても、思った通りに動けない・動いてもらえないことも多いです。従業員へ向けたトレーニングやワークショップなどを行い、なぜこの改善を行ったのか、どうすればいいのか理解を深めてもらうため丁寧に説明し、実際に現場で使える段階まで進める費用がかかります。

運営費用

コンサルティングを行う上で、メール・電話・オンラインMTGツールなどで済めばいいですが、実際に対面してリアルな場を設けなければ、進められないプロジェクトはあります。出張費(交通費・宿泊費など)がかかり、その他サポートを行うための細かな雑費もあるため、事前にどのような費用がかかるのか確認が必要です。

フィードバック費用

業務改善のための新しいプロセスを導入しても、それが本当に現場に浸透し、予測していた効果が出るのかは、ある程度時間が経過しないことには分かりません。想定通りにいく場合もあれば、想定外のこともあるため、継続的にフィードバックと微調整を行うための費用が必要です。

業務改善コンサルティング会社の選び方

コンサルタントに入ってもらい、業務改善を行っていくには、ある程度の費用は必要になってきます。

費用をかけるのだからこそ、見合ったまたは期待以上の成果を出してもらうため、業務改善コンサルティング会社の選び方を6つのポイントにまとめています。

① 会社(コンサルタント)との相性

ポイント
・理念の一致
・コンサルタントとの信頼関係

現場を変えて動かしていくには、お互いの歩み寄りはもちろん、大切にしている考え方なども影響してきます。お互いの会社に対するリスペクトや理念が一致していることは、スムーズな協力関係を作るうえで必須事項。長く付き合うコンサルタントとの話しやすさや信頼感は、現場の雰囲気や士気にも影響があるため、相性の良さを確認しましょう。

② 事案の多さ

ポイント
・経験の豊富さ
・業界知識

経験している事案が多ければ多いほどいい。なぜならば、コンサルタントが現状もつ知識や経験が、すぐに現場の課題解決に結びつかないこともあるからです。現場での創造的な解決アイデアが必要になるケースも多いため、携わった事案数などの確認は怠らないようにしましょう。

③ 提案と費用の納得感

ポイント
・費用の透明性
・価値提供の明確さ

提案内容と費用がきちんと繋がっており、納得できるかどうかが大切で、内訳が不明瞭であったり追加費用の条件なども細かく確認する必要があります。仮に提案が大雑把になっていれば、どんなに良さそうな会社でも、何か抜け漏れがあり追加費用の発生などもあるため、提供してもらえる価値をハッキリ明確に伝えてくれる会社を選びましょう。

④ 実績と評判

ポイント
・顧客の声
・成功事例

コンサルタントが過去に携わった事例の中から、どのような顧客の声(ホンネ)があったのか、確認することは有効です。具体的な成功事例が伏せられていたり、出せないようであれば、そのプロジェクトはうまくいっていない可能性が。その一方で、類似の事案を解決した実績があれば、解決見込も高いと判断できます。

⑤ 対応力と柔軟性

ポイント
・対応の早さ
・柔軟な対応

問い合わせからヒアリングまでの早さ・手際は、実際のプロジェクトが進んだ時の、マネジメント力を計る指標にもなります。実際に発注して計画しながら進めたとしても、突発的な問題発生もあるため、コンサルタントの柔軟な対応力も評価対象として入れておきましょう。

⑥ 技術とツールの活用

ポイント
・最新手法
・ツールの最適化

業務改善に必要な知識・手法は、時代や現場の状況が違えば、合わないことが多々出てきます。常に最新の手法を身に着けスキルを高めているのか、ツールも日々新しいものが出てくるためキャッチアップしているのか。特に、業務改善ではデジタル技術を活用するケースが多いため、技術やツールに強みがある会社かを確認しましょう。

業務改善コンサルティング会社の比較

コンサルタントの知識・スキルはもちろん必要ですが、状況によって必要な業務改善の内容が変わってきます。

現場の規模でも、対応可能・不可があるため、規模感別で業務改善コンサルティング会社を比較しながら、条件が合うか確認してみましょう。

企業名規模感特徴
Various.work合同会社中小企業向け各部門のプロフェッショナルがプロジェクトマネージャーとして入り伴走しながら改善
株式会社リンプレス中小企業向けDX人材の育成と内製化をご支援
株式会社ユニリタ中小~大企業向け長年のコンサルティングノウハウを基に開発したITツールを活用した改善
株式会社プロレド・パートナーズ中小~大企業向け部門を横断した改善プロジェクトの実績が多数
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社中小~大企業向け営業・人事・経理などに対してDXを用いて難易度の高い業務課題を解決

Various.work合同会社

業務改善コンサルティング比較:Various.work合同会社出典:Various.work合同会社
社名Various.work合同会社(ヴェリアスワーク)
改善内容業務代行(リモートチーム設立・インサイドセールス・新規事業立ち上げ・webサイト構築・パンフレット制作・社内研修・市場調査・社内業務のDX化・取材や撮影など)
費用感月額数万円~(料金詳細を確認する
            

専門家の力を借りたいと思っても、費用やコンサルタントとの相性が気になり、一緒に解決へ向かって動いてくれるか不安を感じることは多いですよね。

コンサルティングに対して悪いイメージを持つ方もいますが、Various.workでは単なる提案や施策のアドバイスだけでなく、課題に適した最適なコンサルタントを実際に送り込み、現場メンバーと共に汗をかきながら解決に取り組んでくれるのが特徴です。

Various.workは創業20年になる優良企業からも継続的に依頼されており、その信頼の高さが物語っています。

中小企業が支援を頼みやすいコンサルティングを提供し、常に最善の選択をしてくれるため、現場から業務プロセスに対する不満が増えている場合には、まず相談しておきたいコンサルティング会社です。

注目ポイント

  • 並走型のコンサルティング
  • 圧倒的な低コスト
  • 組織作りやチームビルディングに強みあり
【並走型の業務改善パートナー】Various.workサービス説明資料
Various.workの詳細

株式会社リンプレス

業務改善コンサルティング比較:株式会社リンプレス出典:株式会社リンプレス
社名株式会社リンプレス
改善内容DX研修(例:デザイン思考、IT企画、データサイエンス、プロジェクトリーダー入門、DXリテラシー、情報セキュリティ、PowerPointなど)
費用感数十万円~(料金詳細を確認する
 

現場メンバーの自立性やスキル向上による、業務改善コンサルティングを得意としているのがリンプレス。

特にデジタル技術を活用した業務改善の本命であるDX(デジタルトランスフォーメーション)を軸に、研修プログラムを多数展開しており、現場力を高めることで業務改善の効率を高めてくれます。

企業それぞれの課題に合ったテーマを用意してくれるのと、自ら手を動かす体験型の研修となっているため、身に付いた知識・スキルは現場へすぐに取り入れられる。

現場力の底上げだけでなく、スキルやリテラシーも飛躍的に向上させることで、現場メンバーが自走し組織全体のパフォーマンスが高まっていきます。

注目ポイント

  • デジタル技術の研修でDXが進む
  • 課題に合ったテーマが選べる
  • 知識だけではなく現場ですぐ使い出せる状態まで能力が底上げされる
DXが進んでいる企業と進んでいない企業の違いとは?
株式会社リンプレスの詳細

株式会社ユニリタ

業務改善コンサルティング比較:株式会社ユニリタ出典:株式会社ユニリタ
社名株式会社ユニリタ
改善内容働き方改革、業務効率化、システム再構築、コスト削減
費用感要確認

業務にITシステムは必須ですが、自社では合わず使いづらいケースもあります。

しかし、ユニリタは20以上の業務改善ツールを開発・運用を行っていることで、データ活用支援・業務プロセス改善など、課題に応じた効率化・生産性向上に貢献するコンサルティングに強みのある会社。

現場で得たノウハウやお客様の声からヒントを得て、新しいITツールも次々と世に出してくれています。

社会環境や時代の変化へ迅速に対応するため、デジタル技術を前提にした業務改善の実現を目指すならユニリタは信頼できるパートナーと言えます。

注目ポイント

  • 業務のデジタル化に強みあり
  • 状況にあるITツールが見つかる
  • データ活用が進む
ここが凄いRanabase!仕事の「見える化」で業務改善を促すツール
業務プロセス改善に役立つツール

株式会社プロレド・パートナーズ

業務改善コンサルティング比較:株式会社プロレド・パートナーズ出典:株式会社プロレド・パートナーズ
社名株式会社プロレド・パートナーズ
改善内容コストマネジメント、SCM/物流、伴走型コンサル、ハンズオン支援、研修
費用感要確認
 

プロレド・パートナーズは業務の全体最適化だけではなく、上流の経営戦略から実行支援まで、トータルで請け負っているコンサルティング会社です。

コンサルティング業界の中でも他社と一線を画しているのは、成果報酬型を取り入れている点。

これにより、苦しみも喜びもクライアントと共有しながらコンサルティングを提供してくれます。

それはビジョンである「価値=対価」を目指しているから。

成果報酬型を採用することで、資本が少ない企業さまでもコンサルティングを依頼しやすく、成果を出すことへコミットしているため、win-winの関係を築きながら共に動く姿勢が特徴です。

まさに、業務改善コンサルティングの救世主とも言える存在。

注目ポイント

  • 費用は成果報酬型あり
  • リスクを減らしたうえで相談できる
  • 本気で向き合うからこそ成果が出る
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支出を一元管理して見える化するツール

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社

         
業務改善コンサルティング比較:パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社出典:パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
社名パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
改善内容人事DX、デジタル人材育成、経理DX、営業DX、戦略DX、オートメーション、行政DX、RPAソリューション、キャリア自立支援
費用感要確認
   

長年にわたり、人材業界でノウハウを積み重ねてきたパーソルホールディングスを親会社に持つパーソルワークスイッチコンサルティングは、人材のプロフェッショナル。

業務プロセスの改善には、現場人材の活躍が不可欠でありますが、圧倒的なノウハウを活かして、改善を推し進めてくれます。

プロフェッショナルを送り込むこともできれば、必要に応じて一部人材が足りないチームへアウトソーシングも提供し最適化。

全体的なプロセスの見直しや改善も行い、特にDXを用いたコンサルティングに強みがあり、豊富なコンサルタント陣が揃っていることから、中小企業から大企業まで大規模な業務改善プロジェクトも可能です。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツ制作から運用、100社以上のお客様支援を通して得たノウハウもコラムで投稿中。
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