シエスタとは?仮眠制度を会社に導入して生産性向上

  • | 公開 2023年02月20日
シエスタとは?仮眠制度を会社に導入して生産性向上

いつも見て頂きありがとうございます!資料サービス「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。仮眠を上手に取り入れて生産性を上げましょう!

「シエスタ」は海外の文化ですが、あなたも耳にしたことがあるかもしれません。

日本にもシエスタ制度を取り入れる企業や学校があり、一日効率よく身体や頭を動かしやすくなると言われています。

うちの会社にも導入してみたいけれど効果はあるのかな...?

このように、日本ではあまり馴染みのない制度なので、なかなか導入しにくい部分もありますよね。

しかし、上手に取り入れれば社内の生産性向上にも期待できるので、シエスタについて私と一緒に詳しく見てもらえると嬉しいです。

※ここでは企業向けのシエスタや、仮眠としてのシエスタを中心にお話しします。

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シエスタとは?

シエスタは「お昼休憩」のことを指します。

スペインを中心に根付いており、スペインは日照時間が長く、暑い夏を乗り切るために取り入れられたと言われている文化。

日本では「シエスタ=お昼の仮眠」と認識されていることが多いのですが、実はお昼寝に限らず何をしてもいい時間。

シエスタの文化によって、スペインのお店はお昼~夕方ごろまで一旦閉店にするそうですが、最近は「お昼休憩をするなら早く帰りたい」このような人が増えて、シエスタが減ってきているとも言われています。

シエスタとパワーナップ

シエスタと似た意味の言葉にパワーナップがあり、もしかするとシエスタよりも聞き慣れないかもしれませんね。

それぞれの意味を見てみましょう。

意味詳細
シエスタお昼休憩日本ではお昼の仮眠として認知されている
パワーナップお昼寝短時間の仮眠

シエスタはお昼休憩なので、必ずしも眠らなければいけないわけではなく、好きなことをしていい時間ですが、日本の企業や学校では、シエスタ=仮眠として導入していることが多いです。

対してパワーナップは短時間のお昼寝、つまり仮眠を指します。

スマホをいじる・同僚と雑談する...このように何でもしていい時間ではなく、仮眠を取るためにあるのがパワーナップです。

座ったまま快適に眠れるパワーナップピロー(枕)など、パワーナップのための製品も増えています。

社内制度でどちらを導入すべき?

日本ではシエスタ=お昼寝と認識されていることが多いため、お昼に仮眠する制度を導入したいのであれば「シエスタ制度」「パワーナップ制度」どちらでもOKです。

本場のスペインではシエスタ=約3時間のお昼休憩ですが、あなたの会社に導入するシエスタはあくまで社内制度。

「当社の会社のシエスタ制度は15~30分の仮眠のこと」と定義して導入すれば、必ず3時間のお昼休憩にしなくてもいいですよね。

もちろん、パワーナップという言葉で導入してもいいと思います。

コーヒーナップとは?

コーヒーを飲むことによってパワーナップの効果を上げるのが、コーヒーナップ。

そもそもナップとは、短時間の睡眠を意味する言葉です。

コーヒーでカフェインを摂取してから仮眠を取ることで、仮眠後にシャキッと目が覚め、頭や身体がスッキリした状態でお仕事できる効果があります。

コーヒーが有名な食品メーカーネスレさんによる、広島大学教授へのインタビュー記事にも、コーヒーナップによるパフォーマンスの向上が期待できると解説されており、学術的にも理にかなっている方法なんです。

シエスタ制度として会社にお昼寝を導入する場合も、コーヒーが苦手でない人には仮眠前のコーヒー摂取を推奨するといいかもしれませんね。

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会社でシエスタを導入する目的や効果

あなたの会社で、仮眠としてシエスタを導入したいと考えている場合、どのような効果があるのかをきちんと知っておかなければ、あなたの目的と食い違って本末転倒になってしまうかも。

シエスタによる仮眠はどのような効果を発揮できるのか、一緒に見ていきましょう。

生産性向上

企業がシエスタを導入する一番の目的といってもいいのが、仕事の生産性を上げることです。

アメリカのGoogleやNASAでも仮眠を取り入れており、勤務時間中ずっと目を覚ましているよりも、一度浅い眠りを挟むことで、総合的な生産性をアップできます。

時間をきっちり守るような日本人にとって、勤務時間中に寝るのは抵抗があるかもしれませんが、実は仕事の生産性を上げる効果があるんです。

午後の業務効率化

一般的な企業では勤務時間のうち、ちょうど真ん中辺りになるお昼に休憩を挟み、昼食を取りますよね。

しかしお昼を境に、午後のパフォーマンスを悪くしてしまう要素が増えてきます。

  • 午前の疲れが溜まってくる時間
  • 昼食で糖質を摂ると眠くなる
  • 頭が上手く働かなくなってくる

そのため、お昼に仮眠を取ることで、午後もお仕事の効率を落とさずにキビキビと働きやすくなるんです。

働きやすさの改善や人材確保

働きやすい環境づくりのためにも、シエスタ制度の導入はオススメです。

仕事の生産性を上げるために導入するのもそうですが、働く社員さんの健康管理にもシエスタは効果的。

残業が必ずあるような、より疲れが溜まりやすい労働環境であれば、シエスタを取り入れることで負担を減らせる場合があります。

また採用活動では、シエスタ制度を導入している企業として応募者から注目され、人材確保にも繋がりやすいです。

従業員満足度アップ

お昼休憩に寝ると上司や周りの社員から怪訝な顔をされるような、お昼寝しづらい職場の場合「お昼寝した方が、自分は午後の業務が捗るのにな...。」このように、会社へ不満を持ってしまうかもしれません。

シエスタの導入で従業員エンゲージメントを上げれば、会社全体の生産性向上にも繋がります。

また、シエスタを強要ではなく推奨することで、お昼寝が合う人・合わない人、両者の従業員満足度を上げられますよね。

気持ちや身体のリフレッシュ

私たちは一日の大半を働いて過ごすので、ずっと同じ体制でいたり同じ空間に居続けるのは辛いですよね。

仕事が趣味のような人は辛くないかもしれませんが、それでも人の集中力には限界があるため、働き続けたくても頭が働かない...このような状態になってしまいます。

リフレッシュというと、軽い運動や外の空気を吸うことが思い浮かぶと思いますが、シエスタで仮眠を取ることもリフレッシュになり、脳がスッキリするためその後の業務効率が上がるんです。

シエスタのメリット・デメリット

シエスタ制度を考える際、メリットはもちろんデメリットもきちんと知っておけば、納得して導入できますよね。

どのようなメリット・デメリットがあるのか、一緒に見てもらえると嬉しいです。

メリット

眠い時間帯に無理をしなくて済む

午前中お仕事を頑張ってお昼ご飯を食べると、睡魔に襲われやすいですよね。

コーヒーやガムなど様々な眠気対策で午後を乗り切る...このような人も多いはず。

シエスタは眠気を我慢せず、仮眠ではありますが思い切って眠ることにより、午後も覚醒状態でお仕事できます。

スッキリと気持ちの切り替えができる

集中力が切れたまま無理に頭を動かしても、本来の力を最大限に発揮しないままダラダラと時間を使うことになるため、非効率的ですよね。

シエスタで仮眠を取れば頭をスッキリさせられ、お散歩に行くなどのリフレッシュに比べてその場ですぐにできるのもポイントです。

午後のパフォーマンス向上に期待できる

お昼ご飯を食べた後は、眠くなったり午前よりもキビキビ動けなくなってきますが、シエスタを挟めば午後もシャキッとお仕事しやすくなります。

会社によってはお昼休憩の時間が11時台と早めに設定されていたり、人によって残業がある場合など、午後の方が労働時間が長いこともありますよね。

頑張りたいのに、思うように頭や身体が動かない...これでは午後の時間がもったいないので、お仕事を一日フルパワーで頑張るためにも、シエスタはオススメです。

採用活動で注目されやすい

シエスタ制度を導入している企業として、採用の応募者さんたちから注目され、候補に入れてもらいやすくなります。

ただ働き続けるのではなく、時間を効率的に使い、お仕事の生産性を上げられるよう取り組んでいる会社としてアピールでき、応募意欲をアップ。

そのため、シエスタ制度の導入は採用活動の戦略としても効果を発揮しやすいです。

健康経営につながる

心・身体・社会的な点で健康にある「ウェルビーイング」の考え方が企業にも広まっており、実際に、社員さんたちの健康があって初めて組織の健康・事業成功を生み出せますよね。

シエスタは、睡眠欲や疲れを我慢するような無理をさせず、身体が求めていることに素直に応えてあげることで、不調の元を断ち、健康を保って働きやすくなります。

デメリット

慣れないうちはなかなか浸透しない

休憩であっても、勤務時間中のお昼寝に抵抗がある人も、日本では少なくないかもしれません。

シエスタ制度を導入しました!と社内に周知しても、シエスタによる効果を体感したことがないと「寝る時間がもったいない!仕事を進めたい!」と思ってなかなか取り入れてもらえないことも。

導入・推奨する人事部や、各部署の上長が率先してシエスタを行えば、だんだんと社内に馴染み、全社員がシエスタしやすくなります。

環境によってはシエスタを行いづらい

企業によっては仮眠室を設置したり、仮眠専用チェアを導入しているところもありますが、専用の設備を用意せず小規模で始められるのもシエスタのいいところです。

しかし、自分のデスクで仮眠すると、周りの人に気を遣ったり、気が散って仮眠できないかもしれません。

休憩中も急ぎの仕事をする人や、読書・勉強に時間を使う人がいると「みんな頑張っているのに自分だけ寝るのは...」このように気が引けてしまい、結局名ばかりの制度に...。

休憩室を仮眠OKにしたり、椅子に座ったまま眠れる枕など仮眠用グッズを設置してシエスタを促し、上長がお手本を見せてあげましょう。

間違えると逆効果 熟睡するとパフォーマンスが落ちる

シエスタによる仮眠は方法を間違えると、目覚めた後のパフォーマンスが逆に落ちてしまうんです。

行うのはあくまでも仮眠なので、熟睡すると目が覚めた後も頭がぼんやりし、夜ぐっすり眠れずに起きた時のような倦怠感が残ります。

スッキリして午後のお仕事を頑張るために行なったシエスタの影響で、逆にお仕事しにくくなってしまっては、本末転倒ですよね。

15~30分を目安に浅い眠りで済ませるよう、各自でタイマーをセットするのもオススメです。

シエスタが合わない人もいる

一日のパフォーマンスを効率的に発揮できるシエスタですが、万人に合うとは限らないので注意が必要です。

お昼ご飯を食べたり午後になっても眠くならない人や、午前中と同じように働ける人、仮眠を取ると逆にパフォーマンスが落ちてしまう人もいるかもしれません。

シエスタによる仮眠は、慣れない文化を職場に浸透させることも大切ですが、無理に強要しても良くないため、加減が難しいところ。

はじめはみんなに実践してもらい、自分に合うか合わないかを確認してもらうのがオススメです。

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日本の企業でシエスタは導入されている?

実際にシエスタ制度を導入している企業は日本にもあり、多くの場合2012年頃から増えてきています。

勤務中の仮眠を取り入れている日本企業の例や、海外での導入についても一緒に見てもらえると嬉しいです。

三菱地所株式会社

仮眠制度を導入している日本企業でよく挙げられるのは、三菱地所さんです。

ビジネスインサイダージャパンでは、三菱地所さんの仮眠制度について詳しく掲載してくれています。

シエスタという名前ではなくパワーナップとして導入していますが、仮眠制度に変わりはありません。

専用の仮眠室を会社に設けており、お昼の時間帯となる12~15時に、15~30分の仮眠を推奨。

環境の改善で、仮眠に対する一人一人の意識改革もだんだんと広まったそうです。

GMOインターネットグループ

GMOさんでは、お昼の12:30~13:30に会議室をお昼寝スペースとして開放。

GMO Siesta」という名前で、お昼寝用のベッドやアイマスク、耳栓などを完備しています。

シエスタ用の部屋や施設を用意する余裕はなくても、GMOさんのように会議室を活用すれば、手軽にシエスタ制度を導入できますよね。

海外ではより本格的に仮眠環境を導入

アメリカのGoogle本社やスポーツメーカーのNikeなど、海外の大手企業はお昼寝制度を積極的に取り入れ、生産性向上を図っています。

Energy Pod(エナジーポッド)をはじめとした、様々な仮眠専用イスが開発されており、導入している海外企業が多いです。

お昼寝専用ポッドは決して安いものではなく、大企業での導入が目立ちますが、ポッドがなければシエスタできないわけではないため、無理して高い費用を掛ける必要はありません。

会社でシエスタを導入する場合の時間

ここまで、お昼寝のシエスタについて様々な角度から見て頂きましたが、実際に会社で導入する場合、どのくらいの時間お昼寝してもらうのがいいのでしょうか。

日本では、労働時間や休憩時間が労働基準法で決められていますよね。

規則についても考えながら、シエスタを導入する際の時間について、私と一緒に見ていきましょう。

仮眠の目安は15~30分

「短時間の仮眠」を目的としたシエスタなら、15~30分を目安に取り入れるのがオススメです。

ぐっすり熟睡すると、目を覚ましたあとも眠気を引きずってダラダラ過ごすことになってしまうため、15分や20分、長くても30分までにしておきましょう。

また、アイマスクや耳栓、座ったまま眠れる枕など、仮眠の質を上げるグッズを完備すれば、シエスタをもっと効果的に行なえます。

本場のシエスタと同じ「3時間」の導入は難しい?

スペインを中心に根付いていたシエスタは、13~16時を目安に行なわれており、本場のシエスタはお昼寝に限らず「何をしても良い時間」です。

もし、企業に3時間のシエスタを導入すると、あくまで休憩になるため勤務時間中の休憩時間が延びることになります。

3時間導入すると...9:30始業の場合
労働8時間+休憩1時間 9:30~18:30
 ↓
労働8時間+休憩3時間 9:30~21:30

基本的に日本の労働基準法で決められている勤務時間は、8時間の労働に加えて45分~1時間の休憩が一般的。

しかし休憩が3時間になれば、その分上記のように終業時間が遅くなりますよね。

「休憩をたくさん取れるなら、帰宅や終業が遅い時間になってもいい!」

このような考え方の社員さんが多ければいいと思いますし、実際にフリーランスや個人事業主で取り入れている方々もいるかもしれません。

もし会社に導入するとしても、強要ではなく選択肢として用意してあげましょう。

最後に。

ここまで、シエスタについて私と一緒に見ていただきありがとうございます。

日本ではまだまだ浸透していないシエスタ制度ですが、社員さんたちの健康や、生産性向上のためにも効果的。

大きな設備を用意しなくても、まずはデスクで15分の仮眠を推奨することから始めてみてほしいです。

サボりではなく生産性アップのためのお昼寝。

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2018年よりマッチングプラットフォームを運用支援。事業譲渡後は資料サービス「エンプレス」にて、お客様支援のために外部パートナーと協力する傍ら、自らもコラムを執筆して日々有益な情報発信に努め、すでに200万字を突破。
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