マッチングサービスの利益率はどのくらい?ビジネスとしての価値を考える

  • | 公開 2020.09.01

『マッチングサービス』を立ち上げた場合、どのぐらい儲けを出すことができるのか、私の経験から書かせて頂いています。
著者:sugiyama(@osugi_39)

商品と現金を直接交換するビジネスも多いですが、人と人・人と企業を繋げるマッチングビジネスも多いですよね。

小売も、商品と人を繋げているため、多くがマッチングの要素を持ったビジネスなんじゃないかなと思っています。

その中でも、人と企業を繋げるマッチングサービスを継続的に3年(2020年3月29日時点も継続中)関わってきた中で、うまく軌道に載せられれば、高い収益性を発揮できることを実感。

私自身も最初思っていた「マッチングサービスって儲かるの?」という疑問の考えを、実際に体験している情報を元に、メモとして残しておこうと思います。

この情報があなたのお役に立てれば嬉しいです。

マッチングサービスの収益は、どこから得ているの?

マッチングサービスの収益は、どこから得ているの?

「儲かるの?儲からないの?」という話をしようとすると、なぜか心のブレーキを踏みたくなりますが、誰かを幸せにして得られるお金ならば、正当な対価として受け取って良いと思っています。

悪いのは、相手のことを考えず法外で適正ではないお金を受け取る場合。

そしてマッチングサービスはというと、

  • 紹介料(マッチング発生時に課金発生)
  • 成約料(マッチングした相手と契約した場合に課金発生)
  • 登録料(マッチング機能を利用するために課金発生)

大きく分けるとこの3つのキャッシュポイントがある。

もう少し具体的な例も見てみたいと思います。

サービスキャッシュポイント詳細
引っ越し一括見積もり
紹介料紹介した会社の数だけ情報提供料として徴収
成約料引っ越しが決まった場合は成果報酬を徴収
登録料マッチングサービス利用で月額利用料を徴収
出会いアプリ
紹介料
成約料
登録料男性のみ月額利用料を徴収
アフィリエイトサイト
紹介料広告主のページへ送客するごとに徴収
成約料広告主のページで購入・申込などの発生で成果報酬を徴収
登録料

例として3つのマッチング系サービスを見て頂きましたが、それぞれでお金をもらえるポイントが変わってきます。

最初の引っ越し一括見積もりのように、課金発生ポイントが複数あると、マッチングサービスとしても利益が得やすく安定して儲けることが可能。

出会いアプリの場合は、一部でしか課金発生ポイントがありませんが、引っ越しと出会いでは、圧倒的に出会いの方がお客様の数が多いため、数の多さでカバーできます。

アフィリエイトサイトもそうなのですが、

  • お客様は少ない:1度の発生金額が高い
  • お客様は多い:1度の発生金額が小さい

このように、お客様が生涯そのことに対して、何度経験するかが重要です。

例えば結婚・住宅の購入・葬式などは、何度も経験することではないため、1度の金額が高くなりやすい。

恋愛(出会い)や食品の購入などは、日常的に発生し、誰もが何度も関係することなので、1度の金額が少なくなりやすい。

集客性と頻度によっても、マッチングサービスの形は大きく変わってきます。

このように、マッチングサービスを展開する業界によっても、収益性が変わるので、面白いですよね。

マッチングサービスの利益率はどのくらい?

マッチングサービスでは、いろんなお客様との接点(タッチポイント)からお金を生むことができます。

私が本業で携わっているリフォーム系のマッチングサービスでは、こんな成長をしてきました。

年度収益利益率
2017年度約-500万円-58%
2018年度約250万円6%
2019年度約2000万円25%
※ 利益率は、売上からかかったコストを全て引いた金額の割合。

本格的にやりだした2017年は、マイナス500万円…。

会社のお金で運営をしていたので、自分の懐が減ることはなかったですが、頑張って1年運営し続けたのに、500万円の借金を抱えている状態となっていたので、生きた心地はしなかったです…。

2年目には何とか年間の利益を合わせて250万円の利益。

そして3年目には約2000万円利益を得ることができ、今までの負債も帳消しにできたのは嬉しかったですね。

経済産業省が「売上高営業利益率」を調査した結果を出してくれていますが、以下のような利益率になっています。参考:商工業実態基本調査 3.売上高営業利益率

  • 製造業平均:4.0%
  • 卸売業平均:1.1%
  • 小売業平均:2.1%
  • 飲食店平均:8.6%

私の場合は、メンバーが10人に満たない組織で約25%の利益を得られたので、良い数値だと思います。

これも、固定費を抑えるために人を少なくして、インターネット上のサービスに特化した結果。

最初のシステムやオペレーションの整備がとにかく大変で、毎日問題の山積みでしたが、あるタイミングが過ぎると一気に利益が増えていくので、マッチングサービスはビジネスとしてはかなり優秀だと感じています。

もし、あなたがマッチングサービスを考えているのであれば、とてもやりがいがあると思うので、ぜひおすすめしたいです。
著者:sugiyama(@osugi_39

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