![パワポのスケジュール表の作り方!簡易版・詳細版を解説](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule.jpg)
いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。パワポのスケジュール表の作り方について一例を解説しているので、応用してあなた好みのスケジュール表を作りましょう。
ビジネスシーンで大活躍のパワーポイントですが、資料の内容によってはスケジュール表が必要になる機会も多いですよね。
しかし、パワポに慣れていない場合やスケジュール表を作ったことがない場合は、手が止まってしまうかもしれません。
スケジュール表は目的に応じて様々な種類がありますが、今回はその一部の作り方を、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。
下の画像のように、簡易的なスケジュール表・詳細なスケジュール表の2種類について、作り方をお伝えしています。
![作るスケジュール表](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-lineup.jpg)
\パワポのスケジュールテンプレート/
スケジュール表の種類
年間スケジュール
1年間のスケジュールや2~3年など長期のスケジュールは、企業の経営企画やプロジェクトの計画などに使われます。
数年のスケジュールを月ごとで表にすると、表のセル一つ一つがとても小さくなったり、スライド内の余白が狭く窮屈になってしまうため、1年・半年・四半期などざっくりとした単位で列を作ると見やすいです。
月間スケジュール
1か月や2~3か月など月単位でのスケジュールは、数か月で収まる小~中規模な制作・企画に使われます。
期間によりますが、1日ごとに列を分けることもあれば、1週目、2週目など週ごとの分け方、または大まかな見せ方で十分な場合は月ごとにしか列を分けない方法もあります。
週間スケジュール
1~2週間ほどの短いスケジュールは、スピーディーに始められるサービスの導入・納品フローなどに使われます。
一般的な表でも作れますが、ざっくりしたスケジュールであればフローチャートのようなスッキリしたデザインで作りやすいのも特徴です。
\ささっとスケジュール表を作りたい方へ/
パワポのスケジュール表の作り方【簡易】
![パワポのスケジュール表の作り方【簡易】](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-simple.jpg)
1~2週間ほどの簡単なスケジュール表について、作り方を一緒に見ていければと思います。
短期間のスケジュール表は様々な形で作れますが、今回は上の画像のような、表を使わずサービス導入の流れを説明する例を一緒に作っていきましょう。
1.資料全体のデザインに合わせる
資料やホワイトペーパーのスライド内にスケジュール表を入れるなら、デザイン的にフォントや配色など資料全体に合わせましょう。
また、もし各スライドに固定のデザインで見出しを置いている場合は、見出しのスペースでスケジュール表のスペースが決まるため、見出しを一番最初に作っておきます。
ほかのスライドが出来ている場合は、見出し部分のテキストや図形などのデザインを丸ごと範囲選択してコピーし、スケジュール表のスライドに貼り付けてテキストを変更すればOKです。
スライドマスターへ見出しのデザインを入れておくと、毎回スライドを増やすごとに、見出しをコピーしないで済みます。
![見出しを一番最初に作っておく](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-title.jpg)
2.テキストを配置する
![ワンセット](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-set.jpg)
今回のスケジュール表では、それぞれの流れを表す見出し・補足説明のテキストでワンセットに構成されていますよね。
そのためまずはワンセットを作り、それをコピーしてほかの見出しも作ってしまえば楽に進められます。
テキストボックスでテキストを配置
テキストにして配置する情報は、前もって整理したうえで書き出しておくと、デザインする時もスムーズです。
スライド上へテキストを配置するには、次の操作を行いましょう。
- 挿入
- テキスト
- テキストボックス
- スライド上をクリックorドラッグで範囲指定
- テキストを入力
![テキストボックス](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-text01.jpg)
![テキストボックス](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-text02.jpg)
![テキストボックス](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-text03.jpg)
見出し・補足説明のテキストができたら、見出しテキストは太めのフォントに変えます。
- テキストを選択
- ホーム
- フォントから選択
![フォント変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-font01.jpg)
![フォント変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-font02.jpg)
テキストを選択する時のコツ
テキストを選択する際、テキストボックスの中ではなくテキストボックスの淵(ボックスの線上)を選択すれば、変更内容がテキスト全体に反映されます。
テキストボックスの淵が点線の状態は、ボックスではなく中を選択しているサインで、その場合は「Ctrl+A」で全選択してからフォントを変更しましょう。
![テキストを選択する時のコツ](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-select01.jpg)
![テキストを選択する時のコツ](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-select02.jpg)
テキストをコピー
見出しと補足説明、2種類のテキストができたら、両方を選択して複製していきます。
- Shiftを押しながら2つのテキストを選択orマウスドラッグで範囲選択
- Ctrl+Shiftを押しながら下へマウスドラッグ
![テキストをコピーテキストをコピー](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-copy01.jpg)
![テキストをコピー](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-copy02.jpg)
複製ができたら、そのままF4キーを押せば同じ操作が繰り返されるので、必要な数だけF4キーを押しましょう。
あとは、それぞれのテキストを正しい情報に変えて、位置を調節すればOKです。
![テキストをコピー](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-copy04.jpg)
グループ化すると整列させやすい
パワポには、複数のテキストや図形を一つのグループにする機能があります。
- グループ化したいテキストをすべて選択
- Ctrl+G または 右クリック-グループ化
![グループ化](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-group01.jpg)
![グループ化](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-group02.jpg)
![グループ化](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-group03.jpg)
このように、見出し・補足説明のワンセットをグループ化してから複製すると、手動ではなく機能を使って正確に整列させやすくなるんです。
- 複製したグループをすべて選択
- ホーム
- 図形描画
- 配置
- オブジェクトの位置-配置
- 上下に整列
![整列](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-alignment01.jpg)
![整列](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-alignment02.jpg)
![整列](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-alignment03.jpg)
「上下に整列」の機能は、一番上と一番下のテキスト位置に合わせて間にあるテキストが整列してくれるので、手動の調整が不安・面倒な場合は使ってみてくださいね。
図形もセットにしてもOK
![図形もセット](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-set02.jpg)
今回はテキスト→図形の順に沿って作っていますが、テキストだけでなく図形も合わせてワンセットにし、一気に複製する進め方でも大丈夫です。
パワポを使いながら、あなたのやりやすい方法を探してみましょう。
縦書きテキストを配置
今回の例では、スケジュールの期間を表す縦書きのテキストも配置しています。
縦書きのテキストボックスを配置する場合は、次のように操作しましょう。
- 挿入
- テキスト – 「テキストボックス」ボタンの矢印をクリック
- 「縦書きテキストボックス」を選択
- 配置したい位置でクリックorドラッグで範囲指定してテキスト入力
![縦書きテキスト](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-vertical01.jpg)
![縦書きテキスト](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-vertical02.jpg)
あとはフォントを揃えるなど整えればOKです。
![縦書きテキスト](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-vertical03.jpg)
3.図形を配置する
テキストができたら、図形を作っていきましょう。
![図形を作る](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-simple.jpg)
見出しの左には小さな角丸四角形、その間には流れを表す線、一番下の線は流れの方向が分かるよう矢印にしています。
また、縦長の角丸四角形の長さで、ヒアリング・ご説明から運用開始までの期間を表すデザインです。
角丸四角形を配置
まずは、次の操作で角丸四角形を配置します。
- 挿入
- 図形
- 四角形 – 四角形:角を丸くする(左から2番目)
- Shiftを押しながらマウスドラッグ
![角丸四角形](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-square01.jpg)
![角丸四角形](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-square02.jpg)
角の丸さを調整
角の丸さは、黄色い丸をマウスドラッグで動かすと調整できます。
![角の丸さを調整](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-square03.jpg)
図形を傾ける
図形の上部に表示されている円を描いた矢印をマウスドラッグすると、角度を自由に変えられるので、動かしてみましょう。
![図形を傾ける](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-square04.jpg)
Shiftを押しながらマウスドラッグすれば、15℃ずつ回転してくれるので、この機能を使って90℃傾ければ四角形をダイヤ型に見せられます。
図形の配色を変更
図形はデフォルトの状態だと、青い塗りつぶし・黒い枠線で設定されているため、塗りつぶし・枠線の色を変更しましょう。
次の操作で、見出しに使われている色と同じ黄色に塗りつぶして、枠線は無しにします。
- 角丸四角形を選択
- 図形の書式
- 図形の塗りつぶし
- スポイト
- 見出しの黄色部分をクリック
- 図形の枠線
- 枠線なし
![図形の配色を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-paint01.jpg)
![図形の配色を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-paint02.jpg)
![図形の配色を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-paint03.jpg)
![図形の配色を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-paint04.jpg)
テキストと高さを揃える
四角形ができたら、見出しテキストと高さを揃えましょう。
四角形の中心の高さがテキストの中心の高さに来るよう、マウスドラッグで移動させていると、点線でオレンジ色のガイド線が表示されるため、そこでマウスを離せばOKです。
![テキストと高さを揃える](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-line.jpg)
もちろん配置-整列機能を使ってもいいですが、見出しテキストの位置がずれてしまう場合があり、その際は元の位置に調整する必要があるので注意しましょう。
角丸四角形を複製
作った角丸四角形を、2つ目の見出しに揃えるように複製します。
- 四角形を選択
- Ctrl+Shiftを押しながら下へマウスドラッグ
![角丸四角形を複製](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-squarecopy01.jpg)
マウスドラッグする時、一つ前の「テキストと高さを揃える」と同じように、オレンジ色のガイド線を参考にして見出しと同じ高さに配置しましょう。
最後にF4キーを必要なだけ押せば、同じ間隔で四角形を複製できるはずです。
![四角形を複製](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-squarecopy02.jpg)
線を配置
次は、四角形同士の間に線を引いていきましょう。
- 挿入
- 図形
- 線(一番左)
- Shiftを押しながら真下へマウスドラッグ
![線を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline01.jpg)
![線を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline02.jpg)
引いた線のデザインは、次の操作で「図形の書式設定」を開いて変えていきます。
- 線の上で右クリック
- 図形の書式設定(下の方)
![線のデザイン変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline03.jpg)
![線のデザイン変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline04.jpg)
図形の書式設定で線のデザインを細かく調整でき、今回は線幅を少し太めにして色もほかの図形に揃えました。
また、線の先端を丸にすることで、柔らかな雰囲気を出せます。
![線のデザイン変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline05.jpg)
線を中央に配置
線のデザインができたら、四角形と四角形の丁度真ん中に線が来るよう調整します。
マウスドラッグや方向キーで動かす場合は拡大すると調整しやすいため、Ctrlを押しながらマウスホイールを動かして拡大しましょう。
機能を使ってより正確に整列させたい場合は、次の操作で綺麗に整えられます。
- 正方形2つ・間にある線を選択
- ホーム
- 配置
- オブジェクトの位置-配置
- 左右中央揃え・上下に整列
![整列](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline07.jpg)
線を複製
ここも角丸四角形の複製と同じように、マウスドラッグで下へ複製して、F4キーでさらに複製すれば完成です。
![線を複製](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline08.jpg)
線を矢印に変更
一番下の線は、次の操作で下向きの矢印に変更します。
- 線を右クリック
- 図形の書式設定
- 終点矢印の種類(合う矢印を選択)
![線を矢印に変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline09.jpg)
長さも調節すれば、線の作成は完了です。
![線の作成完了](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalline10.jpg)
縦長の角丸四角形を配置
「ヒアリング・ご説明から運用開始までの期間が2~3週間」この情報を表すために、「ヒアリング・ご説明」から「運用開始」の見出しまで伸びる、縦長の角丸四角形を配置します。
「角丸四角形を配置」で見ていただいた方法と基本的には同じですが、マウスドラッグで四角形を作る時は、Shiftを押さずに作りましょう(四角形の作成でShiftを押しながらマウスドラッグを行うと正方形しかできません)。
![縦長の角丸四角形を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalsquare01.jpg)
重なり順を変える
恐らく今のままでは「2~3週間」のテキストが隠れてしまっていると思うので、テキストの奥に配置するために、次の操作で重なり順を変えます。
- 縦長の角丸四角形を選択
- ホーム
- 配置
- オブジェクトの順序
- 最背面へ移動
![重なり順を変える](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalsquare02.jpg)
位置を整列
縦長の角丸四角形に対して、「2~3週間」のテキストが真ん中に来るよう、方向キーで整えましょう。
または、次の操作でより正確に整列できます。
- 角丸四角形とテキストの両方選択
- ホーム
- 配置
- オブジェクトの位置-配置
- 左右中央揃え・上下中央揃え
![整列](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalsquare03.jpg)
四角形の黄色が濃い目なので、テキストの色は白にしました。
最後に、四角形の角の丸さや縦の長さを整えて完成です。
![四角形の完成](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-verticalsquare04.jpg)
\スケジュール表作りに時間を取られたくない方へ/
パワポのスケジュール表の作り方【詳細】
![パワポのスケジュール表の作り方【詳細】](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-detail.jpg)
ここまでは、簡易的なタイプのスケジュール表を作ってきましたが、今度は表タイプの作り方を一緒に見ていきましょう。
もちろん表タイプのスケジュールも、内容や期間などによって様々な作り方があります。
表の作り方を覚えておけば応用が利くので、一例として見てもらえると嬉しいです。
1.資料全体のデザインに合わせる
![タイトル部分は先に作っておく](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-heading.jpg)
簡易的なスケジュール表の作り方と同じで、タイトル部分は先に作っておくと、表のスペースがどのくらい使えるのかわかって作りやすくなります。
2.表を配置
メインの表は、次の操作で配置します。
- 挿入
- 表
- 表の挿入
- 列数・行数を指定してOK
![表を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table.jpg)
![表を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table02.jpg)
10列・8行に収まる場合は、下記のように直感的な操作で表が作れます。
![表を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table03.jpg)
3.テキストを配置
テキスト入力したいセルを選択すれば、そのまま文字を入力できるので、どんどん入力していきましょう。
![テキストを配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table04.jpg)
フォントを変更
フォントの種類や色は、次の操作で変えられます。
- 変更したいフォントを選択(今回は表全体をマウスドラッグで選択)
- ホーム
- フォントを選択・フォントの色を変更
![フォントを変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table05.jpg)
各行・各列の見出しに当たる部分は太文字にすると見やすくなり、今回は背景を濃い色にするため文字色を白くしました。
![フォントを変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-table06.jpg)
テキストの位置を変更
各セルに対するテキストの位置を変えるには「レイアウト」の設定項目を使います。
今回は一列目・一行目のテキストを各セルの中心に置きたいので、次の操作で位置を変更しましょう。
- テキスト位置を変えたいセルを選択(今回は表全体をマウスドラッグで選択)
- レイアウト
- 配置 – 中央揃え・上下中央揃え
![テキストの位置を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-textposition01.jpg)
![テキストの位置を変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-textposition02.jpg)
「レイアウト」だけではなく「ホーム」の「段落」でも同じようにテキストの位置が変えられるので、やりやすい方で設定してくださいね。
4.表のデザインを変える
![「テーブルデザイン」「レイアウト」](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-setting.jpg)
一つ前の「テキストの位置を変更」でも出てきましたが、表を選択するとパワポ編集画面上部に赤文字で「テーブルデザイン」「レイアウト」の設定項目が表示されます。
これら2つの設定項目で、配色や列・行の間隔、数の増減など、表のデザインを自由に変えられるんです。
今回は例として下の画像のデザインを作りますが、もちろん枠線を付けたり配色の仕方を変えたり、あなたの作りたいデザインで作ってみてくださいね。
特定の列・行の色を変える
表の一行目を、タイトル部分に使っている黄色と同じ色に変えるには、次の操作を行います。
- マウスドラッグで一行目を選択
- テーブルデザイン – 塗りつぶし
- スポイト
- 色を抽出したい部分をクリック
![特定の列・行の色を変える](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor01.jpg)
![特定の列・行の色を変える](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor02.jpg)
列の見出し部分(表の一列目)は様々な色を使っていますが、色の変更を適用したいセルごとに選択して、塗りつぶしの色を選択しましょう。
見出し以外も、見出しと色を統一させるために薄い黄色に変えています。
![特定の列・行の色を変える](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor03.jpg)
また、色を選択する際「テーマの色」「標準の色」の中に希望の色がなければ、下記の操作で色の設定画面を開き、細かく色を選べます。
- マウスドラッグで色を変更したいセルを選択
- テーブルデザイン – 塗りつぶし
- 塗りつぶしの色
- 色の設定画面から色を選択・調節してOK
![色の設定画面](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor04.jpg)
![色の設定画面](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor05.jpg)
![色の設定画面](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor06.jpg)
これらの配色設定を応用すれば、表の色を自由にデザインできます。
5.棒グラフを配置
![棒グラフを配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-detail.jpg)
今回のスケジュール表では「ガントチャート」と呼ばれる表のように、棒グラフで各項目の期間を表しています。
表の上に角丸四角形を配置すればOKですが、表を固定してから四角形を作ると進めやすいのでオススメです。
表を固定
次の操作で表が動かないように固定しておくと、棒グラフの作成や配置が楽になります。
- 表を右クリック
- ロック
![表を固定](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-tablecolor07.jpg)
ロックした後同じように右クリックすると「ロック」の項目が「ロックを解除」になっているので、簡単に固定状態を解除できます。
角丸四角形を配置
棒グラフとなる角丸四角形を配置します。
次の操作で図形を作って各行にどんどん置いていきましょう。
- 挿入
- 図形
- 四角形:角を丸くする(左から2番目)
- マウスドラッグで作成
![角丸四角形を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-bar.jpg)
![角丸四角形を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-bar02.jpg)
一つ作ってしまえば、コピーしてほかの棒グラフも簡単に作れて、マウスドラッグで横の長さも調節できます。
![角丸四角形を配置](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-bar04.jpg)
次の操作で、色や枠線、影を付けたりといった変更もできるので、あなたの作る資料にピッタリなデザインにしてみてくださいね。
- 四角形を選択
- ホーム
- 図形描画
- 図形の塗りつぶし・図形の枠線・図形の効果
![棒グラフのデザイン変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-bar03.jpg)
![棒グラフのデザイン変更](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2023/11/powerpoint-schedule-detail.jpg)
パワポのスケジュール表テンプレート
パワーポイントのスケジュール表は、意外と作る手間もあって、そこまで時間をかけたくありませんよね。
他にも作るスライドがたくさんある…。
そんな時は、24パターンのスケジュール表テンプレートを使い、資料作りを時短していくのがお勧めです。
![パワーポイント形式:スケジュール表のデザインテンプレートの一覧](https://enpreth.jp/wp-content/uploads/2024/02/detail518-sample.jpg)
上記画像をクリックすると、テンプレートが無料ダウンロードできるページに切り替わります。
最後に。
ここまで私と一緒に見ていただきありがとうございます。
作りたいスケジュールによって、スケジュール表の作り方が細かく変わってきますが、今回見て頂いたような図形や表の作り方を知っておけば、自由自在にスケジュール表を作れます。
あなたがパワポでスケジュール表を作る時の力に、少しでもなれれば嬉しいです。