「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。仕事のやる気は気持ちだけでなく、環境も大きく関係しています!
今日も頑張れそう
目標達成するぞ!
こんなふうに、いつでもやる気に満ち溢れていられればいいのですが、そうもいかないですよね。
- 今日は何だか全然やる気が出ない...
- 最近ずっと仕事する気が起きない...
- 自分の仕事のモチベーションって何だったっけ...
あなたはなぜお仕事のやる気が出ないのか、どのように対処していくと良いのか、毎日活き活きと働くためにも、私と一緒に見て頂けると嬉しいです。
仕事のやる気が出ない原因と対処法
なぜ仕事のやる気が出ないのか、あなたの中で思い当たることはありますか?
原因を大きく5つに分類してみたので、対処法も一緒に見ていきましょう。
原因1.疲れ
はしゃぎすぎたり寝すぎたりしても疲労は溜まるもので、毎日お仕事を頑張っていれば、なおさら疲れも溜まりやすいですよね。
デスクワークや立ち仕事の場合、長時間同じ体勢を取るため凝りやむくみで身体が疲れ、動き回る仕事の場合も、軽い運動をし続けるのと同じように体力を消耗します。
また、身体が疲れると「はぁ~、疲れた…。」こんなふうに心や精神的な疲れも感じるはずです。
身体が疲れた時は心も休息を求めているので、疲れを溜めたままでいるとやる気もでなくなってしまうのは当然かもしれません。
対処法
疲れの対処法は、溜めないことです。
楽しいことをしても身体に疲れは生まれるため、日頃から疲れを取る習慣が付いていないと、どんどん溜まっていく一方。
忙しい毎日は、食事を抜いたり睡眠時間を削ったり、どこか生活リズムが乱れがちですよね。
食事・運動・睡眠を適切に行なう・ゆっくりお風呂に浸かるなど、まずは健康の基本に立ち返ることを意識してみましょう。
原因2.ストレス
頑張って働いていると、ストレスも自然に溜まってしまいやすいですよね。
ストレスが溜まると、イライラしたり集中力が無くなったり、疲れも出てくるため、やる気も出なくなってきます…。
お仕事は思い通りにいかないことの方が多いものなので、あなたに合った方法で日頃からストレスを溜めないことが大事です。
対処法
疲れを取るのと同じように、最低限の健康管理に加えて、あなたがリフレッシュできることでストレス解消しましょう。
- 適切な食事・運動・睡眠
- ぐっすり眠る
- 湯舟にゆっくり浸かる
- ストレッチで身体を伸ばす
- 趣味や好きなことをする
生きている限り、ストレスと向き合い続ける必要はありますが、あなたの解消法で上手に付き合えれば、ストレスが原因で下がっているやる気も上げやすくなります。
原因3.不信・不満
上司が嫌い
きちんと評価してもらえない
会社の方針に納得できない
今の環境に対して不信感や不満があると、やる気なんて出ないですし、出そうとも思えないですよね。
上司が尊敬できる人だと、自分もこの人みたいになりたいな、この人のように頑張りたいなと思えたり、会社の姿勢や文化が好き・強く共感できると、自分だけでなく会社にも貢献したいと思えるはず。
対処法
上司も同僚も会社も大好きで不満は一つもない!という人は限られています。
会社は様々な人の思想が集まっているため、どこかしらに満足のいかない部分がある方が自然かもしれません。
不信・不満のある中で何か一つ頑張れる要素があれば、それをいつも念頭に置いたり定期的に噛み締めるとやる気も湧いてきやすいので、あなたの仕事のモチベーションを振り返ってみましょう。
もし、頑張れる要素がかき消されてしまうくらい不満の方が強い場合は、今のお仕事や会社が合っていない可能性があります。
原因4.今の仕事が合っていない
あなたは今の仕事に、やりがいや楽しみを感じていますか?
もしかすると、そもそも今就いている仕事があなたに合っていないから、やる気が出ない可能性もあります。
つまらないわけではないけれど、別の仕事に興味が出てきた。
辛さや苦労はないけれど、やる気も出ない。
このように嫌悪感がない場合でも、別の仕事の方がモチベーションを持って楽しく働けるかもしれません。
対処法
今の仕事に対して、どのような部分にやりがいや楽しみを感じているのか、そもそもやりがいを持っているのか、改めて考えてみてほしいです。
やる気が出ず悲観的になっているため「仕事に楽しい要素なんて一つもない!」と、すぐに決めつけてしまいがちですが、出来る限り冷静に自分の気持ちを客観視してみましょう。
仕事の中でもこの部分が自分に合わないだけで、ここはそこまで嫌じゃない…
よく考えてみたら仕事が合わないというより職場が合っていないのかも
初めから全否定せず、どこに原因があるのか細かく分析すると、間違った判断をせずに済みます。
原因5.今の会社や上司が合っていない
働いている会社、所属している部署、上司…これらがあなたに合っていないと、やる気が出ないのも無理はありません。
会社に所属している以上、その会社へ貢献する気持ちや理念への共感があるはず。
しかし、入社してみたら思っていたものと違ったり、段々方向性が変わったり、大きな事業転換でやりたいことが出来なくなる場合もありますよね。
また、上司の教え方や考え方があなたに合わず、納得できないけれど従わざるを得ない…このようにモヤモヤ・イライラした状態で一緒に働いていれば、やる気が出ないのも当然です。
対処法
会社が合っていなければ転職活動を始めてほしいですが、もし部署や上司がやる気の出ない原因であれば、まずは部署異動で解決できるかどうか考えてみましょう。
今の会社で解決できるならそれが一番なので、近いところから試してみるような感覚で進めていくのがオススメです。
難しそうであれば、転職活動をスタートしてほかの会社に触れてみましょう。
あなたの中ではなく外を変えよう
お仕事のやる気が出ない原因と、すぐにできる対処法を5つに分けて見て頂きましたが、ストレスを溜めない・仕事や会社が合っているのか考えてみるなど、原因によって向き合い方は様々ですよね。
そもそもやる気は「気持ち」の一種なので、自分の気持ち次第だと思って、やる気を出すにはどうすればいいのかもんもんと考えがち。
しかし、自分の気持ちに鞭を打って動かす方法を模索するよりも、自分の周りに視点を移してみましょう。
やる気が出る環境が整っていないだけ
原因が何であっても、すべてに共通して言えるのは「あなたのやる気が出る環境が整っていないだけ」です。
花の種は自分で根や茎を伸ばし、花を咲かせる力を持っていますが、土・水・栄養など、育つ環境が整っていないと自分の力を発揮できませんよね。
同じように、まずはあなたを取り巻く環境から変えてみると、あなたのやる気も出てくる可能性があります。
もちろん、休暇をとって心と身体を休める・ビジネス書を読むなど、あなたの中からやる気を引き出すことも大切ですが、それでもなかなかやる気が出ない場合は、周りの環境を「やる気が出る環境」に動かしてしまいましょう。
自分のモチベーションを忘れない
お仕事する時・選ぶ時の大前提として、自分のやる気のモチベーションをいつも忘れないことが必要です。
例えば、お客様を笑顔にすることにやりがいや喜びを感じるなら、それを常に念頭に置いて働きますが、落ち込むこと・嫌なこと・イライラ…働いていれば様々な困難やストレスが降りかかってきますよね。
この場合、お客様を笑顔にする喜びを忘れなければ、やる気は湧いてくるはずですが、それでもやる気が出ないなら「あなたがお客様を笑顔にするための環境」が整っていないだけ。
- 今の商材より○○でお客様を笑顔にしたいのかもしれない
- 上司の考え方が合わないのかもしれない
- 頑張りをきちんと評価してくれない会社の制度に不満があるのかもしれない
このように、モチベーションが湧き出る状態を邪魔してしまっている要素が、あなたを取り巻く環境にありませんか?
仕事のやる気が出る環境づくり
やる気が出る環境は、あなたが行動しなければ作れません。
どのようなことをすればいいのか、一緒に見ていきましょう。
心と身体を休める
半休、一日、連休…あなたの状態に合わせて休んでみましょう。
できれば半休よりも一日単位でお休みを取り、一日じっくり心を休めたり、お仕事から頭をしっかり切り離すのがオススメです。
もちろん、本当に突発的であれば半休を取って、すぐに仕事をストップするのもいいと思います。
今の仕事についてじっくり考える
もし、疲れで一時的にやる気が出ない状態ではなく、仕事に対してずっと心にもやもやがある場合は、お休みを機にじっくり考えてみましょう。
今の仕事をどう思っているのか、これからどうしたいのか、自分の気持ちとゆっくり向き合う時間は大切です。
やる気が出ない状態が続く場合
仕事のやる気が出ず、憂うつな気持ちが続くなら、仕事や環境が合っていない可能性があります。
仕事そのものは嫌いじゃないけど会社や上司が好きになれない
今の仕事にそこまでこだわりはない
ほかに興味のある仕事がある
このように思うなら、あなたの限られた人生の時間がもったいないので、部署異動や転職に動いてほしいです。
あなたが心から活き活きと働けるところへ行きましょう!
疲れやストレスが溜まりにくい環境にする
疲れ・ストレスは、どんな職場であっても少なからず生まれるものです。
しかし、健康を意識して日頃から解消するのはもちろん、一人一人が働きやすい環境づくりをしている会社を選べば、最小限に留められます。
- 労働基準法をきちんと守っている
- 無駄な残業をしない
- パワハラなどハラスメントがない
- 社員が働きやすい環境づくりに努めている
- 人材管理がきちんとできている
今の会社がこれらに当てはまらない場合は、様々な会社を見てみて、社員を大切にしている会社を探してみましょう。
自分に合った仕事や会社を選ぶ
仕事や会社が合わないことによってやる気が出ないなら、やる気の出る環境へ移りましょう。
スポーツで例えるなら、アウェイ(相手チームの本拠地)で試合を続けているようなもの。
厳しい環境に身を置いてでも目指したいものがあれば別ですが、そのような理由がなければわざわざやる気の出ない環境で働き続ける必要はありません。
自分にしっくりくる環境を選んで、あなたの本領を発揮するのがいいですよね。
やる気の源は?
そもそも、やる気とはどこから湧いてくるものでしょうか?
例えば、大掛かりなDIYで棚を作れる人は、次のようなところからやる気が湧いてくるかもしれません。
- 自分で作るのが好きだから
- インテリアが好きだから
- オリジナリティのある家具が楽しいから
- DIYの達成感が気持ちいいから
- 家族の役に立つことに喜びを感じるから(家族で住んでいる場合)
やる気は、好き・楽しい・嬉しいことから自然と生まれます。
仕事は全然やる気が出ないけれど、大好きな趣味ならやる気がどんどん湧いてくる人も多いはず。
このように「好きなこと」だから、やる気って湧き上がってきますよね。
好きな仕事をしているからやる気が出る
好きだからやる気が出る…そう考えると、お仕事が好きな人なら働くことにもやる気がでるということ。
もちろん、仕事が好きな人も疲れやストレスは溜まるため、時々やる気が出ない日もあるかもしれませんが、疲労回復・ストレス解消されれば、また好きなことに打ち込みます。
これは、好きな仕事をしているからやる気が出る…と言い換えられますよね。
つまり、あなたも好きな仕事をすればいいだけです。
今のお仕事について改めて考えてみてほしいのですが、好きなところや楽しいと思える部分はありませんか?
今の仕事にヒントがある
仕事なんて出来ればしたくない!
一ミリも好きなんかじゃない!
お仕事は辛いことがたくさんあるので、このように考える人が多いと思います。
- 毎日嫌いな上司と顔を合わせないといけない
- 無駄な会議
- 頑張っても評価されない
- 理不尽な要求
- 上司と部下の板挟み
やる気が出ないと嫌なことばかり頭に浮かんできて、好きな要素や楽しい瞬間なんて少しもないように感じるかもしれません。
しかし、好きなこと・楽しいと思えること・興味のあることが、今の仕事にも何かしらあるはず。
そもそもなぜ今の仕事を選んだのか思い出すためにも、もう少し私と一緒に見てもらえると嬉しいです。
何のために仕事をしているのか
どの時代も、人間社会は生活していくためにお金を稼ぐ必要があり、お金を稼ぐには働く必要がありますよね。
このように、お金を稼ぐのが仕事の目的ですが、仕事にはたくさんの種類があり、自分にできること・やりたいことで社会貢献し、その対価としてお金をもらいます。
お金稼ぎは全社会人に共通していますが、自分のできること・やりたいことは一人一人違うもの。
- 困っている人の力になりたい
- お客様を笑顔にしたい
- みんなが安心できる社会を作りたい
- じわじわ育てて大きく実らせることに魅力を感じる
- チームで団結して大きなことを成し遂げたい
- 尊敬できる人の下で学びながら社会貢献したい
- 未知の技術を研究して豊かな生活を支えたい
あなたはなぜ、今のお仕事を選んだのか覚えていますか?
何となく仕事している…
そんな大層な理由はない
今のお仕事を選んだ理由がとくに思い浮かばないかもしれませんが、業界・業種・職種…世の中は様々なお仕事で溢れていますよね。
たくさんの仕事の中から今の仕事を選んでいるのだから、何か理由があるはず。
好き・興味・得意・楽しめる要素がほんの少しでもありませんか?
「好き」からやる気が出る仕事
例えばIT業界に勤めているなら、ITに興味・得意・好きな部分がちょっとだけでもありますよね。
自分でサイトが作れるわけでもないし、最新のIT情報に詳しいわけでもないけれど、小学生のころから家のPCをよく使っていたから、何となくITに慣れ親しんでいて、IT業界なら仕事しやすいかも…
このようなふわっとした理由や興味でもいいです。
例のIT勤めの人にとっては、ITは基本的なレベルであればそこまで難しいと感じないかもしれませんが、ITがとても苦手・嫌いな人だってたくさんいます。
自分が興味のあること・少しでも楽しいと思えることは、やる気が勝手に、無尽蔵に湧いてきますよね。
仕事のやる気が出ないあなたは今、好きなことが出来ているか、出来ていないなら本当はどんなことがしたいのか改めて考えてみると、自分にとってやる気が出る環境とは何なのかが見えてくるはずです。
あなたが働く環境は「やる気が出る環境」になっていますか?