仕事が毎日不安になる原因は?心を軽くする解決策

  • | 公開 2021年04月27日
仕事が毎日不安になる原因は?心を軽くする解決策

「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。毎日がお仕事の不安でいっぱい...原因は一体何でしょう?

仕事をしていると、毎日毎日、不安な気持ちがずっと続く。

安心できないのが当たり前。

このような生活が続いていると、心や身体がボロボロになっていても、あなた自身で気が付けないかもしれません。

私もお仕事で、押し潰されそうになる程の不安を毎日味わっていた時期があり、どうすればいいのか分からないあの苦しみは、本当に辛いですよね。

あなたが笑顔になれる瞬間を、今よりちょっとでも増やすためにも、お仕事で毎日不安に苦しめられる原因や、どうやって不安を乗り越えればいいのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

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仕事が不安でたまらなくなる原因

お仕事の不安で支配されていると、心の糸がある日ぷっつりと途切れ、身体や心に深い傷を負ってしまうこともあります。

どうしようもない気持ちが辛くて辛くて、解放されたいのに目の前が見えなくて、毎日が本当に苦しいですよね。

なぜあなたは、こんなにもお仕事が不安なのか、原因を一緒に見ていければと思うので、あなた自身の中でも、原因を考えながら確認していってもらえると嬉しいです。

原因1.怒られる

先輩や上司に怒られるのが日常茶飯事だと、

「明日は何のことで怒られるんだろう。」
「会社に行くのが怖くてたまらない...。」

このように、お仕事が不安の塊となってしまいますよね。

しかし、毎日のように怒られてしまうのは、一体なぜなのか、ちょっと冷静になって、考えてみましょう。

なぜ怒られるのか

先輩や上司があなたに対して怒るのは、あなたが何か間違ったことをしているから...と考えるのが自然です。

ミスがあったら、次は間違わずに進められるように正す。

あなたのことを教育してくれる人の立場として、当然のことだと思いますが「怒り」って、恐らく何回もミスが続いた場合に出てくる感情ですよね。

怒りっぽい人や、かなり大きなミスをしない限り、1回目や2回目は、

「ここ間違ってたから、次からは気を付けよう」

こんなふうに、注意や指摘をしてくれるはず。

先輩や上司はどんな怒り方?

もし、あなたがミスを改善しようとしているのに、なかなか減らない場合は、あなただってもどかしいですよね。

きちんと部下に寄り添ってくれる先輩や上司なら、なぜミスが減らないのか、どうしたら改善できるのか、あなたと一緒に考えて、徐々に良くしようとしてくれるはず。

そのための怒りなら、あなたの成長にも意味が出てくると思いますが、ミスを見つけてとにかく叱ってくるだけなら、何の意味もありません。

「何でこんな事もできないんだ」なんてお説教をする上司もいると思いますが、あなたに寄り添える上司なら「なぜできないのか」をちゃんと一緒に考えてくれます。

しかし、あなたを教育する気がなかったり、一緒に成長しようと思っていない上司なら、「何でこんな事もできないんだ」この言葉をただ上から浴びせるだけ。

自分の感情をぶつけているだけであって、あなたにとっても上司にとっても、何の意味もないですよね。

ただ怒りを浴びせてくるだけなら、あまり良い上司とは言えないので、耐えられそうにないなら環境を変えるべきだと私は思います。

「なぜできないのか」を考えてくれる上司の中にも、高圧的な態度で迫ってくる人もいるため、あなたと同じ目線で接してくれないと思ったら、もっと良い職場環境を探すのがオススメです。

原因2.自分を持ってない

あなたは、自分をしっかりと持っていますか?

「自分」を持つことは、難しく言うと「アイデンティティ」「自己同一性」なんて言ったりしますが、要するに「自分らしさ」がある事。

自分というものがフワッとしていたり、人に流されやすかったりすると、お仕事で不安になってしまいやすいです。

思考や行動などが誰かに左右されすぎていると、何をするにもあなた一人では動くことができなくなってしまいます。

お仕事はとくに、何かを判断する場面の連続ですし、上司や同僚、取引先、お客様など、様々な人たちに関わってくるため、偉い立場ではなくとも、自分自身で考えて進める必要がありますよね。

そのため、自分を持っていないと、お仕事は常に不安で決断もしにくく、スムーズに進めることができないかもしれません。

自分を持つのはダメなことじゃない

自分を持つことに対して「自分勝手」「自己中心的」といったイメージがあると、いつも誰かに物事を決めてもらう事が多いと思います。

しかし、自分を持つことは、決して悪いことではありません。

もし、自分を持つことが自分勝手だとするなら、あなたの代わりに決断を下してくれるみんなが、自分勝手な事になってしまいますよね。

むしろ「自分勝手な人間になりたくないから、誰かに決断してもらう」こちらの方が、自分勝手とも考えられるかも。

何かを決める時は責任が生まれるので、決断した結果が失敗に繋がることを不安に思う気持ちは、とっても分かります。

でも、失敗してもいいんです。

失敗するほどあなたは強くなり、人として成長していくので、ずっと成功しかしていない人よりも、ずっと深みのある、分厚い人になっていきますよ。

原因3.ネガティブに考えがち

お仕事が毎日不安なあなたは、お仕事以外のことも、ネガティブに考えやすいかもしれませんね。

ネガティブといっても、様々な角度のネガティブがあると思うので、それぞれ一緒に確認していきましょう。

自信がない自分に自信が持てないと、お仕事でも常に自信がなく、不安な状態が続くと思います。「とりあえず出来たけど、これでいいのかな...。」「一生懸命やったつもりだけど、ダメな気がする...。」自信のなさは、あなたに関わる物事の多くを、ネガティブに考えてしまいますよね。
意見や情報に
左右されがち
血液型占いや星座占いを見て「自分はこういう性格なんだ...」と、悪い部分にばかり意識が向いてしまったり、就職・転職活動などで行なう自己分析や適職診断の結果でも、数値やグラフの低い部分を見て、自分の劣っているところが気になってしまう。自分のダメな部分が指摘されると、周りに迷惑をかけているのかと、心配になってしまうと思います。
自己肯定感が少ない自分のことを褒めたり認めたりできないと、どんどんネガティブな考え方で、頭が埋め尽くされてしまいます。何かを達成できた時も「まだまだこんなんじゃダメだ」と、褒めるどころか追い詰めてしまうかもしれませんね。

このほかにも、たくさんのネガティブがあると思いますが、どれも自分を否定してしまっていますよね。

あなたにとって自分を肯定するのは、ものすごく難しい事に思えるかもしれません。

しかし、あなたは毎日不安に怯えながらも、頑張ってお仕事しているのだってすごいことですし、不安を何とかしたくて、スマホやPCで調べるのだって、偉いです。

「全然偉くなんかない...」そう思うのは、きっと自分以外の誰かと比べているから。

あなたが今、毎日お仕事でやっている作業は、全部あなたの「できる事」ですよね。

恐らく、自分には出来なくて誰かには出来る事ばかり、気にしてしまうと思いますが、「自分には出来なくて誰かには出来る事」って、誰しもが持っていると思います。

周りの人たちができる事だけではなく、あなたができる事を、正面から受け止めてあげてください。

原因4.評価されない(昇進・昇給がない)

お仕事を頑張っていても、なかなか昇進せず、お給料も変わらないと、様々な不安がジワジワと押し寄せてきますね。

  • 今後のキャリアプランはどうしよう...。
  • 信頼されていないのかな...。
  • このままこの会社にいて大丈夫かな...。
  • 正当な評価はされているのかな...。

お仕事の評価はお給料に繋がり、生活に関わるのはもちろん、頑張りが認められないと、モチベーションも無くなってきてしまいます。

今の会社で頑張っている意味が分からなければ、このままでいいのか、暮らしそのものが不安でいっぱいになってしまうはずです。

評価制度は正当?

「自分の実力では評価もしてもらえない?」

こんなふうに考えると、今のお仕事だけでなく、社会人にも向いていない...なんて考えてしまうかもしれません。

恐らく、上司と定期的に、評価の面談などを行なうと思うので、なぜ昇進や昇給がないのか、具体的な理由を聞いてみてほしいです。

聞けない場合は、評価制度を改めて見直して、評価が上がらない理由をハッキリさせることが、まずは大切だと思います。

お仕事の評価制度は、会社によって違うと思うので、あなたが今いる会社の評価が、正当とは限りません。

「これだけ頑張って、この評価?」と、疑問を感じたら、もう少しほかの会社に視野を広げてみるのもオススメです。

原因5.成果が出ない

お仕事内容によっては、成果が数ヶ月、数年単位も先にならないと分からない場合もあると思います。

頭では分かっていても、心は不安で押し潰されそうになりますよね。

また、どれだけ改善策を取ってみても、なかなか実を結ばず、上司や同僚さんたちからの視線も厳しくなってくると、もう不安でどうしようもない。

...毎日が怖くてたまらないですよね。

頑張れるかどうか

周りからのプレッシャーが怖くて、心が耐えられない場合や、不安で体調を崩してしまっているなら、一旦お休みをもらいましょう。

「休んでなんかいられない!」と思うかもしれませんが、一度立ち止まって、心を落ち着かせることも大切です。

もし、不安を通り越して、今のお仕事が嫌いになってしまっているなら、別のお仕事を探す選択も視野にいれていいと思います。

ただし、不安で仕方がないけれど、頑張りたい気持ちが残っているなら成果が出ない原因を根気よく探ったり、思い切って方向転換することも必要。

一度止まって、お仕事だけでなくあなた自身の気持ちも含めた、全体を見渡してみて、今後あなたはどうしていきたいのか、素直な心で考えましょう。

原因6.会社が不安定

あなたの勤める会社の業績が不安定だと、お仕事にも手が付かないですよね。

このままここにいて大丈夫なのか。
突然クビにされないか...。

あなたの生活にも直接関わる問題なので、毎日不安になるのも当然です。

今は、時代の急激な変化で事業縮小や倒産なども他人事ではなくなってきているため、余計に不安だと思います。

いつでも動ける支度を

今の会社をすぐに辞めるつもりがなくても、転職をする「準備」だけなら、今からやっておけるはず。

追い詰められてからじゃないと動けない...このような気持ちも、すごく分かります笑

しかし、解雇や倒産が決まってから、慌てて求人情報を見始めたり、急いで転職をしても、会社選びが上手くいかずに続かなかったり、もっとじっくり見ておけばよかった...と、後悔してしまう恐れも。

会社が不安定になっている今が、すでに追い詰められている状況です。

未来のあなた自身を助けてあげる気持ちで、勤め先を移る支度をしておきましょう。

原因7.ハラスメント

ハラスメントとは、相手が嫌がる行為の事ですが、パワハラ、セクハラ、モラハラ...リモートワークならではのリモハラなど、今はあちこちでハラスメントが発生している時代。

簡単にハラスメントと判断するのは良くないと思って、我慢してしまう場合もあるかもしれませんが、あなたが嫌な思いをしている時点で、ハラスメントを疑ってほしいです。

私は、新卒時代に上司からパワハラを受けていましたが、これは今だからこそ言えることで、当時は自分が受けている事が、パワハラだという自覚すらありませんでした。

ハラスメントは、お仕事を頑張ろうとしているあなたの邪魔をするものですし、お仕事に支障をきたすだけでなく、あなたの心や身体にも、深い傷を負ってしまう可能性だってあります。

「自分を想って注意してくれているんだ。」
「自分が仕事できないから悪いんだ...。」

こんなふうに自分を追い詰めず、職場で頼れる人に相談したり、家族や友人でもいいので、誰かにちょっと話してみてほしいです。

第三者の視点を入れることで、あなたが持つお仕事の不安も、晴らすことができるかもしれません。

人に相談するのが苦手なら「相談」ではなく「確認」すると思って、あなたが遭っている状況がハラスメントじゃないか、信頼できる人に聞いてみるのがオススメです。
エンプレス編集部:fukuyama(@pl_enpreth)

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仕事に不安を感じることは普通?

仕事に不安を感じることは普通?

生きていれば、誰でも不安になる事がたくさんあるように、お仕事だって不安の連続。

しかし、あなたが毎日感じている、ものすごく大きな不安も、誰にでもあることなのか...気になってしまいますよね。

みんなのお仕事に対する不安について、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

みんな、不安な中で仕事をしている

お仕事に対する気持ちで、不安を持っていない人って、きっといないんじゃないかなと、私は思っています。

今のお仕事が好きで、楽しい人でも、不安がないってわけではないはず。

どんなに安定した業界であっても、何が起きるかわかりません。

あなただけではなく、みんなもそれぞれの不安を感じながら、お仕事しているんです。

不安が「毎日」なら危険かも

お仕事が不安なのは普通なこと...こんなお話を見てもらいましたが、毎日、毎分、毎秒と、四六時中お仕事の不安があなたを襲ってくるなら、危ない状態かもしれません。

一時の達成感や喜びもない。不安で心が毎日苦しい。

決して、健康な状態とは言えないですよね。

また、次のように、お休みの日までお仕事のことを考えてしまったり、お仕事の不安が原因で不眠症になってしまうことも。

休日も仕事のことで
頭がいっぱい
お休みの日まで、お仕事のことが頭から離れないと、休日の意味もなくなってしまいます。好きでお休みの日も仕事がしたいなら別ですが、しっかり休みたいのに、気が付くと仕事のことばかり考えている...これでは毎日憂うつで、あなたの人生を楽しめてはいないですね。
眠れない毎日お仕事で頭の中を支配されていると、眠りにつくことも出来なくなってきます。眠りたいのに眠れず、何度も寝返りを打って、気が付いたら外が明るくなってきてる。寝不足でお仕事をすれば、さらに業務が上手く進まず、またお仕事で頭を抱えることになり、悪循環に陥ってしまいますよね...。

お仕事に対して不安を持つのは普通だけど、みんな毎日頑張って働いているんだから、自分も頑張らなきゃ...。

このように考えてしまうかもしれませんが、ここは、周りと比べるのではなく、あなたの心を冷静に見てあげてほしいです。

ずっと働いていても、嬉しい気持ちや喜びを味わう瞬間なんてない。
頑張っても頑張っても、24時間毎日不安が心にへばりついて、上手く息もできない。

あなたが、このような気持ちでいっぱいになっていると、正常な判断もしにくくなっていると思いますが、これは決して良い状態ではありません。

不安は常にあるけれど、何かを成し遂げた時にはちょっと一息つけたり、自分を褒めてもいいかなと思えたり、思いっきり喜べることもある。
不安がなくなる事はないけれど、お仕事が楽しいと思える。

本来なら上記のように、不安はあっても、その不安と上手く付き合えているような感じ。

今のあなたはきっと、不安と付き合えているより、全身まるごと呑み込まれてしまっていますよね。

お仕事に毎日不安を覚えるのは、甘えでも逃げでもないので、まずは不安を認めることも大切です。

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仕事で毎日不安になると起きる症状

仕事で毎日不安になると起きる症状

来る日も来る日も、お仕事の不安が自分の底にずっと溜まっている。

そんな生活を送っていると、健康からはどんどん離れていってしまいます。

あなたの身にも、すでに悪影響が出ているかもしれないので、心と身体の状態を確認しながら、一緒に見てもらえると嬉しいです。

体調が悪くなる

あなたの身体は今、健康な状態ですか?

  • 風邪を引きやすくなった
  • 頭痛が起きやすくなった
  • 目が乾きやすくなった
  • 眠れない
  • 微熱が続く
  • 吐き気・気持ち悪い
  • 抜け毛が増える

これらの症状は「ただの体調不良」として片付けられてしまいやすく、あなた自身でも、ちょっと疲れてるだけ...と考えがち。

お仕事の不安はストレスになり、心の苦しみが身体に表れることがあります。

また、身体の震えや動悸、突然涙が出るなど、いつも違う症状がある場合は、とくに心が助けを求めていると思ってほしいです。

一時しのぎで解決しない

お仕事の不安によって体調を崩すと、免疫力が落ちたり、いつもより症状が長引いたり、今まで掛かった事のない不調が起きたりします。

ちょっとでも「おかしいな」と思ったら、迷わずお休みを取りましょう。

また、お休みして回復して、またお仕事に復帰...これで解決すればいいですが、原因がお仕事の不安なら、根本的な解決にはなっていないですよね。

あなたがお仕事で不安になる原因を、あなた自身でしっかり把握して「不安しかない」毎日から、少しずつ抜け出してほしいです。

心が弱まってしまう

不安は誰にでもあるものですが、毎分毎秒不安だけが続くと、心は段々と弱まってきてしまいます。

  • 様々なことをネガティブに考えてしまう
  • 偏った判断になりがち
  • 自分を見失う

お仕事だけでなく、プライベートでも不安に苦しめられ、あなたの暮らし、人生そのものが、どんどん暗い海の底に沈んでいってしまうんです。

あなたは今まさに、溺れかけているところかもしれませんね。

でも、ちゃんと、這い上がりたいって、心の底では思っているはずです。

あなた自身を抱きしめて

あなたの目の前に「仕事が毎日不安で仕方ないんです...。」そう言って、泣きながらうずくまっている人がいたら、どうしますか?

隣に座って話を聞いてあげたり、抱きしめてあげたり、大丈夫って声をかけてあげるかもしれませんね。

不安で心が弱まっているあなた自身にも、同じことをしてあげてください。

心がしぼんでいくと、自分を責める自分も出てきてしまいやすいです。

でも、誰かにやさしくするのと同じように、あなた自身にも寄り添ってあげましょう。

また、なかなか心の症状が良くならなければ、メンタルクリニックなどに掛かってみるのもいいと思います。

抵抗がなければで大丈夫なので、お医者さんの専門的な視点で一度診てもらうだけでも、気持ちが少し軽くなるかもしれません。

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心に不安が生まれる条件

心に不安が生まれる条件

そもそも、不安はなぜあなたの心に生まれるのでしょう。

今のあなたは、お仕事で毎日不安の大波に呑まれ、泣きながらぺしゃんこの状態で這いつくばっている状態ですよね。

あなたのことを呑み込んでいる不安のことを、もう少しよく知ると、不安と上手くお付き合いできるようになるかもしれません。

私と一緒に、不安が生まれる事について、詳しく見ていければと思います。

不安になりたがってる?

ちょっと変な言い方をしますが、あなたは不安になりたがっているのかもしれません。

いやいや、その逆だよ!...と、怒られてしまいそうですが、安心したいからこそ、不安を探していませんか?

きっと、あなたは常に安心していたいですよね。

もちろんあなただけでなく、誰だって、いつも安心していたいものです。

不安に脅かされず、毎日心穏やかに、笑って過ごしていたい。

たぶん「安心しかない暮らし」を求めていると言い換えても、あまり否定はできないんじゃないでしょうか。

不安で苦しんでいるからこそ、完璧な安心が欲しいと思いますよね。

でも、完璧な安心なんて、果たしてこの世界にあるのでしょうか。

ずっと続く安心なんて、誰にもない

毎日コツコツ、地道な努力を続けて、億万長者になった人はいるかもしれませんが、完全・完璧な安心を手に入れた人って、多分いないと思います。

仕事に不安を感じることは普通?」でも一緒に見てもらいましたが、人はみんな、不安と闘い続ける生き物です。

もちろん、あなたと同じように、安心したいからこそ不安と闘いますが、この闘いに終わりはありません。

これは、あなただけでなく全人類に共通しているはず。

不安のお世話をしてあげる

ちょっと考えてみてください。

もし「不安」な感情が存在しなかったら、同時に「安心」な感情も、存在しなくなる気がしませんか?

不安があるからこそ、安心があると、私は思っています。

だからこそ、不安を敵として見るのではなく、上手くお付き合いするんです。

不安のお世話をする感じ。

そうやって、上からでも下からでもなく、あなたの不安に正面から向き合ってあげると、段々お世話の仕方、付き合い方もわかってくるはずです。

安心が来ても、その次に来る不安に怯える

不安があるから、安心がある。

この2つを、山と谷のように繰り返しながら、あなたの人生は進んでいきます。

谷(不安)「明日の打合せ、上手くいくか不安だな...。」
山(安心)「とりあえずは乗り切った...。」
谷(不安)「でも、この案件最後までちゃんと進められるかな...。」

何かに対する不安があって、それが晴れれば安心がやってきますが、安心の次にはまた不安があり、その次にはまた安心が控えていますよね。

あなたの心は毎日毎日、お仕事の不安で溺れている状態なので、安心なんてないと思うかもしれませんが、プライベートになら、ほんの少し安心できる瞬間もあると思います。

でも、不安の海に全身が浸かる毎日を過ごすあなたにとって、一瞬の安心なんて、ほんの気休めでしかない。

「不安になりたがってる」と近いかもしれませんが、もしかするとあなたは、不安に怯えているからこそ安心したくないのかもしれません。

安心が来るのは、不安が来る合図でもある。

一時の安心なら、ずっと不安でいい。

持ち上げられて落とされた時の、心のダメージを負うのが、怖いんですよね。

不安の順番が来ても前を向く練習

私は、お仕事で不安になったり、気持ちがどん底に落ちてしまった時は、出来る限り「不安の次には必ず安心が待ってるよ」と、自分に言い聞かせるようにしています。

安心が来るのは、不安が来る合図なのと同じように、不安が来るのは、次に安心が控えている合図。

毎日ずっとお仕事の不安に呑まれているなら、安心を感じる時は、プライベートの1割...もしかすると1割にも満たないかもしれませんが、それでも貪欲に安心を求めて、不安の崖を登ろうと藻掻きます。

不安をエネルギーに変える

一番最初に、お仕事で不安になる原因を一緒に見てもらったと思いますが、あなたの原因は見えてきましたか?

もちろん、私が挙げたもの以外に、原因があるかもしれませんが、原因が分かってきたら、それは不安から抜け出すための出口に繋がっていますよね。

つまり、あなたの感じている不安そのものが、不安から出るための原動力になるんです。

上司や先輩に怒られることが、お仕事を不安に思う原因となっているなら、なぜ怒られるのか、上司や先輩はどんな怒り方をしているのか、どうすれば解決できそうか、頑張って考えるためのエネルギーになります。

不安は、不安でしかないと思わずに、何かに変換してみてください。

その一つとして、エネルギーに変えるのが、私はオススメです。

人生という映画を見る

あなたは今、毎日止まずに押し寄せる仕事の不安しか、見えなくなってしまっているかもしれません。

これは、不安の真っ暗闇に落ちた時に、私がよくやる方法なんですが、人生単位で自分の不安を俯瞰(ふかん)して見て「ああ、今すごくいいところだ」と思うんです。

あなたの人生を、一本の映画に例えてみてください。

主人公がどん底にいる時って、映画としてみると「あそこは良いシーンだ」なんて語られたりしませんか?

どん底を味わっている主人公本人からすれば、もう不安にまみれて最悪なんですが、1本の映画としては、すごく魅力的なシーン。

このどん底があるからこそ、後のストーリーが盛り上がります。

こんなふうに、あなたが今感じているお仕事の不安だけでなく、人生全体が見える位置まで離れた場所で、あなたの人生を見てみると「自分の人生は今、すごくおもしろいところだ」と思えないでしょうか。

もちろん、この映画はまだ途中までしか出来ていないですよね。

今後の主人公...あなたのストーリーはどうなるのか、ちょっとワクワクしてきませんか?

映画をここから盛り上げられるのは、主人公のあなたですね。

『人生』という映画の、主演・監督はあなたってことですね!
エンプレス編集部:fukuyama(@pl_enpreth)

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今の会社はあなたに合ってる?

今の会社はあなたに合ってる?

人生というタイトルの映画で、あなたは主人公です。

今は、毎日お仕事が不安でたまらないシーンですが、ここから映画を盛り上げていくには、お仕事の不安から抜け出す必要がありますよね。

ここまで一緒に見てもらったように、毎日お仕事が不安になってしまう原因を突き止め、それを元に、真っ暗な日々から脱出するのがいい方法だと思います。

この時、不安の原因が何なのかを既にしっかり考えてもらったのなら、最終的な答えが「会社」にたどり着く場合もあったんじゃないでしょうか。

お仕事と会社って、家族とお家みたいに、とても密接な関係なので、お仕事が不安になる原因をたどっていくと、会社に行きつくのも不思議じゃないはずです。

毎日続くお仕事の不安から脱出する時、会社がどのように関わっているのか、私と一緒に見ていければと思います。

今いる会社が「普通」だと思わないで

あなたが今勤めている会社が「普通」だとは、決して思わないでほしくて、そもそも、普通なんてものはないと思っています。

A社はリモートワークが普通でも、B社は出社が普通。

その会社の中だけの常識であって、世の中に数えきれないくらいある会社すべての常識ではありません。

会社を「部屋」に、社内の常識を「部屋の電気」に例えてみましょう。

一つの部屋の中にずっといると、別の部屋は見る事ができませんが、あなたは毎日不安で押し潰されそうなので、見ようとする余裕もないですよね。

毎日その部屋で過ごすあなたは、部屋の電気に対して、それで明るいと思っているかもしれませんが、ちょっと隣の部屋を覗いてみたら、今いる部屋とは比べ物にならないくらい明るかったとします。

もう一度、あなたのいる部屋の中を見てみると、すごく暗く見える。

今までの明るさが普通だと思っていたのに、本当はあんなに明るい電気があるんだと、気付かされるんです。

会社が合っていないと思ったら

もし、今の会社は自分に合っていないんじゃないかな...と思ったら、あなたに合う会社に行った方がいいですよね。

あなたが会社に合わせる必要なんてありません。

部屋と電気で例えるなら、あなたに合った明るさの部屋へ移ること。

今いる部屋より、隣の部屋の方が電気が明るく、むしろ今の部屋は暗すぎたことに気が付くかもしれませんが、明るければいいわけでもありません。

電気の光が強すぎて眩しいくらいなら、あなたに合っていないですよね。

暗すぎず、明るすぎず、あなたが快適で穏やかに過ごせる明るさでないと、ただギラギラに明るい部屋へ飛び込んでも、すぐに部屋から出たくなってしまいます。

会社も同じで、ただ有名で大きな企業に移ればいいわけではなく、あなたに合った会社を探しましょう。

面接・面談でしっかり確認しておく

会社の選考で、面接や面談といった、企業さんとお話しするところまで来たら、今の会社と同じ目に合わないための確認をしましょう。

例えば、評価制度に納得できず、毎日お仕事が不安で仕方ない場合は、今の会社を辞めたい理由、転職に至る経緯などを話す時に、そのまま伝えるのがいいと、私は思います。

転職したい理由などは聞かれず、志望動機を聞かれた場合は「御社なら、社員一人ひとりをしっかり見て、正当な評価をして頂けると感じた...」こんな具合で、今の会社の状況を反面教師にした理由をお話しするといいかもしれません。

面接・面談担当の人によっては、掘り下げる質問をしてくれると思うので、そこで今の会社に感じていることを伝えてもいいですし、うまくまとめられそうなら、志望動機と一緒に話してもいいですよね。

そもそも「今の仕事」はあなたに合ってる?

会社があなたに合っていないかもしれない...このようなお話しを一緒に見てきましたが、そもそも、今あなたが就いているお仕事も、合っていない可能性だってありますよね。

お仕事が自分に合う・合わないの判断基準にしやすいのは、ちょっと単純ですが「あなたが頑張れるかどうか」。

あなたは、これからも今の職種でお仕事を頑張ることができそうですか?

もし、転職して会社を変えるとしても、職種は今のままで大丈夫?

「まだまだ、この仕事を続けたい!」と思うなら、新しい会社で突き進むのがいいと思いますが「このタイミングで変えてみても良いかもしれない...。」ちょっとでもこのような気持ちがあるなら、ほかの職種も選択肢に入れた方がいいですよね。

一つの職種を極めるのも、もちろんとっても良い事ですが、ほかにも興味のあるお仕事があるなら、どんどん飛び出してみるのが、私はオススメです。

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最後に。

ここまで、私と一緒に見ていただきありがとうございます。

お仕事の不安が、帰宅後も、お布団の中も、休日でさえも、あなたにへばりついて離れないと、いつ心や身体に限界が来てしまうか分かりません。

お仕事は、あなたの人生を支配するものではなく、あなたの好きな事や得意な事を活かして、人生を豊かにするもの。

あなたの人生は、お仕事の中に閉じ込められているわけじゃないはずです。

あくまであなたの人生があって、その中にプライベートとお仕事が入っていますよね。

そのため、お仕事を頑張る事よりも、毎日を黒く塗り潰している不安を取り去って、うまくお付き合いしていく方が先。

もっと、あなた自身の人生を、大事にしてあげてくださいね。

あなたの持つお仕事の不安が、このページでちょっとでも軽くなれば嬉しいです。

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著者:エンプレス編集部 fukuyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2018年よりマッチングプラットフォームを運用支援。事業譲渡後は「エンプレス」にて、お客様支援のために外部パートナーと協力する傍ら、自らもコラムを執筆して日々有益な情報発信に努め、すでに220万字を突破。
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