「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。行きたくない会社に行くのが、当たり前になっていませんか?
一日の始まりは、仕事の始まりでもありますよね。
会社に行きたくないと、毎朝が憂うつな気持ちでいっぱいになります。
朝目が覚めれば、寝起きにも関わらず、布団の中で頭をフル回転させて、何とかして会社を休めないか、理由を考える日々。
「会社に行きたくない」と思うのが当たり前になっている、あなたの鬱屈した生活は、変えられないわけではありません。
これからも続いていくあなたの人生を、穏やかで楽しい毎日にするためにも、会社へ行きたくない現状を変える話について、一緒に見てもらえると嬉しいです。
決して怪しいお話ではないので笑、安心して見てもらえればと思います。
- 目次
- 会社に行きたくないと思うのは、こんなタイミング
- なぜ会社に行きたくないんだろう
- そもそも会社が好きな人はいるのか
- 会社へ行きたくないのに行く理由
- あなた自身を救うために
- 学びや成長がなければ、会社へ行く意味がなくなる
- 最後に。
会社に行きたくないと思うのは、こんなタイミング
「あー、会社、やだなあ…」
「行きたくない…」
「会社に隕石落ちないかな…」
こんな気持ちになると、気持ちが重たくなって、まるで心に質量が生まれたように、身体までズシッと重たくなってきますよね。
あなたが「会社に行きたくない」と思うのは、どのような時なのかを、少し整理してみたいと思います。
会社に行きたくない「朝」
朝は、毎日必ず全ての人にやって来るものです。
あなたに朝が来れば、会社へ行って仕事をする一日が始まりますよね。
会社へ行くのが嫌なあなたにとって、「朝=嫌なことが始まる合図」この定義が、心と身体に刻み込まれているため、朝になると気持ちが沈んでしまいます。
朝が来なければいいのに。
こんな想いが強くなり、夜は眠りたくなくなってしまう場合もあるかもしれません。
「朝になると嫌なことが始まる」がわかっていれば、誰だって朝を迎えるのは怖い。
会社に行きたくない「月曜日」
月曜日は、一週間の始まり。
あなたが土日休みであれば、月曜日の朝は本当に億劫ですよね。
「サザエさん症候群」この言葉を、あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、日曜日の夕方に放送されるテレビアニメ「サザエさん」を見ることが、翌日の月曜日=嫌なことが始まる合図となってしまう現象。
場合によっては、日曜日の朝や、土曜日になった時点で、「月曜日、来ないでほしいな…」と考え始めることもありますよね。
月曜日に会社へ行きたくないと思うのは、会社そのものが嫌だと思う理由だけでなく、休む時間が足りない可能性も考えられます。
今与えられている休日の数では、休む時間が足りないのは、逆に言えば仕事量が多すぎたり、仕事内容が過酷だったりと、あなたに仕事が合っていないのかもしれません。
心身共に休まらないような休日をもらっても、中途半端に夢を見させられているのと同じですよね。
会社に行きたくない「連休明け」
3連休やゴールデンウィークなどの連休明けは、土日を挟んだ月曜日よりも、会社へ行きたくない気持ちがさらに強まる場合もあると思います。
「このままずっと休んでいたいな…」
「ずっと会社がなければいいのに…」
連休が長ければ長いほど、次の出社が辛くなりますよね。
まるで、天国から地獄へ落ちるような感覚。
もしかすると、月曜日と同じく、次に会社へ行く日のことが、連休中もずっと頭にまとわりついてしまい、満足に休めないかもしれません。
会社に行きたくない「毎日」
会社そのものが嫌な場合、毎日「会社に行きたくない」と思うのは当然ですよね。
仕事にもよりますが、多くの仕事は一日のほとんどを占めているため、人生で考えても、かなり多くの時間を会社で過ごすことになります。
たくさんの時間を過ごすことになる会社が嫌になれば、毎日の生活そのものまで嫌になり、いつの間にか、自分が生きている意味も分からなくなってしまう。
「私の存在意義ってなんだろう」
「私の人生って、何なんだろう」
憂うつな気持ちはジワジワと膨らんでいき、会社へ行きたくない気持ちは、ある日突然、破裂してしまうかもしれません。
大丈夫です。あなたが壊れてしまわないためにも、あなたの気持ちに起きている事を、私と一緒にちょっとずつ解明していきましょう。
私が会社に行きたくなかった時
私は、新卒で入社した会社で、うつのような状態になり、一年で退職しました(本当は入社3ヶ月で辞めたかったですが、辞めさせてもらえませんでした)。
今思えば、あれが「パワハラ」だったのかな、と思うような扱いを上司にされ続け、毎日本当に職場へ行きたくなくて、常に気持ち悪さや吐き気を感じていたり、動悸やめまいがすることも。
あなたがもし、会社へ行きたくない気持ちが強いあまり、私のようにうつな状態になっている場合、真面目でやさしく、正義感の強い性格かもしれませんね。
行きたくないけど、どうせ行かなきゃいけない。
行かないと、また怒られる。
行きたくない、でも行かなきゃ…。
あなたの人生なのに、やりたくない事で一日の大半を過ごしてしまうのは、とてももったいないです。
もう少し、あなたの心を一緒に整理するために、そもそもなぜ会社に行きたくないのか、続けて見ていければと思います。
なぜ会社に行きたくないんだろう
会社に行きたくない思いにとらわれ続けると、
- 行きたくない
- 嫌だ
- なくなればいいのに
- 消えてしまいたい
このように、負の感情に飲み込まれてしまい、ひたすら「会社に行きたくない」ばかりを想い続けているかもしれませんね。
思いに飲み込まれてしまうと、「そもそも自分はなぜ会社に行きたくないんだろう?」このように、あなたの気持ちを客観視したり、少し違う視点から考えてみる思考が、弱くなってしまいがち。
あなたの気持ちを、あなた自身が深くまで理解してあげることは、会社に行きたくない今の状況から抜け出すために、とても大事なことです。
会社に行きたくない理由は、
- 会社の空間が嫌だ
- 会社の仕事が嫌だ
この2つに分類することができると思うので、あなたはどちらなのか、それとも両方なのか、それぞれ一緒に見ていきましょう。
理由1:会社の空間が嫌だ
- 心に傷を負ってしまっている
- 心は割りと健康かも
どちらの場合でも言えることですが、「会社の空間に行きたくない」理由で、会社に行きたくなくなっているかもしれません。
仕事とか、働くのが嫌なんじゃなくて、会社に行きたくない。
仕事は好きだけど、会社は嫌い。
「仕事が好き」だからといって、必ずしも「会社も好き」とは言えないんですよね。
どうやら「仕事」と「会社」って、似ているようで全然別物みたいです。
仕事がしたいのに会社が嫌な理由は、会社に対して次のような想いが生まれるから。
- 通勤が無駄・面倒
- 会社の人は嫌いではないけれど、集中できない・面倒
- あの雰囲気が、なんとなく嫌だ
ここ最近では、リモートワークが進んだことで、わざわざ会社へ行かなくても仕事ができる事実に、みんなが気付き始めましたよね。
会議だって、テレビ電話でいくらでもできる時代なので、わざわざ時間を掛けて、上司にいつでも小言を言われる空間へ行く必要がなくなってきています。
オフィスワークはみんな人間じゃなくなる
私は、今の会社に入社するまで、接客業の人生でした。
常にお店の中を歩き回り、常にお客様や従業員と会話を交わす環境にいて、学生時代のアルバイトを含めると、10年くらいは接客の毎日。
そんな10年を経てから、初めてオフィスワークの世界に飛び込んだ時、初めは本当に耐えられませんでした。
終始イスに座りっぱなしで、私の場合は電話業務もないため、ひたすら黙ってパソコンに向き合います。
周りを見ると、みんな黙々とタイピングをしていて…ちょっと気持ち悪いというか、怖くなりました。
私はロボットに囲まれているのか!?
こんなにたくさん人がいるのに、会話やコミュニケーションが無いなんておかしい!
もちろん、多少の会話や電話、ちょっとした雑談もありますが、声を出して、表情や身振り手振りを使って、誰かとお話しするのが当たり前だった今までの職場に比べれば、一瞬の息継ぎでしかありません。
しかし、仕事はたくさんの仕事をいかに早く、正確に、効率よくこなせるかが求められるもの。
そのため、みんながロボットのようになってしまうのは、しょうがない事なのかもしれませんが、私たち人間の感情がより動くのは、相手の顔を見ながら、自分の言葉を声に出して、想いを伝え合う時だと思っています。
あなたの勤める会社がオフィスワークであれば、会社に行きたくない理由は、あなたの心が動けないからかもしれません。
人が本来感じるべき、コミュニケーションでの心の動きがないと、無機質なロボットとなり、あなたの「人」の部分が無理やり押さえつけられ、ストレスになるんだと思います。
もしあなたが電車で通勤している場合は、通勤電車も、会社に行きたくない気持ちになる理由の一つになっているかもしれないですね。
もちろん、隣のつり革につかまっている知らない人に、突然「今日も仕事疲れたねー」なんて話しかけるのは変ですが、オフィスワークと同じで、人がたくさんいるのにコミュニケーションが起きない。すごく異様な空間にも思えます。
あなたが人として生きるために大事な、心の動きや震えが抑えられてしまい、本能的に拒否しているのかもしれません。
理由2:会社の仕事が嫌だ
仕事そのものが嫌で、その結果、嫌な仕事をするための会社も、嫌になっている場合もありますよね。
そのため、あなたが仕事を嫌がる理由も考えていく必要がありますが、
- 仕事
- プライベート
この2つに焦点を当てて見ていくと分かりやすいので、私と一緒に詳しく見てもらえると嬉しいです。
人生は「仕事」と「プライベート」で出来ている
一度あなたの暮らしについて、「仕事とプライベートで出来ている」こんな見方をしてみましょう。
生きていくためにはお金が必要なので、お金を稼ぐために、あなたは生活で多くの時間を、会社での仕事に費やしますよね。
それでは、仕事以外のプライベートでは何をしているでしょうか。
健康で快適な生活を送るために、掃除や洗濯、料理などをしますよね。
それだけでなく、趣味を楽しんだり、誰かとごはんに行ったり、お家でのんびり過ごす時間を取ったりもすると思います。
このように、あなたの毎日は、仕事とプライベートで出来ているのですが、ここから、なぜ会社に行きたくないのかを、一緒に考えてみましょう。
プライベートが仕事を上回る
物事に対して、好き・ふつう・嫌いの三段階に分けた場合、あなたにとって仕事はどれに当てはまりますか?
「会社に行きたくないんだから、仕事も嫌いに決まってるでしょ!」
このように思うかもしれませんが、もしかすると、案外「ふつう」くらいだったりするかもしれません。
会社に行って仕事をすることが「ふつう」くらいの気持ちなら、会社に行きたくない度合いも、「会社行くのだるいなー」くらいな気がしますが、もしプライベートがめちゃめちゃ楽しかったらどうでしょう。
「仕事は嫌いじゃないけど、趣味のカメラの方が楽しくて、もっとカメラを楽しむために時間を使いたいな…。」
こんな感じで、仕事に対して嫌な気持ちはないけれど、プライベートへの「好き」が強くなっていくと、「好き」をもっと楽しみたくて、「会社だるいなあ」から「会社嫌だなあ」に変わっていく場合も考えられるんです。
プライベートのために頑張れる場合もある
会社に行きたくない理由の一つとして、「プライベートが仕事を上回る」ことを挙げましたが、あなたがこれに当てはまる場合、なんだかんだ会社に行けてしまっているかもしれません。
それは、プライベートのために頑張れるからかも。
プライベートの時間を楽しむには、働いてお金を稼ぐ必要がありますよね。
趣味を楽しむにも、ごはんを食べるにも、毎日寝床につくのだって、お金が掛かります。
仕事が好きでも嫌いでもなく「ふつう」くらいであれば、「まあ仕事が好きってわけでもないけど、新しい一眼レフ買いたいし頑張ろ」このように頑張れるかもしれませんね。
「会社の空間が嫌だ」で一緒に見てもらった状態に近いとも言えます。
仕事が「ふつう」を下回る
あなたにとって、仕事に対する気持ちが「ふつう」を下回る状態とは、プライベートなどほかの事は抜きにして考えても、純粋に仕事が嫌いな状態ですよね。
嫌いなんて言葉じゃ収まらないくらい、真っ暗な海底のように深く、苦しい思いもあるかもしれません。
私が新卒でうつな状態になった時も、これに当てはまりました。
仕事に対する気持ちが「ふつう」くらいであれば、そこから「今はちょっと楽しいかも」と思うように、変わっていく可能性はあるのですが、「嫌い」な状態の場合は、「ふつう」まで持っていくのもなかなか難しいと思います。
今あなたにとって、仕事への気持ちが少しでも「ふつう」を下回り、「嫌い」ゾーンにいる場合は、私のようにうつな状態になってしまう危険も。
もしかすると、すでにうつな気持ちでいっぱいかもしれないですね。
- 会社にいたくない
- 会社に行く理由が分からない
- ほかの会社に行きたい
- 会社の人が誰も信じられない
- 会社を辞めたい
- もう何もかも嫌だ
- 息をするのも辛い
- 生きている意味が分からない
嫌いな仕事をして一日が終わるような日々を送り続ければ、うつな気持ちになるのもおかしくありません。
仕事が嫌な理由は、たくさんあると思います。
いじめやハラスメント、仕事量・仕事内容があなたに合っていない、人間関係など…。
嫌なことをする、嫌なことが起きる場所は、誰だって行きたくないですよね。
そのまま憂うつな日々が続けば、あなた自身を押さえつけることになり、ある日突然、心がポキッと折れてしまいます。
そうなる前に、もしくは傷が悪化してしまう前に、私と一緒に暗い海の底から、上の方へ進んでみましょう。ちょっとずつで大丈夫です。
そもそも会社が好きな人はいるのか
会社に行きたくない理由について、仕事と会社に分けて一緒に見てきましたが、そもそも、「会社が好きな人なんているの?」と疑問も思い浮かぶかもしれません。
仕事と会社について、改めてここでの定義をさせて頂くと、
- 仕事・・・業務のこと(あなたが任されている事)
- 会社・・・仕事をする空間(オフィスやあなたの席、それを取り巻く人や雰囲気)
このような意味で見てもらえればと思います。
では、定義させて頂いた「仕事」と「会社」について、それぞれ好きな人・嫌いな人は、どのくらいの割合なんでしょうか。
私の予想はこんな感じです。
仕事が好きな人の数=仕事が嫌いな人の数
会社が好きな人の数<会社が嫌いな人の数
仕事は、人生のうち多くの時間を占めるので、メンタルが強い人や、開き直るのが得意な人なら、自分の好きな仕事に向かってどんどん転職しそうです。
しかし、仕事が嫌いだけれど、先のことを考えると不安で辞められない、ボロボロで前に進めない…と思う場合もありますよね。
正直、ここの割合は予想が難しいので、同じくらいにしておきます。
ちょっと考えてみてほしいのが、会社に対する気持ち。
私は、会社が好きな人って、あまりいないんじゃないかなと思っています。
わかりやすいように、中学校を例にしてみますね。
校則に縛られたい生徒は少ない
学校と会社って、それぞれの決まり事があったり、共通点のある人が集まる点なのは、とても似ていますよね。
中学校を例にしてみると、多くの中学校では、制服を来て登校するのが決まりですが、着方にも規則があったりします。
シャツはズボンにしまう、第一ボタンまで締める、スカート丈は膝上5㎝…とかです。
しかし、多くの生徒たちは、何とかして制服を着崩そうとするんですよね。
- 動きにくいから
- 校則通りの着方ではダサいから
- とにかく決まり事に逆らいたいから
いろいろな理由がありますが、とにかく学校では自由が限られていて、どうにかして自由でいようとすると、先生に呼び出されて、怒られます。
会社にも同じように、出社時間は何時とか、パソコンはこれを使うとか、健康診断の受診はここの病院とか、様々な決まり事がありますね。
しかし、社会人となると、会社の決まりに逆らえば、上司に怒られるだけでは済まない可能性もあると思います。
最初は注意で済んだとしても、会社によっては減給や降格、酷い場合は解雇。
また、決まりを守っていないと、ほかの社員から見た時のイメージも悪くなり、学生の時にあった「だらしない=カッコいい」みたいな風潮は、会社では白い目で見られてしまうんです。
そのため、会社のルールや意向に、あなたの想いが100%合わない限り、何かしらのルールに縛り付けられる事になるため、「会社が好きな人」は少ないと、私は思っています。
しかし、会社のルールが気に入らなくても、仕事が嫌いじゃない場合は、「今の仕事ができるなら…」「お給料いいし…」こんな感じで、しょうがなく今の会社に居続ける事に。
会社に縛り付けられて、自由にできないのが嫌だ!と思う人の中でも、行動力のある人は「独立」をして、自分で会社を作ってしまいます。私にはとてもできませんが…。
会社へ行きたくないのに行く理由
「会社行きたくない…」
あなたはこのように思いながらも、あなた自身の気持ちを縛り付けて、ロープでズリズリと引っ張りながら、毎日何とか会社へ連れて行っているかもしれませんね。
なぜ、行きたくないのに会社へ行くのでしょうか。
生活費を確保するため?
ちょと食べ物で例えてみたいと思います。
「ビタミンC=レモン」から抜け出す
例えば、あなたが健康のために、ビタミンCを多く摂りたくてレモンを食べるとします。
酸っぱくてつらいですが、健康のためと思い、目をぎゅーっと閉じて耐えながらも、果肉をまるかじりしていました。
しかし、精神的なつらさは日に日に増していきます。
それでもあなたは、ビタミンCのため、健康のためと思って、レモンまるかじり生活を続けています。
あなたも知っていると思いますが、ビタミンCってレモンからしか摂取できないもの?…そんなことありませんよね。
食べやすいキウイフルーツの方が、レモンよりもビタミンCは多く含まれていたり、果物が苦手な場合は、野菜でも十分摂取することができます。
それなのに、あなたは酸っぱい苦しみを我慢しながら、レモンに、今の会社にしがみついているんです。
どうしてこんな事態に陥ってしまっているのか、理由を私と一緒に考えていきましょう。
転職活動する気力が残っていない
会社を辞めるのは、今の会社とは別の会社へ転職する必要が出てきますよね。
しかし、転職活動する気力も体力も、あなたには残っていないくらい、疲れ果てているかもしれませんね。
私も、うつな状態で会社を辞める時、転職活動をする気力なんて残っておらず、ボロボロのまま、暗い海の底からとにかく脱出する事だけに必死でした。
水の中に潜り続けて、息が苦しくなっても潜り続けた状態から、とにかく水面に上がって息を吸うためだけに、上へともがくのが精一杯。
あなたもこのように追い込まれた状態であれば、会社を辞めるだけで一苦労ですよね。
転職活動は、今勤めている会社で働きながら進めるのが一般的ですが、みんなそれを普通にこなしているのは、いまだにすごいなあと思います。
履歴書や職務経歴書を作ったり、自分自身を見直してそれをまとめたり、転職先を探したり、調べたり、面接や面談へ行ったり…
これらを働きながら行なっていくので、気力や体力があなたに残っていなければ、難しいのも当然です。
私は、働きながら転職活動はできず、とりあえず一旦会社を辞めて、心も身体も安めることに徹しました。
今のあなたに休憩が必要なら、休憩しても全然いいんです。
息切れしながら焦って転職活動をしても、しっかり会社を見極めることができず、また今のような会社を選んでしまう可能性があるため、あなたのペースで、あなたにピッタリな会社を見つけましょう。
何の仕事がしたいのか分からない
今の会社へ行くのが、嫌で嫌で溜まらなくなると、あなたの本当にしたい事が何なのか、分からなくなってしまうかもしれません。
例えば、あなたが保険会社の営業さんとして働いている場合、
「何で営業になったんだっけ」
「自分は本当に保険会社で仕事がしたいのかな…?」
このように、今の会社が嫌になっていると、就いている職種や業種についても、あなた自身に合っているのか、疑ったり不安になってきてしまいます。
すると、転職を考える時、自分は一体何がしたいのか分からなくなり、その場から動けなくなってしまうんです。
レモンの例で言うと、レモン以外のどの食べ物がいいのか、そもそもなぜビタミンCを摂りたいのか、分からなくなっている状態。
あなたが本当にしたい事を知るためには、今の仕事を一旦、頭の中から宇宙の彼方へ放り投げて、まっさらなあなた自身とゆっくり向き合ってみてほしいです。
私が一番いいと思っている方法は、よく聞く話かもしれませんが、小さい頃や学生時代に好きだった事と関係している仕事。
たくさんの分類ができるので、難しいように思えますが、かすっている程度でも、選択肢に入れていいと思います。
サッカー大好き少年だった場合…
- いつも使っていたスポーツ用品のメーカーって、どんな仕事があるんだろう
- 脚をケガした時、整骨院に通っていたけど、ちょっと興味あるかも
- 他校のいろんなユニフォームのデザインを見るのが好きだったから、デザイン系がいいのかな
- 試合ではアシスト役が得意だったから、誰かをサポートできる仕事がしたい
このように、あなたが小さい頃に夢中だったこと、興味のあったこと、無理せず自然に出来ていた事を、思い起こしてみましょう。
自分に合う仕事は、思わぬ形で出会うこともある
例えば、いろんな味のアメが入っている、袋入りのアメを買ったとします。
いろいろある味の中でも、あなたはこのアメのリンゴ味が大好きで、リンゴ味を食べるためだけに買いました。
しかし、試しに一緒に入っていたモモ味を初めて食べてみたら、めちゃくちゃ美味しくて、それからはモモ味を楽しみに、その袋入りのアメを買うようになります。
私が今の仕事にたどり着いた工程は、アメで例えるとこんな感じです。
もう少し詳しいお話をさせてもらうと、今の会社に入る時、WEBデザインに興味があって入りましたが、それまで接客業一筋だったので、デザインはおろか、WEB業界も初めてで、「オフィス」空間で座りっぱなしになるのも初体験。
単純に、「小さい頃から絵を描くのが好きだったから、デザイン系って楽しそう」みたいな感覚で飛び込みました。
しかし、どういうわけか、今私が夢中になって取り組んでいる仕事は、デザインではなく文章を書くお仕事。もちろん同じ会社です。
しかも、「デザインやりたくて入ったのに!文章書き続けるなんて話が違う!」なんて一ミリも思っておらず、むしろこのお仕事に出会えてよかったなあと思っています。
もちろん、デザインのお仕事は、入社当時させてもらっていたのですが、実際にやってみると、思っていた世界とは全然違う事がジワジワと分かってきて、「デザインの仕事は私に合ってないのかな…」と思い始めていました。
その際、デザインのお仕事を教えてもらう代わりに、上司が私に手伝ってほしい「文章を書く仕事」も、並行して取り組んでいたのですが、上司は「文章書くの合ってると思うよ」と褒めてくれます。
実際のところ、デザインのお仕事より、文章を書くお仕事を楽しんでいる自分がいて、そのまま今は一日中タイピング。
文章を書くお仕事は、私が今までやってきた接客と同じだと気が付き、文章を届けたい相手と同じ目線になって、相手に分かりやすく、相手とお話ししながら、安心・満足してもらうものと考えて楽しく取り組んでいます。
人の相談に乗ったり、安心させてあげる事が、学生の頃から好きだった自覚はありましたが、まさか文章を書く仕事にそんな要素があるなんて、実際にやってみて初めて知ったんです。
このように、自分に合う仕事って、どんな形で出会えるか分からないので、あなたもまずは、今の会社から飛び出すことから始めてみてください。
今いる場所からちょっと動くだけで、世界ってガラリと変わることもあります。
エンプレス編集部:fukuyama(@pl_enpreth)
あなた自身を救うために
あなたの人生を、このまま「会社行きたくない…」と思い続けるようなものにしてしまうのは、すごくもったいないですよね。
行きたくないけど、結局行かなきゃいけないのが当たり前になり、状況を変えようとする事も忘れてしまっているかもしれませんが、本当はずっと、嫌だと思っているはず。
ここまで、仕事と会社について、それぞれ好きな場合・嫌いな場合を見てきましたが、あなたが今勤めている会社に行きたくない気持ちは、次のどれかに当てはまると思います。
- 仕事は好きだけど会社が嫌だ
- 会社は好きだけど仕事が嫌だ
- 仕事も会社もぜんぶ嫌だ!
このような状態から抜け出すためには、ほかの会社へ転職してしまうのが良いかもしれませんが、別の方法で解決できる場合もあるので、それぞれどんな方向へ進むのがいいのか、一緒に見ていきましょう。
仕事は好きだけど会社が嫌だ | 仕事が好きだから、会社が嫌でも仕方なく行っているような状況であれば、何とか続けられるかもしれませんが、いじめやパワハラなどで心がダメージを負ってしまっている場合は、迷わず転職の道を選んでもらいたいです。あなた自身を傷めつけてまで、その会社に居続ける必要はありません。 |
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会社は好きだけど仕事が嫌だ | 社内で仕事を変えてもらえば、仕事も好きになるかもしれません。社内にやりたい仕事がなければ、やりたい仕事ができる環境を作らせてもらうのも一つの方法ですが、それが難しければ、別の会社へ転職すると、今よりもっと良い環境が見つかる可能性もあります。 |
仕事も会社もぜんぶ嫌だ! | きっと、心が泣き疲れて、涙も枯れているような状態かもしれませんね。仕事も会社もあなたに合っていなければ、無理に続けても、あなたにとっていい事は生まれないので、とりあえず今の会社を辞めることから始めましょう。生きていく上で仕事は大事なものですが、それ以上に、もっとあなた自身を大切にしてあげることが大切。転職先が決まっていなくても、仕事や会社から一旦離れて、しっかり休憩をしてから新しい仕事を探せば大丈夫です。 |
3つのうち、どの気持ちであっても、次の会社では
「今の仕事けっこう好き!」
「この会社に転職してよかったー」
こんな事が自然と思えれば、今苦しんでいるあなたは本当に救われますよね。
あなたが救ってあげるんです。
私はこのように、お手伝いになるか分からないようなお手伝いしかできませんが、あなたなら、あなた自身を救ってあげることができます。
自分のペースで、少しずつで大丈夫です。
まずは「会社」よりも「仕事」に焦点を置く
あなたを救うための転職で大事になるのは、
- 「仕事が好き」な状態を目指す
- あなたのやりたい事
- あなたの好きな事・大切にしている事を思い出す
- 今の会社を飛び出す勇気
この4つかなと思っているので、それぞれ一緒に見てもらえると嬉しいです。
「仕事が好き」な状態を目指す
仕事と会社、それぞれに対するあなたの気持ちを、「好き」「ふつう」「嫌い」の三段階で表した時、最低でもどちらか一つは、きっと「嫌い」ですよね。
私も朝起きた時は、今日会社を休む理由を考え、会社へ行くと、明日会社を休む理由を考えていました。
しかし、会社を好きになるのは、「そもそも会社が好きな人はいるのか」で見てもらった通り、ちょっと難しそう…。
そのため、まず「仕事が好き」な状態を目指すのが良さそうです。
「会社が好き」な状態になるのは、前の段落で見てもらえたように難しく、「仕事が好き」な状態を目指す方が、難易度は下がります。
ただ、今のあなたが「仕事が嫌い」な状態の場合は、仕事を好きになるなんてピンと来ないかもしれません。
でも、「好き」までは難しそうでも、「ふつう」と思えるようになれば、あなたの毎日は今よりもかなり、いい方向へ進みそうですよね。
「今の仕事、好きだなー」と思うのが難しくても、「まあ嫌いってわけでもないかも」くらいまでいければ、「嫌い嫌い」と思う今よりずっと気持ちが軽くなりそうです。
もちろん、今の会社にいるまま、仕事を「嫌い」の状態から「ふつう」になろうと言っているのではありません。
レモンにしがみついて、あなたの本音を押し殺してまで、嫌いなものを好きになろうと思わないでください。
「行きたくないから辞めるって、わがまますぎるよね…」
このように考えてしまうかもしれませんが、「行きたくない」と思う事は、今の会社はあなたに合っていない。
「会社のせいにしちゃダメだ、自分にいけないところがあるのかもしれない」
あなた自身を否定しすぎてはいけません。
これまでも、今も、あなたは必死に頑張ってきたはずです。
あなたのやりたい事
「何の仕事がしたいのか分からない」でも一緒に見てもらったと思いますが、あなたが今の会社から転職する時、
- 別の会社で今と同じ仕事がしたい
- 別の会社で今と違う仕事がしたい
このどちらかになりますよね。
今と同じ仕事、違う仕事といっても、業種と職種によっても道はたくさんあると思いますが、その前に、混乱しやすい業種と職種の違いを、ちょっと整理しておきましょう。
意味 | 例 | |
---|---|---|
業種 | 業界の種類 | 製造業、小売業、サービス業など |
職種 | 仕事の種類 | 営業職、事務職、エンジニアなど |
私は、新卒で入社した会社で「うつ」な状態になり、一年で会社を辞めて転職しましたが、下記のような流れを経て、現在はWEB関係の制作のお仕事をさせて頂いています。
会社 | 業種 | 職種 |
---|---|---|
新卒 | 小売業 | 販売職 |
2社目 | サービス業 | 接客 |
3社目 | IT系 | 制作 |
会社の数はそんなに経験していませんが、一歩一歩の濃さも大事だなあと実感していて、今まで接客業一筋でやってきたのを、今いるIT系の会社へ飛び込み、座りっぱなしのパソコン業務にガラリと変えました。
ただ、業種や職種を大きく変えるのが目的だったわけではありません。
やってみたかった事、前から少し興味があった事をやるために、今回選んだのが、たまたまIT系の制作だったんです。
転職は、あなたのやりたい事をやる大きなチャンス。
今まで保険会社の営業さんだったなら、
「別の保険会社で、今度は営業のサポート役に回ってみたいな」
「もう保険関係はうんざり!昔から興味があったIT系にチャレンジしてみようかな」
このように、あなたがやりたかった事、いま純粋に頭に浮かんでいる事を大切にしながら、転職活動をじっくり進めていくのがオススメです。
私のように、業種をまるっと変えて、ゼロからのスタートになる場合もありますが、誰だって転職すれば振り出しに戻ります。
周りと比べるのではなく、やりたかった事を始められる!と考えましょう。
あなたの好きな事・大切にしている事を思い出す
私は転職活動中、とにかくやってみたい事、興味がある事で仕事や会社を選んだのはもちろんですが、私は正直なところ、お金にそこまで執着がなかったので、
「お給料はそんなに求めないから、人を大事にできる会社に行きたいな」
このように、自分が大事にしたい軸を持って会社探しをしました。
もちろん、1回や2回の面接だけで、「この会社にはやさしい人が集まっている!」「今日面接してくれた人、すごい尊敬できるなあ!」なんて分かるはずがありません。
そのため、少しでもあなたに合った会社に出会うため、アンテナを張っておくんです。
私の場合、今の会社に入る時、別の一社でも選考が進んでいる状態だったのですが、断った方の会社は、とにかくアツい感じで、面接して頂いた社員のお二人は、上下関係がしっかりあるような印象。
今の会社を選んだのは、
- 社員さん同士に、ピリッとした上下関係が感じられず、和やかだった
- 若手の社員さんが、笑いながら目上の人にツッコミを入れてた
- 「採用通知」ではなく、一緒に働いてもらえるかどうか、確認の場を設けてくれた
とくに、一番響いたのは3つ目。
一次面接の後、二次面接の案内を頂き、いざ面接を受けに行って、今回はどんな質問が来るのかドキドキしていたのですが、
「一次面接の結果、ぜひ○○さんと一緒にお仕事ができたらなと思っているのですが、○○さんのお気持ちはいかがでしょうか?」
こんなお話から始まり。
私は初めての対応に、喜びよりも驚きでいっぱいで、「採用してもらえる」と把握するまでに少し時間が掛かりました。
今までの経験や、私の中のイメージでは、メールや電話、書面などで採用・不採用を知らされるものだと思っていましたが、わざわざ面接…というか、お話しの時間を設けて、面と向かって伝えてくれたんです。
しかも、「採用です」と一方通行ではなく、改めて詳しい業務内容や会社のことなどをお話ししてくれて、改めて私の意思を確認してくれたりと、本当に感動しました。
私が張っていた「人を大事にできる会社」軸のアンテナをそこで大きく感じられて、現在もその会社で充実できるお仕事をさせてもらっています。
あなたも、いろいろな会社を見てみて、「お、」とあなたのアンテナが反応する会社があれば、もっとじっくり見てみるのがオススメです。
相手のアンテナにあなたを受信させる
転職活動でアンテナを張っているのは、会社を探す側のあなただけではなく、あなたのような人を探している会社側も同じ。
そのため、面接や面談では、あなたが大事にしている事を、なるべく相手に伝えられるようなお話ができるといいです。
きちんとした会社であれば、あなたの大事にしている事を無理に話そうとしなくても、あなたの大事にしている事が自然と引き出せるような質問をしてくれます。
お互いがアンテナを張るのと同じように、あなたとお話する社員さんも、「自分たちと同じ想いを持つ人かな?」と思う部分を知りたいはず。
みんなと同じ想いで仕事ができる会社へ行くためにも、あなたのアンテナ、会社側のアンテナを意識してみましょう。
今の会社を飛び出す勇気
面接の時点で、「すごくいい会社に出会えた!」と思って入社できても、いざ仕事をしてみると、「面接の時とイメージが違う…」このような結果になる可能性もあります。
私は何十回も転職しているわけではありませんが、いろんな会社へ面接に行った結果、結局自分に合うかどうかなんて、入ってみないと分かんないよなあと、改めて実感。
そういう点でも、転職って怖いですよね。
もし、あなたが今まで転職をした経験がない場合は、もっと怖いと思います。
「一つの会社に長く勤めていた方が評価される」みたいなイメージが、あなたの中に残っているかもしれませんが、今は転職が当たり前の時代。
あなたが笑顔で働ける場所を、貪欲に追い求めてOKな時代です。
「今の会社を辞めちゃだめな理由」を、あなた自身が無意識に作り出している可能性もありますが、新しい事や、今までの自分が変わってしまう事が怖いからかもしれません。
あなたは、あなた自身とずっと一緒に生きてきたのですから、ずっと一緒だった人が変わってしまうのは、嬉しい場合もありますし、すごく恐ろしい事でもありますよね。
私は、今までのあなたを無理に捨ててしまう必要はないと思っています。
今の会社を辞められるあなた。
新しい会社へ飛びだせるあなた。
そんな、今までとは違うあなただけで前に進むのではなく、会社を辞められずに泣いていた今までのあなたも、一緒に行きましょう。
脱ぎ捨ててしまうのではなく、脱いだ自分自身も、一緒に。
エンプレス編集部:fukuyama(@pl_enpreth)
学びや成長がなければ、会社へ行く意味がなくなる
「会社に行く」ことを改めて考えてみると、何十年も繰り返すものですよね。
朝6時に起きて、支度をして7時に家を出て、最寄り駅から電車に乗って、○○駅で乗り換え、○○駅で降りたあと、坂道を5分くらい上って、ビルに着いたらエレベーターに乗って5階を押して…
もしこんな通勤だったとすると、今の会社にいる限り、これがずっと続くわけです。
会社へ行くのが嫌だったり、仕事そのものが嫌いだと、通勤は「嫌な事をしに行くための行為」なので、これが延々と繰り返されるのは、気が狂いそうになりますね…。
会社や仕事が嫌いでなければ、この繰り返しはそこまで気にならなくなります。
気になるとすれば、通勤時間が無駄だなあ、と思うくらい。
会社や仕事が「嫌いじゃない」「好き」と思えるためには、会社へ行ってどんな仕事をするのか、どんな体験をするのかがとても大切だと思っているので、もう少し詳しく知るために、「慣れ」と「刺激」について見ていきましょう。
会社で受けるべきプラスの刺激
あなたは今、会社で刺激を受ける事はほとんど無いと思います。
あったとしても、いじめやハラスメント、耳を疑うような罵倒、言葉で頭を殴られるような、上司からの叱責。
どれも悪い刺激ですし、これらの刺激によって涙が出たり、動悸やめまいがしたり、叫び出したくなるかもしれませんね。
私の場合、これらの悪い刺激は、もはや刺激にはなりませんでした。
行きたくない会社へ行き続けた結果、心は疲れ果て、刺激を受けても感情が動かなくなってしまったんです。
きっとあなたも同じくらい、心が泣き疲れていますよね。
刺激がなく、ただただ毎日、行きたくない場所へ通い続ける日々…。
あなたの持っている豊かな心を取り戻すためには、会社へ行った時にどんな体験をするべきなのか、「プラスの刺激」を受ける事です。
成長は喜び
会社へ行って、プラスな刺激を受けるのは、学んだり成長したりすること。
人は何かを学び、成長する生き物です。
仕事の中で自分の成長があり、それにあなた自身が気付いたり、上司や同僚から認められると、会社へ行って仕事をするのが楽しくなっていきます。
知識が深まったり、できる事が増えると、嬉しくなりますよね。
誰かの役に立てる実感が出てくれば、仕事がもっともっと楽しくなります。
このように、仕事で成長すると、楽しいとか嬉しいと思う気持ちが、自然とあなたの中に生まれるんです。
しかし、あなた自身の成長を感じることができない会社の場合、プラスの刺激はなく、
「自分は何のために会社へ行くんだろう」
「誰の役にも立てない自分なんて…」
このように、会社に行く意味が分からなくなるだけでなく、あなたの存在意義まで疑問に思うようになってきます。
お金を稼ぐために仕事をするのは当たり前ですが、あなたも私も、きっとそれだけじゃダメだから、会社に行きたくないんですよね。
学びや、成長が実感できる会社で、楽しく仕事をするためにも、ちょっとずつ、あなた自身の気持ちが見えてきていると嬉しいです。
仕事は「人」で180度変わる
あなたが成長できる、楽しいと思える仕事ができれば、会社に行きたくない気持ちも軽くなってくるはず。
しかし、会社にあなたの信頼できる人がいる事が大前提です。
今の会社に行きたくないのは、上司や同僚によるいじめ、ハラスメントが待っているからかもしれませんね。
「仕事は好きなのに、会社の人が嫌だ」
私が耐えられずに辞めた会社も、こんな状態でした。
誰かに対して、「この人は信頼できるな、尊敬できるな」と思えるかどうかは、その人と一緒に仕事をしてみて、段々とわかってくるものですよね。
そのため、数回の面接だけでは、この人を信頼できるのか、この会社に尊敬できる人はいるのかなんて、分かりっこありません。
そんな人に出会える確率を少しでも上げられるように、「あなた自身を救うために」でも見てもらった、
- アンテナを張る
- 相手のアンテナにあなたを受信させる
これらを意識しながら、いろんな会社に行ってみてほしいです。
入ってみて、ダメそうだったら、また次の会社を探しに行きましょう。
あなただけの一回きりの人生なんですから、あなたを仕事や会社に合わせるのではなく、あなたが仕事や会社を選んでいいんです。
最後に。
長くなってしまいましたが、ここまで私と一緒に見ていただき、ありがとうございます。
会社行きたくない。会社行きたくない。明日が来るのが怖い。
あなたがこんな毎日の中にいるのであれば、全てから逃げ出して、消えてしまいたくなりますよね。
嫌なところに行き続ける必要なんて、ないんです。
「1年は続けないと」
「次の会社が決まってない」
「親に心配かけたくない」
心が停止した状態で経験する1年は、あなたにとってプラスになりそうでしょうか。
次の会社が決まっていないと、会社を辞めてはいけないのでしょうか。
あなたがボロボロのまま会社に行き続ける方が、ご両親は安心できるのでしょうか。
様々な想いがあなたの中でぐちゃぐちゃになって、今はすごく苦しいかもしれませんが、まずは、あなた自身をもっと大切にしてあげる事に、ちょっとずつ慣れていきましょう。
あなたの感じている、会社に行く苦痛が、このページで少しでも和らげば嬉しいです。
エンプレス編集部:fukuyama(@pl_enpreth)