「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。「仕事ができない」って、自分で思うのも、誰かに思われるのも、辛いです。
「何度やってもダメ。」
「いつまで経ってもできるようにならない。」
仕事が全然できないと、自分にうんざりしちゃいますよね。
なぜ出来るようにならないんだろう。
みんなに迷惑かけてばかり。
もう辞めたい...。
仕事ができない自分と向き合うには、すごく勇気がいりますしパワーも必要ですが、あなたはきっと、仕事ができない自分の事を何とかしたいと思っているはず。
そういう人間なんだと諦めかけていても、あなたの知らない無意識の部分では、まだ諦めていないと思うので、私と一緒に「仕事ができない自分」について、詳しく見てもらえると嬉しいです。
- 目次
- 仕事ができない自分
- 仕事を超えて自分の「人格」を否定するようになる
- そもそも「仕事できる」って何だ?
- 評価で決まるのが仕事。問題はどう向き合っていくか
- 「仕事という枠組み」で他人からの評価を得るには?
- 「仕事ができない奴だ」と言われたら
- 最後に。
仕事ができない自分
自分って、何でこんなに仕事できないんだろう…。
入社して数年経っても、怒られてばかり。
まだ1年目でも同期はみんな成長していくのに、自分だけ取り残されてる。
たとえ10年目になっても、自分の仕事のできなさに溜め息が出ることもありますよね。
仕事ができない自分について、もう少し掘り下げていければと思います。
仕事ができない自分の特徴と対処法
今のあなたのように、自分自身に対して「仕事ができない…」と思う人にはどんな特徴があるのか、一緒に見ていきましょう。
ただし「できない自分」を突き付けられるのはとても怖いと思うので、あなたのペースで、受け止められそうな時で大丈夫です。
【1】何度も聞かないと分からない、理解力が低い
上司や先輩から仕事を教わる時、一回じゃ理解できないことがありますよね。
「もう少し分かりやすく…」と、もう一度説明をお願いすればいい話ですが、これが頻繁にあったり、自分以外の同僚さんたちはみんな理解していると、
「自分は他人より仕事できないんだ…」
こんなふうに考えると思います。
理解力は人それぞれ
上司の話が全然理解できず何度も聞き直すことが、私もしょっちゅうあります。笑
業界用語・専門用語をバンバン使ってくる人、結構いますよね。
そうでなくとも、文脈が複雑で分かりにくい話し方をされれば、何回も聞いたり確認しないと、ちゃんと理解できません。
難しい言い回しをする「憲法」を例にしてみましょう。
原文 | 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。 |
---|---|
簡単に言い換えると | 労働条件は、働く人が、人らしく生活できる内容じゃないとダメだよ。 |
※参考:e-Gov法令検索 昭和二十二年法律第四十九号 労働基準法 第一章 総則(労働条件の原則)第一条 |
使う言葉や言い回しが違うと、分かりやすさが全然違いますよね。
ひとまずあなたが出来る対処をしてみる
もちろん専門用語をたくさん知っている人もいますし、複雑な文脈でも理解力のある人だっていて、理解力は人それぞれ違うので、あなたが分かるまで相手に聞き直すのは、全く悪いことではないです。
ただ、複数人での会議なども、誰にでも分かるように話してくれる人もいれば、横文字ばかり使う人もいますが、会議中にしょっちゅう聞き直すのは勇気が必要。
あなたのお仕事の業界用語・専門用語については、あなた自身でも少し勉強しておかないといけない部分があるかも。
「いや、話は難しくないはずなんだけど、自部の頭じゃ理解が追い付かない」
このような場合は、個別に上司や先輩へ内容を確認して分かりやすく説明してもらったり、話を聞く時にメモを取っておいて、あとで内容を整理するのもいいと思います。
【2】うまく伝えられない
一つ前では、相手の話していることが分からない…といったものを見てもらいましたが、逆に、あなたの言いたい事をうまく相手に伝えられない場合もありますよね。
言いづらい話とかではなく、業務のことを伝えたいだけなのに、うまくまとまらない。
自分の中には「これが伝えたい」といったものがあるのに、言葉や文にするのが難しい。
もどかしくて、ひとまず伝えても本当に伝わったのか不安になってしまいます。
自分の中で整理しよう
あなたの中で、どう伝えようか考えながら言葉を組み立てて、短くていいので文を作っていきましょう。
上司や先輩に伝えるからといって、横文字や難しい言葉を使う必要は一切ありません。
あなたが分かる言い方でまとめられないと、あなた自身も何を言っているのか、分からなくなってきちゃいます。
相手に話す時、絵や図を書きながら伝えてもいいですよね(私はよくこれやります)。
あなたの頭の中にある内容を、お互いが目で見て確認し合うことができますし、言葉で伝えるのが難しくても、イラストや図なら簡単に伝えられる事も多いのでオススメです。
【3】記憶力がない、同じ注意を何度も受ける
「これはこっちって教えたよね?」
「この前も言ったけど…」
こんなふうに、前に教わったことを忘れやすかったり、今教わったことを自分でやってみようとしたら、もう覚えてない…。
仕事できない、というか、人としてダメな気がする…。
ちゃんと覚えておけない自分を、必要以上に責めてしまうかもしれませんね。
緊張しすぎ?気持ちが入らない?
まずあなたに出来ることは、とにかくメモすることです。
私も忘れっぽい方なのですが、相手の説明を聞いている時「これくらいならメモしなくてもいいでしょ」と思ってメモせずにいると、後々ごっそり頭から抜け去っていて、後悔することが結構あります…笑
「これはさすがに忘れないよ」と思っても、そこは自分を過信せず、念のためと思ってしっかりメモに残しておきましょう。
また、何かを言われた時に緊張しすぎていたり、逆にお仕事のモチベーションが低いことが原因で、覚えにくくなっているのかも。
今のお仕事があなたに合っているかどうかも、改めて考えてみるのもいいと思います。
【4】難しい話が理解できない
予算や売り上げ、顧客管理、目標管理…会社で働いていると、難しい話ばかりですよね。
私はとくに、お金に関する話がものすごーく苦手で、会議に参加しても「ここは英会話教室…?」と錯覚するくらい、みんなが何をしゃべっているのかさっぱり。
分かりたいのに難しいと「もうやだー!」と放り投げたくなりますし、みんなは「ふむふむ」と聞いているのを見ると、難しいんじゃなくて自分が仕事できないだけだ…こんなふうに考えてしまいます。
ちょっとずつ知る
いまだに私も、お仕事中ワケの分からない話に遭遇することばかり。
会議ではまるで呪文を聞いている気分ですし、仕事中の連絡手段となるチャットでも「そんなに難しい書き方する必要ある?」とか思っちゃいます。
ただ、難しい話って、
使われる言葉が難しいものばかりだから難しくなっているこの場合が多いので、単語の意味を知っていれば理解しやすくなるはずです。
専門用語などは、物事を効率的に伝えるために使われていることがほとんどなので、あなたも言葉の意味を覚えてしまえば、逆にすんなり話が分かるようになるかもしれません。
まずは話を一つ選んで、ゆっくり解読する
難しい言葉の意味を覚えるといっても、それが難しいからこそ「難しい言葉」なわけですし、日ごろから使わないと脳に定着してくれないものです。
ひとまず、一番最近聞いた難しい話や会議の議事録などがあれば、出てくる言葉の意味をゆっくり解読しながら、話の意味を考えてみるといいと思います。
また、言葉の意味をハッキリ覚えなくても、何度も難しい話を聞いてあなたなりに解読していくうちに、言葉はよくわからないけど何が言いたいのかが、何となく分かるようになってきます。
子供が何を伝えたいのか考える
まだ言葉がままならないくらいの小さな子供は、何かを伝えたくても、ほんのちょっとの知っている言葉や、絵・ジェスチャーなどを駆使するしかありません。
しかしその少ない表現方法を頼りに、私たち大人は何とかして、その子が何を伝えたいのか考えてあげたくなりますよね。
これを「難しい言葉でしか表現できない人」に応用して、言葉の意味を一旦置いておき、
- 何が言いたいのか
- 何を伝えたいのか
ここに焦点を置くと、難しい話も考えやすくなりますよ。
【5】「仕事ができない奴だ」と言われた
上司や先輩に「お前は本当に仕事ができないな」と言われたり「あいつ仕事出来ないから…」と、あなたの事を話しているのが耳に入ったり。
誰かから仕事ができないと言われるのは本当に本当に辛くて、ムカッとする場合もあれば、涙も出ると思います。
自分なりに頑張ってるつもりなのに、認めてもらえない。
さらに「仕事ができない奴だ」と思われると、もう期待すらしてもらえない気がする。
先輩に、上司に、会社に、社会に。自分が見限られたような感覚になりますよね。
これについてはこの先でお話しする「「仕事ができない奴だ」と言われたなら」で、詳しく見ていければと思います。
【6】意見やアドバイスを素直に受け入れられない
人から意見やアドバイスをもらっても、反発したり、素直に受け止めることができない。
そんなあなた自身を目の前にすると、頑固で柔軟に考えられない、仕事のできない人間だな…なんて思ってしまうかもしれません。
冷静に、俯瞰(ふかん)して考えてみる
きっと会社で働いていると、納得できないまま物事が進められてしまう場面に、何度も遭遇すると思います。
上の人に納得してもらえるような抗議の内容が思い浮かばなければ、黙って従わなければいけませんし、我慢できなければ他の会社へ行く選択もあるはず。
ただ、相手の意見を素直に受け入れられない理由がこれらではなく、
「相手の言い分は分かるけど、自分の思い通りにならず悔しいだけ」
このような気持ちなら、少し冷静になって考えてみましょう。
会社はたくさんの考えの集まり
「分かるけど悔しい…」きっとあなたの考えを否定されているような、間違えたり失敗したような感覚があるかもしれませんが、相手の意見、あなたの意見、どれも間違いではないと思います。
ただ相手が上司や先輩なら、あなたに見えないところまで考えた上での意見かもしれないので、あなたが納得できるよう説明してもらうのもいいですね。
会社に勤めていると、思い通りにならない場面に何度もぶち当たりますが、様々な個性や考えを持った人たちの集まりが会社というものなので、あなたが納得できないことも、少なからず出てきてしまうことを改めて知っておきましょう。
【7】メンタルが弱い
ミスしたり怒られたりすると、すぐ泣きそうになる。
ちょっとしたことで、ものすごく落ち込む。
私もメンタル弱いので、とっても分かります。
仕事で何か自分のダメな部分が出ると、本当に少しのことであっても、頭、心、身体、全身がズシッと重たくなって、グワーッと熱くなって、内側から圧迫されるような感じ。
すぐに落ち込む自分を見ていると、仕事できない人だなあ…と思ってしまいますよね。
傷を最小限に抑える方法を持つ
メンタルが弱いと、間違えたり注意されるたびにズドーンと落ち込んでしまうので、その後のお仕事にも支障が出る場合があり、仕事ができない人間だと考えてしまいます。
しかし、あなたはそろそろ、自分のメンタルの弱さに飽きてきていませんか?
誰だって、できることなら沈んだ気持ちにはなりたくないですし、むしろ楽しい気持ちでいたいはずですよね。
傷ついてもいい、大事なのは傷ついた後
でも、強いメンタルになんてなれる気がしない…。
いつもニコニコ楽しそうにお仕事する人を、いきなり目指す必要はないと思います。
まずは、メンタルが弱く傷つきやすい原因をあなた自身で考えてみてほしいですが、分からなければそれでもOK。
心が傷つきやすいのを治すのが難しいなら、傷がついた後、どれだけ傷を最小限に抑えられるかが大事です。
あなたの中で、傷を浅いところで留められる考え方を持っておきましょう。
例えば、自分を宇宙から見てみたり、魅力的なシーンだと思ったり。
【8】大きな仕事や担当を任せてもらえない
同期は○○担当を任されたり、中には大きな案件に就いている人もいるけれど、自分はとくになし。
もしかして、仕事ができない人だと思われてるのかな…こんな不安が頭の中でグルグル回り続けてしまいますよね。
ハッキリさせる
もしあなたが大きな仕事を任せてほしいなら、直接上司に話してみましょう。
もちろん、なぜやりたいのか理由もハッキリさせておくといいですね。
逆に、特別大きな仕事を担当したいわけじゃないけれど、同期の中で自分だけ何も任せてもらっていないのが気になる…。
このような場合は、理由を上司に聞いてみてもいいですし、もしかすると今の仕事よりも、あなたの得意や良さを発揮できる仕事があるのかもしれません。
【9】作業が遅い・納期を守れない
一つ一つの作業が周りよりも遅くなりがちだったり、最終的に納期を守れなかったりすれば、お客様やチーム全体にも迷惑が掛かってしまいます。
仕事は効率を求められるものなので、早く正確に作業を進められればいいですが、その作業が遅いとなると「自分は仕事ができない人だ」と考えてしまいますよね。
試してみる、相談する
ついつい周りと比べてしまう気持ちはとても分かりますが、作業スピードは人によって違うので、気にしすぎないようにしましょう。
また、作業スピードを上げるための改善策をあなたの中で考えてみたり、上司にも相談してみてほしいです。
今のあなたの進め方より、もっと効率的な方法があるかもしれません。
「自分はそういう人間だ」って、決めつけてしまわないで。
エンプレス編集部:fukuyama(@enpreth_dl)
【10】トイレにいると落ち着く
仕事する空間よりも、トイレの個室に入って便座に座っている方が、何倍も落ち着く。
ついトイレに長居してしまうくらい、職場にいるのが辛い。
トイレに籠ってばかりじゃ、仕事ができないと思われても当然だ…。
逆に、仕事ができなくてトイレに籠ってしまう場合もありますよね。
原因を根っこから見つめ直す
職場が嫌でトイレに行ってばかりなら、何がなぜ嫌なのか、根っこから見つめ直してみる必要があります。
もし、職場に相談できる人がいれば話してみてほしいですが、いなければ家族や友達でもいいです。
転職してお仕事や会社を変えるのも一つの選択ですが、必ず今の職場が嫌な理由を、あなたの中でハッキリさせてからでないと、転職してもまた同じ状況に陥ってしまうかも。
「仕事ができない」のが原因なら
仕事ができないのが原因でトイレに逃げ込んでしまう場合も、できるだけ誰かに相談してみてほしいです。
あなたが「仕事ができない」と思う理由によって対処法も変わってきますし、そこが分からないと、トイレから抜け出すことができません。
初めは怖いと思いますが、根本的にあなた自身を見つめる時間をしっかり作りましょう。
【11】人に頼れない
周りの人に何かを頼んだりお願いするのが苦手だと、あなた一人で仕事を抱え込んでしまい、結果的にはパンクしてみんなに迷惑を掛けてしまう…こんな事もあると思います。
パンクしないためと分かっていても、人にお仕事をお願いするのってどうしても気が引けてしまいますし、相手が先輩や、忙しそうな同期などに頼まなければいけないと、ますますお願いしづらいです…。
働いていると、人に何かを頼む場面が何度も出てきますが、それが難しければ「自分は仕事ができない」と考えちゃいますよね。
自分の力量を把握する
いつもお仕事していて、この作業は大体このくらい掛かる…といった目安が何となくあなたの中にあれば、自分のお仕事の許容範囲もざっくり分かるはず。
一人では無理だと思ったり、自信がない場合は、そういう自分をまずは認めてあげるのがいいかもしれません。
これしかできない…と思うのではなく、少なくも多くもない「あなたの」許容量です。
許容範囲を自分の中でちゃんと認められたら、周りの人へ素直にお願いしやすくなると思いますし、許容範囲を少しずつ広げていくと、成長にも繋がりますよね。
あなた自身の力を把握しておくことは、それだけで自分のためになったりしますよ。
【12】電話が怖い
私も電話嫌いです。
めちゃくちゃ出たくないですし、掛けるのも嫌です。
仕事の電話が鳴ると、一気に不安や嫌悪感に襲われますよね。
社会人なのに電話が怖いなんて、仕事のできない奴だなぁ…と、自分で思ってしまうのも、すごく分かります。
電話は誰でも怖い
電話が怖いのは、当然といえば当然だったりします。
会社の電話が鳴るのって、突然ですよね。
- 誰からの連絡?
- 知らない人?
- 用件はどんな内容?
- 今すぐ急ぎの用事?
着信音が鳴ると、このようにたくさんの不安が一気にあなたを襲います。
メールやチャットなら、誰からどんな内容の連絡が来たのか、あなたのタイミングで確認することができますが、会社の固定電話の場合、連絡してきた相手の情報はあの無機質な「着信音」のみ。
電話に出ないと、誰からなのか、どんな内容の連絡なのか分かりませんし、向こうのタイミングで突然来るから「今からメールを見よう」というように、心の準備すらさせてもらえません。
仕事として受け入れられるかどうか
会社の固定電話の種類によっては、相手の電話番号が表示されますが、無機質な電話番号が羅列されても、覚えていなければ誰からの電話か分からないです。
そのため、電話が怖いからといって仕事ができない訳じゃありません。
電話に慣れることってかなり難しいと思うので「電話に慣れる」のではなく「電話をする今のお仕事に慣れていく」といった考え方もあります。
それでも辛いなら、電話の業務が少ないまたは一切ない部署へ移ったり、お仕事をまるごと変えることも視野に入れておくのがいいです。
【13】スケジュール管理が苦手
スケジュールの管理は私もすごく苦手で、自由にやらせてくれーと思ってしまいます笑
でも、お仕事には納期が付きもので、納期までにやるべき事を終えるためには、スケジュールを組んでおくことが大事だったり。
- 夏休みの宿題を計画的に終わらせるタイプ
- 最後に慌てて終わらせるタイプ
…とか、よく言いますよね。
そのため、スケジュールを組まなくても自分のペースでお仕事を終えられる人もいますが、会社で働くとなると、スケジュールを組んでチームや上司に共有しなければいけない事も多いです。
決めつけて諦めない
社会人なのにスケジュール管理できないなんて、仕事ができないと思われて当然だ…。
こんなふうに考えてしまいますが、夏休みの宿題を終わらせるタイプが1種類ではないように、スケジュール管理が得意な人、不得意な人、いろんなタイプの人がいる方が自然。
社会人としてお仕事をする上で、スケジュール管理ができる人を求められてはしまいますが、苦手な人は苦手です。
自分が楽できるように
苦手とはいっても、スケジュール管理ができず後々切羽詰まって困るのもあなた自身だと思うので、あなたが楽をするためにも、上手なスケジュール管理の方法をちょっとずつ知って、試していくのがいいかもしれません。
こういう人間なんだと決めつけてしまわずに、実用書を読んでみたり、先輩や上司にアドバイスをもらったり。
スケジュールに縛られるのが嫌いでも「自分が後々楽できるように…」こんなふうに思えば、スケジュール管理の様々な方法を試しやすいと思います。
【14】やる気が出ない
お仕事のやる気が出ず「あー、早く帰りたいなぁ」こんなふうに過ごすのが当たり前。
やる気が出ないから、自分が仕事できない人でも関係ないはずなのに「仕事ができない自分」を責める自分もいる。
仕事に力が入らないと、心も身体も一日中脱力してしまいますし、そういう自分自身が嫌になったりしますよね。
一時的か、ずっと続いているのか
今日は何だか集中できない…。
この間の案件が上手くいかなくて、しばらく気持ちが沈んだまま…。
このように一時的なものであれば誰にでも起こるので、何か本を読んだり、誰かの仕事を見てやる気を奮い立たせたりしてみましょう。
しかし、なぜか分からないけど、やる気が出ない状態が何週間、何ヶ月も続く場合は、お仕事内容を変えてみるといいかも。
任されている業務内容を少し違うものに変えてもらったり、部署を変えてもらうのもいいですし、別の会社へ転職したり、これを機に職業を変えてみるのもいいですね。
今のあなたは仕事ができないんじゃなくて、自分に合わないから、または入社当時よりも合わなくなったから、自然とやる気が出なくなっている可能性が考えられます。
【15】報連相ができない
お仕事で大事な報告・連絡・相談。
よくホウレンソウと呼ばれますが、報連相ができないと周りからも「仕事ができない」と思われてしまいやすいです。
報連相ができない原因を3つ挙げてみたので、対処法と一緒に確認していきましょう。
原因 | 詳細 | 対処法 |
---|---|---|
報連相をする相手を 信頼できていない | 先輩や上司のことを信頼していなかったり、ただただ怖くて嫌な存在でしかないと、できる限り喋りたくないですよね。そのため、報連相も最小限に抑えたり、必要な報連相まで省いてしまいます。 | 報連相をする先輩や上司が信頼できないと、関わりたくないと思いますが「報連相も仕事」と割り切ってみましょう。また、割り切れなかったり、お仕事に支障が出るようなら、部署の変更や転職も視野に入れてみてほしいです。 |
報連相が迷惑になる と思ってしまう | 「こんなこと相談しても、自分で考えろって言われるよね…。」「こんなことで一々連絡してくるな!とか言われそう…。」自分の報連相が、相手にとって煩わしく、逆に仕事の邪魔をしてしまいそうで、不安ですよね。 | 私は、報連相しない・足りないよりは「報連相しすぎ」くらいがいいと思います。もし、ここまでしなくても大丈夫と言われたら、言われたところだけ報連相を減らしていけばいいだけです。あなたが必要ないと思っても、先輩や上司にとっては報連相が欲しい場合もありますよね。 |
報連相の範囲の 認識が合っていない | 「これについてはちゃんと報告してね。」「その連絡はしなくて大丈夫。」このように、報連相の範囲を、先輩や上司と細かく決めていれば、報連相すべきことがハッキリしてきますが、曖昧なままだと、あなたが怒られてしまいます。 | まずは先輩や上司と、しっかり認識を合わせておきましょう。または「報連相が迷惑になると思ってしまう」でも見てもらったように、最初は「報連相しすぎ」からスタートするのがオススメです。 |
【16】自信が持てない
仕事ができる人って、みんな自信がある人に見えますよね。
そんな人たちに比べて自分は、後先が心配で自分から仕事を進められないし、常に不安や心配が頭の中にあって、自信を持って出来る仕事なんて全然ない…。
私も自信が持てない人なので「仕事は自分から取りに行け!」なんて言葉を耳にすると、自分は仕事ができない人間なのかな…と思ったりします。
ちょっとずつ広げていく
自信が持てないと、お仕事の様々な場面で受け身になってしまいますが、同時にあなたは、慎重に物事を考える事ができる人でもあります。
できるだけ失敗を避けるために慎重に考えてお仕事をするのは、私は良いことだと思いますが、お仕事はチャレンジ精神や成長意欲を求められたりもしますよね。
いきなり挑戦的になったり、すごい自信を持てるようになる必要はないので、自信が持てる範囲を少しずつ広げていきましょう。
自分自身に対する不満
また、あなたはただ自信が持てないだけで、仕事ができない訳ではないかもしれません。
それでも、自信の持てない自分に「あなた自身」が不満を持っているから、仕事ができないと思ってしまうんだと思います。
あなたが自分を納得させてあげるためにも、ちょっとずつ自信が持てるものを増やしていってほしいです。
【17】自分で判断できない
一つ前で見て頂いた「自信が持てない」ことに繋がってきますが、自分で物事を判断できないと、何から何まで先輩や上司に決めてもらうのが当たり前になっていきます。
このような状況に慣れていくと、突然「今回は自分で決めていいよ」と言わた時、逆に困ってしまい、誰かに決めてほしくなりますよね。
正解か不正解かは、誰にもわからない
あなたが自分で判断できない理由は「自分の判断がもし間違いだったら怖いから」なんじゃないかと思います。
悪い選択をした自分のせいで、みんなに迷惑が掛かってしまうの、怖いですよね。
でも「自分の判断が良いか悪いか分からない」といった状況は、物事を決める人すべてに平等にあるはずなので、みんな、どうなるか分からない中で決断しています。
知識や経験の差を認めて、提案にアドバイスをもらう
あなたは初めての事で判断が難しくても、先輩は何回も同じ場面を味わっているから判断しやすい、なんて事もあると思うので「全然平等じゃない!」とも考えられますよね。
それなら、先輩や上司からアドバイスをもらってみましょう。
アドバイスをもらうといっても、あなたが決める前にもらうのではなく、
「今回はこういう方向で進めようと思うんですが、どうでしょうか」
こんなふうに、まずはあなたの中だけで決めてからアドバイスを聞くようにすると、だんだん自分で判断する力が付いてくると思いますよ。
間違いや失敗は、誰にだってあるものですよね。
エンプレス編集部:fukuyama(@enpreth_dl)
仕事を超えて自分の「人格」を否定するようになる
仕事できない人間だな…あなたが自分に対してそう思っていると、だんだん仕事上の自分だけでなく、あなたという人間そのものまで否定するようになってしまうと思います。
社会人として、人として全然ダメだ。
自分は仕事ができない人間なんだ。
みんなは当たり前にできることができない自分の、人間性まで否定してしまうんですね。
お仕事はほとんどの人が生活の一部となっているので、人としての生活が「できない」となれば、自分はダメな人間なんだと思ってしまうかもしれません。
30代、40代でも仕事ができない
社会人になってもう10年以上経つのに、仕事ができない自分のまま。
毎日地道に仕事をこなしていれば、人並みにできる人になっているだろうと思っていたけど、ダメなところだらけだ。
長い年月が経っても、仕事ができると思えなければ、一つ前で見てもらったように自分そのものを否定してしまうかもしれません。
真剣に仕事と向き合ってる証拠
自分の人格を否定してまで責めてしまうのは、それだけお仕事に対して真面目に向き合っているんだと思います。
でないと、そんなに思い詰めたりしません。
「仕事ができない自分は、なんてダメな人間なんだ。」
これは、仕事ができない事を悪いことだと思っているってことですよね。
仕事のこと、すごい真剣に考えてる証拠です。
ダメじゃない自分になる
「仕事のことを真剣に考えていたとしても、結局は仕事ができないダメな人間なんだ。」
こんなふうに言い返されそうですが、自分のことがダメだと思うなら、ダメじゃない自分になってしまえばいいんです。
もちろん、簡単にパッとなれるものじゃないですよね。
仕事ができないと思う理由は様々あると思いますが、物事を伝えるのが苦手なら、伝えられるようになる方法を調べて、試してみて…そうやって少しずつ、自分の「仕事できないポイント」を小さくしていきましょう。
また、会社や職業を、ダメじゃない自分になれる所に移るのもいいと思います。
あなたの魅力がもっと発揮できる場所はたくさんあるはずなので、今いる会社、やっている業務にとどまっているのは、ちょっともったいないかもしれませんね。
そもそも「仕事できる」って何だ?
仕事ができない自分が嫌い…仕事ができる人になりたいですよね。
会社にも社会にも貢献できるし、周りの役に立てるし、自分にとっても楽しく働けそう。
でも「仕事ができる」ってそもそも何なのか、あなたは考えた事がありますか?
自分の仕事ができない部分ばかり気にしていて「仕事ができる」については、考えたことがないかもしれないので、私と一緒に見てもらえればと思います。
仕事ができると思う人の特徴
あなたの周りに「この人、仕事できるなー」と思う人がいれば、その人を思い浮かべながら、仕事ができると思う人の特徴を一緒に見ていきましょう。
成果をあげる | いつもきちんと成果をあげる人。仕事ができる人ですよね。成果は会社への売り上げや貢献に直結するので、評価されるのも当然です。 |
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明るくハキハキしてる | 元気に挨拶できるし、受け答えも明るく、話していてこっちも気持ちがよくなりますよね。明るい人は、コミュニケーションを取るのが得意なこともあって、仕事ができる人に多いのかも。 |
約束や納期を守る | 仕事ができる人は、守らなきゃいけない事をちゃんと守ってくれます。だから、信頼されて、またこの人にお願いしようと思えますよね。 |
自分から発信する | 受け身ではなく、自分から進んで発信する人は、仕事ができる人が多い気がします。もちろん、ちゃんとみんなの話も聞きますし、ちゃんと話を聞けるから、そこからたくさんのヒントを得て自分の考えが生まれ、発信できるのかもしれません。 |
周りへの思いやりがある | 仕事ができる人に、自分本位の人は少ないと思います。お仕事は、お客様やクライアント、一緒に働く社員さんなど、必ず誰かのために頑張るものですよね。そのため、相手の気持ちを考えることができるからこそ、仕事もできるんだと思います。 |
コミュニケーション力が ある | 相手の話を聞くこと。相手が何を求めているのか読み取ること。伝えたい事や伝えるべき事を、相手に分かりやすく伝えること。コミュニケーションって、いろんなことを考えながら行うので、それを自然にスムーズにできる人は、仕事もできる人が多いです。 |
説得力がある | 話の根っこがフワフワしておらず、ちゃんと根拠を持って説明してくれるから、話に納得できます。納得できる説明をする人って、仕事できる感じしますよね。 |
事業やプロジェクトに 成功してる | 何かが成功できる人は、様々な努力を積み上げてきた人。仕事ができないと、何かを成功させたり、良い状態を維持することもできないと思います。 |
人が集まったり 支持されてる | 仕事ができる人の下には、人が寄ってきます。どうやったら同じように仕事ができるようになるのか、知恵を分けてもらいたいですし、とにかく真似してみようと思って、集まる人もいるかもしれませんね。 |
いいですよね。こんな人に私もなりたいです。
次の章でも詳しく見ていきますが、仕事ができる人って「仕事ができる」と思われている時点で、他人から評価されていますよね。
またもう一つ特徴があって、上記で見てもらった9つをもしあなたが体感できるとしたら、どんな感じですか?
きっと「仕事楽しいなー」って、感じると思います。
仕事ができる人は、周りから評価されているし、仕事を楽しんでるってことです。
「仕事ができる人」は、自分のことをどう思ってる?
私の周りにも「この人は仕事できる人だなー」と思う人がいて、それは私の上司です。
上司の仕事ぶりを一番近くで見ることができる立場にあるので、私の中での「仕事できる人ナンバーワン」は、自然と上司になってしまいます…。
一つ前で「仕事ができると思う人の特徴」を9種類、一緒に見てもらいましたが、上司は私から見て、9つ中7つが当てはまってる感じです。
上司へ実際に聞いてみた
私の上司本人に「自分のこと、仕事ができる人だと思いますか?」と質問してみたところ、次のような答えをもらえました。
今いるこの会社では上手くいってるけど、ほかの会社に行ったら全然通用しなかったりする。できるかどうかは、闘う場所によると思うよ。
お仕事は、一つの会社に留まっているとそれが常識になってしまい、井の中の蛙状態。
私の一番近くにいる「仕事ができる人」は、自分が蛙だと自覚しているし、井戸の外にある大海を知る努力も惜しまず、いつも本や情報メディアを読みまくっています。
そして楽しそうにお仕事してますし、本人も「楽しい」と言ってるので「周りからの評価」と「仕事が楽しいという感覚」、この2つにもっと焦点を当てていきましょう。
あなたが仕事できると思う人にも、ちょっとお話を聞いてみるといいかもしれませんね。
エンプレス編集部:fukuyama(@enpreth_dl)
評価で決まるのが仕事。問題はどう向き合っていくか
きっと、お仕事がどういうものなのか、あなたも嫌というほど分かっていると思います。
どんなにめちゃくちゃ頑張っても、結果が出せないと評価してもらえません。
頑張ったのに褒めてもらえない。
お仕事が嫌になるのって、これに集約される気がします。
嫌なお話になってしまいますが、仕事ができない自分に悩まされる毎日から、ちょっとずつ抜け出すためにも「評価」について、私と一緒に詳しく見てもらえると嬉しいです。
仕事ができるかできないか。判断するのは誰?
仕事ができるかできないか、これを判断する人って一体誰なんでしょうか。
あなたは今「自分は仕事ができない人間だ」こんな気持ちで、毎日憂うつだと思いますが、あなた自身そう思っているのかもしれませんし、周りの人から「ほんと仕事できないね」なんて言葉を吐かれたのかもしれません。
どっちにしても、胸が締め付けられますよね。
身体がこわばって、息が止まりそうになります。
でも、あなたが本当に仕事ができる人なのか、できない人なのかを判断するのは、上司や会社からの「評価」です。
目標と評価
3ヶ月とか半年とか、節目に上司と個人目標を立てると思いますが、それに沿った評価の項目が達成できているかどうか。
目標を達成し、評価されればされるほど「仕事ができる人」になっていきますよね。
あなたの悲痛な声が聞こえる気がします…私も目標とか評価とか、本当に考えたくないですしうんざりします。
でも一つ勘違いしないでほしいのは、これはあくまでも「仕事の話」だということです。
これは「人間性の話」ではなく「仕事の話」
「仕事を超えて自分の「人格」を否定するようになる」の内容に戻りますが、仕事ができる・できないっていうのは「仕事」の話ですよね。
仕事は成果をあげないと評価されないですし、お給料だって上げてもらえません。
そのため、どれだけ過程を頑張っても、険しい道のりを乗り越えてきても、成果に結びつかなければ「仕事ができる人」にはならないわけです。
頑張ったのに、評価されないなんて!
仕事って、社会って、なんて非情なんだ!
こんなふうに、ますますお仕事が嫌になってしまうかもしれませんが、あくまでも「仕事」がそういうものなだけ。
ここまで頑張ってきたこと、辛くても耐え抜いてきたこと、そういうあなたの全部が、ダメとか無駄とか、そういった話ではないんです。
「人」と「仕事」の評価を混同しない
「仕事」という視点や枠組みで見れば、仕事ができる人は、評価される成果をあげる人。
でも、あなたの頑張りを知る人や、一番よく知るあなた自身は、
「なかなか成果には結びつかないけど、よくやってるよ」
「いつもよく頑張ってる」
こんなふうに、あなたが頑張れる人だと分かっていると思います。
そのため、あなたは人として何かを頑張れる人ではありますが「仕事の世界」でも「できる人」になるには、評価される必要があるんですね。
「仕事の評価」と「人間性の評価」は別物!
エンプレス編集部:fukuyama(@enpreth_dl)
「仕事という枠組み」で他人からの評価を得るには?
お仕事の世界では、人として評価されていても、仕事として評価されなければ「仕事ができる人」にはなれません。
多くの場合、何か成果をあげることが目標に設定されると思うので、成果をあげられた時にあなたは評価され、積み重ねていく事によって「仕事ができる人」になっていきます。
また、目標が達成できなくても、それと同じくらいの評価に値する仕事が認められれば評価してもらえることもありますが、評価を得るのって簡単じゃないですし、正当な評価をしてもらっているのかどうかも判断するのは難しいです。
難しい事を頑張るには、どうすればいいと思いますか?
頑張れる仕事とは
「頑張るのが難しい今の仕事を頑張れるようになる」のではなく「あなたが頑張れる仕事」をすればいいんです。
わざわざ、あなたが不利な土俵で闘う必要なんてありません。
では、あなたが頑張れる仕事って何でしょう。
仕事から一旦離れて「あなたが頑張れること」は何かを考えてみれば、自然と答えが出てくるはず。
頑張らなくても頑張れるもの
好きなアーティストのライブに参加するために、2時間かけて会場へ行ける。
そのアーティストが大好きだから。
美味しいと有名な、から揚げ屋さんのから揚げを食べるために、県外まで行くぞ。
まだ知らないから揚げを、食べてみたいから。
大好きな友達を喜ばせるために、すごいプレゼントを考えよう。
友達の驚く顔、喜ぶ顔が見たいから。
ただ、好きだから、やりたいっていう想いがあるから、大変でも難しくても頑張れる。
好きな仕事もやりたい仕事もないなら、ちょっとでも興味のある仕事で大丈夫です。
「自分って、こういう作業好きなんだ」
「こういう事考えるの、結構得意なんだな」
こんなふうに、自分でもまだ気づいていないあなたの「好き」は、行動しないと発掘がすごく難しくなります。
最初はちょっとの興味とか、これくらいなら出来るとか、そのくらいでいいんです。
ゴールに着ければ行き方は何でもいい
仕事の世界では、仕事の評価が得られれば「仕事ができる人」となるので、目標を達成できれば、言われたことができていれば、どうやって達成してもいいんです。
コミュニケーションが苦手でも、トイレに行きがちでも「仕事できない奴だ」と勝手に噂されても、ちゃんと成果をあげていたり目標が達成できていれば、それをちゃんと見てくれている人がいます。
ただ、その形が成り立っていれば仕事の世界では「仕事ができる人」として評価されるものの、人としての評価もちゃんともらえる仕事がしたいですよね。
あなたが頑張れる場所
あなたがトイレに籠ったりしないで済む、陰口を言う人がいない、働きやすい環境。
それなら、そういう職場を求めて転職してみましょう。
仕事として人として「仕事ができる人」になるためには、あなた自身が動かないと始まりません。
評価をもらうために頑張れる仕事は、あなたが好きなこと、やりたいこと。
思うように物事を伝えられないところや、相手の話に付いていけないところなど、あなたの苦手な部分も、好きなこと・やりたいことのためなら、様々な方法を試して克服しようと思えるはずです。
「仕事ができない奴だ」と言われたら
自分以外の誰かに「仕事ができない奴だな」と言われたり、思われているのを知ると、
好きで仕事ができない人間になったわけじゃない。
できない自分が一番つらい。
こんな気持ちになりますよね。
でも、そのような事を言ってくる人は、ちょっと勘違いをしているかもしれません。
環境次第で変わりやすいもの
私の経験からすると、仕事ができる人は「キミは本当に仕事ができない人間だな」こんなこと言いません。
仕事ができる・できないは、上司や会社からの評価によって決まりますが「「仕事ができる人」は、自分のことをどう思ってる?」で私の上司が言っていたように、環境次第で変わります。
評価制度なんて会社によってバラバラですし、お仕事の進め方だって、隣の会社を覗いてみたら丸っきり違うかもしれません。
中にはどこでもやっていけるタイプとか、要領がいい人とかもいますが、今の環境だから「仕事ができる人」になれている人だって、たくさんいるはずです。
「仕事ができない奴だ」と言ってくる人
「キミ仕事できないなぁ」とか言う人は「自分や自分が認めた人の、仕事の仕方・スピード・考え方を、全人類ができると勘違いしている人」だと、私は思います。
仕事ができる人は、仕事ができない人と一緒に働くことになっても、どうしたらできるようになれるかを一緒に考えてくれたり、できる範囲のお仕事をお願いしたりするんじゃないでしょうか。
そうしてお仕事していれば、段々できるようになってくるかもしれませんし、この仕事より自分に合う仕事があるかも…と考えるようになるかもしれません。
少なくとも「仕事ができない奴だ」なんてことを言ってくる人がいる職場は、早めに離れるのがオススメです。
最後に。
ここまで、私と一緒に見ていただきありがとうございます。
仕事ができない自分にウンザリしたり、責め立ててしまう気持ち、とっても分かります。
でも、頭ごなしにあなた自身を責めず、ちゃんと根っこから整理して考えていけば、どうやってお仕事と向き合っていけばいいのかがちょっとずつ見えてくるはず。
「仕事」の部分ではどんなに努力しても、結果や成果でしか評価してもらえませんが、あくまで仕事の話であって、あなたの人間性が「できない」と評価されているわけではないので、ここは間違えないでくださいね。
「人」の部分で、あなたの頑張りはちゃんと活きています。
仕事ができる人になるためには「仕事ができる人になれる場所」へ行きましょう!
エンプレス編集部:fukuyama(@enpreth_dl)