パワポの「ご清聴ありがとうございました」の使い方からデザインパターンまで解説

  • | 公開 2024年01月25日
資料ノウハウ
パワポの「ご清聴ありがとうございました」の使い方からデザインパターンまで解説

いつも見て頂きありがとうございます!資料サービス「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。パワーポイントで資料を作る時、最後の締めくくり方として、何を入れたらいいか迷いますよね。

よく見かけるのは「ご清聴ありがとうございました」と、感謝を伝えるスライドがあります。

しかし、資料を見てもらう状況や相手によって、感謝のスライドは不要で、本当は別のスライドを最後に入れた方がいい場合も。

まずは「ご清聴ありがとうございました」スライドとは、どんなものなのか、その必要性から使い方、デザインパターンなどもまとめていきます。

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パワーポイントの「ご静聴ありがとうございました」とは

パワーポイントの「ご静聴ありがとうございました」スライドのデザイン例

資料の最後に入れられることが多い「ご清聴ありがとうございました」スライドは、説明を聞いてくれた、または資料を見てくれた相手に対して、時間をとってもらったお礼として入れるケースが多いです。

一般的に資料の最後で入れる方は多いため、あなたも見ているかもしれませんね。

「ご清聴ありがとうございました」の別の言い方

状況によっては「ご清聴ありがとうございました」より、別の表現がいい場合もあります。

資料を見てくれた場合  :ご確認頂きありがとうございました
セミナー参加してれた場合:ご参加頂きありがとうございました
プレゼン機会を得た場合 :お付き合い頂きありがとうございました

見た、聞いた、参加してくれた。

状況によって、感謝の伝え方は違ってきますよね。

せっかく最後締めくくるタイミングなので、状況に合わせた言葉を選ばないと、びしっと締まりません。

パワーポイントで「ご静聴ありがとうございました」は必要なのか?

時間をとって資料を見てくれた、または説明会に参加してくれたのであれば、人としてお礼を伝えたい、だから「ご清聴ありがとうございました」のスライドは入れたいと思うのは自然な流れです。

しかし、パワーポイントで資料を作ったのであれば、あなたが何かを達成したいからこそ、情報を伝える手段として資料を選んでいるはず。

たとえば何が何でも承認を得たい企画があり、そのためのプレゼンで最後に感謝スライドだった場合はどうでしょうか。

説明を聞いていた相手からしたら、そこで話が一旦終わってしまい、次に自分たちがどう動けばいいのか迷うかもしれません。

そうなれば、感謝スライドが邪魔をしてしまって、目的が達成できない…。

資料を見た後の続きを望む  :プレゼン、企画(相互関係)
資料を見た後の続きを望まない:成果の発表のみ(一方通行)

その後のコミュニケーションを求めなければ、感謝スライドで終わってもいいですが、質疑応答があったり何か承認を得たい場合などは、別スライドを用意した方がいい。

「ご清聴ありがとうございました」スライドがいらない場合と、いる場合があるため、状況に応じて使い分けが必要です。

終わりよければ全てよし

モノゴトの最初や途中が悪くても最後が良ければ、気持ちよく終わりますよね。

ことわざであれは「終わりよければ全てよし」と表現したり、似ている言葉としては「ピークエンドの法則(悪いことがあっても結末が良ければOK)」もあります。

つまり、資料最後のスライドの印象が、結果に大きく影響するとも言えるため、目的達成を目指したいのであれば、何で締めくくるか重要なポイントになります。

 

目的別でパワーポイントの最後が変わってくる

「ご清聴ありがとうございました」スライドを入れる・入れないで考えるのではなく、資料を活用する目的と目指したい結果から逆算して、何を入れるか考えなければいけません。

資料の作り手が、何を目指したいか分かっていれば、自ずと必要なスライドは見えてくる。

社会人だから…学生だから…個人だから…などは関係なく、目的別で締めくくる最後のスライドが変わってくるため、一覧表にまとめてみました。

目的別の締めくくりスライド

目的相手が動く可能性状況最後のスライド例
共有低い発表会感謝、結論、まとめ
社内説明
行動促進ホワイトペーパー連絡先、特典、用語解説、結論、まとめ
高いセミナー特典、期待できる未来、成功事例、感動的な引用句、連絡先
決裁者の承認プレゼン
企画提案

どんなに説明や資料が良くても、人は簡単に動いてくれません。

しかし、対面機会(セミナー・プレゼン・企画提案など)であれば、声・表情も使って説明できるため相手の心・体を動かしやすく、最後のスライドによっては大きな反響が得られます。

スライド一覧

スライド説明
感謝一言または少し文章で感謝を伝える
連絡先メールアドレス、電話番号、フォーム、連絡時間、担当者、QRコードなど
特典今動いてもらうことで得られる権利や期限など
参考文献や引用・専門用語の解説掲載している情報に対する補足
結論・要点・まとめ掲載している情報を総括した内容
フィードバックの受け付けセミナーなどであればアンケートページへの誘導など
次回のイベントへ招待関連イベントへの招待情報
感動的な引用句気持ちをさらに高め行動へ移してもらうための引用句
成功事例資料の内容を実践した輝かしい結果
リンクや資源提供関連情報や資料の提供
重要なキーワードの再露出資料内でもっとも重要なキーワードを最後に改めて見せる
期待できる未来提案を受け入れることで得られる未来
メッセージミッション、ビジョン、バリュー、ブランドメッセージ、代表メッセージなど

相手に動いてもらいたい場合は社内的な権限も考慮する

ビジネスとして資料を作り、見てもらっているなら、相手の社内的な立ち位置・状況によっても、後押しの仕方が変わってきます。

役職決裁権スライドとして入れたい例
現場担当者なし伴走性(実際に相対する現場の不安解消)
中間管理職小さい短期的なメリット(部署の目標達成への影響)
部長、役員大きい
社長特大長期的なメリット(売上、コスト削減等)

誰に対して資料を見てもらうのか。

その方が社内でどのような仕事をされて、立ち回りをして、どのくらいの権限を持っているのか、相手によっても最後締めくくるためのスライド内容が変わってきます。

やってはいけないパワーポイント最後の締めくくり

パワーポイントの最後は、終わりよければ全てよしの状態で終わらせたいので、やってはいけないスライドがいくつかあります。

特に、プレゼンなど叶えたい目的が強ければ、尚更気を付けなければいけないので、NGスライドを確認しておきましょう。

NG①:状況に合わない締めくくり

目的別でパワーポイントの最後が変わってくる」で解説したように、目的と状況に合わないスライドを入れてしまうと、目的達成の確率が下がってしまいます。

ただ感謝スライドを入れるのではなく、必要なスライドを見極めて、資料を作りましょう。

NG②:資料のテーマに関係ない情報

せっかくいい雰囲気で最後スライドまでいけたのに、最後は資料のテーマとは違う、または不用意な自慢・営業をすると、印象が悪くなる可能性も。

相手が説明や資料の内容に満足していればまだいいですが、そうでなければ余計な情報に気分を害してしまう場合だってあります。

NG③:長すぎる感謝の言葉

時間をとってくれた、説明を聞いてくれた、そうなればとてもうれしくて気持ちを伝えたい、長々と感謝を入れてしまう場合があるかもしれません。

しかし、長すぎる感謝の言葉は、最後の余韻を消し去ってしまい、良い印象が失われてしまうため、注意が必要です。

NG④:ネガティブな言葉

ポジティブな言葉で終わるのか、ネガティブな言葉で終わるのか、どちらがいいかと言えば前者ですよね。

誰だって気持ちよくない言葉で締めくくられると、気分が悪くなるものです。

その印象も残りやすく、挽回するのに時間がかかるため、スライドの最後は期待を感じられる、ワクワクするようなポジティブな言葉で締めくくりましょう。

NG⑤:新しい情報の追加

さんざん資料を使い説明された最後に、今まで出てこなかった新情報が出てきたら嫌ですよね。

新たな情報が出てくると、調べたり考えたり億劫になるものなので、締めくくりになる最後のスライドは、それまで見てもらった内容に沿った情報でまとめましょう。

NG⑥:判断を相手にゆだねた表現

たとえばプレゼンだと、勢いとしてはその場で即決をもらえるような熱量で、説明を行うことも多いと思います。

それなのに、これまでの流れを無視して「ご検討お願いします」など、相手に判断をゆだねるような締めくくり方をしてはもったいない。

資料の最後まで来たのであれば、感化されて心・体が動きやすい状態になっているため、背中を押せるような情報を入れましょう。

パワーポイントで「ご清聴ありがとうございました」のデザインパターン

パワーポイント最後に入れるスライドで、感謝を伝える「ご清聴ありがとうございました」スライドには、いつかパターンがあります。

その中でも使いやすいパターンだけを選んだので、それぞれ解説していきます。

パターン1:一言メッセージ

とても簡単な感謝スライドは、一言メッセージを入れるだけ。

何か特別デザインを凝らなくてもよく、感謝を伝えるだけなら一言でシンプルにするのがお勧めです。

これならどんなデザインでも合いやすい。

パターン2:一言メッセージ(英語)

一言メッセージを英語にしたバージョンです。

資料のデザインテイストにもよりますが、全体的に英語を使ったオシャレな感じにしている場合は「Thank You」などにしても良さそうですよね。

パターン3:メッセージ + 会社説明

「ご清聴」だと、セミナー・勉強会など、誰か聞く人が目の前にいる場合に有効ですが、資料だけを渡して見てもらう場合は、ご清聴が使えません。

「最後までお読みいただきありがとうございました」は、最後までスライドをめくらないと出てこないため、文脈的にも合いますよね。

メッセージだけもいいですが、簡単に会社の補足など入れてもいいと思います。

パターン4:文章メッセージ

一言ではなく、少し文章化して感謝を伝えるパターンです。

この文字サイズでいくなら、5~6行分に収めたいところ。

パターン5:QRコード誘導

最後のスライドを見てもらった時に、QRコードを付けて、行動を促すパターンもあります。

QRコードの読み取りが前提となるため、スマートフォンで情報を見る方々と相性が良いと言えます。

パターン6:行動喚起

セミナーや勉強会に多いのですが、最後のスライドに来たタイミングで、一緒に行動へ移れるようなメッセージを仕込んでおきます。

よくあるのが写真撮影で、リアルな場所で行っている場合はカメラ等を使い、オンラインツールならスクリーンショットなどを取る。

勝手に撮ると、あとでトラブルにもなるため、事前に説明したいのですが、タイミング的にもスライドの最後が合うため、写真を撮りたい時に使える作戦でもあります。

パターン7:ブランドロゴ + メッセージ

感謝とは少し違いますが、シンプルにブランドロゴ・メッセージを終わらせるのも有効。

セミナー・勉強会等であれば口頭でも伝えられるので、スライドにする必要もありません。

その代わり自社を意識的に覚えてもらいたい時は、ブランドを入れておくのも一つの手です。

パターン8:メッセージ + 人物紹介

感謝を言葉だけで伝えてもいいですが、人物写真と一緒に伝えることで親密性が高まり、相手の記憶にも残りやすく、次の機会も進めやすくなります。

パターン9:役員メッセージ

会社の代表または経営層は、熱い気持ちを持っている方も多いですよね。

その想いと感謝を一緒に伝えることで、自社のことも本人のことも、情報として届けやすくなります。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は資料サービス「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツの制作から運用、100社以上のお客様支援を実施。そこで得たノウハウをコラムとして投稿中。
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