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パワーポイントのプレースホルダーとは?機能や使い方を解説

  • | 公開 2025年08月20日
資料ノウハウ
パワーポイントのプレースホルダーとは?機能や使い方を解説

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。パワーポイントのプレースホルダーは、テキストボックスと同じように見えて、実は独自の機能があるんです。

パワーポイントにはプレースホルダーと呼ばれる要素があります。

プレースホルダーとはどのような機能や特徴を持っているのか、パワーポイントでどのような効果を発揮するのか、私と一緒に詳しく見ていきましょう。

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パワーポイントのプレースホルダーとは?

パワーポイントのプレースホルダー

プレースホルダーとは簡単に言うと「入力欄」のことで、パワーポイントのスライドに配置できるオブジェクトの一つです。

見た目はテキストボックスと大きな違いがなく、テキストを入力できる点は変わりませんが、下記のような特徴があります。

  • 「レイアウト」の一部
  • テキストボックスにはない機能がある

テキストボックスにはない機能については「プレースホルダーとテキストボックスの違い」で見ていきますが、ここではレイアウトについて深掘りしていきましょう。

パワーポイントの「レイアウト」

パワーポイントにはレイアウトと呼ばれる要素があり、各スライドのデザインを決める骨組みのようなものです。

新規で「新しいプレゼンテーション」を選び、ゼロからスライド作成を始める時、最初に一枚スライドが用意されており、このスライドには「タイトル スライド」のレイアウトが設定されています。

「タイトル スライド」のレイアウト

最初からタイトルやサブタイトルを入力できるようになっている状態なので、テキストボックスを作る必要がありませんよね。

ここで用意されている「入力欄」が、プレースホルダーです。

ほとんどのレイアウトにプレースホルダーがある

「ホーム」にある「新しいスライド」ボタンの下半分をクリックすると、様々なレイアウトのスライドを追加でき、「レイアウト」では今表示しているスライドのレイアウトを変更できます。

「新しいスライド」ボタンの下半分をクリック「レイアウト」では今表示しているスライドのレイアウトを変更

「白紙」以外のレイアウトにはすべてプレースホルダーが配置されており、テキスト入力だけのタイプもあれば、画像やグラフなどのコンテンツを簡単に挿入できるタイプもあるんです。

詳しくは「プレースホルダーの種類」でお話ししています。

レイアウトはスライドマスターにも存在する

レイアウトは、通常の編集画面だけでなくスライドマスターにもある要素です。

つまり、プレースホルダーはスライドマスターでも使われるものと言えますが、むしろ通常の編集画面よりも、スライドマスターで活躍する機会の方が多いかもしれません。

スライドマスターについては「プレースホルダーとスライドマスター」でお話ししています。

プレースホルダーの種類

ほとんどのレイアウトにプレースホルダーが配置されていますが、いくつか種類があるので、私と一緒に見ていきましょう。

ただし、スライドマスターだけで使えるプレースホルダーもあるため、ここでは通常の編集画面におけるプレースホルダーの種類を、大きく2つに分けて見ていきます。

テキスト用のプレースホルダー

テキスト用のプレースホルダーは、レイアウトによって次の種類があります。

  • タイトル
  • タイトル以外のテキスト(本文)

タイトルのプレースホルダーには「タイトルを入力」、本文などタイトル以外のプレースホルダーには「テキストを入力」と記載があり、それぞれフォントの種類やフォントサイズも違います。

テキスト用のプレースホルダー
プレースホルダーフォントフォントサイズ
タイトル游ゴシック Light 見出し32、44、60pt
タイトル以外のテキスト游ゴシック 本文16、24、28pt

ただしこれらはテンプレートのように、ある程度整ったデザインですぐにスライドを作れるよう設定されているだけ。

そのため、例えばタイトル用のプレースホルダーをタイトル以外のテキストのプレースホルダーと同じフォントや文字サイズにもできます。

コンテンツ用のプレースホルダー

コンテンツ用のプレースホルダーは、次のようなコンテンツの挿入画面をワンクリックで開けるボタンが付いています。

コンテンツ用のプレースホルダー

コンテンツ用のプレースホルダーに付いているボタン
図(画像)・SmartArt・レリーフ・ビデオ・表・グラフ

コンテンツを挿入するとプレースホルダーの点線枠が消えるため、プレースホルダーがコンテンツへ「代わった」ように見えますが、代わるわけではありません。

挿入したコンテンツを削除しても、プレースホルダーごと削除されるわけではなく元に戻るだけなので、代わるのではなく、器であるプレースホルダーにコンテンツが乗っている状態です。

器であるプレースホルダーにコンテンツが乗っている状態
テキストは箇条書きに設定されている

コンテンツ用のプレースホルダーは「テキストを入力」と記載があるように、テキスト入力もできます。

ただし、デフォルトで箇条書きになっているため、解除したい場合は「ホーム」の「段落」グループにある「箇条書き」をクリックしましょう。

テキストは箇条書きに設定されている「箇条書き」をクリック箇条書きを解除

プレースホルダーを追加する方法

スライド上へ新しくプレースホルダーを追加するには「スライドマスター」を使う必要があります。

スライドマスターについては「プレースホルダーとスライドマスター」、スライドマスターを使ってプレースホルダーを追加する手順については「プレースホルダーの追加方法」で詳しく見ていきましょう。

プレースホルダーとテキストボックスの違い

プレースホルダーとテキストボックスは、一見すると同じものに見えますが、下記のように様々な違いがあります。

プレースホルダーテキストボックス
特徴レイアウトの一部通常のオブジェクト
中に入れられるもの様々なコンテンツテキストのみ
追加方法スライドマスターのみ「挿入」からいつでも追加できる
アウトライン反映される反映されない

「パワーポイントのプレースホルダーとは?」で見ていただいた通り、プレースホルダーはレイアウトの一部で、テキストだけを入力できるタイプもあれば、画像やグラフなど様々なコンテンツを挿入できるタイプもあります。

また、テキストボックスは上部の編集メニューからいつでも挿入できますが、プレースホルダーはスライドマスターからでないと新しく追加できません。

さらに、アウトラインと呼ばれる機能は、プレースホルダーだけに反映されるなど、こうして比較するとプレースホルダーならではの要素がありますね。

ここからは、プレースホルダーと深く関係してくる、スライドマスターやアウトラインについて見ていきましょう。

プレースホルダーとスライドマスター

スライドマスター

プレースホルダーと大きく関わる要素の一つが、スライドマスターです。

スライドマスターを知らない・使ったことがない場合もあるかもしれませんが、もしパワーポイントで資料を作る機会が多いのであれば、機能や使い方を知っておくと、資料作りがもっとスムーズになります。

下記の記事ではスライドマスターをメインにお話ししているので、併せて見てもらえると嬉しいです。

>>パワーポイントのスライドマスターとは?特徴や使い方を解説

スライドマスターとは?

スライドマスターとは、スライド作成でのルールを設定できるような機能です。

一つ例を見てみましょう。

ここではスライドマスターの機能を知っていただくために、操作方法などの詳しい説明は一旦省きます。

まず、パワーポイントで「新しいプレゼンテーション」からスライド作成を始めると、下のように「タイトル スライド」のレイアウトが設定されており、タイトル・サブタイトルのプレースホルダーがあります。

「新しいプレゼンテーション」からスライド作成「タイトル スライド」のレイアウト

次にスライドマスター画面へ移動。

下の画像はスライドマスター機能が使える専用の画面ですが、今見ているスライドの上部に「マスタータイトルの書式設定」のテキストがありますよね。

「マスタータイトルの書式設定」

このテキストを、試しにメイリオ・太字・オレンジ色へデザイン変更します。

デザイン変更

通常の編集画面に戻ると、先ほど「マスタータイトルの書式設定」へ設定したデザインが、タイトルのプレースホルダーに反映されていますね。

タイトルのプレースホルダーに反映

さらに、新しいスライドを追加してみましょう。

「新しいスライド」ボタンの上部をクリックすると、デフォルトでは「タイトルとコンテンツ」のレイアウトでスライドが追加されます。

「新しいスライド」ボタンの上部をクリック

一枚目のスライドと同じように、タイトルのプレースホルダーへデザインが反映されていますね。

タイトルのプレースホルダーへデザインが反映

このように、スライドマスターではスライドデザインのルールを設定でき、一枚一枚その都度デザイン設定する手間が省けるんです。

プレースホルダーはスライドマスターの要

スライドマスターの画面を見ると、左側に並んでいるスライドは様々なレイアウトが設定されており、それぞれに配置されている枠線はプレースホルダーです。

左側に並んでいるスライド

上記で見ていただいたように、スライドマスターのプレースホルダーに設定した内容は通常の編集画面に反映され、入力欄の設置やデザイン設定が一括で行えます。

そのため、スライドマスターにおけるプレースホルダーは、デザインのルールを反映させるための大事な器なんです。

日付・フッター・スライド番号

通常画面で見るプレースホルダーの種類は、テキスト用(タイトル・タイトル以外)とコンテンツ用の2種類でしたが、スライドマスターではスライド下部に次のプレースホルダーも配置されています。

日付・フッター・スライド番号
  • 左下:日付
  • 中央下:フッター
  • 右下:スライド番号

しかし、通常画面にこれらのプレースホルダーが存在しないわけではなく、デフォルトで非表示になっているだけです。

日付・フッター・スライド番号の表示方法

通常画面で日付・フッター・スライド番号のプレースホルダーを表示させるには、次の手順で設定しましょう。

  1. 「挿入」をクリック
  2. ヘッダーとフッター・日付と時刻・スライド番号のどれかをクリック
  3. 表示させたい項目にチェック
  4. 「適用」または「すべてに適用」をクリック
1.「挿入」をクリック

「挿入」をクリックします。

「挿入」をクリック
2.ヘッダーとフッター・日付と時刻・スライド番号のどれかをクリック

「ヘッダーとフッター」「日付と時刻」「スライド番号」どれでも大丈夫なので、クリックしましょう。

ヘッダーとフッター・日付と時刻・スライド番号のどれかをクリック

どれを選んでも同じダイアログボックスが開きます。

どれを選んでも同じダイアログボックスが開く
3.表示させたい項目にチェック

表示させたい項目をクリックしてチェックを入れましょう。

フッターには文字入力欄があり、入力した文字が表示されるようになります。

表示させたい項目にチェック

また、一番下にある「タイトルスライドに表示しない」へチェックを入れれば、文字通りタイトルスライドにはチェックした項目が表示されません。

4.「適用」または「すべてに適用」をクリック

「適用」をクリックすると、チェックした項目の表示が今開いているスライドだけに反映されます。

全スライドに反映させたい場合は「すべてに適用」をクリックしましょう。

「適用」または「すべてに適用」をクリック

3つすべてを表示設定すると下の画像のようになりますが、ほかのプレースホルダーと同じように、スライドマスターでデザインの一括設定もできます。

3つすべてを表示設定

また、ページ番号については下記の記事で詳しくお話ししているので、設定したい場合は見てもらえると嬉しいです。

>>パワーポイントのページ番号はどう付ける?表示方法を確認

スライドマスターの開き方・閉じ方

スライドマスターの開き方や閉じ方について、詳しい操作方法を見ていきましょう。

スライドマスターの開き方

スライドマスターを使う時は、通常の編集画面から一旦離れ、スライドマスター専用の画面に移って設定しますが、開き方は次のように簡単です。

  1. 「表示」をクリック
  2. 「スライドマスター」をクリック
1.「表示」をクリック

「表示」をクリックします。

「表示」をクリック
2.「スライドマスター」をクリック

「スライドマスター」をクリックすれば、スライドマスター専用の編集画面に切り替わります。

「スライドマスター」をクリック

スライドマスターの閉じ方

スライドマスターの閉じ方は二通りあるので、どちらでもOKです。

  • 「スライドマスター」の「マスター表示を閉じる」をクリック
  • 「表示」の「標準」をクリック
「スライドマスター」の「マスター表示を閉じる」をクリック「表示」の「標準」をクリック

プレースホルダーの追加方法

プレースホルダーはテキストボックスと違い、スライドマスターでのみ追加できるオブジェクトですが、追加方法はとても簡単です。

スライドマスター画面の「スライドマスター」タブにある「プレースホルダーの挿入」をクリックし、追加したい箇所でマウスドラッグまたはクリックするだけ。

「プレースホルダーの挿入」をクリック追加したい箇所でマウスドラッグまたはクリック

ただし、ボタンが上下に分かれており、ボタン上部をクリックすると「コンテンツ」のプレースホルダー、ボタン下部をクリックするとプレースホルダーの種類を選んで挿入できます。

ボタン下部で選んだ種類は、上部のボタンに適用され続ける仕組みです。

ボタン下部をクリックするとプレースホルダーの種類を選んで挿入

プレースホルダーを追加できるのはレイアウトスライドのみ

スライドマスターは、大きく分けて2種類のスライドがあります。

スライドマスターの画面を開いた時、少し下へスクロールされた状態になっているので、上へスクロールすると、少し大きめのスライドが一番上にあり、その下へ連なるようにスライドが点線で繋がっている状態です。

少し下へスクロールされた状態上へスクロール

一番上のスライドは「親」、その下に連なるスライドは各レイアウトのデザイン設定ができる「子」のようになっています。

プレースホルダーは、「子」である各レイアウトスライドだけに追加でき、「親」である一番上のスライドには追加できません。

プレースホルダーは一番上のスライドには追加できない
スライドマスターにおける2種類のスライド

例えば一番上にある「親」スライドに対して、タイトルテキストとなる「マスタータイトルの書式設定」にデザインを設定すると、すべての「子」スライドの「マスタータイトルの書式設定」に同じ内容が反映される仕組みです。

スライドマスターの親子関係

「子」スライドごとにデザインを設定すれば「親」スライドで設定した内容を無視することもできます。

プレースホルダーを追加するとどうなる?

プレースホルダーを追加するとどうなるのか、例を見てみましょう。

今回は「タイトルのみ レイアウト」へプレースホルダーを追加します。

「プレースホルダーの挿入」で、スライドの左側にプレースホルダーを追加しました。

スライドの左側にプレースホルダーを追加

スライドマスターを閉じて通常の編集画面に戻り、「新しいスライド」ボタンの下部または「スライドのレイアウト」で、レイアウトの種類を開きます。

この時点で「タイトルのみ レイアウト」にプレースホルダーが追加されているのが分かりますね。

「タイトルのみ レイアウト」にプレースホルダーが追加されている

実際に「タイトルのみ レイアウト」を選択すると、このように、先ほどスライドマスターで追加したプレースホルダーが反映されています。

先ほどスライドマスターで追加したプレースホルダーが反映

もちろん今回のような追加だけでなく、元々配置されているプレースホルダーの大きさ(範囲)や位置も調整可能です。

プレースホルダーとアウトライン

アウトライン

プレースホルダーに関連する要素としてもう一つ挙げられるのが、アウトラインです。

アウトラインは、情報を階層化して分かりやすく整理するような機能で、WordやExcelなどパワーポイント以外にも付いている機能。

しかし、パワーポイントはプレゼンテーション、Wordは文書作成のように、それぞれ役割が違うため、詳しい使い方も違います。

ここではパワーポイントのアウトラインについて、詳しく見ていきましょう。

パワーポイントのアウトラインとは?

パワーポイントは、Wordで作るような文書と違って、下記のような見た目(視認性)・デザインの要素も大切になります。

  • 情報を分かりやすく見せる
  • ブランドや内容と合ったデザインにする

こうした特徴を持つパワーポイントで、テキストだけを抽出して閲覧・編集できるのがアウトラインです。

下の画像のうち、左に表示されているテキストが、パワーポイントのアウトライン。

パワーポイントのアウトライン

このように、スライドでは配置やデザインなどの情報も加わっていますが、アウトラインではテキストの内容だけを見られます。

パワーポイントでアウトラインを開く方法

アウトラインの表示方法は簡単で、「表示」タブの「アウトライン表示」をクリックするだけ。

「表示」タブの「アウトライン表示」をクリック

元の画面に戻したい場合は、隣にある「標準」をクリックしましょう。

元の画面に戻したい場合は隣にある「標準」をクリック

プレースホルダーの文字だけがアウトラインに表示される

パワーポイントのアウトラインに表示されるのは、プレースホルダー内に入力されたテキストのみで、テキストボックスに入力したテキストはアウトラインとして表示されません。

プレースホルダーの文字だけがアウトラインに表示されるテキストボックスに入力したテキストはアウトラインとして表示されない

そのため、アウトラインでテキストを管理したい場合は、プレースホルダーでテキスト入力する必要があります。

このような理由から、プレースホルダーはアウトラインと深い関係があるんです。

表やグラフのテキストは反映されない

プレースホルダーの中には、表・グラフ・SmartArtなども挿入でき、これらはテキスト入力できる部分もありますが、アウトラインには反映されません。

あくまで、プレースホルダーに直接入力したテキストだけが反映されます。

アウトラインにおけるプレースホルダーの見方

パワーポイントのアウトラインに、プレースホルダーがどのように反映されるのか、アウトラインの見方を詳しく確認していきましょう。

プレースホルダーごとに番号が振られる

アウトラインに表示されるテキストは基本的に、次の2種類に分けられます。

アウトラインに表示されるテキスト
  • タイトルプレースホルダー
  • その他のプレースホルダー

「タイトルを入力」と記載があるプレースホルダーは、アウトライン上で大見出しのように表示され、文字は太字です。

その他のプレースホルダーに入力したテキストは、プレースホルダーごとに番号で分けられます。

左のプレースホルダーから順に1、2と振られ、スライドマスターを使ってプレースホルダーを追加した場合は、追加した順に番号が続きます。

見出しによる段落の階層化が前提

アウトラインを見ると、タイトルが大見出し、その他のプレースホルダーに入力されたテキストは小見出しになっており、階層化されているのが分かります。

階層化されている

このように、アウトラインは各プレースホルダーに見出しレベルが付き、文章を階層化して見られるんです。

元々プレースホルダーのテキスト自体が、見出しで階層化しやすいようになっており、各レイアウトに配置されているプレースホルダー(タイトル以外)を見てみると、箇条書きできるようになっているものが多数。

箇条書きできるようになっている

アウトラインにおいて、箇条書き(リスト)は見出しの階層化として使えるようになっており、Tabキーを押すと見出しレベルを簡単に下げられます。

また「プレースホルダーとスライドマスター」で見ていただいたように、スライドマスターのプレースホルダーを見ると、最初からテキストが階層化されており、見出しレベルごとにデザインを設定できると分かりますね。

見出しレベルごとにデザインを設定できる

アウトラインにおけるプレースホルダーの編集

パワーポイントでのアウトラインは、デザインなどの情報を抜いた文字情報だけを抽出できるため、文章だけに集中したい時に便利。

プレースホルダーに入力したテキストはアウトラインに表示されますが、表示だけでなく編集もできます。

アウトラインで直接テキスト編集できる

また、アウトラインには文字サイズや色などデザインが反映されません。

しかし、一つ前で見ていただいたように、プレースホルダーは見出しによる階層化を得意としているため、箇条書きや段落番号は反映され、見出しレベルの変更などは編集できます。

プレースホルダーの編集内容はリアルタイムで反映される

スライド上に配置しているプレースホルダーのテキストを編集すると、リアルタイムでアウトライン側にも反映されます。

そのため、編集しやすい方を選べるのも便利なポイントですね。

プレースホルダーの編集内容はリアルタイムで反映される

アウトラインでもスライド一覧のような編集はできる

プレースホルダーとは話が逸れますが、アウトラインを表示していると、標準画面のようなスライド一覧ではなくなりますよね。

しかし、サムネイル表示がなくなっただけなので、新しいスライドの追加はもちろん、マウスドラッグでスライドを移動させて順番を変えたり、BackSpaceでスライドを削除することも、通常通りできます。

アウトラインの左端に表示される番号がスライド番号(ページ数)で、その右にある白い四角がスライドを表すアイコンになっているため、スライド単位で選択や移動をする場合はアイコンをクリック・マウスドラッグしましょう。

アウトラインでもスライド一覧のような編集はできる

また、アウトライン上でCtrlを押しながらマウスホイールを動かせば、拡大・縮小もできるため、見やすいサイズに調整するのもお勧めです。

最後に。

ここまで私と一緒に見ていただきありがとうございます。

パワーポイントを使った資料作成は、プレースホルダーの代わりにテキストボックスを使うことも多いかもしれませんが、プレースホルダーの役割や機能を知っておくと、場合によっては資料が作りやすくなるかもしれません。

とくにプレースホルダーを使う機会の多いスライドマスターは、よく資料作成するなら知っておいて損はないので、ぜひ使ってみてほしいです。

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著者:エンプレス編集部 fukuyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2018年よりマッチングプラットフォームを運用支援。事業譲渡後は「エンプレス」にて、お客様支援のために外部パートナーと協力する傍ら、自らもコラムを執筆して日々有益な情報発信に努め、すでに220万字を突破。
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