パワーポイントでチェックボックスを作る方法

  • | 公開 2024年12月06日
資料ノウハウ
パワーポイントでチェックボックスを作る方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:fukuyamaです。用途に合った作り方でチェックボックスを作りましょう!

資料を作る際、チェックボックスを設置したいシーンが出てくるかもしれません。

パワーポイントで作れる2種類のチェックボックスについて、作り方をまとめました。

  • チェック機能があるチェックボックス
  • チェック機能がなく見た目だけのチェックボックス

目的に合った方法で作ってもらえればと思うので、私と一緒に見ていきましょう。

パワーポイントでチェックボックスを作る手順

まず前提として知っておいてほしいのですが、パワーポイントには特殊な設定をしていない限り、チェックボックスを作る項目がありません。

しかし、その項目は裏にしまってあるだけなので、特殊な設定で表に表示させてあげればいいんです。

特殊といっても普段あまり触れない項目なだけであって、やることはとても簡単なので、項目を表示するところからチェックボックスの作成までまとめて見ていきましょう。

1.「ファイル」をクリック

「ファイル」をクリックします。

「ファイル」をクリック

2.「オプション」をクリック

左下にある「オプション」をクリックします。

「オプション」をクリック

3.「リボンのユーザー設定」をクリック

「リボンのユーザー設定」をクリックします。

「リボンのユーザー設定」をクリック

4.「開発」にチェックを入れる

設定項目の一覧が2つ表示されるので、右側の一覧を下へスクロールして「開発」にチェックを入れます。

「開発」にチェックを入れる

5.「OK」をクリック

最後に「OK」をクリックします。

「OK」をクリック

元のパワーポイント画面に戻ってくるので、上部の編集メニューを見てみると、「開発」タブが増えているはず。

「開発」タブ

この「開発」タブによって、チェックボックスを作れるようになるんです。

6.「開発」をクリック

ここまで見ていただいた手順で開発タブを表示できたので、次は本題となるチェックボックスを作っていきましょう。

先ほど増やした「開発」をクリックします。

「開発」をクリック

7.「チェックボックス」をクリック

「コントロール」のグループにある「チェックボックス」をクリックします。

「チェックボックス」をクリック

8.チェックボックスを作りたい部分でクリック

マウスカーソルが十字になっていると思うので、スライド上のチェックボックスを作りたい部分でクリックします。

チェックボックスを作りたい部分でクリック

9.「ActiveX」を有効にする

「ActiveX」を有効にする

上記のような通知が表示されるので「ActiveXを有効にする」をクリックします。

チェックボックス

これでチェックボックスが作れましたが、テキストが邪魔なので、次のステップで続けて消していきましょう。

ActiveXとは

これまでパワーポイントに搭載されていた機能ですが、セキュリティ面の脆弱性により、Office2024からはデフォルトで無効に設定されています。

開発タブからマクロのセキュリティを選択してActiveXの設定を見てみると、4段階に分けられており、一番下は危険性が強く非推奨となっていますが、今回の操作でActiveXが部分的に有効になり危険を伴う可能性があることは覚えておきましょう。

10.テキストを右クリックしてメニューを表示

「CheckBox1」のテキストを右クリックします。

テキストを右クリックしてメニューを表示

11.「チェックボックスオブジェクト」で「編集」をクリック

「チェックボックスオブジェクト」で「編集」をクリックします。

「チェックボックスオブジェクト」で「編集」をクリック

12.テキストを削除

テキストが編集できるようになるので、BackSpaceキーで全て削除します。

テキストを削除テキストを削除

13.位置を調整する

あとはマウスで位置を調整すればOKです。

位置を調整する

Ctrlキーを押しながらマウスドラッグすれば、上の画像のように複製もできます。

チェックボックスにチェックを入れる方法

作ったチェックボックスをクリックしてみると分かりますが、肝心のチェックを入れられないはずです。

スライドショーであればチェックを入れられるため、チェックを入れたい時・外したい時はスライドショーを開いて操作しましょう。

1.「スライドショー」をクリック

「スライドショー」をクリックします。

「スライドショー」をクリック

2.スライドショーを開始

「最初から」または「現在のスライドから」で、スライドショー画面に切り替わります。

スライドショーを開始

3.チェックボックスにチェックを入れる

チェックボックスにチェックを入れます。

チェックボックスにチェックを入れる

チェックボックスが二重に表示される場合

チェックボックスが二重に表示される場合

画像のように、不具合でチェックボックスが二重に表示される場合があり、その時は意図せず表示されている方をクリックすることでチェックが入れられました。

元の編集画面に戻ると二重表示ではなくなっており、チェックは入っているはずです。

元の編集画面

チェック機能なしのチェックボックスを作る手順

ここまで見ていただいたのは、ボックスをクリックすると実際にチェックが入れられるチェックボックスの作り方ですが、大きさを変えられないのが難点。

そこで、チェックボックスを作るもう一つの方法として、アイコンや図形を使った作り方を見ていきましょう。

この方法で作ると、ボックスをクリックしてもチェックが入れられず、見た目だけのチェックボックスではありますが、大きさや色を自由に変えられるため、機能なしのシンプルなチェックリストを作りたい場合にオススメです。

1.「挿入」をクリック

「挿入」をクリックします。

「挿入」をクリック

2.「アイコン」をクリック

「アイコン」をクリックします。

「アイコン」をクリック

3.「チェック」で検索

検索ボックスに「チェック」と入力します。

「チェック」で検索

4.チェックボックスアイコンを選択して「挿入」をクリック

「チェック」に関するアイコンが表示されるので、チェックボックスアイコンを選択して「挿入」をクリックします。

チェックボックスアイコンを選択して「挿入」をクリック

今回は太めのチェックボックスアイコンにしました。

5.位置やサイズを調整する

位置やサイズを調整します。

位置やサイズを調整する

6.必要に応じて空のチェックボックスを作る

必要に応じてチェックが入っていないボックスも作りましょう。

むしろ、チェック機能がないチェックボックスを作る場合は、こちらの方が必要かもしれません。

しかし、シンプルな正方形を作るだけなのでとても簡単です。

1.「挿入」をクリック

「挿入」をクリックします。

「挿入」をクリック

2.「図形」をクリック

「図形」をクリックします。

「図形」をクリック

3.「正方形/長方形」をクリック

「正方形/長方形」をクリックします。

「正方形/長方形」をクリック

4.Shiftキーを押しながらマウスドラッグして正方形を作る

Shiftキーを押しながらマウスドラッグして正方形を作ります(Shiftキーを押しながらでないと正方形が作りづらいです)。

Shiftキーを押しながらマウスドラッグして正方形を作る

5.「図形の塗りつぶし」で「塗りつぶしなし」にチェックを入れる

「図形の塗りつぶし」で「塗りつぶしなし」にチェックを入れます。

「図形の塗りつぶし」で「塗りつぶしなし」にチェックを入れる

6.「図形の枠線」でチェックボックスアイコンと同じ色を選択

「図形の枠線」でチェックボックスアイコンと同じ色を選択します。

アイコンの色を変えていなければ黒色なので、今回も黒色を選びましょう。

「図形の枠線」でチェックボックスアイコンと同じ色を選択

7.正方形を右クリックして「図形の書式設定」を選択

正方形を右クリックして「図形の書式設定」を選択します。

塗りつぶしがなしになっているので、枠線部分で右クリックしましょう。

正方形を右クリックして「図形の書式設定」を選択

8.「塗りつぶしと線」で「線」をクリック

「線」をクリックします。

「線」をクリックします。

9.幅を調整する

幅を調整しますが、チェックボックスをどのように使うかで調整具合が変わるため、あなたの用途に合わせて変えてみてください。

幅を調整する

チェックボックスアイコンと全く同じ幅にすることもありますし、下記の例のような使い方であれば、空のボックスのみサイズを揃えるだけで済む場合もあります。

チェックボックスの例

最後に。

ここまで私と一緒に見ていただきありがとうございます。

チェック機能があるタイプだけでなく、見た目だけのチェックボックスも、資料で伝えたい内容によっては便利です。

目的に合わせて上手にチェックボックスを使ってみてくださいね。

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著者:エンプレス編集部 fukuyama(運営会社ファングリー
住所:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル5F
2018年よりマッチングプラットフォームを運用支援。事業譲渡後は「エンプレス」にて、お客様支援のために外部パートナーと協力する傍ら、自らもコラムを執筆して日々有益な情報発信に努め、すでに220万字を突破。
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