
いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。ロジックツリーのデザインを色々見ていきましょう!
資料作りの時、相手をどうしても論理的に説得したい時は、思考の道筋が伝わるようロジックツリーを使うと効果的です。
「ツリー」とは言いますが、ツリー構造だけではなく、要は思考の流れが分かればいいので、表現の仕方も様々。
ロジックツリーのデザインを見ながら、あなたが説明したい情報に合うデザインを探してみてください。
ロジックツリーの基本は思考を深掘りしていくことですが、資料として表現する際に、上から下への深掘りだけでなく、左から右へ思考の変化を示すことなど、可視化の仕方は色々なので、デザイン例をご確認くださいませ。
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ツリー型
上下階層
目的・目標を頂点とし、それを達成するために解決すべき問題を配置、さらに問題を解決するための具体的な課題を階層的に表現したロジックツリーです。上から下への流れで、目的から問題、そして具体的な課題へと深掘りしていく思考プロセスを示しており、問題解決の道筋を可視化するのに役立ちます。各要素は関連付けられており、構造的に問題を理解し、解決策を検討するために利用できます。

左右展開
目的・目標を中心に据え、そこから派生する複数の問題と、各問題に対応する課題を左右に展開したロジックツリーです。目的達成には複数の克服すべき障壁(問題)が存在し、それぞれの障壁に対して具体的な行動計画(課題)を設定。横方向への展開は、異なる問題群とそれに対応する解決策を並列的に示すことで、多角的な視点からの問題解決のアプローチを表現しています。

特定の問題解決を重要視
目的・目標から派生する複数の問題のうち、左側の問題解決をより深く掘り下げているロジックツリーです。左側の問題に対しては、さらに具体的な課題が階層的に展開されている一方、右側の問題は比較的浅いレベルで課題を表示。これは、特定の問題領域がより重要視され、集中的に分析・解決策検討が進められている状況が表せられるため、リソース配分や優先順位付けの意図が読み取れる表現になっています。

重要なポイントを明確にする
重要なポイントが色分けや強調表示によって明確にされており、特に着目すべき問題や課題が資料の読み手に分かりやすいよう設計。このデザインは、議論や検討の焦点を絞り、優先的に取り組むべき要素を読み手に伝えるのに効果的です。

問題の分類
問題が複数のカテゴリに分類されている様子を可視化して、それぞれの問題群に対して個別の解決策(課題)を検討。この表現を使えば、複雑な問題を整理しながら、問題の構造を理解し、効率的な課題解決につなげるためのフレームワークとして活用できます。

問題のレベル分け
目的・目標から派生する問題を、その影響度や範囲に応じて大・中・小のレベルに分類し、それぞれのレベルの問題に対応する課題を階層的に示したロジックツリーです。大きな問題から順に深掘りし、具体的な課題へと落とし込むことで、問題解決の優先順位付けや、リソース配分の検討に役立ちます。問題の粒度を段階的に示すことで、複雑な問題構造を整理し、理解を深める効果が期待できます。

フロー型
段階的に課題が多くなる
目的・目標から発生する問題に対し、段階的に詳細な課題が展開される様子を示したロジックツリーです。問題解決に向けて、初期段階では比較的少ない課題が設定され、分析が進むにつれて具体的なアクションが細分化され、課題の数が増加していくプロセスを表現。問題解決のフェーズが進むにつれて、より具体的な実行レベルのタスクが明確になる状況が表せます。

問題・課題に対する具体的な行動
目的・目標から特定された問題に対し、それを解決するための具体的な施策・行動レベルの課題を詳細に展開したロジックツリーです。問題解決に向けた実行段階の具体的な行動が多数示されており、抽象的な課題から、より実践的なレベルに落とし込まれている様子がわかります。問題解決を具体的なアクションプランに転換し、実行に移すフェーズが表現できるデザイン。

フェーズを分けて課題を可視化
目的・目標から問題、そして複数のフェーズに分割された課題へと、時間軸やプロジェクトの進捗に沿って問題解決の道筋を示したロジックツリーです。問題解決のプロセスを段階的に可視化し、各フェーズで取り組むべき具体的な課題を明確にすることで、計画的な課題解決を促進。長期的な取り組み、またはフェーズごとの目標やタスクを管理するのに役立つデザインです。

段階的
問題解決のステップを明確にすることで、各段階で何に取り組むべきかを理解しやすくし、スムーズな進行を促します。複雑な問題を段階的に解決していきたい時に使えるデザインです。

左から右へ段階的に進む
目的・目標から始まり、問題、そして段階的に具体的な課題へと、左から右へ時間軸やプロセスに沿って展開していくロジックツリーです。問題解決の道のりを順を追って示しており、各段階で取り組むべき内容が明確になっています。プロジェクトの進行や、問題解決のフェーズを可視化するのに適したデザインです。

課題の分類化
目的・目標から発生する問題に対し、複数の異なる種類の課題が並列的に存在することを示したロジックツリーです。問題解決のために、多角的なアプローチが必要であり、それぞれの課題を異なる側面から問題に取り組むことを表現。単一の解決策ではなく、複数の方向性から課題解決を目指す場合に有効なデザインの型。

ドリルダウン型
複数の問題を取り扱い
目的・目標の達成を阻む複数の問題を並列に示し、それぞれの問題に対応する課題をさらに展開したロジックツリーです。単一の目標に対し、複数の異なる側面から解決すべき課題が存在することを示しており、全体像を把握するのに役立ちます。複雑な問題に対して、複数の方向からアプローチする必要があることをデザインしています。

上から下へ思考を振り下げ
目的・目標を頂点とし、そこから下層へ向かって解決すべき問題と、さらに具体的な課題へと思考を掘り下げて表現したロジックツリーです。上位の概念から下位の具体的な要素へと段階的に分解することで、問題の本質を明らかにし、実行可能な解決策を導き出すプロセスを示しています。問題解決の構造を視覚的に表現したものです。

ブレイクダウン型
目的・目標を頂点とし、そこから下層へ向かって解決すべき問題と、さらに具体的な課題へと段階的に要素を分解したロジックツリーです。上位の要素をより小さく、具体的な要素に落とし込むことで、問題の構造を明確にし、実行可能な解決策を見出すプロセスを示しています。目標達成までの道筋をシンプルに表し、取り組むべき具体的なタスクを洗い出す際に有効なデザインです。
計算式型
目標、問題、そして複数の課題を数値と計算式で表現した、定量的なロジックツリーです。各要素が具体的な数値で表され、それらの関係性が計算式によって示されている点が特徴です。目標達成度合いや問題の深刻度を数値化し、課題の達成目標を定量的に設定することで、より客観的で測定可能な問題解決アプローチができるデザイン。

ファネル型
対応すべき課題の広さから表現して、目標へ近づくにつれて狭まっていくイメージを可視化しています。左にファネル、右には具体的な行動や施策などを入れて、段階的になにをすれば目標達成までたどり着くのか分かりやすいデザイン。

マインドマップ型
目的・目標を中心に配置し、そこから放射状に問題と、さらに詳細な課題をマインドマップのように展開したロジックツリーです。中心の目的から関連する要素が分岐していくことで、問題解決に必要な要素間の繋がりや全体像が視覚的に把握しやすくなっています。発想を広げながら、問題と課題の関係性を整理するのに適したデザインです。
