GA4でSNS経由の流入数を見る方法

  • | 公開 2024年09月18日
Googleアナリティクス
GA4でSNS経由の流入数を見る方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。何のソーシャルメディアを経由して訪問したのか、GA4を使って確認していきましょう。

ホームページやアプリの集客状況は、常に把握しておきたい情報の一つですよね。

その中でも、X・Instagram・TiktokなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を経由した訪問は、今後の施策のウェイトを考える上で欠かせません。

GA4(Googleアナリティクス4)を使えば、各SNS経由の訪問情報を可視化できるため、手順を確認していきましょう。

GA4のレポートでSNS経由のトラフィック総数を確認する

まずは全体的なSNS流入を調べたい時は、レポート機能を活用します。

手順:[レポート] → [集客] → [トラフィック獲得]

トラフィックの獲得画面で、Organic SocialまたはPaid Socialを見れば、どのくらいSNSからのトラフィックが獲得できているか、全体像を確認できます。

Organic Social広告以外のSNS流入
Paid Social広告からのSNS流入

GA4の探索画面でページごとのSNS経由を確認する流れ

GA4でページごとのSNS流入を確認したい時は、探索機能を使います。

参照元を絞り込めば、各SNSごとでデータも確認できるため、手順を見ていきましょう。

参照元とは?
GA4における参照元とは、ホームページやアプリへ訪問したユーザーが、どこを経由して来たのか示す情報です。たとえばGoogleなどの検索エンジンであればOrganic Search、直接URLを入力して訪問したならDirectと表記されます。

STEP1:GA4の画面を開く

GA4の画面を開く

ページごとでSNS経由のセッションを見ていきたいので、まずはGA4を開きます。

STEP2:[探索]をクリック

[探索]をクリック

画面左側に表示された[探索]をクリックします。

STEP3:[空白]をクリック

[空白]をクリック

新しいデータ探索を行っていくため、テンプレートの[空白]か[自由形式]のどちらかをクリックします。

STEP4:変数の[ディメンション]をクリック

変数の[ディメンション]をクリック

どのデータを表示させるか決めるため、変数枠内の[ディメンション]をクリックします。

STEP5:ディメンションを選択してインポート

ディメンションを選択する

ディメンションの選択画面が、画面右からスライドして表示されたら、下記の2つにチェックを入れていきます。

ディメンション選択
ページ / スクリーンページ タイトル
トラフィック ソースセッションの参照元

それぞれ選択できたら、画面右上の青い[インポート]ボタンをクリックします。

STEP6:変数の[指標]をクリック

変数の[指標]をクリック

ディメンションに対して、何のデータを表示させるか決めるため、変数枠内の[指標]をクリックします。

STEP7:指標を選択してインポート

指標を選択する

指標の選択画面が画面右からスライドして表示されたら、下記をチェックします。

指標選択
セッションセッション

[セッション]にチェックを入れたら、画面右上の[インポート]ボタンをクリックします。

PVを確認した場合は?
各SNS経由でページが見られた回数を見たければ、セッションではなくページ / スクリーンの[表示回数]にチェックをしてインポートしましょう。

STEP8:選択したディメンション・指標を[設定]へ入れる

選択したディメンション・指標を[設定]へ入れる

ディメンションと指標の変数が選択できたら、それぞれを設定枠にもセットします。

[変数]を[設定]へセットする2つの方法
方法① ドラッグ&ドロップ
方法② 各変数をダブルクリック

ディメンション・指標それぞれに変数をセットする
設定セットする変数
ページ タイトル、セッションの参照元
セッション

それぞれをセットすると、右側のデータ表示枠で、ページごとの参照元とセッション数が表示されます。

STEP9:[フィルタ]をクリック

[フィルタ]をクリック

全ての参照元が表示されている状態なので、特定のSNS経由へ絞り込むため、設定枠内の[フィルタ]をクリックします。

フィルタの配置場所
設定枠の下の方に[フィルタ]が配置されているため、スクロールして探しましょう。

STEP10:[セッションの参照元]をクリック

[セッションの参照元]をクリック

フィルタをクリックすると、セットしたディメンション・指標の変数が表示されます。

参照元で絞り込みたいので[セッションの参照元]をクリックしましょう。

STEP11:[条件]をセットする

[条件]をセットする

セッションの参照元で絞り込むため、さらに条件を設定する枠が表示されます。

条件セットする内容
マッチ タイプを選択してください含む
式を入力pinterest

条件には色々ありますが、表示を簡単に確認したいだけなので[含む]を選び、調べたいSNSはサンプルとして[pinterest]を入れました。

条件の種類
マッチタイプの選択肢には、指定した内容が含む含まない場合、または一致する一致しない場合などが選択できるため、調べやすい条件を設定しましょう。

GA4上の各SNSの表記例

主要な各SNS表記例
X(旧Twitter)t.co、twitter.com
Instagraminstagram.com、l.instagram.com、lm.instagram.com
Facebookfacebook.com、l.facebook.com、lm.facebook.com
YouTubeyoutube.com
TikToktiktok.com
LinkedInlinkedin.com

STEP12:[適用]をクリック

[適用]をクリック

条件がセットできたら[適用]をクリックします。

STEP13:[フィルタ]にかけた参照元が表示される

[フィルタ]にかけた参照元が表示される

フィルタの設定が完了したら、画面右側のデータ表示枠には、指定した参照元の情報だけが表示されます。

これで、各SNSからのトラフィック状況が確認できるようになりました。

フィルタを調整して、調べたいSNSの流入を確認していきましょう。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
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2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツ制作から運用、100社以上のお客様支援を通して得たノウハウもコラムで投稿中。
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