GA4で特定IPからのトラフィックを除外する方法

  • | 公開 2024年09月19日
Googleアナリティクス
GA4で特定IPからのトラフィックを除外する方法

いつも見て頂きありがとうございます!「エンプレス」の編集部:sugiyamaです。GA4では計測したくないトラフィックを、管理画面の設定で除外できます。

webサイトまたはアプリを運用していると、自社・メンバー・クライアントなど、計測したくないトラフィック情報が出てきます。

何も設定しないと、自分たちが検証のためにアクセスした分などが、すべてGA4(Googleアナリティクス4)で計測されてしまうため、ユーザーの正確な行動を把握するには、不要な情報の計測は避けなければいけません。

GA4の管理画面では、IPを指定してトラフィックを除外できるため、設定方法を確認していきましょう。

トラフィックとは?
webサイトやアプリを訪れたユーザーの行動を指します。ページを開く、クリックする、スクロールする、ダウンロードするなど、あらゆる活動が含まれます。

特定IPからのトラフィックを除外する方法

GA4では、実際に利用してくれるユーザーの情報だけを扱いたいので、運営側の情報は除外したいケースが多いと思います。

管理画面の機能を使えば、特定IPのトラフィックを除外できるため、設定方法を確認していきましょう。

STEP1:GA4の画面を開く

GA4の画面を開く

特定のIPを指定して、計測対象から除外したいので、GA4をまずは開きます。

STEP2:[管理]をクリック

[管理]をクリック

左ナビゲーション内の下に配置された[管理]をクリックします。

STEP3:[データストリーム]をクリック

[データストリーム]をクリック

データの収集と修正枠の[データストリーム]をクリックします。

STEP4:[ストリーム]をクリック

[ストリーム]をクリック

データストリーム画面内の、特定IPのトラフィックを除外したい[ストリーム]をクリックします。

STEP5:Googleタグ枠の[タグ設定を行う]をクリック

Googleタグ枠の[タグ設定を行う]をクリック

ウェブストリームの詳細画面にて、Googleタグ枠の[タグ設定を行う]をクリックします。

STEP6:[内部トラフィックの定義]をクリック

[内部トラフィックの定義]をクリック

Googleタグ画面の中から[内部トラフィックの定義]をクリックします。

STEP7:内部トラフィックの定義の[作成]をクリック

内部トラフィックの定義の[作成]をクリック

内部トラフィックの定義を新しく作成するため、青い[作成]ボタンをクリックします。

STEP8:[ペン]マークをクリック

[ペン]マークをクリック

内部トラフィックのルールを作成するため[ペン]マークをクリックします。

STEP9:[IPアドレスを確認]をクリック

[IPアドレスを確認]をクリック

IPアドレスを確認するため[IPアドレスを確認]リンクをクリックします。

IPアドレスを知る方法
あなた自身の自宅のIPアドレスではなく、誰か別の場所または別メンバーの自宅のIPアドレスのトラフィックを除外したい場合は、下記のURLへ遷移してIPを確認してもらいましょう。
IPアドレスの確認サイト:https://whatismyipaddress.com/ja/index

STEP10:除外したいIPアドレスを確認する

除外したいIPアドレスを確認する

自宅または特定の場所のIPアドレスが確認できたら、コピーしておきます。

IPアドレスの例(数字)
1xx.xxx.xxx.xx

STEP11:各項目を入力・変更していく

各項目を入力・変更していく

内部トラフィックルールの作成画面に戻ったら、各項目を入力・変更していきます。

項目説明入力例
ルール名ルールの名称を任意で入れる本社
IPアドレスのマッチタイプ条件IPアドレスが次と等しい
IPアドレスの値IPアドレス1xx.xxx.xxx.xx

STEP12:新しいルールが作成されたか確認

新しいルールが作成されたか確認

内部トラフィックの定義画面で、さきほど作成した新しいルールが追加されているかを確認します。

STEP13:各画面を閉じる

実際にトラフィックが除外されているか確認したいので、各画面を閉じていきます。

① 内部トラフィックの定義画面を[×]で閉じる

内部トラフィックの定義画面を[×]で閉じる

② Googleタグ画面を[×]で閉じる

Googleタグ画面を[×]で閉じる

③ ウェブストリームの詳細画面を[×]で閉じる

ウェブストリームの詳細画面を[×]で閉じる

STEP14:[レポート]をクリック

[レポート]をクリック

管理画面に戻ってきたら、左ナビゲーションの中から[レポート]をクリックします。

STEP15:[リアルタイム]をクリック

[リアルタイム]をクリック

レポート画面の[リアルタイム]をクリックします。

STEP16:IP除外の確認

リアルタイム画面で計測されないか確認する

管理画面で設定した特定IPのトラフィックが、リアルタイム画面で計測されないか確認します。

確認時のポイント
よく見られているページで確認すると、他ユーザーのトラフィックと混ざって確認しづらいため、あまり閲覧されないようなページを開き、表示回数の枠でカウントされないか確認すると分かりやすいです。

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著者:エンプレス編集部 sugiyama(運営会社ファングリー
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2012年よりwebデザイナーとしてデジタルマーケティングの支援を開始。その後はマッチングプラットフォームの立ち上げ、売上ゼロからグロースに携わり黒字化後に事業譲渡。現在は「エンプレス」にてプロジェクトマネージャーを務め、コンテンツ制作から運用、100社以上のお客様支援を通して得たノウハウもコラムで投稿中。
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